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陽炎さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  華麗なる一族
連ドラで話題になっていたので久々に視聴してみたがやっぱりおもしろかった。佐分利信の存在感がすごすぎる。悪役なのにあんまりそうは感じなかったのは善悪を超えたこの人の存在感のせいでしょう。それにしても政治家や官僚の傲慢・狡猾ぶりは何度見ても腹が立つ。小沢栄太郎や田宮二郎の演技力の賜物なんでしょうが。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-28 06:30:24)
22.  天空の蜂
原作は昔に読んだが、あらすじと犯人しか覚えていなかったので普通にドキドキしながら見ることができた。確かに突っ込みどころは満載だし、リアリズムにも欠けるのだろうが、映画にそんなものを求めていない人にとっては、面白い映画なのではなかろうか。綾野剛や本木雅弘はこの映画ではじめて評価される理由が分かった。特にもっくんの抑えた芝居は、他の役者のガナリ声との対比もあってかなり良かった。気になったのは死んじゃった刑事さん。原作であんなのあったっけ?正直いらないエピソードだと思う。逆に原作にない最後のシーンはよかった。3.11がなければ絶対製作されることがなかった映画なんだから、あのシーンは必須ではなかろうか。
[インターネット(邦画)] 7点(2018-02-24 23:50:21)
23.  激動の1750日 《ネタバレ》 
最近の分裂騒動に触発されて20年ぶりくらいに見ました。公開された1990年は勝った方も負けた方もまだまだ在命の人が多くいたわけで、今の感覚でいえばよく制作できたものだということになる。敵方にも名優を配しているのはそのあたりをきちんと配慮したということだろうか。しかし、渡瀬恒彦が中井貴一や中条きよしに負けるというのはかなり無理があると感じた。バブル全盛期のやくざ映画ということで、東映なのに無駄にスタイリッシュな役者を使っているが、空回りしている感は否めない。泥臭くても成田三樹夫や梅宮辰夫にでてほしかった。思えばモデルとなった山一抗争が引き金になって、暴対法が施行され、90年代以降はやくざ映画も片隅に追いやられてしまった。本作は面白いけど、やくざ映画のレクイエム的な最後のあだ花になってしまったのかなと思うと、鑑賞後切ない気持ちになってしまった。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-12-29 18:07:39)
24.  エンドレスナイト 《ネタバレ》 
原作は未読だが、クリスティが作者であることだけは知っていた。そのことが、最大のネタバレだった。こういうどんでん返しなんだろうなと思ったら、やっぱりそうでした。クリスティ原作ということを知らなければかなり衝撃的なラストなのだが。良質なサスペンスでかなり面白いが、呪われた土地だのといった要素は余計だと思う。それとラストのあの写真はいったい誰が何の目的で撮ったものなのでしょうか。妻と知り合う前ならば、二人はどこにでもいるただのカップルのはずですが。
[DVD(字幕)] 7点(2015-04-19 00:19:57)
25.  必殺4 恨みはらします 《ネタバレ》 
真田広之の悪役というのはこの映画以外見たことがなく、それだけでも貴重な映画ではなかろうか。「必殺」ではないが、いつもの荒唐無稽な深作時代劇と思ってみれば十分におもしろい。しかしいくらなんでもあのラストはない。中村主水が相手とはいえJACのスーパースターが正面切って負けるのはまずいということなのだろうか。
[DVD(邦画)] 7点(2012-12-18 22:20:40)
26.  この子の七つのお祝いに
