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梅桃さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  炎のランナー 《ネタバレ》 
この音楽ってこの映画のテーマ曲だったのね!?ってのっけから軽くビックリよ。 実在した陸上選手たちのお話ってことだけど、メイン2人が差別を撥ね返そうと必死なユダヤ人と宣教にすべてを捧げる生真面目青年ってことで…アタシたち日本人にはなかなか感情移入しにくいのよね。 そもそも陸上競技は短・長距離ともに1ミクロンも興味がないアタシ…最後まで見れるのかしら??って途中で心配になったけど、信念を持ってなにかに没頭できるってある意味とっても幸せなことよねーとか思って見てたらけっこうアッという間だったわ。 それが反骨精神だろうと信仰心だろうと、なにか絶対的に信じられるものがある人はやっぱり強いのかしら?? ってことでお人好しのモンタギューくんは案の定メダル無しだったわけだけど…アタシ的にはモンティって呼ばれて慕われてた彼が一番好きよ、人として。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-02-14 16:49:01)
22.  バットマン(1989) 《ネタバレ》 
いくらマスクで顔隠しててもあの法令線じゃすぐにバレるでしょーとか、バットモービルはどんだけ撃たれてもビクともしないのにバットウィングはヘンテコな鉄砲で一発撃たれただけで墜落しちゃうのねーとかいろいろとツッコミつつも、これぞまさにアメコミワールドって感じでアタシは十分楽しんだわよ。 ジャック・ニコルソンの怪演は言わずもがなだけど、アタシ的にはキム・ベイシンガーの圧倒的な美しさも今作の見どころかしら。 輝くブロンド! 透き通るような白い肌! セクシーなポッテリ唇! カワイイ声! ホント見事な金髪美女よねー。 惜しむらくは地味すぎるマイケル・キートン…もっとバットマンに相応しい人いなかったのかしら?? まあシャイで堅物な感じはよく出てたからいいっちゃいいんだけどさ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-09 19:44:13)(笑:1票)
23.  オールウェイズ 《ネタバレ》 
アタシは泣いたわよー。 確かにベタっちゃベタなんだけど、序盤のピートとドリンダの関係がとっても自然で微笑ましかったもんで、のっけから完全に感情移入しまくりだったわ。 ちゃんとピートは「I LOVE YOU!」って言ったのにエンジン音でドリンダに聞こえないあたりでアタシはすでにウルウルだったけど、ピートの飛行機が爆発した後の管制塔の中で茫然自失のドリンダとか、アルがドリンダを強引に連れ戻すとことか、テッドとドリンダのダンスを見せつけられるピートとか、飛行機の中でのピートのお別れの言葉とか…アラ、結局ずっと泣いてたのね、アタシ。 あ、それから評判の悪い最後のドリンダの暴走についてだけど、アタシあの場面のドリンダはこれで死んでもいいくらいに思ってたんじゃないかって思うの。 「命を懸けてまで誇り高く山火事消火に当たってたピートと同じことを実際にやってみて彼を深く理解したい」+「テッドがピートの二の舞になるかもしれないくらいなら自分が」+「亡くなったピートを愛してたはずなのに他の男に惹かれてく自分が許せない」…いろんな感情がゴチャマゼになってわけがわからなくなってたのよ。 で、ようやくピートのお別れの言葉である意味ふっきれるっていうか。 それこそハップが言ってたとおり、ドリンダだけじゃなくピートもあれでようやく解放されるわけよね。 いやー、皺クチャになっても可憐なオードリーはもちろんだけど、リチャード・ドレイファスもホリー・ハンターもジョン・グッドマンも素晴らしかったわー。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-30 21:14:44)(良:1票)
24.  青い珊瑚礁(1980) 《ネタバレ》 
