361. オーシャンズ11
入念な計画だけど、拷問係がたまたま知り合いというのは納得できない。 そもそも自分たちでやればいいのにね。 金庫から簡単に戻って来られるのも都合が良過ぎる。 後で調べればいろいろとバレるだろうし、何人かは顔を知られてるので、殺されちゃいそう。 登場人物が多過ぎて、個々の活躍が薄まってしまってるのもモッタイナイ。 全体的にはそこそこ面白いだけにちょっと残念な作品でした。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-27 21:37:24) |
362. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 有名な作品なので見たつもりになってたけど、実際に見てみたら想像と少し違った。 前半のラブストーリーは出会いから愛し合うようになるまでを丁寧に描いていて良かった。 それがラストの感動に繋がったと思う。 ローズとジャックが甲板でイチャイチャしてたから氷山に気付くのが遅れたのだとしたら罪深いね。 そこから先はパニック映画に様変わりしたけど、水の説得力が凄かった。 最初のうちは呑気な乗客も多かったけど、浸水が進むとどんどん恐怖感が増して行った。 ローズが大人しく救命ボートに乗ってたら、ジャックは1人でなんとか生き残ってたような気もするけど、それじゃラストが盛り上がらないので仕方ないね。 ジャックがローズだけでも助けようと行動したのが感動的だったし、ローズが助かったのも良かった。 ダイヤの行方とかどうでもいいので、冒頭とラストの現代シーンをカットして、ローズが助かったところで終わってたなら感動が増したような気もする。 あと、どうでもいいことだけど、斧の練習はめっちゃ笑った。 [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-26 17:59:25) |
363. 暗黒女子
《ネタバレ》 相武紗季まだ女子高生でも通用すんなぁって思いながら期待せずに見てたけど、そこそこ面白かった。 主役は清水富美加のはずなのに飯豊まりえの方が出番が多くて、どっちが主役なんだかよくわからない展開。 それぞれの小説は辻褄が合わないけど、辻褄が合わないこと自体が真相に繋がるという構成は巧い。 脇役たちもそれぞれに味があって良かったけど、最終的には清水富美加が全部持って行ったね。 やっぱり主役だったなと納得の結末です。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-05-25 15:57:49) |
364. ソルト
《ネタバレ》 切れ味のあるアクションは見応えがあって良かった。 人は平気で殺すけど、わんこを大切にするところでソルトの好感度が上がった。 前半は旦那さんを助ける為の行動ということで納得だけど、後半はかなり強引。 最終計画の詳しい任務内容を教えず同行させる意味がわからない。 信じてたなら計画を教えておくべきだし、信じてないなら同行させるべきじゃない。 長年準備してきた2人が潜り込めたのはわかるけど、ソルトが変装で潜り込めるのはセキュリティ甘過ぎ。 バレたら計画は台無しだし、何も知らないソルトがどう行動するかなんて不確定要素が多過ぎる。 ソルトを囮に使う計画なら、囮になるように事前に命令しておくのが当たり前だと思うよ。 最終計画という割には、いろいろとずさん過ぎて呆れ返る。 あと、大統領が気絶してても本人確認が出来ちゃう認証システムは見直した方がいい。 顔とか、声とか、複数の認証を組み合わせた方が安全だと思うよ。 大統領を襲ったテロリストをその場で射殺しないSPも心が優し過ぎる。 爆弾でも仕込んでて自爆してたら大変なことになってた。 ソルトが寝返ってて良かったとしか言い様がない。 ロシアの計画もアホだし、アメリカのセキュリティもアホなので、いい勝負になって盛り上がった そんな無理矢理なシナリオはどうかと思うけど、深く考えなければそこそこ面白い。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 22:38:59)(良:1票) |
365. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 何の予備知識もなく見始めたので、最初は面白かった。 少なくとも終盤で真相が明かされるまではハラハラドキドキさせられた。 でも、冷静になって考えてみると納得できないことがいろいろ出てくる。 ここまで用意周到に計画してたのに空港に忘れ物しちゃうのがアホ過ぎる。 もし中身を確認されたら計画は失敗だった。 取りに戻ろうとしたら通信障害で連絡できず、事故に巻き込まれるという強引な展開。 しかも、シナリオ的に都合の良いように記憶が改変されるという無理な設定。 無免許で派手な事故を起こしたのに警察が捜査してなさそうなのも不思議。 不法滞在なので逃げたのは理解できるけど、怪我した被害者を警察が放置する意味は理解できない。 意識が戻ったら警察が調べるはずで、簡単に退院させた担当医はアホ過ぎる。 それから、ユルゲンが自殺するのも諦めが早過ぎるような気がする。 すべてを悟ってたなら直ぐに連絡してあげたら何かの手助けになったかも知れない。 逆にユルゲンに正体がバレてたのに本人にはまだ知られてないと思ってたのも謎。 既に連絡されて正体がバレてる前提で計画を練り直すでしょ。 パスワードを知ってたのも都合が良過ぎて、娘の名前から推理したなんて納得できない。 あと、嫁が爆発を止めようとしたのは、どう考えても自殺行為。 爆発したとしても、止めて爆弾が残ったとしても、疑われることに変わりはなかったはず。 あそこはさっさと逃げるのが正解だったはずなので、プロの行動とは思えなかった。 シナリオ的には嫁をラスボスにした方が盛り上がったかも知れない。 記憶がどうあれ犯罪者に変わりはないので、計画を阻止してハッピーエンドというのはモヤモヤする。 2回見るといろいろと整合性が取れなくて納得はできないけど、初見限定でそこそこの評価。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 22:23:43)(良:1票) |
366. インフェルノ(2016)
《ネタバレ》 誰が敵で、誰が味方なのかわからないというミステリアスな構成は面白い。 記憶喪失なので自分自身すら怪しいという設定も巧い。 でも、シリーズ作なのでラングドン教授は白確定というのはモッタイナイ。 これは時限爆弾作品だけど、時限にする必要性がさっぱりわからない。 本人も仲間も命を捨てるほどの覚悟なんだから、最初から自爆テロで良かったのにね。 百歩譲って直ぐに死ぬのは嫌ということなら、逃げる猶予くらいの時限にしておけば良かった。 謎を解く時間を用意するアホな計画に付き合わされたラングドン教授にお気の毒様と言いたい。 仲間にすら教えないほど慎重派なのにアホな犯行動画を残したのもどうかと思うよ。 黙ってやれば人類は救われたのにね。 もっと言うなら、なんで1個なの?と問い質したい。 お金ならいくらでもありそうなのにいくつか作っておかないのがアホ過ぎる。 何から何までアホ過ぎてどうしようもないけど、謎解きゲームと思って見たらそこそこ面白かった。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 12:34:59) |
367. コードネーム U.N.C.L.E.
《ネタバレ》 最初の敵がかなりの強敵で、ハードル上げ過ぎと思ってたら、仲間になる展開だったのね。 それぞれ完璧なスパイというわけではなくて、少し欠点もあって、いいコンビでした。 コミカルな演出で緊迫感はあまり無かったけど、誰が信じられるのかよくわからない展開は面白かった。 ラブストーリーを臭わせるシーンもあったけど、そっちの方はそんなに盛り上がらなかったかな。 テレビシリーズの方は見たことがないんだけど、機会があったら見てみたいと思いました。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-20 23:59:12) |
368. キングスマン
《ネタバレ》 単なるスパイ映画ではなくて、事件の捜査と新人の育成が並列した構成になってるのが面白い。 人の命を軽んじてるのかと思わせておいて、実は死んでなかったという倫理観には感心した。 わんこを殺さない心優しさにも感動したし、好感度がぐっと上がったように思う。 その割に仲間以外は平気で殺すというギャップが酷いけど、そういう映画なので仕方ない。 当然ヒロインはランスロットと思ってたのに王女とやっちゃうオチもそういう映画なので仕方ない。 コメディと割り切って楽しむのが正解の作品かも知れない。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-19 23:31:44) |
369. 夜の上海
