361. トータル・フィアーズ
《ネタバレ》 軍事サスペンスとアクションの融合で、とっつきにくい部分もありますが・・・、 まぁ、そのとっつきにくい部分は噛み砕かれてるわけでもないですw 一応、テロを企てる組織みたいなのは出てきますが、 時間軸は振り回されてるアメリカとロシアの間で進んでいき、双方ただただパニックに陥る様を強調して描かれてる分主人公の影がとても薄い。 挙句に核は爆発するわ、アメリカもロシアも血が昇って全面戦争だ!と捲くし立てるわ。結局、巨悪の狙い通りに物語が進み、主人公からのホットライン一本で戦争が止まる。という壮大なんだか地味なんだかよくわからん展開。 しかし、国のトップや軍のトップが(ロシア大統領だけは、まだ冷静に描かれていたが)この映画に出てくるような人達だったら、戦争なんて永久に無くならないんだろうなぁ。「やられっぱなしで舐めらてたまるか!」の論理で核をぶつけるだ、ぶつけないとか、次元が低すぎる。アメリカ人って、どうなってんの? [DVD(字幕)] 4点(2009-09-25 07:45:13) |
362. カムイ外伝
なんとも感想をどう表現して良いのかわからない作品ですね。 捻りがなさ過ぎというか、ホントにアクションムービーなんですよ。VFX?しらんけど、CGとかふんだんに使われてはいますが、どこが良い!とかどこが悪い!っていう点が、なさすぎ。 っていうか、このホンならクドカンである必要あったんですかね? 時代劇とクドカンの相性が悪いのか? 崔監督とクドカンの相性が悪いのか? たぶん、後者なんでしょうけど。 あんまりベテランというか、大御所と組んでもクドカンは駄目なのかも。 三池監督の「ゼブラーマン」も、「GO」や「ピンポン」のホン書いた人とは思えない感じだったし。 [映画館(邦画)] 5点(2009-09-21 20:31:13) |
363. シムソンズ
和製クールランニング。 とにかく良いです。 [映画館(邦画)] 9点(2009-09-12 20:50:02) |
364. しんぼる
《ネタバレ》 予告を観て「CUBE」のコントっぽい話なのかなぁ、と予測をしてしまいましたが、 あまり大きな裏切りも無く「CUBE」のコントっぽい話でしたね。 それか世にも奇妙な物語に松っちゃん主演で出てきたみたいな。そんな感じ。 最後にコージー富田でもいいから出てくればコメディとして成り立つ感じもしましたが、そこは狙ったわけではないようです。 基本一人芝居なので、セリフも奇声が多いです。 わざとらしい独り言を排除という意味合いがあるんでしょうけど、 ずっとそれを観させられても辛い。 ちなみ松本人志は大好きですよ。自分の人生においてこれほど影響を受けた人は居ません。 それでも、あえて言わせてもらうなら残念な映画でした。万人ウケは最初から狙ってないにしても、 はたして、この映画の真意を受け止めたお客さんって、どれだけ居るのでしょう? [映画館(邦画)] 3点(2009-09-12 20:12:05)(良:1票) |
365. アイス・エイジ
モンスターインクの氷河期版? みたいな印象で観ていましたが、個人的にはモンスターインクより好きです。 登場キャラクターが序盤まるで噛みあってないところとか、終盤定番の友情パターンも大好きな展開です。 [DVD(吹替)] 8点(2009-09-12 19:59:03) |
366. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 正直、エピソード1を見たときは、エンターテイメントに走りすぎてて、こんなもんを描くためにスターウォーズⅠ~Ⅲの導入部分を3作に渡って作るのか、と思ってましたが エピソードⅡは、それなりにオリジナルのⅠ~Ⅲに繋がる伏線が、何気ないセリフにまで散りばめられていて、なかなか見応えがありまたね。 やっぱりエピソード1から順番に見るよりは、製作発表のされた順にⅠ~Ⅲ、エピソード1~3と観て行かないと、たぶん面白さは半減する。 まぁ、でも後だしの映画だし伏線盛り込む脚本を書くのはそんなに難しいことではないと思うので、多少減点。 [DVD(字幕)] 7点(2009-09-05 21:20:29) |
367. ぼくたちと駐在さんの700日戦争