この映画はアレね、主演二人と自然の美しさを堪能するためのイメージビデオね。 もちろんいろいろとツッコミどころ(赤ちゃんにオッパイあげることさえわからないのに、ちゃっかりエッチはできたのね(←ソコ?)とか)はあるんだけど、そんなことはこの際どうでもいいのよ。 とにかくクリストファー・アトキンズの青年なりたてみたいな肉体の美しさと、ブルック・シールズの奇跡的な美少女っぷりが素晴らしくって! 若いっていいわねー。 って感想もどうかと思うけど。 ホホ。 確かミラ・ジョヴォヴィッチ主演で続編もあったわよね? この親子三人は結局助かったのかしら? 気になるわー。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-19 15:28:49)
25.  魔女の宅急便(1989)
とっても心温まるステキな映画だったわ。 ずっと前にも見たことあったんだけど、その時とはまた違った感慨にひたれたのもよかったし。 キキにとっての唯一の特技「ホウキで空を飛ぶ」っていうことは、さしずめ「人よりちょっと裁縫が得意」とかその程度のことだと思うのよね。 そんな些細な取り柄しかない女の子が、ぜんぜん知らない街で落ち込んだりしつつもたった一人で頑張る姿にアタシはとっても共感したし、彼女の健気な姿にはすがすがしささえ感じられて…「たった一人で」と書いたけど、訂正しておくわ。 黒猫ジジはもちろんのこと、おソノさんや絵描きのウルスラ、青い屋根の家の老婦人…キキもいろんな人に助けられ、支えられていろんな苦難を乗り越えてるのよね。 人の気持ちを踏みにじって落ち込ませるのも人(「あたしこのパイ嫌いなのよね」発言のあのコとか)なら、人を優しい気持ちにしてくれて立ち直らせてくれるのもまた人…たとえ嫌なことがあって落ち込んだとしても、投げ出してしまわずに誠実に丁寧に毎日を生きていれば必ず手助けしてくれる人が現れる…そんな前向きな気分にさせてもらったわ。 ところで、ユーミン(松任谷由実じゃなくって荒井由実時代のユーミンよ)の「やさしさに包まれたなら」はホントこの映画にピッタリ!よね。 エンドロールのこの曲でほんとにやさしさに包まれたようなほんわかした気分になったわ。
[地上波(字幕)] 9点(2006-04-07 16:25:35)(良:2票)
26.  ターナー&フーチ / すてきな相棒
すごーくひさしぶりに見たので、とっても懐かしかったわ。 アタシは若かりし頃、この映画ではじめてデンタルフロスなるものの存在を知ったのよ。 アメリカには面白いものがあるのねーって。 ホホ。 …動物が出てくる映画って、おいしいとこはすべて動物に持ってかれちゃうことが多いと思うんだけど、その点トム・ハンクスはちょうどいい存在感を保ってて、やっぱりすごいのねーってしみじみ思いながら見ちゃったわ。 内容的には適度にサスペンス、適度にロマンス、適度にコメディ、適度に友情ものって感じで、なんだか欲張りすぎな感じがしないでもないけど、1980年代のこういう映画ってアタシ嫌いじゃないのよねー。 なんとなく安心感があって。 …実はアタシ、最近のトムの映画はあんまり見てないんだけど、『スプラッシュ』とか『ビッグ』とかと並んでこの映画は、どことなくほのぼのとしててアタシは大好きよ。
[地上波(字幕)] 8点(2005-07-27 15:14:37)(良:1票)
27.  キッチン(1989)
最初から最後までとっても穏やかだけど、なんだか考えさせられるとってもいい映画だったわー。まだまだイモっぽい頃の川原亜矢子や雄一くん役の俳優さんの淡々とした感じもとってもよかったし、すべてがこの映画の独特な雰囲気を壊すことなく作り上げてるのね。それにしても、橋爪功…スゴイわ。夜の世界に生きるオカマを完璧に再現してるもの。それこそ仕草から言葉づかい、視線の動かし方にいたるまでパーフェクトよ。彼の演技で、いろいろと辛いことも経験してきたであろう絵里子さん(だからこそ優しくて聡明なのね)の過去が見えるようだったわ。…実はアタシ、正直そんなにこの映画には期待してなかったんだけど…見てよかったわ。
[地上波(字幕)] 7点(2005-06-10 20:51:46)(良:1票)
28.  タッチ・ダウン'90
