21. Kids Return キッズ・リターン
一つ一つのシーンをブロック分けしてどれを拾ってきても面白い感じ。脇のキャラが特にいい。石橋凌、彼を撃つ意外なルックスおじさん、漫才師志望の2人、喫茶店の青年、モロ師岡、皆印象深い。さわやかや溌剌がない、ある意味リアルな青春映画。 8点(2003-09-11 01:34:42) |
22. ロミーとミッシェルの場合
《ネタバレ》 いい具合に少しずれているおバカ2人。憎めなくて好きですね。取り入ることが出来そう。アのルックスで利口で決まり過ぎてたら近寄れません。ポストイットのくだりは笑えた。 8点(2003-09-11 01:04:31)(良:1票) |
23. マトリックス
ネオ戦闘映画。スタイリッシュな格闘シーンに、新しいアイデアとはこの事なり、俺が道を作る的な想像力の爆発を感じました。ストーリーは、主人公がやたら強いということで一応解決というのが少々気になりましたが、これはネオの登場編なのですね。これからどんな強敵が?と期待。そしてこれに影響を与えたジャパニメーションに乾杯。 8点(2003-06-16 01:23:56) |
24. ファーゴ
「北の国から」殺人事件版。ただただ純粋に真っ白な雪の中で、穏やかな女刑事夫婦と汚れ荒みまくる犯人達の面白い対比。幸せとは、そこそこの生活と心の平穏にあると教えてくれる映画です。 8点(2003-04-24 01:55:30) |
25. ミザリー
ワンセットものとしては屈指の素晴らしさ。キャシーベイツの人格障害の演技が、行き過ぎず引き過ぎずで恐ろしい。雪に閉ざされた可愛らしいともいえる家は、ちょうどいい緊迫感をかもし出していました。ウィルクスがいなければ住んでみたい所。 8点(2002-12-10 17:29:03) |
26. パルプ・フィクション
最初見た時はたいして面白さを感じなかったのですが、2回目に見た時これはすごい!と身震いしてしまいました。マッドな雰囲気になれてしまったのか、私が汚れたのか。大筋はたいしたことがないのに、1場面1場面のセリフ、演出は、なにか新しい事をやってやろうとするタランティーノの気概を感じます。 8点(2001-11-13 11:32:46) |
27. ザ・ロック
この映画を見るまでは、ハリウッド大資本CG多用火薬バンバン映画は、あまり好きではなかったのです。しかし、これは面白い。大資本映画も良いななんて、またひとつ社会の毒牙にはまった(?)感じでした。映画館で見たのですが、大画面を生かせる素晴らしい映像。特に発煙筒を焚くシーンなんて。音楽もノリが良くて素敵です。マイケルベイ監督期待大大。 8点(2001-10-31 11:00:32) |
28. CUBE
最後まで何故「CUBE」があったのか説明しない素晴らしさがあった。あれで主催者(?)が出てきたり、種明かしがあったりしたら、つまらなくなってしまいますものね。命を守るために意味のわからない事を真剣にさせられる。不条理なんだけど、後で考えたら現代社会と一緒みたいなところがあって面白かった。 8点(2001-10-25 14:55:51) |
29. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
流れるような展開。壮快。タランティーノかリッチ-か。どちらも好き。 8点(2001-09-28 10:19:26) |
30. ギャラクシー・クエスト
パロディーも伏線もバッチリ。洒落もきかせ感動させる脚本を書くのは大変難しいと思います。ただ尊敬。アメリカンコメディーここにあり。 8点(2001-09-27 14:14:25) |
31. ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!
社会の縮図のような生徒会選挙。登場人物の個性が巧みに表現され、コンパクトながらユーモアもたっぷりの小気味の良い佳作でした。何といっても、良かれ悪しかれ皆が前向きなのが気持ち良い。先生なんて失業し家庭崩壊してもミルクを投げつける元気がある。何事も悪く取らないおぼちゃま思考の彼も気に入りました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-01-13 03:31:00) |
32. Love Letter(1995)
10年前に見たときより遥かに良く感じた。やすらぎ、くつろぎ、恥じらい、ためらい、この10年で無くしたものがわかるような映画になっていた。確かに女の子への妄想ブリッコ映画ではある(当時も感じた)。しかし10年前なら有り得るのではという女性像を、今は皆無に近いと感じる世の中にいることが、この映画の印象をより良く感じさせる要因になっていると思う。岩井俊二のカメラワークに溶け込む雪と中山美穂に癒されました。 7点(2004-02-16 23:14:24)(良:1票) |
33. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
年をとった自分が観ていて片腹痛くなるほど綺麗で純で切ない映画でした。初恋相手的な可愛らしさを、奥菜恵が思春期の妖艶さを持って好演。心の中でカメラを回してるようなカット割は大絶賛。自主映画的でもあるしプロの技も光る映画でした。 7点(2003-12-17 10:24:46) |
34. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
アイデアによっては飽きさせない映画も作れると感じさせてくれました。もちろんこんなのばかりでは困るし1800円は払えないですけど 、火薬やCGでドッカンバッカンが多い中これは個性。むこう向いて立っているだけの恐怖感いいね。 7点(2003-10-24 01:31:05) |
35. ペパーミント・キャンディー
悲劇の要因は生きてきた過程もあるけど、本人のパニックに陥りやすい性格が一番の原因かなと感じます。弱さゆえに荒んでいく人生が上手く描かれてました。私もそう強い人間でもないので同情。大袈裟な錯乱を除けば落ち付いた演出。細かなところで意外性を出していた。 7点(2003-10-14 16:34:57) |
36. 陰謀のセオリー
私は鍵となる歌があるような話に弱いのですよね。水道管だっけ?「I love you baby~♪」が聞こえてきた時はさぶいぼ。 7点(2003-09-23 12:54:41) |
37. フロム・ダスク・ティル・ドーン
ずば抜けた構成。タランテイーノは銃で頭もとばすけど、発想もそれに負けずとばしますね。自由とはこの人の脳みそのことだ。 7点(2003-09-23 12:38:17)(笑:1票) |
38. ツイスター
質感を感じる竜巻。それに挑む人の気持ち・行動と音楽が一体となって楽しめました。仕掛けが舞い上がった時は心でバンザイ。キラ・キラ・キラ。 7点(2003-09-23 12:33:21) |
39. セブン
動機としては屁理屈サイコなのですが、全体的な映像の重さがお気に入りです。フリをこれでもかと溜めて、オチがすごく浅薄なのはフィンチャー流。同年としてスキ。 7点(2003-09-23 12:25:09) |
40. ガタカ
空間を楽しませていただきました。近未来のやりすぎない設定と主人公の心の、空間。主人公は結構寂しい事をしているのですけど、それも遺伝子至上主義への抗いと取ればある程度良しとできます。周りの人たちが主人公に都合良く動き過ぎるのが少し気になりましたけど。手品に乗り過ぎ。 7点(2003-09-17 01:07:04) |