361. 若草物語(1949)
94年版は中々よかったんだが、比較するとどうしても古臭くて仰々しい。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-29 16:14:45) |
362. エイリアン2
前作よりもスケール&パワーアップしてエンタメ度が増した分だけ楽しめる。ただし、2200年とは思えぬアナログ感というか1980年代的世界観もしっかり健在。タバコはガンガン吸うし、兵器をガムテープでグルグル巻きにするとか、色々といい加減で大雑把。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-16 17:01:07) |
363. エイリアン
ホラーという事でずっと敬遠していたのだがついに鑑賞。思っていたよりも怖くはないしグロくもなくて、ちょっと拍子抜け。その後に類似の作品が作られて見慣れたせいだろうか。こういうのは子供頃に見た方がインパクトが大きいんだろうな。2122年の設定なのにコンピュータはテキスト表示の70年代のままってのが将来を予測する事の難しさを感じさせる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-16 01:01:28) |
364. 真昼の死闘
主演男女は中々面白いコンビだとは思うが、ストーリーに面白みはないし全体的にテンポが悪くてダレル。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-09 16:54:54)(良:1票) |
365. リオ・ブラボー
武力的には劣勢なんだが、保安官という権威の威光が効いているせいか、それなりの余裕があって追い込まれている感じでもないので、緊張感が欠如してしまって全体的にノンビリしている印象。ヒロインの雰囲気はよかったが。パターナリズム的なジョンウェインの良さがわからないのと、そもそも西部劇が苦手なので評価の高い本作でそれらが覆るかと期待したんだがダメだった。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2021-05-02 15:51:55) |
366. 我輩はカモである
ナチスが政権とったり、日本が国連脱退したりした時期に製作されているので、そういういう時代状況を揶揄していると解釈できない事もないが、単なるドタバタコントでしかないとも言える。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-01 21:30:03) |
367. サムライ(1967)
『武士道』を色々と誤解しちゃってるんだろうが、全体的な雰囲気は悪くはない。ただし、冒頭から捕まっちゃって長々と取り調べ受けちゃう殺し屋ってどうなんだろうかという疑問は残る。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-03-25 12:58:40) |
368. ハンターキラー 潜航せよ
潜水艦モノと言えば、狭い空間であせを垂らしならが声をひそめる緊張感というのが定番だが、本作ではハイテク機器満載の広い空間でエアコンも効いているし普通に会話はするしで、やや緊張感がなく良くも悪くも現代的。で、内容の方だが設定が荒唐無稽でこの種の救出モノにありがちなご都合主義的なところはあるものの、娯楽作品として見ればそれなりの面白さはある。でも、各々突然現れた相手をちょっと簡単に信用しすぎなような。尚、ゲイリーオールドマンは久々に見たが顔が変わっちゃったのに驚き。 [地上波(吹替)] 6点(2021-03-23 12:23:14) |
369. 新聞記者
中小メディア所属の記者が原作だが、やや妄想が入り込んでいる印象で社会派作品としては中途半端。かと言ってエンタメとして楽しめる内容でもない。昨今は「文春国会」と形容されるように、スクープは週刊誌記事の時代である。また自由度ではネットメディアにも負けている。という意味では将来性のない新聞記者の悲哀が感じられる作品ではある。当人達には自虐的感覚はないだろうが。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-03-20 21:41:25)(良:1票) |
370. バルカン超特急(1938)
《ネタバレ》 おばちゃんスパイのネタばらしの過程が雑だし、ラストでの登場で拍子抜け。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-03-20 21:16:11) |
371. ダーティハリー4
ストーリー的には中々重い内容ではある。ただし、キャラハンも年取ったのか元気がないし、恋人をヒロインにしてしまったので目立たせながらも極悪人にはできず、中途半端でスッキリしない結末になってしまった。シリーズのひとつの見所である相棒との絡みもないし(というかそもそも相棒が居ないし)。イーストウッド監督ではあるが、それが脚本にどれほど影響したのかわからないが、これまでのシリーズとはテイストが異なる作品ではある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-03-19 22:35:35) |
372. モダン・タイムス
所謂「人間疎外」系の社会風刺作品だと思っていたら、実はそうでもなくていつものドタバタコント&恋愛モノで少々期待ハズレ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-18 15:52:51) |
373. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
ネット社会における「なりすまし系」のサスペンスで当時としては着眼点はよかったのだろうが、この世界が技術進化が激しいので2021年に見ると少々古臭さも感じる。あとはこういう「どんでん返し系」の好き嫌い次第で評価はわかれるのかと。 [地上波(吹替)] 5点(2021-03-18 11:48:58) |
374. 想影
ありがちでありきたりな物語。しかも古臭くて昭和的にも思えるのだが、これが平成の青春物語として成立するなら、普遍性があるとも言えるのかもしれない。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-03-17 23:40:48) |
375. 幼な子われらに生まれ
泣く子も黙る重松清原作。原作未読だが、重松清らしいというか重松清ならではの「家族」の物語。良くも悪くもストーリーには安定感はある。ただし、寺島しのぶ以外はミスキャストかな。新井美羽ちゃんはカワイくて頑張ってたとは思うが。あとロケ地が滅茶苦茶。住んでるのが兵庫西宮で新宿経由で通勤して新木場の倉庫勤務って全くリアリティーがない。製作陣にはこの辺の配慮は欲しかった。これでは鑑賞者をバカにしているレベルのロケ地選定に思える。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-03-17 23:28:50) |
376. 海賊とよばれた男
原作未読。原作者が苦手なので敬遠していたのだが、歴史は好きなので見てみた。まず時系列が行ったり来たりするが見難い(戦後のストーリーをメインにして戦前は回想形式にした方がよかったのではないのかと)。結果、全体的に中身がなく、役者の演技も現代劇のような感じで、薄っぺらい印象。そのせいか、思っていたよりあっさりしていてイデオロギー性は感じられなかった。皆さんのコメント読むと、ストーリーを端折ったり、イデオロギー性を取り除いたり、色んな意味で原作ファンの期待を裏切る内容であったようであるが、ある程度のイデオロギー性を覚悟をして見た原作未読者にとっては拍子抜けする作品ではある。もうちょっとクドイ感じで作ってもよかったのではないだろうか。とは言え、出光は昔は独特の社風であるにも関わらず、ワリと評判のいい企業というイメージがあり、その一端は窺える内容にはなっていたと思う。ただし、近年では上場したりシェルとの統合時に創業一族の反対で揉めたりともう昔の出光ではないので、本作で描かれた創業者の想いというのは消え去ってしまっているのだろう。これも時代の変化なのだろうけど。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-03-15 15:16:31) |
377. ボーダー(1982)
清濁併せ呑む割合の違いによる対立というなんとも微妙でグレーな作品。少女に肩入れするのがわかるようでわからなかった。バカな奥さんにも原因があるようにも思えるが、そもそもどうしてこの2人が一緒になったのかが疑問。色々とスッキリしないが、ある意味リアルとも言えるのかも。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-03-15 12:12:17) |
378. Fukushima 50
《ネタバレ》 どこまで脚色されているのかわからないが、実際にフクシマで何が起きたのかを知るのであれば『88時間の危機』を見た方がよいし、その後も様々な事実や知見が出されているのでそれらを確認した方がよくて、これを見て事実と勘違いして素直に信じたり感動するのは問題があるだろう。なら、エンタテイメント的なパニック映画として割り切って見る事が可能かというと、実際に起きた危機がベースになっているのでそういうわけにもいかない。現場と政府のパニック対応系なら『シンゴジラ』を見る方がいいわけで。という意味で「帯に短し襷に長し」というか、今更原発事故を映画化するなんてなんだか製作意図がよくわからない作品だなあと思っていたのだが、最後の最後でオリンピックの宣伝が出てきて、ようやく理解。つまり、このような危機を乗り越えて復興五輪を行う日本を賛美するのが目的なんだろう。よって、政府のプロパガンダ的要素が強い作品であり、その辺は十分に留意してみる必要はある。ただし、コロナ危機が起こってしまい、それに未だ「打ち勝つ」事ができない政府はプロパガンダの目的を達成できていないというオチになったのは皮肉ではある。とは言え、原発作業員と同じように医療現場で危機に対応している人がいるという想像力は必要だろう。 [地上波(邦画)] 4点(2021-03-14 13:20:38)(良:1票) |
379. 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花<特別篇>
《ネタバレ》 どうも製作意図がよくわからない作品ではあるが、満男が回想するという点においては50作目は本作の構造を踏襲していると言えなくもない。繋ぎ的な作品というか。ならもうちょっとやりようがあったのではないかとも思うのだが、製作陣にその気概がなかったという事なのだろうか。尚、本作で満男少年は「将来パイロットになる」と発言している。それを靴の営業で疲弊している20年後の満男青年が回想するという結構シビアな対比。これが現実というものだろうが、そう考えると次作では作家になっているのでこの転身は現実的な設定ではないようにも思える。靴の営業でなくとも、普通のサラリーマンとして生活しつつ、回想する方がリアリティがあると本作を見て感じた。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-03-14 02:22:01) |
380. 禁断の惑星
《ネタバレ》 実験的な作品だとは思うが、潜在意識の力による復讐劇という小難しい設定内容なので、映像向きの作品ではないように思う。潜在意識の登場が唐突で説明不足だったので、もうちょと博士の人物像や過去(記憶)等々を掘り下げたほうがよかったのではないだろうか。妙にエロイ娘や乗組員達が作品をバカっぽくしているものの、ロボットがカワイくて、内容はシリアスという、全体的にアンバランスな印象のだが、不思議な魅力を感じる作品ではある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-03-11 11:47:52)(良:1票) |