おもしろかったわー。 最初は「アメフトの試合で負けたぐらい、別にどうだっていいじゃないのよー」って思ってたアタシも、最後ジャックがボールをどうにかキャッチしたところでは思わず拍手しちゃったもの。 「やったー!!」ってな感じで。 ルールとか全然わかんないのにね。 ホホ。 まあ確かにストーリー的には最初から最後までなんの裏切りもないわね。 試合を見に来たおじいちゃんもキッド・レスターだってすぐにわかったし。 でも…安心して見てられるし、適度に笑いも感動もあってアタシは大好きよ。
[地上波(字幕)] 8点(2005-06-08 20:53:03)
29.  プロミスト・ランド/青春の絆 《ネタバレ》 
なにげに豪華キャストってことでアタシも期待して見たんだけど…。 若い登場人物それぞれが抱える悩みが、交錯しながら延々続くだけで…だから??って感じ。 別に嫌いでもないんだけど、なんかこう…物足りないっていうか消化不良っていうか…。 でも登場人物に感情移入できなかったのはアタシが年とったせいね、きっと。 彼らと同年代の頃に見てたら感想も違ってたのかしら? …時機を逸しちゃったわ。
[地上波(字幕)] 5点(2005-02-17 17:14:03)
30.  ドラゴンロード(国際版)
ジャッキーの若い頃の映画を見るといっつも思うんだけど…中国(香港?)の人ってホントによく体が動くわねえ。 感心しちゃうわ。 この映画の魅力はやっぱりなんと言っても完璧なアクションとアホらしさの共存よね。 ドラゴンキッカー(って言うの?)なんてむちゃくちゃスゴイのに、ジャッキーとそのお友達は最後までお馬鹿だし、ヒロインも大してかわいくもないおデブちゃんだし…このミスマッチがステキだわ。 最近の小洒落た香港映画もいいけど、香港の人たちにはぜひこういう類の映画も作り続けてほしいわー。
[地上波(字幕)] 6点(2005-01-31 18:40:30)
31.  大福星
楽しかったわー。 アタシ、見るまでこの映画の舞台が日本だって知らなかったから、冒頭ちょっとビックリしちゃったわ。 しかも悪者の根城は新宿とか大阪とかじゃなくて富士急ハイランド。 なんだか最もヤクザさんたちに縁遠いような…。 でもほんとおもしろかったわ。 アラレちゃんのカンフーとか、大の男5人そろってやるお茶目なジャンケンとか、百恵ちゃん似のムキムキ美女とか…。 筋立てなんておかまいなしの、ちょっと悪ふざけが過ぎちゃった的なアホらしーい感じが、この映画の最大の魅力よね。 ところで…ジャッキーが主役じゃないのね。 なんにも知らずに見たからちょっと意外に感じたわ。 あのおデブちゃんのほうが有名なのかしら?
[地上波(字幕)] 7点(2004-07-10 19:25:36)
32.  海辺のポーリーヌ
最低な男ね、アンリ。 あんなのに惚れるマリオンの気が知れないわ。 ピエールもなんだか根暗で生真面目だし、シルヴァンはおバカすぎて問題外だし…いい男が一人もいやしねえわ、この映画。 それにしてもこの監督さんの映画ってほんとにクセがあるわねー。 やたらと理屈こねまわすのが好きっていうか。 一番若いポーリーヌがなにげに一番よく恋愛のことをわかってるってのが皮肉ね。 まあポーリーヌはまだ本当の意味で恋したことがないから、あれだけ冷静でいられるんでしょうけど。 彼女はこの夏の経験のあと、一体どんな女性になっていくのかしらね。
[地上波(字幕)] 6点(2004-06-13 20:58:43)
33.  マルチニックの少年
あらいやだ。 三人目のレビュワーの方に…って、アタシは超主観的な、いわゆる「感想文」しか書けないから四人目の方にお願いしてちょうだいな。 ってことで、感想なんだけど…とってもよかったわ。 泣きまくっちゃったわ、アタシ。 でもこういう人種差別問題を扱った映画にありがちな、ただひたすら重ーい感じな作品になり下がることなく、なんだかうまく言えないけど、こう…希望のある映画に仕上がってたと思うわ。 人種差別だけじゃなく、子供が大人になっていく姿とか(あの女の子なんてエライおしゃまになってたものね)、おばあちゃんの愛情とか、そういうことも丁寧に描かれてたせいかしら? …ジョゼにはどんな困難にも負けずに、しなやかに生き抜いてほしい!とアタシは心から思ったわ。
[地上波(字幕)] 8点(2004-05-28 21:02:02)
34.  ドラミちゃん ミニドラSOS!!!
