21. タクシードライバー(1976)
作品の舞台となったその当時のアメリカの状況を理解していると、より面白く見ることができる。心の病んだベトナム帰還兵の異常ともいえる心理が、名優デ(文字化け)」 8点(2000-11-02 17:33:23) |
22. スナッチ
まさしく前作「ロック、ストック~」の焼き増し作品。焼き増しにしては良くできていますが。複雑に見えるストーリーも賭けボクシングのグループと宝石をめぐるグループに分けて考えると案外単純です。前作ほど練りこまれた脚本とは感じなかった。でも、乱立する魅力的なキャラクターたちを観ているだけで楽しくなってくる。 7点(2002-09-02 13:46:52) |
23. ザ・ダイバー
あんまり細かいこと言いたくないですね。感動できるいい映画です。グッディンJr.とデ・ニーロのうまい演技が光ります。 7点(2001-11-17 11:54:50) |
24. クリムゾン・リバー
ジャン・レノ、久しぶりな気がします。彼を見れただけで幸せです。ストーリーはというと・・・ラストがしょぼいですねB級なにおいも・・。でも、それまでの雰囲気がうまくつくられていて、見ている者を引き込む緊張感があります。それなりに楽しめました。 7点(2001-09-02 00:09:22) |
25. ミッション
なかなかの感動作です。でも、観客を置き去りにして進んでいく感があり感情移入ができなかった。常に第三者の視点だったけど、ふたりの主人公の視点から展開させたほうがよかったのでは?そっちのほうが役者の良さが出ると思うし。原住民との交流も弱い。・・・否定ばかりしましたが最後は感動します。いいたい事は伝わりましたし。 7点(2001-08-25 01:29:26) |
26. ミッション・トゥ・マーズ
相変わらず切れ味の悪いパルマ作品。でも反面、ソフトに訴えかけるのでこちらとしては咀嚼しやすくて助かる。ソフトゆえにちゃちく見えるが、自分の考えることを万人に理解させるということは簡単ではない。神秘的でスケールの大きいラストは、手塚治虫を連想させるもの。パルマの考える人間、生物、翻っては宇宙に対しての世界観であろう。同感こそできないが、ひとつの「かたち」として理解できる。 7点(2000-12-31 12:37:30) |
27. ドラキュラ(1992)
気持ち悪いほどのオールドマンの演技に酔った。一方で、キアヌの大根役者ぶりにびっくり。 7点(2000-12-22 13:35:07) |
28. グリーンマイル
神がかった奇跡、というのが日本人には受け容れづらいのかな。感動はできなかったけど、とても大切なことを主張している、それを強く感じることができた。 7点(2000-12-21 19:22:38) |
29. フェイク
かっこいい映画だった。最後、家を出るときのアル・パチーノの肩が薄く見えたのがせつなかった。 7点(2000-12-21 14:11:25) |
30. スリー・キングス
製作者のこの映画で言いたいことはよく伝わった。その意味ではいいドラマだけど、アクションはたいしたことない。でもジョージ(文字化け) 7点(2000-11-03 18:21:58) |
31. エネミー・オブ・アメリカ
観点はいい。だけど、だらだらしすぎ。もっと凝縮できたんじゃない? 7点(2000-11-02 16:58:54) |
32. 椿三十郎(1962)
予定調和で埋め尽くされた勧善懲悪ストーリー。安心してみることができる良質の娯楽作品。三船敏郎はただ突っ立ているだけでもものすごい存在感があります。でも与えられた役はスーパーマンみたいな役なのでアジを感じさせるところまでは行きません。 6点(2002-09-02 14:02:40) |
33. 暴力脱獄
我々は自由で、好きなように生きているようだけど、でもなんとなく社会のルールとかでなんか息苦しかったりとか、まるで孫悟空が釈迦の手の上で走り回っているかのような感じがしますよね。そんな見えない枠をはみ出し、「らしく」生きるニューマンがいかにもクールでかっこいい。当時の若者たちが感じていた息苦しさ、「らしく」生きたいと望む姿がみごとに表されている秀作。でも、映画としておもしろいかどうかは別。「俺たちに明日はない」のほうが見所もインパクトも上だと思う。 6点(2001-11-20 18:37:58) |
34. ザ・メキシカン
ブラッド・ピットは魅力的な役を演じています。芸達者です。ジュリア・ロバーツは演技やり過ぎでしょう。やや、ういているシーンもあった。前半はおもしろいけど、後半からラストに向けてもっと盛り上げて欲しかった。黄と青のコントラストが美しい。 6点(2001-11-17 12:01:02) |
35. ピースメーカー
いかにも「つくりましたデ候」っていうストーリーが緊迫感につながりませんでした。たしかに言いたい事はわかるんだけど、前面に出すぎて説教くさいです。アクションしょぼいし。 6点(2001-08-19 19:49:33) |
36. ビッグ・リボウスキ
だらしなさを地でいってるブリッジス。私のようなダメ人間には、たまりません。演出過多なこの映画。おもしろくないくせに頭に残ります。おもしろくないくせにはまります。そうか!それがコーエンのねらいか!? 6点(2001-08-19 14:29:47) |
37. ホワット・ライズ・ビニース
ハリソン・フォードってニック・ノルティに似てるんだあよなあ。そういう意味で、この役に違和感はなかった。はっきりいってたいしたストーリーじゃないと思うけど、ゾクゾクくる怖さがありました。でも結局は幽霊なんだよな。TATARIといい、ゼメキスは恐怖をこの世のものではないものに求めます。人間の中に恐怖の原点を求めたヒッチコックと大きく異なります。 6点(2001-07-27 12:27:57) |
38. ラストサマー
おもしろいですよ、それなりに。「怖がらせよう、怖がらせよう」とする製作側の路線に、おとなしくのっかってびびりまくってりゃ結構楽しい。ディテクティブ物と考えると、あまりにしょぼいストーリーなのであまり深く考えず、きれいなおネーチャンたちの身の上を案じながらびびりましょう。 6点(2001-07-08 13:33:30) |
39. マルコヴィッチの穴
他人を操ることができたら、誰か他の人間になれたら・・というドラえもん的発想を映像化。ブラックな笑いの中に、イレギュラーな恋愛感情や肉欲、名誉、出世欲などヒューマンで哲学的な意味が盛り込まれた、なかなか奥深い作品でした。ただ、ややアイデア倒れの感があり、収拾がつかなくなったラストは凡庸でB級くさい。 6点(2001-04-14 23:54:49) |
40. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
透きとおる空の青さと、吸い込まれそうな海の深い青とが、暗くなりそうなこの作品を綺麗に美しく演出していた。私はあのラストには共感できない。なぜなら彼らのように伊達と粋狂で生きるほどカッコよくないから。 6点(2000-12-21 19:42:38) |