面白かった。うん。良かった。 クライマックスに向けて段々、仲間が集まってくる所とか、わかりきってても、逆にあーいう展開じゃなきゃ気持ち悪いでしょ。 昭和の古き良き日本映画~っていうのに、あんまり固執しなきゃ完璧だった。 1979年の設定にしないで、あえてパラレルワールドとして、観る側に委ねちゃえば良かったのに。 元のブログもすべてがノンフィクションじゃなく、フィクションもいろいろ混ざってると公言してるんだし、そこをリアルに設定するから難癖つけたがる人が出てきちゃう。 まぁ、あんまり理屈をこねてもしょうがない。 楽しんだ人が勝ちの映画だと思います。 [地上波(邦画)] 9点(2009-08-19 22:14:11)(良:1票) |
368. メン・イン・ブラック2
《ネタバレ》 前作のテンポの良さを、さらにさらに、と無駄な部分は省いて省いてって感じでしたね。 もっと遊んでも良かったんじゃないか、と思うことってあんまりないんだけど、さすがに思ってしまいました。 でも、ちゃんと前作の設定を壊さずに生かしきった続編で、2作とも普通にお薦めできる映画ですね。大体、続編作ると8割失敗するかないっすか。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-17 22:32:18) |
369. メン・イン・ブラック
10年も経った今となっては、普通。という感想になってしまいますが、 設定とか、皮肉な感じとか、いろいろ含めて良作だと思います。 無理矢理、尺を伸ばさないで、テンポ重視に徹した潔さも好感。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-16 22:51:02) |
370. ワンス・アンド・フォーエバー
《ネタバレ》 正直、前半はだるかった。ベトナム戦争の意義みたいなのを唱えられても、アメリカ人でもベトナム人でもない自分が見ても、何の感情移入もできないし、ベトナム戦争そのものの予備知識にしてもある方でもないし。 しかし、後半の戦闘シーンに入ってからは、あの前半のだるかった部分が大きく響いてくる。 人がガンガン周りで死んでいく。そして、その簡単に亡くなって行く命にも家族が居る。とても当たり前のことだが、これまでの戦争映画は、そこから目を背けて、凄惨な現場を再現し極限の状況を映像化していただけなのだ。と気付かされる。 爆薬で全身が丸焦げになる映像よりも、全身が丸焦げになった兵士の家族の悲しみ、兵士自身の悲しみそこまできっちり伝えてこそ意味の有る映画なのだと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2009-08-12 22:04:51) |
371. 模倣犯
まず被害者側から話が始まり、途中で加害者側から最初から事件を見直していく手法は、個人的には有りです。テンポが悪くても、レビューの酷評ぶりほど、ひどいもんではないなぁ、なんて思ってたらCG爆死シーンが来て思わず「うわぁ」って口から出てしまいました。 あれは、-10点分のインパクトというか、これまで丁寧?チックに作ってきたすべてをぶち壊すほどの衝撃がありましたね。一体、何が撮りたかったのでしょう? コメディ映画、いやバラエティ番組ですらあんなひどいCGはご披露しないでしょう。 ラストの子供は、誰からも愛情を与えられなかったピースが、せめて山崎努氏演じる戦争ジジイなら愛情を持って自分の子供を育ててくれると、託すというメッセージなんでしょうけど、説明も伏線もないので、たぶん100人見たら100人が???でしょうね。 DVDで44の謎というキャプチャーを観てギリギリ受け取れるというか。 っていうか、この44の謎の文章の書き方も、~~だろうか?とか、~~なんだろうか?とか全部疑問系で終わっててイラッと来た。こういう補足がないと観る側が受け止めきれない作品で、これ付けたんなら疑問形でいちいち説明すんなよ、と思った。 [DVD(邦画)] 3点(2009-07-23 22:18:47) |
372. I am Sam アイ・アム・サム
いいお話だったと思います。 キャストの演技も、子役含めて素晴らしかったし。 ストーリー展開も、普通に退屈せず。 普通に誰かにお薦めするのに、「無難」な映画だと思います。 もう少し、「ほら泣けー、ほら泣けー」的な要素が強いと、好き嫌いのハッキリ別れる映画にはなるんでしょうけど。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-21 22:22:38) |
373. パニック・ルーム
良くも悪くも普通ですね。 捻りもなんもないので、プラス点もマイナス点もなく。 強盗3人衆の方が、人間ドラマしてましたね。 強盗目線で描いた方が面白かったかも。 [DVD(字幕)] 5点(2009-07-13 22:32:16) |
374. 親指さがし