アタシこのお話、小さい頃とっても好きだったんだけど、大人になって見ても十分面白かったわ。 とってもよくまとまってるし、なにより夢のある未来世界の描写がほんとにステキ。 ピンチのノビスケたちを尻目にひたすらはしゃぎ続けるミニドラもとってもカワイイし、頭がよくてカワイイけど生真面目で融通が利かないっていうドラミちゃんの性格もよく表されてたと思うわ。 大人になったのび太・しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫もそれぞれよかったし。 海底牧場のシーンの絵もほんとにキレイだったわ。 …2011年まであと7年しかないけど…こんなステキな未来になってたらいいわね。
[地上波(字幕)] 8点(2004-05-16 14:56:17)
35.  グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
なんだかすごかったわ。 あの女も修道院で育った生娘にしちゃあ色気たっぷりだし、都合に合わせて男を裏切りまくるし…あの男も助けてくれたら助けてやるなんて誓っていながらあっさり裏切るし…中世の人って節操なかったのね。 動物的っていうか。 でも事の発端はアーノルフィニーなのに、っていうかヤツが一番悪いはずなのに、死んだのかと思ってたら生きてるし、最後はアーノルフィニー側の勝利だし…なんだかスゴイわね。 唯一アタシが同情したのはアーノルフィニーの息子のスティーブン。 彼はただ一人マトモな人だけど、他はみんな悪者だと思うわ。 …中世に生まれてなくてホントよかったわ。 ホホ。
[地上波(字幕)] 6点(2004-05-08 16:46:36)
36.  私の中のもうひとりの私 《ネタバレ》 
なんだか心を揺さぶられる映画だったわ。 小さい頃から感情のままに行動するのを避けて、すべてを頭でコントロールしようとしてきたマリオン(知的な人には多いタイプよね)…なんでも理性で処理しようとしてきたから、感情的なことになりそうな場面(弟の奥さんとの話とか、ラリーからの熱烈アプローチとか)は努めて避けてきた(感情のパワーを制御する自信がなかったから?)。 ところがある日隣の部屋から聞こえてくる会話を聞いたことがきっかけで、自分の人生を振り返りはじめちゃって…すべてをうまくコントロールしてあらゆる成功を収めてきたつもりが、実は見たくない部分から目をそらしてきただけだったってことに気付いてしまう…。 ミア・ファローの「今日とってもかわいそうな女性に会って…」のくだりなんて、ホント胸に突き刺さるようでアタシも聞いてて辛かったわ。 でも、マリオンのような強さのある女性なら、こんな事実をつきつけられて一度は落ち込んでも、この映画のようにまた見事に立ち直れるかもしれないけど、弱い人だと…どうかしらね? 50歳でこの状況に立たされてマリオンのようにしなやかに対応できる人って稀だと思うわ。 アタシは個人的に、本当の自分の姿って見えないほうが幸せだと思うの。 嫌なところも含めた自分の本当の姿を見せつけられて、それでも冷静でいられる人がいたら、その人はもはや人間じゃないわ。 人間知らないほうがいいこともたくさんあると思うのよ。 人が自分を本当はどう思ってるか、とかね。 …とにかく、自分の生き方も含めていろいろと考えさせられる、とっても知的な映画だったわ。 あ、あとジーナ・ローランズがすごかったわー。 彼女の表情の変化を見てるだけで、マリオンの心の内が手に取るようにわかるの。 いい女優さんだわー、ホントに。
[地上波(字幕)] 7点(2004-04-27 20:59:57)(良:1票)
37.  ウディ・アレンの重罪と軽罪 《ネタバレ》 
