361. バッテリー
《ネタバレ》 実に面白かったです。野球のシーンは歯を食いしばって見てしまいました。子役達がよいですね。とくに弟・青波君が素晴らしかったです。一緒にお風呂に入って、体を洗ってあげたいぞ。子役達がこれから大いに活躍して欲しいと強く思いました。 しかし、せっかくの盛り上がりだったのに、難点はラストです。天海祐希の「フレー、フレー」は、流れをぶち切る最悪の演出にして最悪のセリフですね。なんだか恥ずかしいです。また、勝負無しでは、いかにも消化不良で残念でした。勝負がこの話の主題ではないにしても、最後くらい巧がびしっと三振取って、スカッとしたかったです。作り手は、なぜ見る者が求める結末をあえてはずすのでしょうか。 [DVD(邦画)] 7点(2007-12-22 14:58:23) |
362. 秋津温泉
美しい映像、しみじみとしたストーリーで、味わい深いです。岡田茉莉子が長門裕之に惹かれる気持ちに理解しがたいところがあるのですが、作品の出来にとって致命的ではありません。おそらく世の中に一番受け入れられた吉田喜重作品と思います。 [映画館(邦画)] 7点(2007-12-22 13:45:26)(良:1票) |
363. 大巨獣ガッパ
《ネタバレ》 メンコを持ってました。私にとって長い間謎の映画だったのですが、ついに見てしまいました。ガッパの顔はまるでニワトリの様。妖怪のカッパを連想させる名前は、造形とは何の関係もありません。特筆すべきは、皆さんもご指摘の主題曲。完全にやられました。この主題曲の破壊力たるや、すさまじいものがあります。ガッパの火炎放射の比ではありません。ズンチャカ、ズンチャ、ズンチャカ、ズンチャ♪と、耳に残り、後遺症に苦しむ旋律です。ときどき、思い出したように「グゥワップゥァア~~アァ」と口ずさんでしまいます。映像が語り尽くしていない部分を、冒頭(歌詞1番)と、エンディング(歌詞2番)に流れる主題歌が、補ってくれています。他にも、チープな火山島、黒塗り現地人風日本人、ハリボテ米軍潜水艦、温泉芸者の登場、企画倒れのプレイメイトランド、羽ばたかない空中飛行、タイトルは大巨獣なのに歌詞は大怪獣、タコをくわえて日本上陸、自衛隊の全力攻撃などなど。つっこみどころ満載なのですが、爆笑しながら見たので、この得点。 [地上波(邦画)] 7点(2007-12-09 01:58:18) |
364. カッコーの巣の上で
ニコルソンの演技にやられました。 邦題の意味がわからず、長年疑問に思っていましたが、エピソード・小ネタ情報で判明し、合点がいきました。どうもありがとう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-08 00:40:16) |
365. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 中谷美紀のスクワットにしびれました。 [DVD(邦画)] 7点(2007-11-05 22:20:34) |
366. キングダム/見えざる敵
《ネタバレ》 後半の銃撃戦は圧巻。前半の捜索シーンは退屈。意図したものだろうが、カメラの手ぶれが大きくて、見づらかったのが残念。結局、何の解決にもなっていないのだが、現実をドーンと突きつけられた重みがあった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 23:26:52)(良:1票) |
367. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 テレビドラマ「逃亡者」最終回のカタルシスには及ばないものの、まずまず面白かった。難点は、ご都合主義で、予定調和的に進むストーリー展開。真犯人は何もそんなことしなくともいいじゃないか、と思いながら見てしまった。後は「片腕の男」の存在に重みがないこと。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズは文句なしに素晴らしかった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-10-28 22:08:57) |
368. ハリケーン(1937)
幼少のころテレビで見て、えらく興奮したことを覚えている。当時それと認識していなかったが、ジョン・フォード監督作品ということに、改めて驚きを覚える。映像技術の進歩した今、出来映えに稚拙と感じる部分もあろうが、歴史的な価値は失せないだろう。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-21 12:53:27) |
369. オール・ザット・ジャズ
カンヌ映画祭グランプリを「影武者」と分け合った作品。「影武者」の受賞はうれしいことだったが、受賞対象がただ一本であったら、本作だっただろうと鑑賞当時思ったものだ。ロイ・シャイダーが最後までミスキャストのような気がして仕方がなかったのが、これは「フレンチ・コネクション」や「ジョーズ」の印象があまりに強かったからか。実に熱演していた。 [映画館(字幕)] 7点(2007-10-20 22:51:47) |
