Menu
 > レビュワー
 > 番茶 さんの口コミ一覧。2ページ目
番茶さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 368
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  甦える大地 《ネタバレ》 
鹿島臨海工業地帯がここまで独創的な大プロジェクトだったとは知りませんでした。 「奈良時代に日本文化の中心地だった鹿島を復興したい」と言うのであれば、鹿島神宮や神道流剣道の様子も描いてほしかった感じ。 最近の鹿島は残念ながら「トンデモ成人式」で全国区で有名になってしまいましたが、その芽はこの頃に撒かれてたんですね。。プロジェクトが大きいほど、外から例の自称強制連行の人達が押し寄せて土地柄がくちゃくちゃになる。この日本特有の問題が、意図せずにもしっかり描かれている事に好感。客観的視点から描き切ろうという製作陣の真摯な姿勢が垣間見えます。 有能な官僚を演じた三国連太郎のキレキレの演技、地元の権力者(しかも共産党の息がかかっている)を演じた志村喬の嫌らしい演技も凄く良い。あと俳優名判らないけど地元の漁民のお婆さん。ホントこの頃はいい俳優がゴロゴロいますね。
[DVD(邦画)] 7点(2021-06-12 17:17:26)
22.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 
滅多に見る事のないシベリアの圧倒的な自然描写が良かったです。これだけで高得点。 不満な点は、出てくる人達がみな穏やかな善人過ぎる事。主人公の2人はケチのつけようがありませんが、他の登場人物達も揃いも揃っていい人。いい人だけならいいけど、何か借りてきた猫みたいです。ロシア人ってこんな人ばかりじゃないだろう。特にこの部隊が地勢調査を行ってるのは、原住民の侵略を含むシベリア制圧の一環でしょうから。全盛期の黒澤映画の魅力の一つである、悪人・正義漢の清濁併せ呑んだ活き活きとした人物描写が影を潜めてしまっているのが残念。よそ行き感が強すぎる感じ。 最期の強盗に襲われて命を落とすというのも、今見ると何かあざとい気も。友人との別れなんだからちゃんと山まで見送ってあげなよ。 とはいえ、睡魔との戦いも想定してたけど、個人的には最初から最後まで面白く観れました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-12 00:11:06)
23.  ひまわり(1970) 《ネタバレ》 
第二次大戦の欧州での主戦場・東部戦線を描いた映画として、ドイツ側から描いたものが「戦争のはらわた」、ロシア側から描いたものが「スターリングラード」、そしてイタリア側から描いたものが本作という事になるのでしょうか。主人公は徴兵を忌避する為に新妻と共謀して精神病を偽り→それがバレて最もキツイ前線に送り込まれ→行軍だけであえなくダウン→あまりの男前ぶりに一目惚れした現地のロシア少女に介抱され命を取り留め→そのまま結婚→戦後、情熱的な本妻に居場所を突き止められドロドロの三角関係に・・。 戦場の緊張感漲る前2作と比べると、何とも享楽的といおうか見事なまでのヘタレぶりw 「ヘタリア」だとか「次はイタリア抜きでやろうぜ」とか言われるのも御尤もって感じです。 ただし芸術的な感性は凄い。画面の1つ1つが絵画のように美しく、悲惨な東部戦線の描写も前2作より遥かに実際に近いイメージで尚且つ幻想的。映画としての美しさは他の2作の追随を許さないです。各民族にもそれぞれ一長一短があるのだな・・と思いました。まさに世界の放蕩没落貴族ですねイタリア。
[DVD(字幕)] 7点(2014-08-04 12:36:40)
24.  刑事マルティン・ベック 《ネタバレ》 
主人公と言える刑事が4人居てそれぞれの役割をこなす…というのが「LAコンフィデンシャル」みたい。淡々と地味ながらとても見応えがありました。最後に大活劇が用意されている事も良し。ただあまりに「反ヒーローもの」を意識した為なのか、作戦の出来が悪すぎで逆に不自然な気が。催涙弾撃込んで突入すればいいだけの話のように思えるし、最後に犯人を倒したのが志願の大工さん(素人)というのも何とも…針が反対の側にブレ過ぎた感じ。(伊藤四朗+ジャン・レノ)÷2的な風貌の刑事さんが味があって良かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-05 14:28:13)
25.  サスペリアPART2 《ネタバレ》 
残虐描写に目を奪われがちですが、下の方も仰られてるように内容は本格推理小説風。有名な「黒い家」は、保険ネタを除いたらほぼコレの翻案(というかパク○)という気がします。「鏡ネタ」などアイデアが秀逸。最初の殺人が起こった部屋がそのまんま塗り込められてるのが個人的にツボでした。日本の狭い住宅事情じゃ有り得ん・・
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-22 01:52:11)
26.  ブラック・ムーン
夢をそのまま具現化したかのような作品。こういうの好きです。ただ「家」に辿りついてからは場面設定が不動になってしまったのが残念。以降は少々退屈でした。もっと車で色んな変な場所回ってほしかった感じ。
[DVD(字幕)] 7点(2010-07-31 23:41:39)(良:1票)
27.  鷲は舞いおりた 《ネタバレ》 
膨大な原作を上手く取捨選択してあって良。シュタイナーとデブリンは微妙にイメージ違う気がするけど、まぁ及第点。ただし最後のオチの改変はいただけない。あまり上手い喩えが思い浮かばないけど、例えば野球漫画「プレイボール」の墨谷-東実戦。11点差をあとちょっとでひっくり返せたのに…という、実現不能な事があと少しで達成できたという無念感、達成感が入り混じった情感が原作の肝だと思う。監督は虚しさ、空虚感なんかを表現したかったのかもしれないが、そもそもシュタイナーがあそこまで来る事は完全に想定外なはずのにわざわざ身代わり使って演技しているというのが不自然。あまりにとってつけた感じで、結果、映画全体が妙に安っぽくなってしまった気がして残念。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-03 15:49:59)
