21. ドラゴンヘッド
序盤は地下鉄の暗闇シーンが永遠と続く。画面も暗ければ話も暗い。これ以上ない最悪の出だしである。まずここで隣で観ていた彼女は深い眠りへと・・・しかし、私は寝ないのである。上映中に寝るなんてのは映画に失礼だと思うからだ。まあとりあえず何とかこの第一ハードルを乗り越えたわけである。しかし次に待っていたのがSAYAKAの演技。ひたすら泣きじゃくる。しかしすべてがウソ泣きなわけで。ひどい演技。ん?演技?いや、あれは幼稚園児のお遊戯である。幼稚園児のお遊戯というのは、我が子だから笑って拍手できるのである。この幼稚園児は我が子ではなく、松田聖子の娘である。しかも、お金を払ってるとなると話は違う。さすがにこれには力尽きた。10分ぐらいだろうか。目を覚ました私の目に飛び込んできたのはやっぱりウソ泣きSAYAKAであった。 1点(2003-11-08 03:07:54)(笑:6票) (良:1票) |
22. ホワイトアウト(2000)
邦画が決してつまらないとは思わないけど、評価が高い作品ってのはコメディだったり、ドラマだったり、昔の映画だったりってのがほとんど。だけどこの作品は、邦画では珍しいぐらいに金をかけたアクション映画。真保裕一の原作に織田裕二と松嶋菜々子という豪華キャストで鼻息荒く作り上げた映画である。つまりハリウッドにガチンコの勝負を挑んだ映画だと私は踏んでる。しかし残念なことに、見事に返り討ちにあったわけである。あまりにきれいに砕け散ったためなかなか記憶から消えない映画となった。ただその勇気に敬意を表したい。そして、これが日本のアクション映画の節目となるような作品になることを願ってやまない。なんつって。 5点(2003-11-07 18:29:08)(良:1票) |
23. ゲット・ア・チャンス!
【スティング】を観た10分後に観た映画。『おおっ、10分の間にポール・ニューマンがすげえ年老いてる。しかも、意識がねえよ。』みたいな。さすがにそこまでバカではない。でもスティングの頃とのギャップはかなり感じた。この映画に関しては若さはないけど、演技力はさすがだと思った。名優がいるだけで駄作も多少救われる。 5点(2003-11-06 06:00:57) |
24. 千と千尋の神隠し
観客動員の日本記録を作るほどの映画だとは思わない。この記録でわかることは、いかに過去のジブリ作品が傑作だったかってこと。今までのジブリ作品を観てきたからこそあれだけの観客が集まるわけだし、期待もするわけだ。もちろん評価も厳しくなるわけだけど。つまんない映画じゃないんだけど、なんか足りない。「こんなもんじゃねえだろ。」って。 6点(2003-11-06 05:37:02) |
25. 陽はまた昇る(2002)
なんて言ったらいいんだろうなあ。親父の世代の人たちの偉大さを知ったというか。こういう人たちが今の日本を作り上げたんだなあって。追い込まれた時にその人の真価がわかるってなことをよく言うけど、まさにその通りだと思った。この人たちはホントに強いと思った。凄いと思った。やったろうじゃねえか!っていう気迫がスクリーンを通して伝わってきて、こっちまで気持ちが高揚してきた。熱い映画だなあ。 8点(2003-11-05 06:12:31)(良:2票) |
26. ジュラシック・パークIII
シリーズモノはたいていⅠが一番面白い。このシリーズも例に漏れずⅠが一番面白いと思う。Ⅲになるとさすがにネタが尽きたのか、上映時間もやや短めだし。ただ、決してつまらない映画ではない。テレビでやってたらまた観ちゃうんじゃないかな。 7点(2003-10-31 04:49:56) |
27. 13階段
宮迫は役者としても十分食べていけるだけの演技力があると思った。反町隆史も今までにないような感情を抑えた演技を上手くやってたと思う。日本のサスペンス映画ではかなりお勧めの一本だね。 7点(2003-10-26 05:39:55) |
28. はつ恋(2000)
手紙を出していれば、また違った人生があったのかもしれない。もしかしたら、はつ恋の人と一緒になってたかもしれない。でも、今の人生が不幸だなんて感じていないし、後悔もしていない。こういう気持ちがすごく伝わってきて涙が出た。なんか、時は絶え間なく流れていってるんだなあって感じたし、前を向いて歩いているんだなあとも感じた。それに、この映画はいい脚本にいい役者が揃ってると思う。日本のアカデミー賞なんかはこういう作品をもっと評価するべき。 8点(2003-10-26 05:04:29) |
29. JSA