懐かしい子供の頃見たトラウマ映画。岸田今日子がひたすら怖い。この子の七つのお祝いにという童謡自体子供の頃から不気味で怖いイメージがあったが、岸田今日子が歌ってそばには不気味な日本人形が・・そして目が覚めた女の子が寝ていた布団は一面血だらけ。あー怖い怖い。父親探しで残された手がかりは手形だけ、それをみつけるために自身が手相を見る占い師になり、父親の手相に合うまでひたすら待つといういくらなんでも無茶だろといいたくなる設定なのだが、この際そんなことはどうでもよい。女の情念の怖さにぞっとさせられる。でも、そうさせた一番の原因は戦争なんだよなあ。岩下志麻は鬼畜といい、悪霊島といい、この頃は怖い役ばっかりなんですね。やがてはそれが極妻につながっていくというわけですか。ところでほとんどワンシーン出演なのだが微妙に豪華なキャストですよね。 あと、これ大野雄二の音楽がいい。この哀愁感。なんか犬神家とかぶっている気がしないでもないが・・。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-17 22:39:35)(良:1票)
27.  マルサの女2
製作されたのはバブル真っ盛りの頃。あれから20年たった今見るとさすがに苦笑がうかぶ。脱税者と査察官の心の交流が底辺に流れていた1とくらべて、この映画は時事映画なので1のような時代を超えた普遍的な面白さはないですね。三国連太郎と宮本信子の直接対決も最後の方までないですし。明らかなバッドエンドですが、当時は現実はこんなもんだろなと思ったものですが、その後現実に大物政治家の金銭スキャンダルが立て続けに明るみに出て逮捕者まででたときは現実も捨てたもんじゃないなと思いました。うまい役者がそろってますが、ヒット間違いなしで製作された映画のためかどうも過剰。特に三国連太郎。普通でも十分怖いんだから、あそこまでもののけ化することはないんじゃないかなあ。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-14 01:51:20)(良:1票)
28.  病院坂の首縊りの家 《ネタバレ》 
2部構成で横溝正史最大の長編小説である原作とはずいぶんと内容が違っている。ほとんどオリジナルであり、動機も犯人も違っているし、殺される人間も違う。原作のおどろおどろしい雰囲気だけを抜き出してうまくこぎれいにまとめた感じ。原作自体長いだけで大して面白くないので、こうするのも仕方がない。しかし、この映画自体もミステリー映画としては問題外。唯一用いられたトリックがそっくりさんの入れ替わりというお粗末極まりないもので、犯人も速攻でわかる(配役でわかるのではなかろうか)。ただ、だから低い点しかつけられないかといわれればそうではない。この映画は犯人探しやトリック破りではなく、複雑な人間関係や戦前の封建的家父長制が生んだ悲劇を表現することを目的としているのであろう。最後の人力車のシーンはもの悲しい音楽とともに圧巻である。このシリーズは役者さんがみんないいが(中井貴恵を除く)この作品でも、佐久間良子と桜田淳子がすばらしい。
[DVD(邦画)] 7点(2007-09-08 21:52:06)
29.  オリエント急行殺人事件(1974) 《ネタバレ》 
クリスティの3大イカサマ小説(←ほめ言葉です、念のため)のひとつだが、アクロイド殺しやそして誰もいなくなったに比べればはるかに映像化しやすい話だし、実際映像化されたものはどれも面白い。その中でもこの映画が頂点に立っているのは間違いない。が、あまりにも有名な話なので小説を読んでない人でもトリックの胆の部分は知っていると思うので、純粋なミステリーとして鑑賞した場合のインパクトは少ないかと思われます。出演者の皆様はそれぞれのイメージに沿った役を演じておられるのでそれぞれがはまり役という感じ。唯一イメージと180度違う役のバーグマンがオスカーを取ったのは皮肉な感じがする。ミステリーでありながら何度も見たくなるのは市川/石坂コンビによる金田一シリーズに通じる。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-07 11:25:20)
30.  八つ墓村(1977) 《ネタバレ》 
原作の八つ墓村が装飾的にホラー要素が使われているが基本的には論理で固められた本格推理小説であるのに対して、映画版は完全にホラー映画になっている。まったく別物と考えてもよいでしょう。となると、渥美清が金田一でもまったく問題がない。だって「名探偵」金田一耕助じゃなくて、「怪奇案内人」金田一耕助なんだもの。ほとんど推理してないし。三十二人殺し他見所は満載で面白いことは面白いんだけどホラーじゃなくてミステリーとして八つ墓村がみたかった。当初、角川春樹は犬神家じゃなくてこっちを第一弾にしたかったそうだが彼が絡んでいたらこんな風にしたかなあ?
