21. レオン(1994)
座ったまま寝るシーンや、ドアのこっちから銃口の位置合わせをするシーンなど、細かい部分はなかなかおもしろいのだが、ライフルを練習する場面が、前後とつながってなかったり、警察署から脱走してきてすぐ、お気楽に牛乳買いに行ったり、不自然な展開も多く、全体としては、高評価が難しい。最大の欠点は、2人の過ごした時間の密度が全く感じ取れないので、何であそこまで互いに思いあえるのか、理解できないことだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-16 15:34:50) |
22. ダイ・ハード2
個々のアクションシーンの間に、あまりにも関連がないので、途中で飽きますね。前作が、閉じ込められたビルの中で、あの手この手で右往左往する感じが良く生かされていたのに、本作は、場面が広すぎるせいか、同じ場所で起こっていることという感じがあまりなくて、いつまで待ってもエンディングの来ないマンガを読んでるかのよう。空港と教会の位置関係も全然分からないので、犯人と対決してる感覚も希薄でした。 [映画館(字幕)] 5点(2007-06-30 16:05:46) |
23. プライベート・ライアン
演出テクニックの面では良くできた映画でした。さすがスピルバーグ。しかし、個人的な趣味から、気に入らない映画の1つでもあります。説明の全くない(つまりドラマの中に上手に説明を盛り込むことのできなかった)垂れ流し映画だったから。スピルバーグには、良いライターを付けてあげないといけないなあと改めて思いました。 [DVD(字幕)] 5点(2006-12-30 00:52:37) |
24. キンダガートン・コップ
何の盛り上がりもなく、長い予告編みたいなダラダラしたシーンが続きます。何も他に観るものがないなら、損した気にはならないかな。 [地上波(吹替)] 4点(2008-09-01 18:58:06) |
25. コン・エアー
大まかなストーリーのアイデアはとても良いと思うのですが、細部が荒い演出のせいで、安っぽいアクション映画になってしまいましたね。ブラッカイマー製作の特徴とも言えそうですが。密室の飛行機という「おいしそう」な設定なのに、飛行機内の描写が中途半端で、結局、航空アクションみたいになってしまってます。あれでは、乗ってるのが3人ぐらいでもお話が成り立ってしまったのでは?登場人物が多すぎて、人間ドラマとしても大味です。マルコヴィッチも、演技以前の問題として、悪役として深みがなくて、単純なワルにしか見えません。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-02-09 21:25:09) |
26. パーフェクト・ワールド
追う側のドラマがとっても中途半端で、シーンが切り替わる度に気分が冷めてしまうので、本来中心軸であるべき「追い詰められる」ドラマが全く盛り上がってきません。ラストも、ほとんど感情のぶつかりあいがないので、尻切れで終わってしまったという印象でした。 [DVD(字幕)] 4点(2007-01-05 19:07:50) |
27. マルコヴィッチの穴
奇抜な状況だというだけで、1本の映画にするのはとってもつらい。最初の30分ぐらいはわくわくして見てたんだけど、その後は大した展開も無く、飽きてしまった。 [DVD(字幕)] 4点(2006-12-31 18:36:21) |
28. 戦火の勇気
わざわざ戦場を舞台に選ぶ必要があったのでしょうか?戦場という異常な状況を前提にしてしまったので、登場人物がうそをつかなければならない理由があいまいになってしまって、なんとでも解釈できてしまうようなドラマになってしまっています。「ドラマチック」であることと、1つの「ドラマ」をきちんと描くことを、混同しているのでは? [ビデオ(吹替)] 4点(2006-12-30 00:41:36) |
29. 機動警察パトレイバー2 the Movie
過去の作品のポイントになるシーンをつぎはぎしただけの作品です。ほとんど新しい表現は使われてません。過去の作品を観たことない人には、公開順に観てみることをお勧めします。そうすれば、結局監督は新しいアイデアを何も思いつかないまま1本作ってしまったのだなあということが分かります。 [映画館(邦画)] 3点(2007-08-18 14:31:26) |
30. ダイ・ハード3
演出はがんばってるけど、シナリオがひどすぎて、どうにもなりませんね。脇役も中途半端な人物設定で、全く生かされてません。パート3までおもしろい映画って、やっぱり難しいんでしょうか。 [映画館(字幕)] 3点(2007-06-30 16:13:50) |
31. ザ・ロック
よくあるアクションシーンを適当につないだだけで、長ーい予告編みたいな映画です。何かが爆発して、だれかが撃ち殺されてれば迫力あるだろ!!と押し付けてくるような、安っぽい映画です。そもそも、あっさり侵入できちゃうアルカトラズのどこが「難攻不落」なんでしょう?怪しげな老人(?)のコネリーも、結局単にバリバリマシンガンを打ってるだけで、この人がアルカトラズを脱出した人かどうかなんて、どうでもいい設定でした。スローモーションのしつこい使い方も、あまりにも安直な演出で、こんなので手に汗握ると思ってるなら、ひどい勘違いです。ケイジが演技でがんばってるのが、浮きまくっててかわいそうなほどでした。 [映画館(字幕)] 3点(2007-06-17 02:21:57)(良:1票) |
32. ザ・ファーム/法律事務所
エリート意識丸出しの主人公に思い入れができず、どんなにピンチになっても、人ごとにしか感じられませんでした。ポラックだから、映画館に観にいきましたが、これ以降は彼の作品に興味がすっかりなくなりました。 [映画館(字幕)] 3点(2007-06-02 02:29:04) |
33. ディープ・インパクト(1998)
人が死ぬから悲しいでしょ?という安直なドラマを押し付けてくる映画は、工夫がなさすぎで、素人の作品を観てるみたいな気分になって、白けます。大人になってから耐えられる映画じゃなかったです。 [DVD(字幕)] 3点(2007-03-03 16:02:56) |
34. テルマ&ルイーズ
監督ファンなんで、公開と同時に見に行った。期待した分を除いても、損した気分だった。この監督には、まともなストーリー映画は無理なのね、と認識を改めた。主人公がなんであんな行動に走らなければならなかったのかの説明がとにかく薄っぺらくて、途中でバカバカしくなった。 [映画館(字幕)] 3点(2006-12-31 18:56:58) |
35. セブン
これは個人的趣味の問題で、ダメでした。オチも途中でわかっちゃったし。サスペンス映画で、画面を暗くすれば、謎っぽくなるという安直な演出がイヤ。 [映画館(字幕)] 3点(2006-12-31 18:47:04) |
36. アルマゲドン(1998)
《ネタバレ》 何というか、頭の悪そうな映画です。ほとんどのシーンが不自然すぎて、苦笑するしかありません。宇宙ステーションのレバーが折れる?爆弾のケーブルを「赤か青か?」迷うシーンはギャグですか?ひらりひらりと隕石をよけるシャトルは遊園地の乗り物か?小惑星は地上と同じ重力に見えますが?親父死んだばかりなのに、婚約者と笑顔で抱き合わないで欲しいよなあ…。 [地上波(吹替)] 2点(2009-03-28 20:56:35) |
37. ジャッカル
つまりません。民族紛争っぽい背景を付けてごまかそうとしても、どうにもならないぐらい、何の工夫もありません。悪役は全く暗殺者の雰囲気がありません。主人公は、なぜFBIに協力したくなったのか、全然伝わってきません。武器もマンガみたいな設定で、笑うこともできません。 [地上波(吹替)] 1点(2007-03-17 19:18:00) |