21. 勇気ある追跡
本作でのジョン・ウェインの演技が他の作品に比べ、取り立てて素晴らしいとは思えません。しかし、アカデミー賞主演男優賞をやっと手に入れ、実にめでたい作品となりました。ちょっぴり哀しさもありますが、スカッとさわやかな西部劇ですね。 [地上波(吹替)] 8点(2011-04-03 22:44:43) |
22. ハタリ!
ハンティングあり、笑いあり、ロマンスあり。名作と言ってよい作品だと思います。一発撮りの荒々しさをうまく生かしていますね。私たちが動物園で出会う動物たちは、実はこんな風にして捕獲されていたのか、と気付かさせてくれます。悪人が出てこないので、安心して見ていられるのも良いです。役者では、レッド・バトンズの演技が良かったと思います。彼は「ポセイドン・アドベンチャー」でも存在感を見せてくれていましたね。「子象の行進」は本当に名曲です。 [地上波(吹替)] 8点(2011-02-26 01:19:16)(良:2票) |
23. 秋津温泉
美しい映像、しみじみとしたストーリーで、味わい深いです。岡田茉莉子が長門裕之に惹かれる気持ちに理解しがたいところがあるのですが、作品の出来にとって致命的ではありません。おそらく世の中に一番受け入れられた吉田喜重作品と思います。 [映画館(邦画)] 7点(2011-02-11 07:34:34)(良:1票) |
24. 真夜中のカーボーイ
ストーリーはけっこうエグくて、救いのないものですね。けれど、まちがいなく主題歌がこの作品に対する印象を良いものにして、評価を高めていると思います。切なさ募る名曲ですね。。ジョン・ヴォイトはダスティン・ホフマンの存在感にちょっと食われちゃっている感じがしますが、田舎から出てきたお人好しの若造を好演していたと思います。雑踏のシーンで、彼は頭一つ抜けていて、とても印象的でした。 [地上波(吹替)] 9点(2011-02-10 00:04:22) |
25. 五人の軍隊
《ネタバレ》 マカロニウエスタンの怪作です。時はメキシコの革命時代。腕に覚えのある五人の男たちが、革命軍に味方して、政府軍の現金輸送列車を襲撃します。丹波哲郎はその名も「サムライ」です。ちょっとこそばゆさを覚えますが、ビシバシ切りまくって活躍します。この丹波哲郎の若さを見るだけでも価値があるでしょう。なんと音楽はエンニオ・モリコーネです。 かなり本気度は高い映画作りなのですが、しっかりB級作品です。 [地上波(字幕)] 5点(2011-02-07 02:01:58) |
26. アルジェの戦い
演出なのかドキュメンタリーなのか区別のつかない迫真の映像です。カラーでなく白黒であることも効果的です。ただ、あまりにも遠い国、古い時代のことで、歴史の重みを感じつつもリアリティを持って見ることが難しかったです。これは私の頭が平和ボケしているからに他なりませんが、現在でも世界のいたるところで独立運動や、テロ行為が展開されている事実を忘れてはいけないと強く思いました。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-07 01:48:07) |
27. ゲバラ!
鑑賞したのは随分と昔のことですが、私はこの映画でチェ・ゲバラのことを初めて知りました。革命の戦士となる前半の描写が良かったです。スタッフ・キャストとも実に豪華な布陣で、しっかりと作り上げられた良い映画です。1967年10月9日に彼が亡くなってから、40年の歳月が流れました。なぜ、彼は勝利してもなお、戦い続けねばならなかったのでしょうか。もう一度、ぜひ見返したい映画のひとつです。 [地上波(吹替)] 8点(2011-02-07 01:32:46) |
28. 暴動
ジーン・ハックマンにとって、「俺たちに明日はない」から「フレンチコネクション」へと繋がる重要な作品のひとつです。主演は、黒人俳優のジム・ブラウンで、好演していました。「ショーシャンク」、「アルカトラズ」、「大脱走」など、刑務所を題材とした作品が好きな方が本レビュワーに多いので、是非お薦めします。とてもどきどきして見た記憶があります。ただし、今となってはおそらくテンポが緩いし、脱獄のテクも驚きが足りないかもしれません。淀川長治氏はラストシーンを絶賛していました。 [地上波(吹替)] 7点(2011-02-07 01:27:34) |
29. 奴らを高く吊るせ!
