341. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
最終的にシンジが導き出した答えはテレビ版と同じ。だがそこに至るまでの流れ(自問自答やら巨大綾波やら)が長すぎるし哲学風のセリフ連発が非常にうっとおしい。この映画が終わった途端、波が引いたようにエヴァブームがあっさりと終息していったのもなんだか納得の完結編映画。 4点(2004-09-04 20:23:31) |
342. 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生
DEATH編はやたら独白セリフがステレオで多重で流れたりしていて、これは映画館で観た時はかなり効果的に感じた。ビデオで観たらきっと「何言ってるのか分からん!」程度で終わってしまったことであろう。REBIRTH編はいいところで終わるのが勿体ないが、観終わった後、完結編に向けてどうなるのかとワクワクしていた記憶がある・・・ああ若かりし日々。 5点(2004-09-04 20:19:33) |
343. 続・猿の惑星
《ネタバレ》 前作に比べて何だかリアリズムが欠如しているような感じ。なんでいきなり地底人?エンディングも核で地球壊して終わりとは・・・なにやら投げやりな感がある第二作目でした。まだ続編があるようですが、これ以降は観る気もしないまま現在に至ります。 4点(2004-09-04 20:14:07) |
344. 猿の惑星
1968年当時にしては猿の特殊メイクはかなりのものなのではないでしょうか。その猿が中盤あたりから登場して人類を虐げるあたりはかなり恐ろしいものがありました。一方、宇宙船関係は今観るとどうしても古臭さが否めませんでした。ラストは何となく知っていましたがやはり初見の時は驚いたことを覚えています。 6点(2004-09-04 20:03:58) |
345. ライアー ライアー
息子が神様にお願いしたら本当に嘘がつけなくなった・・・というのが何だか笑えました。この作品といい「ブルース・オールマイティ」といい、ジム・キャリーとシャドヤック監督の相性はバッチリだと思う。今後もこのコンビによるコメディを希望! 6点(2004-08-23 22:35:55) |
346. ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合
人間は外見よりも中身だ!という伝えたいテーマはよく分かる。でもなんだか全体的なノリが下品でどうも素直に楽しめなかった・・・。 5点(2004-08-23 22:32:04) |
347. ア・フュー・グッドメン
ジャック・ニコルソンが見た目そのままのド迫力な悪い人(と言っていいのかどうか)を演じていたのが印象的。それに立ち向かうトム・クルーズも青臭いながらも良かった。でもラストの法廷シーンは確かに盛り上がるんだけど、最後の最後でオチはもうひとひねり欲しかったです。 5点(2004-08-23 22:29:14) |
348. ユー・ガット・メール
メグ・ライアンはやっぱりこういうラブコメに出てるほうが好きですね~。終盤のトム・ハンクスのメグへの接し方はちょっとズルいと思いました(笑)。 7点(2004-08-23 22:14:50) |
349. スナッチ
最初の登場人物紹介で「こんなにキャラがいるのか?覚えるの苦労しそうだなぁ・・・」と思い(実際前半はそうだった)、次から次へとエピソードが同時進行していくので頭の中で整理したり、ビデオを巻き戻したりして理解するのに必死だった。後半になると、収束していくエピソードに何とかついていけるようになり、結末には思わずニヤリ。とにかくハイスピードな映画なので、納得いくまで見返してみたいと思う作品。 6点(2004-08-23 22:12:51) |
350. ぼくセザール 10歳半 1m39cm
カメラワークも含めて完全にセザールの視点で物事が描かれています。だから、セザールの知らない親の事情や、ラストに繋がるまでの親達の心理的伏線や移り変わりは観客のほうで補完するしかないので、そういう映画が苦手な人はこの映画はいまいちだと思うかもしれません。私はそんな作品が好きなので、楽しめました。 7点(2004-08-23 22:07:31) |
351. スプリング・ガーデンの恋人
ハッピーな気分になるといきなり服を脱いで踊りだすマンディのエキセントリックっぷりが前半は面白かった。ただ、ヴェラが来てからの三角関係ドラマで、ヴェラにはどうしても感情移入できない(ほとんどコリンのストーカーだし)のはマイナスでは?全体的には地味めの作りかな~と。 6点(2004-08-23 22:04:48) |
