341. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
あー、そういやこんなのも観たなー。という、うっすらとした記憶のみの作品。エヴァはけっこう好きな方だが、全体としてこの作品はどう位置づけたらいいのか。「映画」といえるような作品ではない。 [ビデオ(邦画)] 1点(2005-07-06 14:55:48) |
342. 真実の行方
《ネタバレ》 「どんでん返し」を扱った作品は数多く、結末の意外性からけっこう話題にもなるが、その多くは「結末が分かっちゃったら何も面白くない作品」でしかない。そして、結末が読めた・読めなかったに関わらず、1度観てしまうと2度観る気はあまりしない。本作はそんな作品の1つ。生まれて初めて観る映画が本作だったら衝撃を受けるだろうが安易にどんでん返しが乱発されている昨今、こんなんで驚く人間はそう多くないと思う。蛇足だが、どんでん返しの映画は未見の人間に「これはどんでん返しだよ」と伝えてしまうとその時点でネタバレになり、そんな言葉を聞かされてから観る人はいらん詮索をしながら名作を観るハメになるので、本当に素晴らしいと思った映画を「コレはどんでん返しがすごいよ!」などと人に勧めるのはやめましょう。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-06 14:42:03) |
343. 白雪姫(1937)
ディズニーアニメは原作とかけ離れた作品が非常に多いので、内容としてはあまり好きではなかったり、でもやっぱり好きだったり、他の映画と同じ基準で評価をつけるのが難しいシリーズ。本作もきっと今観ると「やっぱり古くないなぁ。ディズニーすげぇ」といった冷めた感想しか出てこないと思う。子供がいつかできて、一緒に観たらまた違う感想が出てくるかもしれない。ということで(?)5点。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-04 18:55:46) |
344. ジョンQ-最後の決断-
私は子供がいないので、「自分だったら果たしてココまでやるかなぁ。やるかもなぁ。でもできるかなぁ。できないかもなぁ…」と、終始そんなことを考えながら観ていた。扱ってるテーマがズルい感じもするが、デンゼルが病室で息子に語るシーンは久々に泣きそうになった。いやー、ズルいなぁ。ともかく、本作のような手段の是非はおいといても、子供のために命をかけるのは当たり前だと迷わず言える親に私もなりたい。 [DVD(字幕)] 4点(2005-07-04 18:46:42) |
345. ショコラ(2000)
観た後はそれなりに良い気分になるが、しばらく経つとどんな話だったか詳しくは思い出せなくなってしまう、そんな可もなく不可もない作品。個人的にキャスティングが妙な組み合わせに感じて、こう、何ともいえない違和感があったりもする。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-04 18:37:11) |
346. ショーシャンクの空に
今さら私がレビューするまでもない作品。こんな作品に賞を与えなかったアカデミー賞を私はあんまり信用していない。 映画レビューサイトをいくつかまわると、どこに行っても本作が他の追随を許さない人気を得ている。あまりの人気に何だか神格化されてる気もするが、こんなサイトにいながら本作を未見だという方には、あえて「観て損はないですよ」と伝えたい。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-07-01 12:58:25)(良:2票) |
347. 女王陛下の007
曲が印象的。レーゼンビーのただ1作ではあるものの、シリーズ中でも存在感のある1作。ラストのせいなのか曲のせいなのか、全体的に少し物悲しい印象を受ける。なかなか味があり、数あるシリーズの中でも優先的にもう1度みたいと思える作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-01 12:52:38)(良:1票) |
348. 少林サッカー
上映後、劇場で拍手が巻き起こった。21世紀の渋谷でこんな体験ができるとは思わなかった。DVDが出てから家族に見せたら親父は笑いすぎて酸欠になった(本当)。映画というメディアは、まだまだ何でもできる。今までのどの映画よりも素晴らしい作品が生まれる可能性は無限にあるんだなーと感じさせてくれた。作品自体の評価としては展開にやや難ありとして減点するが、本作が私に与えた衝撃は非常に大きい。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-18 09:23:38) |
349. 情婦
これは素晴らしい。50年も前の映画なのに古さを全く感じさせない完成度。洗練された流れでテンポ良く展開していく構成、そしてラスト。こんなん50年も前に作られちゃったら後から作るほうは参りますね。真似できないしね。サスペンスっていうジャンルは本質的に時が経てば経つほどやれる展開の幅が狭くなっていくと思っているので、良作を観たければ本作のような古いものを観ましょう。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-18 09:19:00) |
350. シュリ
