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金田一耕助さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  悪魔の墓場 《ネタバレ》 
これはなかなか面白い映画でした。ゾンビ系映画は80年代を中心にかなり観てきましたが、上位に位置する映画だと思います。年代からして「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」と「ゾンビ」の間なので安易な便乗作ではなく、伝統的な恐怖映画(ドラキュラ、フランケン)の延長戦上にあり、そこに「ゾンビ」というジャンルを合わせたようなイメージです。片田舎の話なので小さいスケールですが、怪現象のメカニズムが、人を凶暴にさせる害虫駆除用の電波や血を媒体に死体がゾンビに変身するなど独特で面白いです。ゾンビは写真には写らないというのも興味深く、この映画以外では見た事ありません。ゾンビがモンスターではなく「幽霊」のようなイメージです。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-27 17:09:33)
22.  ザ・チャイルド(1976) 《ネタバレ》 
これは怖いと同時に重い映画でした。ジャンルで言えば当時ブームだったオカルト映画ということになるんでしょうが、これはオカルト映画を利用した「反戦映画」ともとれると思います。冒頭でなんとも重い映像が流れて気分が落ち込むのですが、そのまま気分が回復する間もなく、ラストの少年の台詞でさらに気分が落ち込みます。見た目普通の子供なんですが、なんとも得体の知れない不気味なカルト集団のようにも見えます。大人になってから再度見直すとまた違った怖さを体験できるかもしれません。点数は高得点をつけましたが、もう一度観ようとは思わないです。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-27 16:48:39)
23.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
昔よくTV放映されていて、そのたびに何回も観てきました。この映画はやっぱりA級だと思います。血はそんなに出てこない、ショッキングな映像もそんなに無いですが、背筋が凍るような怖さがあります。普通この手のジャンルの映画って、何か中心的な恐ろしい原因があって、それが周辺に広がって行くという展開が多いですが、この映画は逆で、周辺の恐ろしい現象がじわじわと中心に向かって、最後に核心に迫るといった流れになっています。周辺の恐ろしい現象というのも一つ一つは偶然と言ってしまえば済んでしまうような内容のものばかりです。だからこそ余計にリアルに感じてしまいます。これは怖い映画です。
[地上波(吹替)] 9点(2015-12-13 22:07:48)
24.  地獄の黙示録 《ネタバレ》 
当時は衝撃的でした。ベトナム戦争を描いた映画は後に「プラトーン」路線のリアルかつドキュメンタリータッチの戦場を描くものが流行りましたが、この映画は戦場というより戦争そのものを描いたという感じです。リアルさではプラトーン系のほうが上ですが、この映画には圧倒的なカタルシスがあります。これは俳優の力もあるでしょうが、戦争によって壊されてゆく人格というものが怖いくらいに伝わります。本当の意味の戦争ってこの映画が一番リアルに表現しているのかもしれません。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 18:40:08)
25.  マッドマックス 《ネタバレ》 
もう何度も観てます。シュールですねこの世界。強いものは生き残り、弱いものは消えてゆく。ある意味リアルです。この映画「人間の弱さ」を描きたかったのではないでしょうか。車・バイクがあればマックスも警察も暴走族も無敵です。しかしそのマシンを失うと無力になってしまう。マシンの性能が強くなればなるほど人間は弱くなっていく、そんな感じがします。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 17:25:34)
26.  本陣殺人事件
この映画なぜか好きです。時代設定も現代に変更されてるし、金田一の服装、中尾彬さんの金田一という違和感だらけの映画ですが、好きです。映画そのものが丁寧につくってあることと、言い方が変ですが謙虚なところでしょうか。金田一のキャラクターに頼らず、大げさなスプラッターシーンも入れず、地道にストーリーが進んでゆきます。あと、石坂金田一が世に出る前の作品なので、自由なアプローチかつ独自の表現が魅力的で、日本の風情の美しさが非常によく出ています。これはおすすめの映画です。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-23 15:24:16)