おもしろかったわ。 アタシ、今までウディ・アレンの作品ってなんとなく敬遠してたんだけど、ほかも見たくなったわ。 映画って二時間前後にストーリーをおさめなきゃいけないから、ある程度「こいつはいいヤツ、こいつは悪いヤツ」ってキャラクターをはっきりさせなきゃいけないところがあると思うんだけど、その点ウディは同じ人がいい人にも悪い人にもなりうるっていう真理をうまく描いてて…やっぱりすごいのね。 現実社会に完璧な善人とか完璧な悪人なんていないものね。 内容もすごく達観した「自分のしたことがいいことか悪いことかくらい自分で決めろ」的な突き放しがあって、とってもアタシ好みだわ。 良心の呵責に苛まれ続けるならそれもよし、自分の犯した罪を忘れられるならそれもまたよし…冷めてるようだけどそれが現実よね。 ところで…うまく浮気相手をなだめることができないんなら、最初から浮気なんてしないことよ!って…アタシいろんな映画のレビューで何度も言ってる気がするわ、これ。 ホホ。
[地上波(字幕)] 8点(2004-04-06 19:53:41)
38.  黄昏に燃えて 《ネタバレ》 
なんだか…ジャック・ニコルソンとメリル・ストリープの演技派対決!みたいな映画ね。 純粋すぎるがゆえに人間社会でうまく立ち回れなくて浮浪者になってしまったフランシスとヘレンを二人とも見事に演じてて、ほんと甲乙つけがたい感じね。 その辺の路上にいるホームレスの人たちも、アタシなんかには計り知れない過去を持ってるのかも…なんて考えさせられちゃったわ。 もちろんだからって路上生活万歳!ってわけじゃないし、いかなる理由があろうと家族を捨てて姿を消した父親はやっぱり許しがたいんだけど、なんだか人間って切ないなあって思っちゃったわ。 フランシスはこのあと家族のもとに帰ったのか…アタシはやっぱりほかの人たちと同じように、決して癒すことのできない心の傷をかかえたまま路上で野垂れ死にしたんじゃないかと思うの。 普通の生活に戻るには真面目で繊細すぎるのよ。 …なんだかほんと切ないわね。
[DVD(字幕)] 7点(2004-04-03 13:29:26)(良:1票)
39.  ボワ・ノワール 魅惑の館 《ネタバレ》 
結局誰が殺ったのよー!?って感じ。 登場人物みんながなんか陰気くさい雰囲気を漂わせてて、ほんと不気味だったわ。 それでなくてもフランスの田舎のほうのお城って、なんかいわくつきっぽくてオドロオドロしいし。 ところで邦題の「魅惑の館」って…なんだかイメージが違いすぎてビックリしちゃったわ。 「魅惑の館」なんて言われると、ちょっとエッチっぽい映画かと思っちゃうじゃないのよ。 ベアトリス・ダルだし。 ってそう思ったのはアタシだけかしら。
[地上波(字幕)] 6点(2004-02-12 17:00:33)
40.  マイルズ・フロム・ホーム 《ネタバレ》 
うーん、まあまあかなあ。 映画の伝えんとしていることはよくわかるのよ。 偉大な父親の残した農場を守るという大きな責任とそのプレッシャーにあえぐフランク、人気者の兄の姿にいつも劣等感を抱いて逆らうことのできなかったテリー、その二人が真の意味で兄弟同士理解しあうことのできた瞬間、苦しい生活を強いられているアメリカの農場経営者の現状…。 でもね、いくら苦しい状況だったとしてもやっていいことと悪いことがあるじゃない? フランクのしていることはしょせん「逃げ」でしかないし、そんな彼にはアタシは同情できないわ。 テリーには感情移入できなくもないけど。 でも二人が別れる瞬間はさすがに泣けたわ。 テリーは兄離れ、フランクは弟離れがやっとできた(っていうかせざるをえなかった)瞬間よね。 ところで…アタシ、実はリチャード・ギアって苦手なのよね…っていうすごく個人的な理由もあって、映画としてはよくできてたと思うんだけど、やっぱり「まあまあ」かな。
[地上波(字幕)] 6点(2004-02-11 18:11:06)
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