352. シービスケット
《ネタバレ》 個人的には競馬には全くといいほど興味がなかったので、どうかな~と思いながら鑑賞したのだが、シービスケットを含む登場人物が皆生き生きとしている上に、迫力のあるレースシーンの数々に、気がつくと息を呑んでドラマを見守っていた。特に終盤、挫折から立ち上がろうとするビスケットとレッド、そしておそらくは彼に亡き息子の姿を重ね合わせるハワードの感情の機微がセリフではなく、演技や演出で上手く描かれていたと思う。ラストはあっさりと終わってしまうので、その後の彼らについてもテロップか何かで少しだけでも触れてくれればもっと良かったかも。 8点(2004-08-22 00:59:56) |
353. 天使にラブ・ソングを・・・
マヌケ過ぎるギャング二人が最高。シスターがゴスペル歌うシーンが良かった。話も面白かったです。 6点(2004-08-15 18:08:40) |
354. 奇蹟の輝き
油性絵の具で描いたかのような天国は美しかった。アカデミーの視覚効果賞を受賞するのも納得。でも話はいまいち・・・。 5点(2004-08-15 00:27:59) |
355. 愛しのローズマリー
特に差別的思想とかは感じなかったのだけど、疑問に思う点が一つ。心の美しい人=美男美女、心の醜い人=その逆に見える催眠術をハルはかけられたようですが、彼が今まで付き合っていた友人やお隣さんなどは見た目的に変わらなかったのはナゼ?! 7点(2004-08-15 00:24:31) |
356. オレンジカウンティ
「スクール・オブ・ロック」でもそうでしたが、どちらかと言うとありきたりとも思えるストーリーを面白く展開させようとする、脚本家マイク・ホワイトの手腕には感心させられます。怪優ジャック・ブラックの影に隠れがちながらコリン・ハンクスの悩める等身大の若者像もなかなかのもの。ところで、ケヴィン・クラインが出ているシーンだけ妙に格調が高いように感じたのは、作為的なものだったのでしょうか? 7点(2004-08-10 16:00:49) |
357. 歌え!フィッシャーマン
この作品、てっきり普通の映画かと思って観始めたら、ドキュメンタリーでビックリ。頭の切り替えをするのが大変でした(苦笑)。内容としては合唱団の映像記録みたいなもので、特に起伏もなく淡々と(途中に合唱が入りますが)進行していくのですが、創設以来90年続く、合唱団の男達の極寒の地での心豊かな生き様を感じとることができました。ただ、普通のドキュメンタリーみたいにナレーションなりテロップなりを入れて、彼らのパーソナリティや、旅の模様などをもっと視聴者に分かり易く説明して欲しい場面もあったかな。 6点(2004-08-01 23:33:35) |
358. I am Sam アイ・アム・サム
ショーン・ペンの演技とも思えない演技が素晴らしかった。でも時々トム・ハンクスに見えたりもした。意外と裁判やってるシーンが多く、そのせいで法廷モノなのか家族愛モノなのかの境界線が曖昧になってしまった気がする。あまり感動できなかったのはそのせいかも。後者のほうをもっと前面に押し出してほしかった。 6点(2004-07-26 22:30:14) |
359. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
まずは総作品時間10時間にも及ぶ三部作を作り上げた監督、キャスト、スタッフの方々全員に「お疲れ様」と言ってあげたい。観ているほうもようやく長い長い旅を終えた気分です。まあ、観ている最中は「まだ続くの~?」とか「戦闘シーン長すぎ!」とか「もっと地理的背景を説明してくれ!」とか色々と余計なことを考えてしまいましたが(笑)、それなりに満足できる終わり方をしてくれてとりあえず一安心(まあ、あのエピローグは長すぎる気もしましたけど)。サムはやっぱり勇者でしたね。 7点(2004-07-26 22:27:39) |
360. N.Y.式ハッピー・セラピー
何だかんだいって結局最後はハッピーエンドだし、話としてはいつも通りのアダム・サンドラー製作作品だな~という感じなのですが、ジャック・ニコルソンが出演していることで作品の質は高くなっていると思います。ニコルソンに引っ張られたのか、サンドラーの演技力も今までの作品よりもアップしているような気が。カメオは相変わらず豪華。ヤンキースのユニフォーム着ているクレメンスの姿には涙?! 7点(2004-07-26 22:17:23) |