私は日本人なので南北問題は実感が湧かず、感情移入できなかった。それをいったらベトナム戦争の映画とかも同じなんですが、お隣さんなのと現在進行形なのがあって、ちゃんと知っとくべきなのかなーなんて悩みながら鑑賞してしまったものだから。作品自体はそれなりに良く出来ているけれども、さほど印象に残っていないのもまた事実。おヒマならどうぞ、くらいの作品かな。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-18 09:13:10) |
351. ジュラシック・パーク
「この映画は10年後笑いものになる」と当時どっかの外人の評論家が言っていた。言わんとしていたのは当然、CGだけで映画としての中身に欠けているというもの。10年経った今、笑いものになっているのかどうかはおいといて、褒める人は「CGキレイだよねー」けなす人は「しょせんCGだけじゃん」ということで、映画に何を求めているのかで評価が分かれるのだろう。私はCGなんか一切なくていいのでこの作品をけなす側にまわる。この映画の恐竜が全部ハリボテだったらと想像すると、中身のなさが想像できるだろう。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-06-18 09:07:35) |
352. ジュマンジ
単純なつくりで気兼ねなく楽しめる。見た目の滑稽さと主人公の達成感、観る側も納得できるオチが1つに詰まったラストシーンは秀逸。ジュマンジ! [映画館(字幕)] 6点(2005-06-17 07:15:07) |
353. ジュニア
シュワちゃんコメディは好きなんですが、ちょうっとこれは不発。設定は非常に面白いものの、男性が妊娠という有り得ない筋へ持っていくための辻褄あわせがあまり上手くない。後半のハチャメチャっぷりは、もう何でもやってくれって感じで楽しいんですが、やはり全体的にはイマイチ乗りきれません。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-06-17 07:12:09) |
354. 呪怨2 (2003)
前作の方が怖い。そしてこのシリーズから怖さを取るとなにも残らない。でも、のりピーに免じて1点だけあげる。 [ビデオ(邦画)] 1点(2005-06-17 07:07:57) |
355. 呪怨 (2003)
怖いことは怖い。でも注意して観ていないと、すぐに笑いに変わる。物語の進行に必然性がなく、観ていて疲れる。ただ単に怖がらせたいんであれば、もっと開き直ってほしかった。 [ビデオ(邦画)] 2点(2005-06-17 07:05:47) |
356. 電車男
不覚にも泣いてしまった…。純粋に自然と沸き起こる気持ちから出る、励ましの言葉は受ける側にとっては何にも代え難いものでしょう。作品としては、細部の作りこみが甘かったり、逆に場面によってはやりすぎだったりで、やや難ありといった印象ですが、元の話がいいだけに感動できました。普段映画では泣かない私を泣かせたことと、中谷美紀がいい女すぎることを加味して7点献上。彼女いない暦長かった男に薦めたい作品。現在進行形の男は変な夢みるからやめといた方がいいよ。 [映画館(字幕)] 7点(2005-06-16 07:01:35) |
357. この森で、天使はバスを降りた
邦題が非常に悪い。何だか少女が村を救うハートウォーミングな話なのかなと感じてしまう。確かに話の筋だけ辿ると、笑ってしまうほどコテコテで陳腐な話だが、この作品は安っぽさを全く感じさせない。久しぶりに映画らしい映画を観た気がする。淡々とした描写でいて全体的にどことなく爽やかさを感じるが、同時に重苦しさを感じていた気もする。とっても暖かい話でもあるし、あまりにも割り切った展開に冷たさも感じる。多くは語らない。描かれているのは必要最低限の場面だけ。住人があれやこれや言うシーンは思いのほか少ない割に、ラストでは「あぁ、この町は救われたな」と思える。台詞では語られない、登場人物の様々な思いを感じ取れる。観た後は、何かすっきりしないような、でもちょっと爽やかな、複雑な気持ちになった。極めて良く出来ている。本当に伝えたいことは、露骨に表現せず観客に自由に受け取らせるのが良い映画だと思う。 それだけに、作品で語っていない余計なことを類推させる邦題はひどい。 [DVD(字幕)] 10点(2005-06-16 06:50:08) |
358. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 ジンジャエール! [ビデオ(邦画)] 8点(2005-02-02 12:44:25) |
359. ハウルの動く城
圧倒的な映像と音楽の美しさ。「魔法」というキーワードを軸に物語は展開し、動く城をはじめ夢の世界を味わえる一方で、呪いの恐怖が気になりつつ観る者は世界に引き込まれる。個性豊かな魔法使いの対立とそれぞれの生き様。魔法を正しく使えるか否かといった宿命を背負った魔法使いの葛藤も面白いテーマ。そして国家の争い、戦争の虚しさ、そんな中で生きるソフィーの人生と彼女の成長、恋愛。魔法使いとの重い契約に縛られながらも面白おかしく作品を盛り上げてくれる悪魔。こんなにも盛りだくさんの要素が詰まった作品を作ってしまうことはご立派だが、上記の要素すべてが中途半端。地上波で放映されるカットされまくりの映画を観ているような気分になる。話のスケールが大きすぎて2時間にはとても収まりきらん。ジブリとしては駄作の部類に入る。 [映画館(字幕)] 4点(2004-11-29 22:03:51) |
360. デビルマン
今まで見たこともないような素晴らしい演技に感動しました。 0点(2004-11-15 12:51:28)(笑:7票) |