370. ブルーサンダー
ハイテクで格好良いね。じつはテレビでしか鑑賞したことがない。いつのは日かDVDでしっかり鑑賞します。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-20 22:39:32) |
371. ジェフ
《ネタバレ》 なにがびっくりしたかって、「ジェフ」がアラン・ドロンじゃなかったこと。はたしてジェフはどうなったのか? 筋立てはシンプルだが、謎めいていて、最後まで緊迫感があり、面白かった。主題曲もせつなく、心に残る。そして、アラン・ドロンが若く、美しい。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-05 23:08:51) |
372. 荒野の1ドル銀貨
モンゴメリー・ウッド=ジュリアーノ・ジェンマ。英語圏でも覚えやすい名前を、との意図だったと聞く。売れるようになるまでは、あれこれと苦労をするものだ。イーストウッドやフランコ・ネロに比べ、うんと甘いマスクで、私は大好きだった。まさに正義の味方といった感じである。マカロニ・ウエスタンを語るとき、忘れてはならない一本。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-02 00:50:19) |
373. 処女の泉
《ネタバレ》 非常に若かりし頃に見た作品ですが、信仰心の薄い私でも感動を覚えました。美しいモノクロ映像が印象的でした。しかし、厳しい描写があり、また、救いのある話でもないので、見るに辛いものがありました。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-24 23:33:54) |
374. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 硫黄島メモリアルを実際に見たことがある。想像を遙かに超える大きな彫像で、圧倒されたことを覚えている。星条旗を立てた兵士が6人いたことをそのとき知った。そして、隠れたエピソードをこの映画で知った。イーストウッドならではの乾いたタッチで描かれた佳作。 [試写会(字幕)] 7点(2007-09-15 01:10:09) |
375. 血と骨
北野武が「怪物」を演じきっていた。オダギリジョーも良い。内容が好みでないところが多かったので、点数は辛くするが、強烈な印象を残す作品。 [DVD(邦画)] 7点(2007-09-02 09:58:53) |
376. トランスフォーマー
《ネタバレ》 大画面で見なければと思い映画館へ。たいへんに面白かったです。ロボットのガチンコ勝負! 「戦隊物」や「ケロロ軍曹」の風味を感じてしまいました。実は、兵隊をはじめ、人間もけっこう強かったです。昔の映画の着ぐるみや合成映像には、やはり「嘘臭さ」があったものですが、技術が進歩すると、まるっきりの虚構のCGの世界にかえってリアリティを感じてしまいます。本当にすごい映像を見させてもらったと思います。トランスフォームするシーンをもっとゆっくり、そして、全身がよくわかるように、各パーツにいたるまで舐めるように撮して欲しかったところですね。 [映画館(字幕)] 7点(2007-08-31 00:56:30) |
377. スウィングガールズ
「ウォーター・ボーイズ」と比べれば確かに落ちる。上野樹里以外のキャラが立っていない。映画化するほどの話かというと、そうでもない。などなど、文句を言いたいところが多々ある。しかし、おおらかな気持ちで、爆笑しながら見てしまった。これはこれで良しとして、7点献上。 [DVD(邦画)] 7点(2007-08-26 22:19:00) |
378. 最前線物語
これは良い映画です。戦闘シーンとか、ヒューマン・ドラマとか、各部は平均点ちょい越えって感じなのですが、見終わると総合的にはなかなかでした。第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を網羅的に描いてくれています。「バンド・オブ・ブラザース」と比較しながら見ると楽しいです。リー・マーヴィンの存在感が光っています。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-25 16:57:45) |
379. キャット・バルー
リー・マーヴィンのアカデミー主演男優賞受賞作ということで鑑賞。こんなにコミカルで、楽しい映画とは思わなかった。オーソドックスな西部劇を期待すると肩すかしを食らうかもしれない。総合的に考えて、私の中では7点だが、良い作品だ。見て損はない。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-15 21:36:40) |
380. マトリックス リローデッド
面白かった。アクションが良かった。もう少し話がストレートならば良いのに。けれど、ある種の歯切れの悪さ、スッキリしなさ加減が、「マトリックス」シリーズの味かな。キアヌ・リーヴス、キャリー・アン・モス、ともに美しいです。 [映画館(字幕)] 7点(2007-08-01 00:40:10) |