361. ハンテッド(2003)
《ネタバレ》 戦争で狂気に変わってしまった軍人の筋立てに甘さはあるが、暗い過去を背負った男2人の対決としては見ごたえ十分。滝の音とどろく静かな森という舞台も、追跡劇を盛り上げてくれます。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-04 17:43:49) |
362. ダブル・ジョパディー
《ネタバレ》 公開当時は、期待しすぎた分アクションやサスペンス性に乏しく残念に思いました。けれど、何度か見返してみると主演の2人の人物背景に共感でき、なかなかおもしろいですね。“二重処罰の禁止”による復讐劇を主題にしてしまっているために、焦点がボケてる気がします。不幸にも刑務所に入れたられた母と、家族への償いを背負った中年男のドラマとして逃亡追跡劇を見れば上々の出来です。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-04 09:36:26) |
363. コン・エアー
久しぶりに見ましたが、ストーリーがしっかりしているのでおもしろいですね。当時小規模な映画出演が中心だったジョン・キューザックが出演したのも分かります。ジェリー・ブラッカイマー作品はこの頃が一番好きですね。近年は、大掛かりなアクションばかりが目立ちすぎでストーリーが楽しめません。 [DVD(吹替)] 7点(2008-01-04 09:28:19) |
364. インデペンデンス・デイ
中学生の頃に何度も見返した映画です。久々の鑑賞ですが、作りがしっかりしていて十分楽しめます。宇宙人の侵略を背景にした一種の群像劇ですが、それぞれキャラの下地を作ってから見せ場をきっちり用意されています。大掛かりな特撮,CGのみに頼らない人間ドラマが考えられている点が、いつまでも楽しめる娯楽作品でしょうか。 [ビデオ(吹替)] 8点(2008-01-04 09:19:43) |
365. マーズ・アタック!
キャラの強い登場人物が多く、飽きないですね。それぞれのエピソードは大筋と関係ないものもあり、意表をつかれます。一番キャラが強いのは、火星人ですが。ティム・バートンの創作性が堪能できる楽しい映画です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-04 09:06:11) |
366. 追跡者(1998)
《ネタバレ》 トミー・リー・ジョーンズに尽きる映画です。アクションのテンポはいいし、役者はシブい人が揃っているし、ストーリーもしっかりしています。前作の踏襲ではありますが、そこは意図して作っている感がありますね。墓地での狙撃、追跡シーンが好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-29 12:46:30) |
367. アイ・アム・レジェンド
《ネタバレ》 期待した分、ゾンビ映画であることが明らかになるとあまり乗り切れませんでした。ウィル・スミスとそれなりのアクションで飽きずに見ることはできたのですが。なぜ主人公があれほどまでに他に生存者がいるということを自分の中で拒否し続けたのかが、いまいち伝わってこなかったです。 [映画館(字幕)] 5点(2007-12-29 12:42:07) |
368. サンシャイン 2057
《ネタバレ》 化け物と化した宇宙飛行士の登場には驚きですが、サスペンス(ホラー?)色が強まって映画としてのハラハラ感は出たのかな。全体としては、映像の美しさに魅了されました。細かな説明のない映画なので、映画に浸れれば楽しめるでしょう。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-19 11:04:15) |
369. ショーシャンクの空に
名作です。最も好きな映画の1本です。S・キングの原作は中編で人物描写も薄いので、映画の出来に関心します。 [DVD(字幕)] 10点(2007-12-18 12:06:38) |
370. ブラッド・シンプル ザ・スリラー
《ネタバレ》 久々の鑑賞ですが、随所に見られる凝ったカメラワークとカットにいつも惹きつけられます。ハラハラ感の煽り方が巧い。音楽の使い方も絶妙で、恐怖感を盛り上げる音楽と、勘違いから起こる殺人の皮肉さ哀しさを紡ぐ静かな音楽が頭に残ります。足元のアップや道路をなめるような動きなど、その後のコーエン兄弟作品の原点だと感じられる映画です。コーエン作品は犯罪サスペンスかコメディに分けられますが、米で絶賛中の新作『ノーカントリー』はサスペンスなので、彼らの処女作であり傑作の本映画(再編集版ですが)でコーエン兄弟の世界に浸ってから新作を見るのもいいと思います。 [DVD(字幕)] 10点(2007-12-15 20:36:32) |
371. 麦の穂をゆらす風
《ネタバレ》 アイルランド独立戦争を庶民の視点から語られます。理不尽な抑圧に反抗して戦争に未を投じ、内戦でかつての仲間と戦わざる得なくなるというストーリーの中に救いがなく、見ていて辛いですね。前半は淡々としていて、とっつきにくかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-15 11:24:09) |
372. ハンニバル・ライジング
《ネタバレ》 雰囲気作りのうまい映画。妹の復讐劇と言えばそれまでですが、戦後のヨーロッパの重々しさが映画の内容に合っていて、飽きずに見れました。「レッド・ドラゴン」とは打って変わった地味な配役も、雰囲気を壊すことなく良かったのではないでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-10 17:51:49) |
373. 幸せのちから
ウィル・スミスだからこその映画ですね。飽きることなく楽しめ、心温まる映画です。こういった成功はアメリカだからこそでしょうか、日本ではなり得ないような。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-08 14:24:35) |
374. ボーン・アルティメイタム
ドキュメンタリー風のアクション作りがこの映画の魅力ですね。迫力と緊迫感があって、最後まで楽しめます。今回は配役も豪華でした。 [映画館(字幕)] 7点(2007-12-06 10:00:19) |
375. ショート・カッツ
待望のDVD化により即購入、鑑賞しました。アルトマン映画では最も好きな1本です。日常生活に浮かぶ人と人との関わり合い、心のすれ違い、おかしさ、哀しさがテンポよく描かれ、3時間まったく飽きません。出演している俳優はみんな実力派ばかりで、役にもぴったり。見るたびに新たな発見のある映画です。DVDに特典が入ってないのが少々残念でありますが。 [DVD(字幕)] 10点(2007-11-28 12:15:12) |
376. ホワット・ライズ・ビニース
《ネタバレ》 後半はおもしろかったですが、前半は伏線にもなってない話が続き、拍子抜けでした。ミシェル・ファイファーは適役でしたが、意外な素顔を現す夫がハリソン・フォードである必要があったのかどうか疑問です。2人のおかげで、飽きることなく見れたのではありますが。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-19 10:17:18) |
377. アビス/完全版
《ネタバレ》 スペシャル・エディションによる初鑑賞。ビデオでは何回も見ている大好きな映画です。通常版と完全版の違いはラスト30分ですが、映画としては別物でしょう。『地獄の黙示録』では、通常版で分かりにくい部分が特別完全版でわかりやすくなり、ストーリーに大きな違いはありませんでした。『アビス』では明らかに違います。争いを続ける人間に対する警告をはっきり主張することで、エド・ハリス演じるバドの自己犠牲がより感動を呼びます。サスペンスとしての緊迫感、海の底という閉塞感、アクションの高揚感……その全ての見せ方がうまいです。異性人の登場という展開に違和感を覚える人もいると思いますが、通常版と比べて楽しむのもいいと思います。スペシャル・エディションのメイキングには、巨大な水槽の建築から水中撮影の工夫など、映画ファンなら楽しめる映像満載です。CGの先駆けとなった本作がどう作られたか楽しむのもいいと思います。液体酸素のスーツを着るエド・ハリス、実際にスーツの中に液体を入れて演技してるようです、スゴイ! [DVD(字幕)] 10点(2007-11-17 12:53:09) |
378. ママの遺したラヴソング
悪い気のしない、さわやかな感覚を味わえる映画。ジョン・トラボルタ目当てで見る人は、十分楽しめると思います。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-13 23:08:34) |
379. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 ジョディ演じる主人公の行動は、世間の目からみてどうというのではなく、自身の心に素直に従った結果なのでしょう。被害者として、犯罪者として生きることになる彼女の背中が印象的でした。テレンス演じる刑事の行動も、法に従うといくら考えていても結局は感情の中で裁きをつけてしまう人間の行動のひとつを反映したものでしょう。物語は重いですが、ニール・ジョーダンの落ち着いた演出で満足できる映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2007-11-11 13:54:44) |
380. マリー・アントワネット(2006)
おもしろかったです。マリー・アントワネット像を現代の女性に置き換えたような映画で、衣装,セット,音楽も含め、丁寧に作ってありました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-11 08:36:22) |