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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1990
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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21.  出逢い 《ネタバレ》 
いや、意外!これは面白かった。アメリカ映画史上最大のはねっかえり娘、ジェーンフォンダが、こんなに素直な(それでもクレバーだったりするが)女性を演じるとは、驚きであった。馬と車のカーチェイスも初めて観たし、シドニーポラックがこんな素直な映画を創るとは・・いやはや。でも娯楽作品のような味付けでも、ちゃんと社会派に仕上がってるとこは、やはり職人技です。そういえば「大いなる勇者」もシドニーポラックなんですね。姉妹作品みたいな本作。どうりで・・。あまり映画に詳しくない人が、何か面白い映画ない?と言われたら、安心して奨められる一本。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-08 05:27:11)
22.  ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 《ネタバレ》 
このイベント最中の雨は、歴史を変えた雨と言えるかもしれない。あれでみな裸になり、 イベントで一体化することで、「みな一つ」という感覚を味わったのかもしれない。そんな50万人の若者がやがて、社会の中核になり、平和とは垣根を取り払うことだと確信めいて行動することで、世界を引っ張り、時には衝突し・・。感慨深いものがある。それにしても時代は垣根をはらう方向に行くのだろうか?それともやはり風土に根差したそれぞれの環境からくる文化の違いを尊重することが大事と考えるのだろうか?ふと思ったのだが、銭湯文化の衰退と、格差社会の到来は関係がある気がした。往年のミュージシャンの演奏を聞きながら、ふとそんなことを考えてしまった(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-14 12:46:45)
23.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
昔はこんな独創的なストーリーがあったんですね。まぁ陰謀ものと言えば、言えなくもない。映画しょっぱなから、グイグイ引き込まれます。ラストの空中アクションは、観てる方が軽く酔っちゃうほどのカメラワーク。今ではアトラクションとかで珍しくないですけどね・・。この時代にこんなシーン、撮影してたってとこが凄い。💮8点!
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-04-29 18:00:14)(良:1票)
24.  ルナ 《ネタバレ》 
美少年の秘密を描く展開で、最後、本当の父親の愛のビンタと共に、母親のさらなる真っ直ぐな歌声が響くクライマックスで見事に幕。これぞ映画的説得力の醍醐味。こまった展開に対して、どのように落とし前をつけるのか、その興味で引っ張っていくのも、映画の見所の一つ。それに加え、ベルトリッチは音楽の使い方が見事である。その音楽でラストの主人公の心の整理と、母親の音楽の芸のさらなる進歩を掛け合わせ、見ごたえのあるフィナーレにしている。確かに、女性観が粗いとの指摘もあろう。似たような素材と言えば、ルイマルの「好奇心」(未見)。ベルトリッチの映画でも度々監督の分身が出てくるが、彼は相当の映画青年である。フィルターを通した女性観が出来上がっているかもしれない。(あるいは日本の女性とイタリアの女性の違いか?)(あるいはベルトリッチの人生の振幅の大きさなのかもしれない。)しかし彼はそこを乗り越えて、映画的説得力で、演出していくとこに自分はいつも「感動」させられてしまう。「結婚しない女」のクールな女優に、あんな演技をさせたいなどという下衆な監督ではないのは確か。映画は錯覚の芸術とも思う。普段、感じることできない「感動」をさせる映画の可能性に自分は魅せられて、またDVDを借りてしまう日々である。
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-23 06:04:56)
25.  フォロー・ミー 《ネタバレ》 
名匠キャロルリードのカワイイ小品。オシャレな作品かと思ってたら、古くて新しい人間関係の問題を扱った、音楽とロンドンの街並みがいつまでも心に残る職人技の光る作品でした。ミアファーローってやっぱ魅力あるね。女の子の気持ちをいつまでも大事にしてる役どころも見事にこなしました。「華麗なるギャッビー」「ジョンとメリー」といろんな役を演じるけど、なんかミアファローがいるってだけで何となく映画になっちゃうほど、肩に力を入れない女優さんですね。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-15 01:13:06)