27.  サスペリア(1977) 《ネタバレ》 
いかにも70年代の映画という感じの大好きな映画です。これは幼少のころ偶然TVで観ました。こんなショッキングな映画を当時は普通に放映していたんですね。登場人物の怪しさ、不気味さが画面全体からにじみ出ています。スプラッター描写が話題ですが、私はむしろこの不気味さが一番の魅力だと思います。それは、赤や緑の照明、カーテンごしに聞こえるイビキ、こちらを黙って見つめる使用人等。魔女という話は日本にはなじみがありませんが、何となく新興宗教の怖さというものに似た感じがするのは私だけでしょうか。知らない間に仲間になってしまっていたというように。
[地上波(吹替)] 9点(2014-11-09 14:43:52)
28.  サンゲリア 《ネタバレ》 
ゾンビ映画の亜流の中では文句なしにNo.1だと思います。監督のルチオ・フルチがゾンビは腐っていないとおかしい、というこだわりからか、ぐちゃぐちゃ感が半端ないです。島という限定された場所の話なので、サバイバル感が強く結構ドキドキします。ゾンビの動きが「ゾンビ」よりもスローですが、不気味な姿とじわじわ感がうまくマッチしており「怖い」という感覚が十分味わえます。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-09 14:06:36)(良:1票)
29.  ドランク・モンキー/酔拳 《ネタバレ》 
TVの○○ロードショーで何回もみたなあ。世の中に酔拳というものを知らしめた記念すべき映画じゃないでしょうか。金持ちのどら息子という役がこれほど似合う役者もいないと思います。ブルースリーが月ならば、ジャッキーチェンは太陽に例えられますが、それを一番痛感した映画じゃないでしょうか。ジャッキーチェンはこの映画(公開順では第1作目)が大ヒットしたと聞いて感動のあまり涙が止まらなかったそうです。
[地上波(吹替)] 9点(2014-11-03 10:55:06)
30.  カンニング・モンキー/天中拳 《ネタバレ》 
これも劇場で観ました。これは面白かったなあ。ベタなギャグ、ひょうきんな師匠、インチキな技、軽快な主題歌などツボにはまりまくりでした。この映画が好きな理由としては、登場人物に悪い奴がいない(いや、いるのだけれども憎めない)、ジャッキーが最後まで強くならないというところでしょうか。観終わったあと彼らに仲間入りしたいなあ、と思うほのぼのした作品です。
[映画館(字幕)] 9点(2014-11-03 10:16:45)
31.  悪魔が来りて笛を吹く(1979)
この映画は、一連の金田一映画の中では一番哀愁が漂っていると思います。 この犯人いや被害者はあまりにせつなすぎる。最も犯人に感情移入しやすい内容だと 思います。全体的に暗い話ですが、それを西田金田一がキャラクターも含めうまくバランスをとっている。西田金田一は不評も多いようですが、この映画に関しては彼ではないともっと評価が下がると思う。あの節目節目にみせる人間くさいやさしさは、他の金田一役者ではピンと来ない。それと音楽がいい!サントラを思わず買ってしまいました。ただ残念なのは、トリックの描き方が雑というか、子供だましっぽい。映像の作り方というか、雰囲気は独特な世界がありなかなか引き込まれるものがあり、もっと評価されてもいいと思います。
[ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-21 19:27:10)
32.  ロッキー2 《ネタバレ》 
この映画はパート1と合わせてひとつの映画というイメージですね。前回試合にはやぶれましたが、大きな達成感を得て人生が大きく変わります。しかしエイドリアンの不調によりまたも下り坂になってゆく。前作は男の戦い、今回は女(エイドリアン)の戦いでしたね。前作のレビューでも語りましたが、ロッキーが周りの人々をいい意味で巻き込んでゆく(ふるい立たせてゆく)が今回でも感じました。エイドリアンの「勝って!(Win)」という台詞は「試合に勝つ」という意味もありますが、私には「Win Win」、つまりあなたも私も、そして周りの人も相乗効果でいいことがある、という大きな意味にもとれました。最後のミッキーと抱き合うシーンでエンド、が感動でした。
[地上波(吹替)] 8点(2024-02-28 13:18:32)
33.  シンドバッド黄金の航海
シリーズ中最もキャラが豊富で楽しい映画ですね。やっぱりNo.1はカーリです。あの無表情な顔で振り向かれたら腰を抜かすと思います。カーリに助演女優賞を!