ビデオ借りてきて、深夜に友人3人と観た映画。正直選ぶ映画間違えた。この映画がつまらないとかじゃなくて、静か過ぎるからやたら眠かった。「マンセー!!」って所で、みんなビクッ!って目が覚めた。それ以来、しばらくこのセリフが流行った。 6点(2003-10-26 01:05:31) |
30. PLANET OF THE APES/猿の惑星
猿の惑星シリーズの映画の中で、このリメイク版を最初に観た。ラストシーンなんかもこの映画を観て初めて知ったから、自分の中では結構評価したい作品。映像にも迫力があったし、エステラ・ウォーレンはやたらかわいいし。いいと思うな。 7点(2003-10-23 18:12:26) |
31. ザ・ビーチ(2000)
《ネタバレ》 怪我した人間を離れたテントに放置するシーンは、人間の利己主義が感じられて怖かった。自分のすべてをささげていたコミュニティが崩壊したときのボスの乱れ方なんてのも観ていて怖かった。人間ってこういうもんなのかなあって。タイトルだけ見ると、もっと明るい映画なのかと思えるけど、意外と考えさせられる映画。 6点(2003-10-23 13:36:48) |
32. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
笑えるシーンもあるけど、基本的には感動モノって映画。ばあちゃんの優しさがすごく伝わってきて、ジーンと来る。でも少々テンポが悪いのが残念。 6点(2003-10-23 13:14:17) |
33. ザ・ダイバー
厳しいなあ、デ・ニーロ。海軍ってこんな感じなのか?熱い男の話だね。 5点(2003-10-23 13:07:23) |
34. ザ・コンテンダー
ゲーリー・オールドマンはこの映画を観て怒ったらしい。「これじゃあ、完璧な悪役じゃないか!編集の仕方に問題があった。」って。でも結構おもしろいっすよ。大統領もすげえいい人ってわけじゃないし。ただ、女性層を意識したつくりになってる感じはしないでもない。 5点(2003-10-23 13:02:33) |
35. グラディエーター
ラッセル・クロウの家族については殆ど描かれていないし、コニー・ニールセンとの過去についても詳しくは語られていない。だからこの映画は説明不足だと感じる人もいるかもしれない。しかしそれは、無駄なシーンが多い映画に慣れてしまっているからだと思う。むしろこれは無駄なシーンを一切省いた良質な映画だと思う。 9点(2003-10-22 16:56:55)(良:1票) |
36. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
おいおい!本当に実話かよってぐらいすごい人生。自分にはこんなことできねえなあとか感心しつつ観てた。羨ましいような羨ましくないような。 6点(2003-10-21 19:30:05) |
37. キャスト・アウェイ
《ネタバレ》 ヘレン・ハントが結婚しちゃってたってのがすごくせつなかった。でも、コレが現実なのかなって感じがする。トム・ハンクスの無人島での演技も良かったけど、帰国後のヘレン・ハントとのシーンが印象深いなあ。 7点(2003-10-21 19:22:14) |
38. キッド(2000)
まだ学生の自分にはあんまり感動するような映画では。仕事をするようになって、毎日が忙しくて、疲れて、自分を見失ってるときに観れば励みの一本になるかも。でも、なにぶんまだ学生なもんで(笑) 5点(2003-10-21 18:35:10) |
39. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 まあ、このページに来る人って映画好きの人ばっかだからねえ。おれも含めて映画に関しては多少のプライドがあるだろうし、こういう平均点になっちゃうのかなあ。こういう大衆受けする映画を批判するのが映画通ってな雰囲気はあるかもね。だからタイタニックとか踊る大捜査線の評価が低いのはしょうがないのかも。まあ、おれは普通に楽しめた。こういう娯楽大作を軽い気持ちで楽しめるようでありたいね。 8点(2003-10-21 16:11:59)(良:1票) |
40. オーロラの彼方へ
やっぱ、映画っていいね。すごく感動。すごく泣いた。この映画でジム・カヴィーゼルが好きになった。観る前から結構期待してた映画で、見事期待にこたえてくれたって感じ。有名な役者を並べただけの映画とは比較できないぐらいの傑作。 9点(2003-10-21 15:44:25) |