28.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
思ってたより悲惨な話ではなかった。ホスト役の少年は主人公の少女の為に怒ろうとした。また、あのまま何も無ければ「下らない悪戯で卒業パーティーを台無しにした」いじめっ子グループに皆の批判が集中し、決して主人公にとって悪い結果にならなかったはず。それなのに主人公が化け物のような力を持っていたが故に、全く逆の結果となってしまった。そういう点でまさに悲劇。 最期のシーンは、人間が好きな怪物が、結局は人間社会に受け入れられずに人知れず死んでいく…というような、子供の頃に読んだ日本昔話的な悲話を思い出しました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-11 08:53:58)
29.  ロッキー2
ロッキーがなぜ闘うのか、生活の為?アポロに挑発されたから?エイドリアンに励まされたから?…1と比べて、いまひとつハッキリ伝わってこない所が残念。最大のネックである「失明の危険」はどこ言っちゃったんだろう…。これだとロッキーより遥かに真剣で練習量も多いアポロを応援したくなってしまう気も。ファイトシーンは格段の進歩。
[DVD(字幕)] 7点(2007-06-15 22:41:11)
30.  ウエストワールド
確かに「ターミネーター」の元ネタという感じですね。ユルブリンナーの演技はシュワルツネッガーとはまた違った怖さがあってイイです。 さすがに今見るとしょぼく見えるのは否めませんが、逆に70年代SFサスペンス特有の「気怠い緊迫感」が、何ともいえない味になっていて個人的に好きです。
[DVD(字幕)] 7点(2005-04-03 11:13:14)
31.  悪魔の手毬唄(1977)
個人的に原作は「夏」的な印象ですが本作は「秋」。いかにも「晩秋」というイメージぴったりの映像が見事です。若山氏出演により暖かくも重厚なムードが醸し出されてイイ。基本的に善人である犯人があれだけの猟奇行為を行う動機が不十分な気もしますが、推理小説でそれを言っても仕方無いのかも知れません。
7点(2004-09-07 22:34:04)
32.  がんばれ!ベアーズ
ポンコツチーム成長映画の元祖?アメリカ人というのはホントに野球好きなんだなっていうのが良く伝わってきます。 主役のオニールは子役なのにホントに魅力的。これだけの子が大成しないとはハリウッドの俳優業界の厳しさをまじまじと感じます。
7点(2004-09-05 02:37:31)
33.  彗星に乗って 《ネタバレ》 
実写のSFファンタジーながら、特撮というより人形アニーメーションといった感じの独特のアーティスティックな感覚が良かったです。 彗星によって地球の一部がアルジェリアごと引き剥がされて宇宙を漂い、再び地球に戻ってくるまでの物語。地球に近づくに従って人々が再び諍いを始めるラストは、シンプルながら風刺が効いていて良です。
7点(2004-09-04 21:51:13)
34.  トラック野郎 望郷一番星
子供の頃見た記憶がおぼろげにあるんですが、今見ても充分面白いのにビックリ。流石かって「寅さん」と並んだ人気シリーズだけはあります。本作と「度胸」が特に出来が良かった感じ。考えてみたら一種のロードムービーですね、これ。
7点(2004-07-20 22:03:37)
35.  燃えよドラゴン
「アチョー」のオリジナル性が凄い。後世に多大な影響を与えたエンターテイメントとして上出来。 それにしても黒人格闘家がアッサリやられてしまうところとか、日本人が悪者扱いな所とか、白人格闘家と最後に共闘する所とか…何やら哲学的な台詞とは裏腹に「世渡り上手」という言葉が浮かんでしまいます。
7点(2004-04-25 13:16:09)
36.  ファントム・オブ・パラダイス
テンポがいい。ビーフが感電死した後のフェニックスの独唱にシビれました。「こんなに美しい私が老いていくなんて耐えられないんだ…」とのたまう小太りのお兄さんを始め、色々なキャラが出てきて楽しいです。
7点(2004-04-10 22:23:44)
37.  フレンチ・コネクション2 《ネタバレ》 
ラストの映像のアイデアが好き。個人的に1での要求不満が一気に解消された感じ。 でも1にせよ2にせよ追い詰めた挙句、単純に射殺する、というのが「これでいいのか?」という気もします。捕らまえて色々ゲロさせないと意味ないような… 刑事がわざわざ口封じしてどうする。
7点(2004-03-26 23:18:08)
38.  病院坂の首縊りの家
あのややこしい原作を映像化して果たして面白いのだろうか…と思ってたけど意外と楽しめました。病院坂の風景が叙情があって綺麗。草刈正雄の演技には拍手です。
7点(2004-01-18 21:39:25)
39.  ラスト・ワルツ
リアルタイムを知らないので60年代に思い入れは無いのですが、このバンドは好きです。この人達の音楽は何か、温故知新の感覚に満ちているように感じられるので。ロバートソン、90年に入り、自らアメリカの先住民族であるインディアン(ネイティブアメリカン)の末裔である事を表明、インディアンの地位向上のために奮闘しているようです。今のスコセッシの映像にも物語の背景となる民族音楽取り入れたサウンドを展開。過去の栄光に安住しない現在の姿勢も素敵です。
7点(2004-01-17 02:22:14)
40.  八つ墓村(1977)
原作の好きなシーンを色々端折っている所があって残念。でも映像化された本作の中では一番いい出来では。炎上する田治見邸、それを見下ろす亡者たち…派手なラストでイイです。渥美金田一は意外と合ってると思いました。袴姿で見たかったです。
7点(2004-01-17 00:22:34)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS