21. バイオハザードII アポカリプス
《ネタバレ》 ゲームは絶対1派ですが、映画は2の方が圧倒的に面白いです。 ゲーム経験者なら思わずニヤっとしてしまう小ネタも満載。 (小学校の造形とか血まみれバスとか武器屋とか屋上バトルとか) ジルの登場はキタキタ!って感じだし、1にはラスボスが出てこなかった ですが今回は「例のあの人」(笑)が登場したのが嬉しかった。 ゲームシリーズの良いとこ取りのストーリー展開。話は読めても 爽快感が素晴らしい。 細切れアクションシーンはミラの体のキレがイマイチなのを誤魔化してる? これでマイナス1点。それと「例のあの人」が服着てる姿がなんか可笑しかった からマイナス1点。よくサイズ合ったね・・・ (映画館) 8点(2004-09-16 22:57:04) |
22. スパイダーマン2
皆さんのレビュー通り出来は2の方が良いと思いますが、私は何か1の 方が好きです。1が8.3点くらいで、2が7.8点くらい。 敵キャラと余り関係ないところでストーリーが動いているのが ちょっと気に入らない。ドクオクとの戦いじゃなくて自分の内面との戦いって 感じが強すぎて・・・まあそこが他のアメコミ物と一線を画している点だとは 思いますが。文句言ってみましたが、やはり面白かったので3が楽しみです。(映画館) 8点(2004-09-10 23:01:40) |
23. ロード・オブ・ザ・リング
映画館で観た時は長くて辛くて「思ったほどじゃないな」って 感想でした。しかし後日改めて部屋でゆっくり観てみたら、 あら不思議ずっと面白かったですよ。「3時間観る」という 行為になれてなかっただけなのか。 文字だけの別世界(挿絵はありますが)をこれだけの形にしてみせたのは 凄いなーと思ったです。ホビットの小ささをどうするんだろうと思っていたら 撮り方やなんかでちゃんと身長差を出せていていたのでほっとしました。 「ウィロー」はホントはこれをやりたかったんだろうか。(映画館) 8点(2004-09-07 22:04:45) |
24. ダイ・ハード
やっぱり何回観ても面白い。閉じられた空間内での攻防が 楽しい。制約がある中でいかに戦うかってところが新鮮だったのに 2から広いところに出ちゃって面白くなかった。(ビデオ) 8点(2004-09-06 23:14:05) |
25. スパイダーマン(2002)
観た人の評価が低かったのと、アメコミヒーロー全般のビジュアルが 好きじゃないので劇場ではなくレンタルで鑑賞したのですが、 いやいや、かなり面白かったです。「何だあのダサイ全身タイツは」と ずっと思ってたのに段々かっこ良く見えてくるから不思議。 トビーのあまり強そうじゃないルックスもグッド。ビルや車の間をすり抜ける 爽快感が癖になって返す前に何度も見直してしまいました。 てことで、2は先行上映に行きました。(DVD) 8点(2004-09-05 22:37:17) |
26. エンゼル・ハート
退廃的な雰囲気がよく出ています。ミッキーがカッコ良かった。話自体も面白かった。 ついでに原作も良かった。(ビデオ) 8点(2004-09-05 17:54:58) |
27. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
リメイク版(ドーン~)を見て、オリジナルの偉大さを再確認。 やっぱりゾンビは全力疾走しちゃいかんです。「動きが鈍い」という 弱点があるからこそそこにつけこんだり、舐めてかかって失敗したりして ドラマが生まれるんだし。 この映画もそうだけど、傑作と言われる映画はジャンルに関わらず 「人間」が上手く描かれていますね。ラスト、希望など無いはずなのに 命ある限り先に進もうとする彼らの姿に涙。(TV) 8点(2004-09-05 01:03:02) |
28. ムーラン・ルージュ(2001)
やばい・・・この悪趣味さ、好きかも。初めてインド映画を見た時の 事を思い出しました。 2人の歌の上手さにも驚いた。(DVD) 8点(2004-09-01 09:43:58) |
29. エクソシスト
遠い昔に見たので記憶が曖昧ですが、「ただのホラーではない」と 思ったことは覚えています。 怖さ云々よりも、信仰と不信と弱さの間で揺れ動くカラス神父の葛藤が 心に残りました。 蛇足ですが、原作がかなりの傑作です。(TV) 8点(2004-08-31 23:45:34) |
30. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 今まで観た恋愛映画の中ではダントツに面白かったです。 登場人物が多い割には混乱しなかったし、エピソードの切り替えも 絶妙のタイミングでした。ありえそう・ありえなさそう・ハッピー・ アンハッピーを程よく混ぜ合わせていて楽しめました。(映画館) 8点(2004-08-15 16:41:19) |
31. 髪結いの亭主
ルコントの作品の中では1番好きです。 理想の女を追い求め、手に入れた主人公ですが、 相手は幻想の中にいるのではなく、もちろん生身の女。 それに気付く前に相手が死んでしまった主人公はある意味 幸せなのか、それとも幻想を捨てても生身の女と向き合えた 方が幸せなのか。 音楽と映像がぴったりと合った傑作だと思います。(ビデオ) 8点(2004-08-14 15:11:03) |
32. ブラザーズ・グリム
あれれ・・・評価低いけど、意外に面白かったな・・・。色が綺麗で良かったです。が、マット・デイモンがなぜかジャック・ブラックに見えて仕方なかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-16 22:55:06) |
33. コンスタンティン
「エンゼルハート」が好きな人なら結構楽しめるんじゃないでしょうか。あと「バスタード(漫画)」とか「天使禁猟区(漫画)」。宗教は人間が作ったものだから嘘っぱちと間違いがいっぱい混じっていて、キリスト教的な天国と地獄にはこれっぽっちもリアリティを感じないし、善悪を綺麗に分けれるはずも無いと思ってるんですが、宗教を扱った映画や本を読むのはなぜか大好きなんですよね。一種のファンタジーの装置だと思っちゃってるのかもしれません。やる気の無い死に掛け主人公、おちゃめなサタン、妖しい魅力のガブリエルと萌えキャラ満載、漫画を読む感覚で楽しめました。しかし自殺したら即地獄って・・・神様も短絡的ですね。無能な上司じゃ無いんだから、総合力で判断しようよ。主人公が見せる自己犠牲、これこそが人間性を白黒分けられない証明だと思うんだけど、作り手側にいるだろうクリスチャンはどう思ってるのかなぁ。最後に、宗教は嘘っぱちでも、人間が名前を付けてない神(大いなる意識)はある・・・と思う・・・・うん。 [映画館(字幕)] 7点(2006-07-16 21:48:58) |
34. DEATH NOTE デスノート(2006)
原作の、と言うよりLのファンです。むしろマニアです。なのでオタク的感想に終始します、ごめんなさい。松山Lがどんだけ酷いか見てやんぞコノヤロ、と意気込んで行ったのですが、意外にもかなりはまってて嬉しい驚きでした。原作以上の甘いもの好きっぷりがキモカワイイです。ライトはイメージと全然違いますが(あんな丸顔じゃないよ)、違うなりに納得が行くのは藤原さんの役者としての力でしょうか。こんな熱い部分を持ったライトもありかな、と思わせてくれました。原作にないキャラを出すことによって、ライトの酷さをワンエピソードで説明出来てたのが上手いと思います。色々細かい部分でチャチだったり説明不足だったりしますが、原作ありの映画化としてはかなり成功してるんじゃないでしょうか。原作は第2部から超駄作になったので、1部のみをベースにしてオリジナルの結末を付け加えると言う方向性は○だと思います。(追記)松田が名乗らなくても松田だと分かるくらいの名演技(?)でした。 [映画館(邦画)] 7点(2006-07-06 01:00:03)(良:1票) |
35. 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