26.  八つ墓村(1977)
黒沢明が「七人の侍」を創るとき、「カツ丼の上にビフテキと蒲焼をのせた映画を創る」と言っていたそうだが、これは野村芳太郎がやはりそんな感じでとびっきりの映画を創ろうと思ったんじゃないか、というくらい贅沢な邦画ミステリー。非常に物語は重厚で、映像も日本のきれいな風景や家屋をきちんと撮影して、まぁまぁ贅沢なこと。ここまで映画の世界に身を置いて、広がりある世界に連れて行ってもらえたって感じのする映画ってあんまりないよ~。どこか箱庭の中のおとぎ話ってかんじのする映画が多いように思います。この作品はどこか羽伸ばして、旅先でいい思い出ができて、気分転換になった~といえる映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2013-01-13 17:52:26)
27.  ロッキー 《ネタバレ》 
青春時代に観たこの名画をまた観てみました。驚いたことに女性が描けてるなぁと感心しました。スタローンが脚本だそうですね。やはり成功する人は、そのような感性を持ち合わせているのだな、と思いました。その後、「ランボー」やらSFなど迷走する彼に、やはり人間であったか、と親しみすら感じます。肉体派俳優を寄せ集め、彼らを束ねる彼の最近の作品(「エクスペンタブルズ」のことです。未見)に、スタローンって人望あるんだね、「ロッキー」観て、納得だねと改めて思いました。いつまでも映画界で頑張ってほしいですね。またこの映画の自分に与えた影響の大きさに驚きもしました。若いころに観る映画のインパクトを考えれば、いい加減じゃない映画をどんどん配給すべきじゃないでしょうか?と思った次第です。(映画青年の独り言でした)
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-11-26 03:22:45)(良:1票)
28.  ナッシュビル 《ネタバレ》 
ついにこの映画を字幕で観ることができた!!ニューシネマ好きの自分にはホント嬉しい。輸入盤はもっていたが、群像劇なので観ても分からないだろ、と思ってた。それが某レンタル会社の企画でついに鑑賞することができたのだ!最初は、登場人物が多いので、誰に感情移入したらいいのか分からなかった。まずはショービジネスの舞台裏で話を引張り、そして中盤では音楽の内容で見せ、そして終盤、それぞれの登場人物が行くとこまで行くのだ。プレイボーイはついに堅物の女性を落とし、音痴の夢見る女性は町の有力者の前でストリップをやらされる。心の弱い女性歌手は最後、銃で撃たれる。なんとまぁ凄い映画だった。ルメットの「ネットワーク」にどこか似ている。ニューシネマのもつ華やかな世界への疑問。それがこの映画にもよく表れている。当初は8時間の映画だったらしい。それをどんどん短くして行って、2時間40分にまとめたのだ。いやはや、よくまぁここまで短くしたわ。ちゃんと人物が描けているし。アルトマンの群像劇への感性が飛躍した、記念すべき一本だ。たまらんです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-12 02:44:28)(良:1票)
29.  突破口!
いや~ドンシーゲル作品っていいね。某レンタル屋企画で紹介されて観た映画だが、面白い!こんなに面白い作品が豊富にあった時代ってあるんだね。娯楽は進化されつくした、って感じていたが、まだまだ映画って進化できる方向があるような気がする。この作品では脚本の面白さかな?話が2転3転するところが、無理がなくて良い。ドンシーゲルが凄いのか?この時代はこういう脚本が進化していた時期なのか?そこは分からないが、新鮮だった。またウォルターマッソーのとぼけた演技も見どころだ。こんな俳優、今いる?この演技のためか、話が暗くならない。最近の映画はサスペンスだったら、暗い狭いって感じなのに、この作品はどこか明るい。それでも楽しめる。やはり閉塞感のない時代に創られていたからか、な~んかウキウキする話の展開だよね。余裕のあるヒーローっていいよね。そして彼は手がカッコいいんだよね。大きくて、節々のある手。ふふ、観終わったら、ちょっとマッソー風に気取っちゃうんだ。
[DVD(字幕)] 8点(2011-12-03 02:40:14)
30.  ワンダラーズ 《ネタバレ》 