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-13 16:31:36)
34.  ディア・ハンター
これは衝撃的でした。この映画はベトナム戦争を舞台にしていますが、あくまで背景としてであり、一部の方がおっしゃるとおり戦争を題材にした青春映画であると思います。この映画のタイトルはなぜ「ディア・ハンター」なのでしょうか。鹿とニックをだぶらせているのでしょうか。後半の逃げない鹿の佇まい、ロシアンルーレットを続けるニックから、お互い死を覚悟したもの同士とでも解釈したらいいのでしょうか。現段階ではまだ私にはわかりません。あと、ロシアンルーレットというのは、読んで字のごとくロシアが発祥のものです。登場人物がロシア系の設定というのも何かの暗示なのかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2017-08-14 21:56:32)
35.  地獄(1979)
かなり昔に一度観たきりでしたが、改めて観る機会があったので観てみました。すごいカルト映画です(褒め言葉)。当時は横溝映画のヒットもあり、おどろおどろしい邦画というのが結構ありましたが、その影響が強いです。役者も濃いですね。田中邦衛さんなんて「八つ墓村」に続いて嘔吐シーンがあったのが印象深いです。原田美枝子さんという女優さんてすごいですね。当時20そこそこだそうですが、すごいパワー・勢いを感じました。何と言うか内側からにじみ出る妖気とでも言うのでしょうか、今の俳優ではこの役はできないでしょうね。あと特撮がチャチ(褒め言葉)なのも怪しさ倍増でよかったです(「西遊記(TV)」と同じ年代なので納得です)。しかし冒頭の赤子の人形丸出しはたまげました。いやあの人形丸出しはわざとだと思います。あれによってラストの生まれ変わり?の赤子のシーンがより感動的になっていると思います。 あのラストにはジーンとして涙が出ました。本当です。
[地上波(邦画)] 8点(2017-06-17 16:49:39)
36.  悪魔の棲む家(1979) 《ネタバレ》 
何かと評価が低いですが、個人的には好きです。怖さの演出は他の「ヘルハウス」「家」「チェンジリング」などと比べると低いですが、チープで思わせぶりな場面が逆にいい雰囲気を醸し出しています。特に好きな場面は、地下室の封印された赤い部屋、壁から出る血、階段下の黒い水の井戸などです。キリスト、インデアンなどの日本人にはあまりなじみのないものが話にからんでくるのも余計に新鮮に感じました。「得たいの知れない力が引き起こす超常現象」というのが昔から好きです。
[地上波(吹替)] 8点(2016-04-27 17:50:46)
37.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
レヴューの数がすごいですね。かなり好き嫌いが分かれる映画だと思います。私は好きな方です。何回観てもはっきりした意味は分かりません。正直分かりたくないです。漠然と想像できるのは、人生の変わり目(結婚、子供)に対する不安・恐怖を映像化したのかな、というくらいです。あの赤ん坊も、怪物というよりも内なる不安の具現化ともとれるのかなと思ったりしています。
[DVD(字幕)] 8点(2015-12-13 21:55:48)
38.  呪われたジェシカ 《ネタバレ》 
長年ずっと観たくて待ちこがれていた映画で、やっと観れました。自分の中では結構良質のオカルト映画です。派手さは全くありませんが、静かでじわじわと迫ってくる感じが最後まで持続し退屈さはありません。ラストはどこかで観た印象がありましたが、年代からいってこの映画が元祖ではないでしょうか。ひとつこの映画が抜き出ているのは、主人公が精神を病んでいるということが前提なので、ラストも含めて、あらゆる怪奇現象がすべて妄想なのではないかという解釈もできるということでしょうか。この映画のスタッフはすべて20代の人で製作したそうです。
[DVD(字幕)] 8点(2015-10-12 11:21:34)
39.  007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 
かなり漫画チックでコメディ色が強いですが、自分の中ではかなり好きな方です。ストーリー的には新鮮味はありませんが、話が無駄に大掛かりでお金をかけて製作している分だけあってスリルと興奮度は高いです。ジョーズは前作の好評によって再登場らしいですが、ラストの寝返り+助かるというオチは良かったと思います。どうも最近の007は真面目すぎるというか、リアルすぎて違和感があります。この映画くらいの方が自分にとっては007らしいし、観ていて楽しくなります。やっぱり映画は夢をあたえてくれる楽しいものでないと。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-05 22:15:56)(良:1票)
40.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 
これは若山富三郎さんと金田一との友情?が非常に印象的です。お互いのやさしさと思いやりが邪魔せず、うまく融合しています。ただ一つ気になったのは、犯人の謝るシーンはいらないのではと思ったことです。このシリーズは犯人の堂々とした佇まい、事件の救いようの無さ、どうしようも無さがあるからこそTVドラマとは違った「映画」としての風格が際立つのではないでしょうか。そこが「犬神家の一族」「古谷一行の6話連続のTVドラマの悪魔の手毬歌」に一歩及ばずな印象を持ってしまいます。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-23 15:41:06)
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