10年以上前の作品なので当たり前だけど、本木雅弘が若い。 でも、竹中直人は変わらなくて時間が止まってるのかと思った。 それから、この作品を邦画にするか、字幕にするか悩ましかった。 最初は邦画みたいだったけど、イマイチ盛り上がらない。 でも、字幕側の話が絡んでくると面白くなってきたので、字幕ということにしておく。 上海娘の運転がむちゃくちゃなんだけど、可愛いから全部許す。 いくつかのラブストーリーが同時進行する構成だけど、上海娘以外は全部いらない。 ラストのオチは予想してたけど、元々が可愛かったので、驚くほどの変わり様ではない。 言葉は通じないけど、なんだかワクワクする上海の一夜でした。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-19 15:25:03) |
370. ハリー・ポッターと賢者の石
当時まだ幼かった姪っ子と映画館に行って、本作とロード・オブ・ザ・リングのどっち見るかで、ロード・オブ・ザ・リングは怖そうと拒否されたので本作を鑑賞。 魔法のある世界観とか、魔法学校の設定とか、仲間たちとの友情とか、面白くなりそうな予感はあったけど、僕としてはイマイチ嵌らなくて、続編も見ることはなかった。 姪っ子は気に入ったようで映画館に行った価値はあったけど、どちらかと言うと子供向けで、大人視点だと物足りない印象。 ロード・オブ・ザ・リングは後にDVDで鑑賞したけど、嵌ってしまって続編や関連作も全部見ることになったので皮肉なもんです。 大ヒットシリーズの第1作が同じ時期に公開されてたのかと思うとなんだか感慨深いです。 個人的な好みの問題で評価は低めだけど、21世紀を代表する作品になった理由はなんとなくわかりました。 [映画館(吹替)] 5点(2021-05-19 11:01:21) |
371. バットマン(1989)
ジョーカーがやりたい放題で、バットマンの活躍は控えめ。 後の作品を先に見てしまってたので、バットマンの装備がやや貧弱で心配になったけど、それが逆に良かった。 あまりにも無敵だと面白味がないけど、これくらいの方がハラハラドキドキする。 ジョーカー役はいろいろな俳優が演じてるけど、みんなちがってみんないい。 本作はコミカルなジョーカーだったけど、狂った感じが怖さを強調していて良かったと思います。 バットマンの正体は誰なのか?というのはお約束の設定ですが、きちんと謎めいた登場になってるのが良い。 最終的にゴッサムシティに平和が訪れて、起承転結のあるお伽噺のような仕上がりで好感が持てます。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-18 15:20:06)(良:1票) |
372. マトリックス
有名な作品なのでタイトルくらいは知ってたけど、見てみたら意外と面白くて驚いた。 動きに違和感のあるシーンが多かったけど、当時のCGの限界だったのか、そういう演出なのか気になる。 あの違和感のある動きが逆に斬新でカッコいい。 携帯電話のデザインがダサいのに固定電話がカッコよく見えるというのも面白い。 仮想現実という設定が無ければ、ただのテロリストだけど、この設定ならどんなに人を殺しても救世主。 イスラム教徒がどんなに人を殺してもイスラム教の設定の中では聖戦となるのと同じ。 結局は信じるか信じないかの差だけど、僕は信じてみたくなった。 このバカげた世界をどうやったら破壊できるのか、そしてどうやったら自由になれるのかを。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-18 10:19:06) |
373. Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆
これはいらない作品だった。 エミリアとパックの関係性に思い入れがある人なら面白いのかも知れないけど、1本の作品にする必要性は感じなかった。 本編の中で回想シーンとして小出しにすれば良い程度の情報だね。 もしこれがTVシリーズ第1話だったとしたら、糞アニメ認定して切ってしまってたかも知れない。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-05-16 14:47:13) |
374. Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow
本編のシリアスな展開ももちろん好きだけど、これはこれで良かった。 レムが愛らしくて、幸せそうなので、それだけでも癒される。 物語としては弱いので高い評価は難しいけど、本編で削られたSAN値を回復するのに丁度良い。 今後、この手のおまけ作品を作るなら、10分くらいの短編を数本という構成の方がいいかも知れない。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-05-16 14:39:13) |
375. 劇場版 メイドインアビス 深き魂の黎明
《ネタバレ》 これは潔い第14話ですね。 TVシリーズを見てない人はお断りという感じに何の説明も無く始まるのが良い。 相変わらずSAN値を削ってくるけど、ミーティのお陰で耐性が出来てたようで、発狂するほどではなかった。 それが良いことなのかどうかよくわからないけど、深淵を覗くには必要な耐性なのかも知れない。 これまでリコがやってきたことは冒険ではなく、実験というのは薄々感じていた。 レグの構造を調べようと色々と試したのは、ボンドルドのそれに通じる。 リコがボンドルド側の人間という認識は正しいのかも知れない。 子供を連れてきて実験していたのは既に明かされていたけど、プルシュカがアビス産まれと聞いて嫌な予感がした。 連れてくるのが難しくなって、産み育てることに切り替えたのだろうか。 イドフロントに大人の女性は居なかったので、繁殖計画は失敗したのか、そこまで非人道的なことは出来ず断念したのか。 プルシュカ以外のカートリッジも愛情を注いで育てたはずで、そうじゃないと呪いを引き受けてくれない。 他に子供は残されておらずカートリッジは使い切ったようなので、最終実験に付き合わされたということなんでしょうか。 実験は成功で、今後は人体実験はやらないということで話が付いたのかも知れないけど、心の痛む顛末でした。 あと、白笛の製造方法が明かされたことも衝撃的でした。 ただの笛じゃないだろうとは思ってたけど、ミーティが白笛になりたいと言ってたのが皮肉過ぎて泣きそうになる。 せめてナナチの白笛になっていれば、少しは報われたのかも知れない。 ボンドルドの白笛がボンドルド自身ということはわかったけど、他の白笛の白笛が誰なのか気になります。 2期の制作も決まったので、今からSAN値を回復しておきたいと思います。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-05-14 23:33:38) |
376. レゴバットマン ザ・ムービー
相変わらずレゴの映像感覚が斬新で良かったです。 バットマンの世界観で統一されてはいるけど、色々な作品のキャラが登場して賑やかで楽しい。 パロディなので真面目に見ちゃいけないのかも知れないけど、なんだか切なくて心温まるお話でした。 レゴでバットマンごっこして遊んでるような童心に帰れる作品ですね。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-14 17:26:52) |
377. LEGO ムービー
子供の頃にレゴで遊んだこともなく、何の思い入れも無かったけど、意外と良かった。 レゴの世界観が魅力的で、とても斬新な映像感覚でした。 ストーリーとしては平凡だけど、登場するキャラが豊富で飽きさせないですね。 ラストは丸く収まってハッピーエンドなのかと思ったけど、絶望的なオチに思わず笑ってしまいました。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 17:40:32) |
378. アングリーバード
序盤は主人公の好感度が低くてどうなることかと思ったけど、最終的にはいい奴になって良かった。 バカ騒ぎしてるだけの作品のようだけど、卵を取り戻そうというモチベーションは感動的。 敵の豚も憎めない感じで、侵略戦争してた割に平和な余韻が残るという不思議な作品でした。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 15:47:53) |
379. コウノトリ大作戦!
ただの荷物から赤ちゃんに変化していく過程が丁寧に描かれていて良かった。 キラキラプリンセスの成長を想像した瞬間はちょっと泣きそうになりました。 家族愛を描いた良い作品ですね。 [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 14:18:13) |
380. シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
相変わらず殴り合いと爆破と銃撃戦というホームズじゃない感が凄い。 それで面白くなるならいいけど、イマイチ面白いとは思えなかった。 手の込んだ暗殺計画なんて仕込まなくても簡単に殺しちゃえばいいのにね。 ラストのオチも必要だったかどうかよくわからない。 もし続編を作るつもりなら、次作の冒頭で使えたのにモッタイナイ。 どうやってもつまんないし、これで終わりということなんだろうか? [インターネット(吹替)] 4点(2021-05-12 09:59:17) |