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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 594
性別 男性

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21.  深夜の告白(1944)
ビリー・ワイルダーの初期の頃の作品にはサスペンスチックな物が多いですね。よく他の映画の中でネタにされることが多い作品なので、(ウディ・アレンや最近では「ファム・ファタール」)前から観たいと思い気になっていました。この映画を観ると、いかに保険金詐欺という行為を成功させるのが難しいかがよく分かります。(単に調査員のキーズが有能だっただけかもしれないけど・・・)やっぱりこれはストーリーがどうこうと言うよりも、回想形式の演出が上手いですね。展開が読めてしまっても最初から最後まで一気に物語の中に引き込まれてしまう。傑作フィルム・ノワールです。
8点(2004-04-21 19:06:09)
22.  郵便配達の学校 《ネタバレ》 
『のんき大将』の方は観ていないのですが、これは短編ながらもかなり面白かったです。ジャック・タチの演技はチャップリンに通じるものがありますね。航空便に間に合うべく郵便配達の学校を出発した後、通りがかりのトラックに掴まってその荷台で郵便物の作業をするシーン。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマイケル・J・フォックスよろしく、こういうアイディアは本当に好きです。その後踏み切りに自転車を吊り上げられたりしながら、時間がないと言いつつも酒場でダンスに熱中するフランソワ氏が面白い。しかしこの『郵便配達の学校』は【野生のおっさん】さん↓の言う通り、ユロ伯父さんシリーズなどにある”ほのぼのとした笑い”とはちょっと異なるタイプのものなので、「あれ?」という印象も少なからずはありましたね。
8点(2004-04-15 23:06:34)
23.  赤い河 《ネタバレ》 
出発時に牧童たちが次々に”イヤッホォー!”と叫ぶところが好きです。あとはまぁ皆さんがおっしゃっている通り、1万頭にも及ぶ牛の大暴走シーンですかね。久しぶりに「これは凄い!」と思わせられる圧巻なシーンを見ました。最後に女の言葉だけで仲直りしちゃうところなんかはちょっとあっさりしすぎのような感じもするけど、あのシーンのお陰で観終わった後にはとても晴々とした気分になって良かったです。ハワード・ホークスの西部劇はやっぱり面白い!
8点(2004-01-05 20:36:31)(良:1票)
24.  失われた週末
その年のアカデミー作品賞や主演男優賞を受賞したこの作品だけど、主人公がアルコールのせいで幻覚を見るところなんかはもうホラー・スリラーの領域の入っています。コメディを得意とする監督ビリー・ワイルダーがこういう映画を撮るのにはちょっと違和感があるけど、窓から吊るされた酒瓶や拳銃などの小道具の使い方は相変わらず上手い。全体的に暗い雰囲気が続く映画だけど最後の主人公の決意にはちょっと感動したりもしました。ちなみに精神異常者などの役柄がオスカーを獲り易いというジンクスが生まれたのはこの作品からとのことです。
8点(2003-10-13 16:04:43)
25.  チャップリンの独裁者
ギャグも命がけ、ここでのチャップリンは明らかにキートンよりも危険なことをしています。ここまで完璧な映画はそうそう無いと思いますが、逆に完璧すぎてちょっと入り込み難いところがあるような気がします。何を喋っているのか分からないにも関わらず笑えるヒンケルの演説。愛と自由、そして正義について訴えたチャップリンの言葉は 果たして今の人々の耳に届いているのでしょうか…?
8点(2003-09-05 18:42:12)
26.  市民ケーン 《ネタバレ》 
初めて観た時は「何がそんなに凄いねん!?」と関西人でもないのに関西弁で叫んでしまいましたが、何年か振りに見直してみると確かに凄いんです。冒頭の一面雪景色かと思ったら突如カメラがズームバックしてスノードームへと移り変わるオープニングから、全編に亘って繰り広げられる徹底したパンフォーカス撮影、少々やり過ぎなんじゃないかとさえ思える影を多用した照明配置と、このワンシーンを撮るだけでも相当時間掛かってるんだろうな~というスタッフの影の苦労が窺えます。ただ正直言って個人的にストーリー自体は面白くも何ともない…とまでは言いませんが、『アビエイター』のハワード・ヒューズ氏同様、アメリカの富豪のやることには付いていけません(一応こっちはフィクションですが)。この映画の実質上の主人公である記者トンプソンの「私にはケーンが哀れに感じる」という言葉には同感です。結局ケーンは数多くの大事なものを失い、その中でも"薔薇のつぼみ"は取り分け大きくて重要だったということでしょう。とりあえず富と名声さえ手に入れれば人生の"勝ち組"(この言葉大嫌い!)とかになれると思っている人々に是非観て頂きたいですな(笑)。
[ビデオ(字幕)] 8点(2003-08-28 17:51:24)(良:2票)
27.  恋のラジオ放送 《ネタバレ》 
アメリカの良心ジェームズ・スチュワートとチャップリン映画のヒロインで有名なポーレット・ゴダード(主に「モダン・タイムス」や「独裁者」など)が競演したロマンティック・コメディ。音楽嫌いで町の皆から忌み嫌われている主人公の伯父という設定が、ちょっとキャプラの「我が家の楽園」を思わせますが、本作は傑作まではいかないにしろ精々佳作というところでしょうか。前半のミュージカルタッチも小気味が良く、後半の千$プレゼントの抽選法を必死に探し回るところ等は最高に面白いです!まさか善人ジミー・スチュワートがラジオ局の小賢しい職員を殴り飛ばすとは思わなかったけど(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-11 19:08:46)
28.  第七のヴェール 《ネタバレ》 
おいおいジェームズ・メイソン、ロリータでまだ懲りてないのかよ…と思ってしまいます。実際はあの作品から15年以上も前の作品なんですね。1945年と言えばヒッチコックが傑作「白い恐怖」を世に生み出し、ビリー・ワイルダーが「失われた週末」でアカデミー賞を受賞した年ですが、いずれの作品も登場人物の心理描写を売りにしているのに対して、この「第七のヴェール」はそれらの作品と比べるとややインパクトが弱いように思えます。冒頭のスリリングな導入シーンは勢いがあって良かったのですが、その後のドラマ部分はやけに単調さが目立つし、ラストのオチに至っては肩透かしな感が否めません。とは言え主演のアン・トッドの異様な美しさ、そして現実から記憶の世界へとオーバーラップしていくところの手法の巧みさなど、ミステリアスで見事な雰囲気を創り上げています。そもそも巨匠たちの作品と比較すること自体が酷な訳で(お前が言うなよ!)、普通の映画として観ればなかなかだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-26 19:13:44)
29.  美女と野獣(1946)
ジャン・コクトーの映画を初めて観ました。いや~、実に美しい。映像の質が良いとかそういうんじゃなくて、照明やカメラワーク、俳優の演技に言い回しと何もかもが気品に満ちています。醜いはずの野獣でさえもエレガント。「美女と野獣」と言うと今までディズニーのアニメしか観たことがなかったので、こういう描き方もあるのかと新鮮な衝撃を受けました(と言うかこっちの方が正当?)。マイナス一点は夢のような世界に本当に寝入りそうになってしまったので…、しかしあの腕はインパクト絶大です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-21 22:42:57)
30.  マルクスの二挺拳銃 《ネタバレ》 
カモったつもりが逆にカモられていたという、グルーチョらしかぬオープニングから始まるこの映画はマルクス兄弟の中でも異色の西部劇。とは言え舞台が変わったところでマルクス兄弟は腐ってもマルクス兄弟。時代設定を全く無視した言い回しや、駅馬車内での帽子の取り合い、そして拳銃の突き付け合いには笑わせてもらいました。終盤のやたら動きがカクカクした決死の列車アクションも必見です。
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-12 16:02:50)
31.  邪魔者は殺せ 《ネタバレ》 
なかなか重厚な作りで良かったです。それから衛星放送で観た後すぐにレビューを書いておけば良かったと思えるほど、皆様と内容が被ってしまうのですがこれ以上被らない内にとっとと書いておきます(笑)。そんな訳で皆様の仰られる通り本作は「第三の男」同様、影に拘った演出とモノクロームの映像が実によく物語にマッチしています。結局は全部あの間抜けな主人公が悪いんだけど、様々な人に助けられ(いじくられ)ながら半死半生で生き延びていく姿は面白かったです。また他の仲間も警官に射殺されたり捕らえられたりしながらも、最後まであらん限りの抵抗をするシーンはスリリングで尚且つ哀愁を誘いました。余談ですが、鳥好きのシェルという男は見ていて個人的に「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムを思い出しました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-19 23:46:09)(良:1票)
32.  ハムスター
はっきり言って一目見ただけでは何の動物か分からないけど、自分の耳で汗を拭くウサギや警告音を発するカエルなどの姿はとてもユーモラス。ただハムスター好きの人は観ない方が良いしょう、確実にイメージが壊れますから(汗)。このまるで「アリとキリギリス」のような教訓的(風刺?)なお話は当時のお国柄が反映されてのものでしょうか?何にせよカレル・ゼマンの作品は長編ならずとも短編でも高いクオリティを誇っています。
7点(2005-02-25 17:00:54)
33.  靴みがき 《ネタバレ》 
「自転車泥棒」のレビューは山ほどあるのに、こっちは一つもないというのがちょっと虚しいので観てみました。こんなことを言うと人間性を疑われそうですが、個人的には「自転車泥棒」並の不幸を期待していたので実際にはそれほどでもなくてちょっとガッカリしてまいました。確かに悲惨であることに変わりはないけれど。「自転車泥棒」では単純に自転車を盗まれるということから主人公にも感情移入ができたけど、こちらはそもそも自分が靴みがきの世代ではないので親近感も湧かず…、平和ボケというやつですね。最後も無理矢理くっ付けた感じのオチでしっくり来ないし、イタリアン・ネオリアリズムがどうこうと言う以前に普通に少年二人の物語として観た方が面白かったです。全ての原因の発端がたった一頭の馬というところも象徴的。
7点(2005-02-03 12:39:13)
34.  石の花 《ネタバレ》 
ロシア映画お得意の民話をベースにしたファンタジー・ストーリー。緑を基調にした鮮烈な映像が実に綺麗で、また蝋燭による時間の経過や季節の移り変わりを一瞬で表してしまうところの演出も上手く、画面一面に花が咲き渡るシークエンスなどはそのイマジネーションの豊かさに思わず感嘆してしまいます。ついでにセットもかなり凝っています。はっきり言って石の花のデザインはけっこう俗悪だと思いましたが…、個人的にはダニーラが作った植木鉢の方が好みです。やや古めかしく子供向けな感は否めませんが、たまにはこういう映画も良いものです。ところで最後はめでたしめでたしで終るから良いんだけど、そういえばこれって回想録じゃありませんでしたっけ?嗚呼、「新ガリバー」が観たい。
7点(2005-02-02 00:18:31)
35.  カバーガール
「近道は落ちるのも早い」って良い言葉ですね、やっぱり人生はコツコツと地道にやって行かないと。そういえば本格的に意識してリタ・ヘイワースを見たのは今回が初めてなのですが、確かに彼女は一際輝いていました。女の足にしか興味が無いというジーン・ケリーも毎度のことながらユーモラスで、特に二人のジーン・ケリーが夜の街を踊るシーンは画期的で面白いです。個人的にはだだっ広~いホイートン劇場よりも、小さいけどギミックに凝ったダニー・マクガイアのクラブの方が好きですね。これからカキを食べる時は「カモーン、パール!」の掛け声も忘れずに。
7点(2005-01-15 00:17:46)
36.  ギルダ 《ネタバレ》 
映画自体よりも『ショーシャンクの空に』で知名度が高い作品かと思われますが、まさか囚人たちにこんなものを見せていたとは…。例のシーンが出てきた時には思わず笑ってしまいました、モーガン・フリーマンが「色っぽい」と言う気持ちがよく分かります。物語はフィルムノワールの古典ということで興味深く観られ、主人公のナレーション形式で進行していくところも渋かったのですが、最後が上手い具合にまとまりすぎて 散々引っ張った挙句に「なんじゃそりゃ」と思わず突っ込みたくなりましたが、放浪紳士チャーリーさんの仰る通り「ストーリーなんてどうでも良いんじゃ!」と叫びたいのが正直な本音かもしれません。
7点(2005-01-12 21:50:01)
37.  王将(1948) 《ネタバレ》 
良い映画だけど最後の泣かせ所がちょっとクドすぎる、なんて思ってしまうのは心が病んでいる証拠でしょうか?とか思っていたらまさかこれが実話だったとは…完全に参りました。最初はまるでアル中の映画みたいだったけど、後半の対局シーンは今にも居合でも始めそうなくらい凄まじい緊張感があった。ところで僕は八尾の朝吉さん以上に 将棋のルールもロクに知らない人間ですが、真の名画とはたとえ観客がそれを知らなくても楽しめるものだと思います。なのでやっぱりこれは良い映画です!(何やねん)。
7点(2004-12-29 00:32:10)
38.  錨を上げて 《ネタバレ》 
歌って踊って恋する楽しいミュージカル映画のお手本のような作品ですね。まず最初に錨のマークが出てきた時から早くもやられてしまいましたが、「後髪を引かれる思い」での他の乗組員たちのブスッとした表情や、フランク・シナトラの「大人になったら分かるって言われたけど今でも分からない」という台詞には笑わせてもらいました。影の使い方もおしゃれでユニークだし、「どうだ凄いだろ」と言わんばかりにピアノの鍵盤を追い続けるカメラワークにも唸らされるものがありました。そして「トムとジェリー」のアニメパート、決して使い回しなどではなくこの映画のために作られたというのが凄い。一ファンとしては感泣ものです(ジェリーがジーン・ケリーに比べてやたら馬鹿でかくなってたけど)。他にも「どこが山賊やねん!」というジーン・ケリーの華麗な衣装など見所は多いです。しかしながらこんな簡単な内容であるにも関わらず2時間20分という上映時間はさすがに長い!この手の映画は個人的にせいぜい2時間前後が限界で、それ以上だとどんなに華麗な動きを見せられても逆に鬱陶しくなってしまいます。手法は目新しいけど話自体は極めて凡庸だったので平均の7点、良質のミュージカル作品ではあると思います。
7点(2004-12-08 19:12:30)
39.  紳士協定
これで7点とか無難な点数を下したら、やはり怒られてしまうのでしょうか?
7点(2003-09-09 23:10:13)
40.  逃走迷路
「怖いわ」なんて言いつつも、しっかりとラブストーリーよろしくダンスを踊っている二人に7点。
7点(2003-08-29 10:08:48)
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