確かに話は何だかなぁ、といったものです。3回ほど観ているのですが全体の印象はいつも薄いです。でも、若かりし頃のイーストウッドを観るのだ、と割り切れば悪くない映画です。 [地上波(吹替)] 5点(2011-02-05 13:27:37) |
30. マンハッタン無宿
若いイーストウッドと昔のNYを見ることができます。テレビ放映に気づいて、ふと見たら得した気分になる、そんな映画です。 しかし、くれぐれも大きな期待をいだいて見ませんように。たいしたストーリーではありませんので。 [地上波(吹替)] 5点(2011-02-05 13:02:34) |
31. 怪獣島の決戦 ゴジラの息子
映画館で見ましたよ。封切りを。当時は子供だったのでうまく表現できませんでしたが、鑑賞後、不満感がありました。それは、面白かったのだけれど、これで満足しなければならないのだろうかという思いです。ミニラが今ひとつ魅力に欠けるのもいただけませんでした。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-05 10:41:30) |
32. 電送人間
《ネタバレ》 監督が本田猪四郎から福田純に代わりましたが、とくに違和感はなく、他の二作との統一感は保たれています。男優陣は豪華で、鶴田浩二、平田昭彦、土屋嘉男と火花を散らしての競演ですが、際立っていたのは中丸忠雄です。圧倒的な存在感があります。その中丸忠雄ですが、変身しないではないですか。その点、看板にちょいと偽りありと感じました。実は「電送される人間」。屋外の撮影が比較的多く、昭和の風景が見てとれるのは楽しいものがありました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-02-05 10:35:45) |
33. ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘
怪獣映画を映画館でリアルタイムに初めて見たのは本作と思います。異様に気分が高揚した中、2回繰り返して見ました。当時は入れ替え制ではなかったし、付き合って見てくれた母親に感謝です。エビラ怖かったです。食事はデパートのレストランでお子様ランチでした。 [映画館(邦画)] 7点(2011-02-05 10:31:17) |
34. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
怖かったです。ダークです。ガイラが出過ぎです。ちびりました。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-05 10:22:13) |
35. 三大怪獣地球最大の決戦
私の持っていた最強のメンコの絵柄は「キングギドラ」でした。子供の頃、映画館でもテレビでもなぜか本作を見る機会が無く、私にとって幻の最強怪獣だったのです。「怪獣大戦争」の方を先に見てしまいました。キングギドラ初登場作品の鑑賞は、大人になってからのビデオで、となりましたが、こちらの方が面白いですね。映画は「悪役=ヒール」で決まる。怪獣映画ではキングギドラです。 [ビデオ(邦画)] 7点(2011-02-05 10:19:54)(良:2票) |
36. 海底軍艦
轟天号すばらしいです。格好いいよね。おもちゃ欲しかったなぁ。お話の方は、ちっとも面白くありませんでした。 [地上波(邦画)] 4点(2011-02-05 10:05:23) |
37. キングコング対ゴジラ
「え、キングコングとゴジラが戦うの!? 」子供の頃興奮して見ました。これと似た興奮を後に味わったのは「アリ対猪木戦」が実現したときですね。 [地上波(邦画)] 6点(2011-02-05 09:58:52) |
38. モスラ対ゴジラ
なんといってもモスラの幼虫ですよ。私にいわせると昭和の目蒲線です。 強いです。ゴジラとのガチンコバトルにしびれました。 [地上波(邦画)] 7点(2011-02-05 09:51:41) |
39. モスラ(1961)
モスラといえばザ・ピーナッツですよね。面白かったです。難点は「怪獣ごっこ」で遊ぶときに、モスラをやりずらかったことです。 [地上波(邦画)] 8点(2011-02-05 09:41:18)(笑:1票) |
40. 怪獣大戦争
この映画は私にとって悲しい思い出の作品です。当時「怪獣総進撃」が公開されていました。私は母におねだりして映画館に連れて行ってもらいました。映画館の垂れ幕には「怪獣総進撃」と書いてありましたが、窓口に行くと映画タイトルが小さく「怪獣大戦争」とあります。「?」でしたがけして安くないチケットを母が買ってくれて鑑賞すると、怪獣がたくさん出てバトルするはずなのに、3匹しか出ていない! 大人として判断のつかなかった母親に怒りを覚えましたが、許せないのは映画館です。旧作を新作であるかのように見せかけたこんな詐欺的な上映を私が住んでいた田舎の映画館は平気でしていたのです。いわゆる「見せ物小屋」のインチキ商売となんら変わりありません。「昭和」が「平成」の今、もてはやされていますが、私の中には精神的にも物質的にも貧しくて暗いイメージがあるのですが、この体験が大きく影響していることは否定できません。 [試写会(邦画)] 5点(2011-02-05 09:30:59) |