《ネタバレ》 ホラーと言うよりサスペンスですね。 テンポが悪いのが、残念ですがストーリーは中々の出来。 途中、脱落しかけたのが嘘かのようにラスト周辺では、それなりに引き込まれるので、 そんなに悪い評価では、ないです。 行方不明になった娘は、さすがにあんなわかりやすいところ、警察も発見できるだろ。とか、8年経った死体というかミイラが、なんか「?」の出来だとか、そこをツッコミ出すと、もっと低い評価になっていくのは、仕方ない気はしますが、そこの部分は、作り手の伝えたい部分では、ないと思うので、あえて自分は見てみないフリです。 [DVD(邦画)] 4点(2009-07-12 15:01:38) |
375. 突入せよ! あさま山荘事件
全体的に中途半端という印象。 重厚なストーリーかと思えば軽い部分もあるし、おちゃらけてるかといえば、そういうわけではなく。 扱ってるテーマがテーマなので、もっとどっちかに偏った方が観てる方も引き込まれると思う。演じてる役者も、どっちに傾けばいいのかわからん感じで演じてるように見えた。 それにしても、長野県警の扱いはフィクションとはいえ、可哀想w 事実であったにせよ、事実じゃないにしろ一番踏んだり蹴ったりでしたね。 あと、藤田まこと演じるお偉いさんは、なんか良いこと言ってるように見せかけて、いい加減極まりない。適当な人間が意図的に「ふだん、適当に見せかけて俺実は考えてんねん」的な人物像を作ったような感じがしてひどく嫌悪感を感じた。 あーいう人間が上に居ると下はたまったもんじゃない。つべこべ言わず、てめーが動けって気分にさせてくれたし、 長野県警にも、出来ないくせにしゃしゃり出てくるな!ピンチになったらこっちへ放り投げるくせに!という現実社会で味あわされる気分を思い起こしてくれた。 狙った皮肉なのだろうが、見てて良い気分にはならない。 そこをえぐるならきっちり消化させてくれって感じだ。 [DVD(邦画)] 5点(2009-07-04 22:26:21) |
376. スパイダーマン(2002)
映像の凄さ、とウィレム・デフォーの怪演には、正直圧倒されました。 作品全体の評価としては、日本であんなにフィーバーする理由がよくわかりませんでした。 幼い頃から、マーベルコミックに慣れ親しんだ人達が見れば、そりゃあ感涙モノの出来だろうなぁ、とはわかるけど、そうでもない日本人が熱狂するのは、ちょっと違うかな? 普通に良作だけど、なんかアンチな気分を引き立てる。 あとヒロインの尻軽さは、どうにかならんものか? 尻軽キャラとして潔く徹底してくれた方が、まだ好感が持てる。 [DVD(字幕)] 6点(2009-07-03 07:43:53) |
377. コラテラル・ダメージ
もっとサスペンス的展開というか、政治的なメッセージも含まれた作品なのか、と思ったら、まぁ、シュワちゃんのお決まりの展開と言えるドンパチアクションムービーでしたね。 設定的に深い話になりえそうでしたが、あまりそっち方向へは行こうとせず、結局ドンパチムービー作りたかっただけなのに、いらない設定となってしまった感じがする。 切り分けてサスペンス要素を強めたら、もっと面白くなったように思う。 もちろん主演はシュワちゃん以外の俳優でw。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-22 09:31:58) |
378. ベイブ
これは吹き替えで見ないとね。 声優の人子供なのかな?大人だったら上手すぎるわ。 [ビデオ(吹替)] 7点(2009-06-12 09:59:13) |
379. 友へ チング
《ネタバレ》 前半はビーバップハイスクールや岸和田少年愚連隊のようなノリで、中盤から男たちの挽歌のような熱い展開。 どっかでみたような要素も多いし、妙に洒落た撮り方を意識してる感じもあるけど、こういう男臭い話は好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-12 09:35:20) |
380. トイレの花子さん(1995)
《ネタバレ》 ホラーというよりはノスタルジックな映画ですよね。 まぁ、なんていうか最後の突然キスシーンで終わらせちゃったので全部ぶっとんじゃうくらいのインパクトはありましたw 当時、冴子役の河野由佳はメジャー路線で子役界不動の1位の座を築いていた安達由実と同学年で、その影に隠れながらも注目されてた娘だったんだけど、これ見た時になんとなく「終わっちゃったな」って気がした。 監督が何の意図で、あんな意味のないキスシーンをラストに用意したのかはわからんけど。 [地上波(邦画)] 4点(2009-06-06 17:23:50) |