《ネタバレ》 地球が爆発するシーンは「2010年宇宙の旅(小説)」のモノリスいっぱいを思い出しました。冒頭のイルカの歌がかなり良いです。良いというか、笑ってしまいました。凄くいいこと言ってるのに必ず最後に「魚をありがとう」って。(笑)あとクジラもかなり笑えた。人生ってこうだよな、笑えないよな、と思うと逆に笑えてしまう。カニ的な生き物の扱いの酷さもイギリス映画的でクスッと来ました。もう2,3回繰り返して欲しかったな・・・で、何度も潰される、と。トビラの開閉音とか“手を貸して欲しい”とか小ネタにもニヤニヤ。 アメリカ映画よりも日本映画よりもなぜかイギリス映画が一番笑えるんだけど、一緒に見る人は大抵クスッともしないんですよね・・・ [DVD(字幕)] 7点(2006-07-05 23:09:27) |
36. ブロークバック・マウンテン
淡々としたラブストーリー。ただし、ラブシーンの度にばれるんじゃないかとドキドキして気が抜けない(笑)。2人が本当の自分でいられるたったひとつの場所、ブロークバック・マウンテンがひたすら美しく撮影されている。絵葉書みたいな映画でした。 [映画館(字幕)] 7点(2006-03-21 23:46:48) |
37. SPIRIT スピリット(2006)
正直言って話的には少年漫画によくあるパターン。強さを求めて天狗になるが、大事なものを失って真の強さに目覚め・・・みたいな。でもこれがきっちり真面目に作られてるのと、リーリンチェイの流石のアクションで良作になってます。獅童がアクション?な部分が一番不安でしたが、動きはそんなに違和感なかったです。専門的なことは分かりませんが、立ち居振る舞いが武道家らしかったと。描き方も中国=善、他の国全部=悪みたいな単純な感じではなくて、そこも大人で良かったかな。最近トンデモな中国映画ばっかりで辟易してたんですが、これは見るに値する・・・と思ったら香港映画だったのね。(笑) [映画館(字幕)] 7点(2006-03-21 10:58:13)(良:1票) |
38. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 バートン映画の中では好きな方。ウォンカ氏のキャラクターやウンパ・ルンパ、リスなどは最高だし、映像も素晴らしい。原作と変えたラストも良かったと思います。笑える部分もかなりありました。特にウォンカ氏登場シーンの燃える人形や、彼の子供に全く受けないジョーク、カンペに頼るへたれぶりに大爆笑。映画館では1人で笑ってました。でも全体としては中だるみというか、長く感じました。話が単調だからでしょうね。これはまあ、仕方ないかな。基本的には工場の説明⇒憎たらしい子供が消えるの繰り返しですからね。部分としてはすごくいいけど全体としては・・・ってことで7点。 [映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 00:15:35) |
39. キングダム・オブ・ヘブン
おおお、思ったよりずっと面白かったです。サラディンとボードワン4世にカリスマ性があって、この2人の駆け引き、そして敵なのにお互いを認め合ってる感じが良かったです。英雄は英雄を知るんですね。主人公の選択や優先順位の勘違いにイライラさせられましたが、一応史実に合わせないとならないと思うので、歴史に文句行っても仕方ないって事で諦めます。でも最後村に帰れるのはおかしい・・・ [映画館(字幕)] 7点(2005-05-27 21:53:59) |
40. ソウ
《ネタバレ》 凄く観たかった映画でした。「CUBE」も「セブン」も大好きなので絶対に見逃せないと思い、隣町の映画館まで行って来ました。 結果は・・・また“惜しい”映画が増えてしまいました。凄く良い着想だったり新しい部分があるのに惜しい止まり。なんか切ない。笑。この映画の駄目な部分は説得力の無さでしょうか。6時リミットなのにそれまではのほほんと過ごしてて、時間が切れてから急に暴れだす医者。ご都合主義の展開。被害者達の選ばれ方も納得がいかない。(麻薬中毒とか自殺未遂とか最初に選ばれていた人たちには理由らしきものがあったのに、肝心の2人が選ばれた理由がよく分からない。「無作為」か「理由付けをきちっとするか」のどっちかにして欲しかった)犯人と見せかけた彼も、そんなに遅く効く毒ならさっさと警察駆け込んで、病院で解毒の方法探した方が良いんじゃないでしょうか。子供を殺すくらいならそうしますね、私は。 最後とかはおお、と一応思ったし、自分で殺さずに見ているだけの変態犯人像は好きです。笑。ああ、惜しい・・・ 7点(2004-12-26 23:14:35) |