21. さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
主題歌が絶品でいまでも好き。999が大アンドロメダに突入する場面にテクノ風音楽とか、音楽演出のセンスのよさは秀逸。独特の雰囲気(背景美術)も良い。だけどねぇ、お話が緩い。脚本家は前作とは別の方だそうですね。下のほうで誰かいってるけど、よく考えたら鉄郎が出向かなくてもあの母星滅びるジャン。 3点(2003-07-29 04:48:01) |
22. 太陽の帝国(1987)
「画面すべてが計算ずく」と公開当時に庵野秀明がアニメ誌で語っていたことを思い出す。TVで観て、ああなるほどなと思った。こう評論してほしいという計算がまず先にあって、その企画書にあわせて絵が撮られているというか。捕虜収容所での日本軍人の描写に『戦場のメリー・クリスマス』を研究した跡が濃厚に伺える。そういえばたけちゃんにも出演依頼があったそうだけど、俺にあいたきゃテメーが日本に会いに来いと言い返したとは本人の談。 4点(2003-07-29 04:33:42) |
23. 王立宇宙軍 オネアミスの翼
SF『蒲田行進曲』。ただ、この計画の背後にあると思われる何万人のスタッフそれに莫大な国家予算等については言及ほとんどナシ。あの男の子たちはただの乗員に技術者でしかないのに、自分達がゼロから作ったんだといわんばかりのオチには今思うと閉口する。それに、あの女の子はいかにも青春期の男の子が夢想しそうなイメージで、私には付き合いきれなかった。当時24歳だったという監督の山賀を始め、自分達のことしか見えなかった男の子たちの若気と情熱の至りというところだろうか。採点ちょっときつめの3点。 3点(2003-07-29 04:19:25)(笑:1票) (良:1票) |
24. タイタニック(1997)
これ、よくみるとあの金持ちバーサンの回想シーンだけでできてるのね。だから、どこまでが本当なのかはわからないわけです。レオ様をほんとうは見捨てて自分だけ逃げ出したのかもしれないし、そもそもあの婚約者がレオ様のポッケに首飾りを忍ばせたシーン、あれはバーサンは知りえないことですよね。それがなんで回想に出てくるんだろう。映画だからいいじゃん、だって?『羅生門』って映画あるでしょ。ある殺人事件について四人とも言うことが違っているという話。もし問題の婚約者それにレオ様(の霊魂)がこの事件について語ったら、ローズばあさんとは全く異なることを証言するかも。そう考えたら、一気に醒めました。 1点(2003-07-28 13:31:07)(笑:1票) (良:1票) |
25. ゴッドファーザー PART Ⅱ
大好きな映画だけど、あえて苦言すると人間関係が分かりにくい。編集でかなり縮めてしまったためか、辻褄のあわない個所もちらほら。ラストでロスを暗殺した男、あの場で警官に射殺されてしまったけど、ああいう場合生け捕りにするのがどの国の警察でも基本。それに、あの後身元確認されれば、暗殺の黒幕が誰だったのかを公然と晒してしまうのと同じだ。あの用心深いマイケルがどうしてこんな稚拙な暗殺計画を認めたのだろう。コッポラに問いただしたところである。 7点(2003-07-21 03:45:39) |
26. メトロポリス(2001)
大友に脚本の才能がないことは『AKIRA』をみればわかる。そして今回もあぼーんであった。手塚漫画のアニメ化って難しいね。 3点(2003-07-21 03:32:41) |
27. 千と千尋の神隠し
宮崎作品ではまともな親子関係が描かれたためしがない。あのトトロですら母親とは別居中で、一家団欒はエンディングの止め絵のみ。そして今回もひねた親しかでてこない。あの冷たいお母さん(沢口靖子が名演!)をみよ。 4点(2003-07-21 03:27:22)(笑:1票) |
28. ああっ女神さまっ
アニメ版『ねらわれた学園』と思って観るがよろし。わたしは宇宙だああっ! 1点(2003-07-21 03:20:42) |