カウフマン監督は良いですよねぇ。「ライトスタッフ」「存在の耐えられない軽さ」にしても確かな手腕を感じます。この映画はキャラクターの個性が漫画のように出ていて、それで青春時代にありがちなグループ間抗争をオールディーズにのせて描くから最高です。この映画の主人公の目にうつる世界観って万国共通なんですかね。自分らもこんな感じでした。それほど喧嘩が強いわけではないが、寄ってくる女性もいて、頭の中は、やることばっかり。時に友を裏切るが、結局仲直り。中には自分探しの旅に出る奴もいるし、口先だけの寂しがり屋の感受性の強い奴もいて、男の友情は永遠なりと思うんですね。ま、どこに行っても最後に戻ってくる場所は、この時期の仲間だったりするわけです。リーダー格はグループで一番最初に結婚して「青春」が終わるんです。ホント、お約束ですよね。おそろいのジャケットもまたお約束で気持ちがいいくらいです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-07-11 07:30:34)(良:1票)
31.  チャイナタウン 《ネタバレ》 
以前観た時は、まだ社会の構造をよく知らない頃で、正直よく分からなかった。でも映画の脚本術の本を読んでたら、この映画がアメリカ映画の脚本の古典の一つと書かれてあったので、集中して再見した。なるほど、このニコルソン扮する役柄が常に他人によく見られようとふるまい、自分が馬鹿に見られることを恐れている性格だと分かって観ると、こんなに粋なハードボイルドな映画も珍しいと思った。他人に何と言われようと逆境を乗り越えていく映画が好きな自分にも、これは洒落てると感じられた。また背景の社会問題は、LAに住む人間にはピンとくるのかもしれないが、異国の自分には細かいところに伏線が張り巡らされていることが一度目の鑑賞時には見落としていた。二度目の時は、こういう社会派ハードボイルドもありだよなぁと思えるようになった。アクションに頼らなくとも、主人公の性格がちょっと狡賢くとも、面白い映画は創れるのだ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-05-23 20:51:45)
32.  候補者ビル・マッケイ 《ネタバレ》 
結局、父親への反発心から従来の政治家に対して、批判的だっただけで、候補者マッケイには中身は無かったのだ。いや、あったかもしれないが、選挙戦の中で、人形みたいに従っていくうちに見失ってしまったのだ。海岸で若者たちに語りかけていた頃の彼が一番良かった。そこを育てるのが本当の選挙屋じゃないのか?テクニックばかりが重要視される。そして大物政治家に勝つのがありえない話ではなくなってくると、スタッフの中にも緊張感が薄れてくる。マッケイに至っては、テレビ番組の途中で笑いが止まらなくなるのだ。選挙に勝つということだけで、テレビ局の約束に間に合わせようと交通ルールを無視して車を走らせる彼ら。これは何のための政治家なんだ?という考えから考えてみると不真面目な態度だ。政治家には色々いる。この敵だった大物も森林火災の時に見せた対応振りは見事だったし、一番最初に映画に出てきた、選挙には落ちたが、「本物」の候補者もいる。この時代、あえてそういう「本物」を主役にせず、マッケイのような若者を主役にしたかといえば、やはりニューシネマの影響だろう。最後、途方にくれた彼を見て、「大丈夫かよ!」と言いたくなってしまう。これが創り手の狙いだったんだろうね。ニューシネマ好きの自分にはそれが楽しい。でもそういう「本物」の政治家映画を創るとまた面白かったかもしれない。ゼロ年代の「スミス都へ行く」みたいな話も観てみたい。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-09-14 18:27:34)
33.  プリティ・ベビー 《ネタバレ》 
さすが、ルイマル。ハリウッドで創られたのだろうけど、ちゃんとヨーロッパ映画になっている。ホント、この監督、すごいわ。特殊な環境におかれた人物を見事な想像力で描写していく。ここでも主人公の少女が、裸一貫で生き抜いてきた売春婦たちの中で育ったからだろう、何事にもけろりと経験していく、逞しさが見事に描かれている。売春婦たちには爽やかさすら感じられる。車が沼にはまった時、彼女らは裸になって笑いながら沼に入っていく。もう、それは無敵、という感じだ。やがて少女と結婚する写真家の青年が神経質にいじっていたカメラ。それがラスト、母親の再婚相手が駅で簡単に操作するカメラを見て、この少女は何を思ったのだろう。映画もそこで終わる。ルイマルの映画って観終わるといつも、手元に置いておきたくなって、DVDが欲しくなる。困ったもんだ。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 15:03:24)(良:1票)
34.  ジャガーノート 《ネタバレ》 
リチャードハリスをよく知らない年代なので、この爆弾解体の隊長は途中で爆死すんじゃないかな、残された若いのか、ボランティアを買って出た船員さんが爆弾を解体すんじゃないのかな?と思って観てたので、リチャードハリスの作業の場面はヒヤヒヤしてました。でも若いのがやられ、この隊長は独り言をいいながら、手が震えるのをおさえ、作業していきます。このドキドキは映画史上に残るものではないでしょうか?きっと独り言をぶつぶつ言うのは、頭の回転が早くなって、体裁構ってられないからでしょう。集中したら、こんな感じの人いますもんね。リチャードハリス、最高!その他の人たちはただ見守るだけ。その中で観客をはげまそうと、パーティの司会などして、おどける太った船員が好きでした。どっかで観た事ある俳優がいっぱい出て、娯楽大作とはこういう作品の事を言うんだろうと思います。自分的には豪華客船モノではベスト1です。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-28 18:49:01)
35.  北海ハイジャック 《ネタバレ》 
「少年」が救命ボートに隠れてなかったら、どうなってたんだよ!爆弾が船に落ちたらどうなってたんだよ!と、実際の作戦ってこんなもんだろうな、と思わされるような話の2転3転ぶり。でも面白かった。頼りになりそうで頼りにならない主人公。頭のいい敵のボス。こういう中々巧く行かない話の展開を今の映画にも取り入れて欲しい。秘書の女性や「少年」、首相と女性がみんな魅力的なのに、ロジャームーア演じる主人公は女性嫌いというのが、また粋だ。ちょっとお色気か?と思わせるようなシーンもあり、程々のサービスが嬉しい。
[DVD(字幕)] 8点(2010-07-28 02:35:14)
36.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 
何度観ても面白い。今ではスポーツ映画にスローモーション映像を使うのは当たり前だけど、この頃すでにもう使っていたんですね。ラストの逆転トライ!今回、アルドリッチ作品を何作か立て続けに観たけど、彼の作品ではこれが一番好きだ。敵がはっきりしているからだろう。
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-18 20:58:13)
37.  サブウェイ・パニック 《ネタバレ》 
やはり、ニューシネマは面白い!ウォルターマッソーはやはり大男だったんですね。「がんばれベアーズ」の彼しか知らないから、普通のおっさんと思っていましたけど、どっかカッコいい。この映画のラストの彼の表情は一品ですよ。あと、人質に混じっている警察が誰か分からない、と言う点で引っ張っていて、それが案外、あっさりやられるのもニューシネマならでは、の味でしょうか。後、思ったのが、100万ドルってこんなに少ないの?ってとこ。これくらいなら最初から白バイだけで運べばいいのに。
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-08 00:57:18)(良:1票)
38.  約束の土地 《ネタバレ》 
楽して手に入れた金は身につかないよ、きっと。現代でもあてはまるのかな?相場で稼いだ人はたくさんいるだろうに、リーマンショック以降の金融業界の人たちは復活も早かったですもんね。でもワイダ監督もこんな重厚な社会派映画を創れるなんてすごいです。前半、経営者といえど、簡単に従業員に手を出したり、リストラしたりすると良くないってことが描かれており、後半は事業が成功して、不倫情事におぼれて、旦那の怒りを買い、すべてぱーっという哀しい人間ドラマでした。でもカルロの女性の趣味は良いのか、悪いのか?前半、登場人物の多さにカルロの下半身がだらしないのかどうなのか、自分には分かりにくく、後半のあの展開にびっくりです。奥さんのアンカがすごく素敵だったのに。結局、カルロの没落する運命は逆らえなかったのでしょうか?味わい深い作品でした。音楽が印象的でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-03-04 16:40:53)
39.  ランニング 《ネタバレ》 
この映画を観て良かった。無様でも逃げない生き様を見せることで、幸せをつかむ事だってあるのだ。こういうメッセージを送る映画がもっとあっていいと思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-02-04 05:44:27)
40.  ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦
ここの評価が高いので気になって観ました。ペキンパーとはリアルタイムでのお付き合いではないですが、描かれている「男」の世界がいいですねえ。金では買えない「男」の生き方。う~ん、「男」はつらいよ。それにしても映像がきれい。大画面でもう一回観たい!
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-24 20:01:21)
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