[DVD(邦画)] 7点(2007-08-10 23:47:17)
31.  アメリカン・ビューティー
アカデミー賞を取ったということで鑑賞してみたが、思っていたのとぜんぜん違った。ブラックユーモアとか聞いてたんだけど、ぜんぜんユーモアじゃないですよね、これ。全般に痛々しくて見ているのが辛かった。こういうのって日本の2時間ドラマとかでよくやっていたような気がするが、アメリカでもおんなじ様な背景があるのかな。
[DVD(字幕)] 7点(2007-08-10 23:03:18)
32.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 
素材はすごく面白いのですが、どうも余計な要素が入りすぎている気がします。吉永小百合と山本圭との三角関係の描写はいらないでしょう。高橋悦史VS渡瀬恒彦、それぞれを操る佐分利信VS滝沢修をもっと強調したほうが面白かったのではないでしょうか。オールスターキャストは見ごたえ十分で、巨悪黒幕俳優が勢ぞろいしているのは圧巻。ちなみに主演は当初渡哲也予定だったらしいですが、こちらで実現していたらどうなっていたかな・・。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-28 14:13:43)
33.  人魚伝説
白都真理さん、悪女役も多かったけど清楚な美人女優なのに、こんなハードな役もこなしておられたんですね。ネタバレ状態で鑑賞したため後半の怒涛の展開にそれほど衝撃はなかったけど、ネタバレなしで鑑賞したらぶっ飛ぶだろうな。池田監督は、同年の湯殿山麓呪い村もそうだったが、導入から前半は普通なのに、どうして後半でぶっ壊そうとするんだろうか。一度、この監督の普通の展開の映画が見てみたいが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2018-08-14 17:09:47)
34.  本陣殺人事件 《ネタバレ》 
田村高廣は名優だと思うが、本作についてはミスキャストだと思う。京都弁のアクセントではんなりした感じになってしまい、一柳賢造の心の奥から滲みでてくる悪意が感じられない。また、本作の象徴である高沢順子もアンニュイすぎて鈴子の純粋さが全く感じられない(これはこれでいいという人もいるかもしれない)。当たりキャストは中尾彬で、横溝正史本人がほめたのもうなずける。東宝が市川シリーズを「本家金田一シリーズ」と言っていたが、時系列的にはATGが本家といってもいいんだから、中尾彬で金田一シリーズを作ってほしかった(製作費が安くすみそうな原作で)。絢爛華麗な市川シリーズとは比べるのもおかしい作品だけど、本陣殺人事件のような滅びの美学が題材になっている作品は低予算で地味な方がむしろ良いのではなかろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2018-03-11 09:41:15)
35.  就職戦線異状なし
公開数年後の、自身の就職活動で、「あの映画はいったいなんだったんだ!」が仲間内での合言葉になっていたのが懐かしい。ネタ映画扱いされて、ヒットしたのにDVDにもなっていないようだが、前向きな気持ちになれるいい映画ではないでしょうか。引退した仙道敦子以外の主要人物は今でも第一線でバリバリやっている人ばかりで、容姿もあんまり変わっていないのはすごいと思う。それにしても、仙道敦子の髪型が、今見ても残念すぎる。素敵な女優さんなのに。
[ビデオ(邦画)] 6点(2016-02-03 18:00:41)
36.  湯殿山麓呪い村 《ネタバレ》 
原作の山村正夫も今や忘れられた作家だし、この映画も仙道敦子の出演作の一本という以外に今やあまり存在意義がないのかもしれない。30年前の初見では、同系統の金田一ものと比べ、あまりに地味なキャストと演出にがっかりした記憶がある。原作はそこそこ面白かったのだから、呪いを強調した救いのない話ではなく、原作通り、滝は探偵役に徹してほしかったし、少しは救われる展開にしてほしかった。しかし、30年ぶりに見直すと意外とよくできていると思った。岩崎加根子や青木義朗は地味は地味だけどやっぱり名優だし、なにより、仙道敦子は本当に素晴らしい女優で、聖と邪と哀と憎を見事に表現していて、つくづく引退状態なのが惜しい。大体、この映画において、永島敏行は狂言回しだし、永島映子は本編にはほとんど関係のない存在で、実質、主役は当時中学生の仙道敦子である。何度も見たい映画ではないが、彼女目当てにまた見てしまうかも。
[DVD(邦画)] 6点(2015-10-14 21:05:14)
37.  砂の器 《ネタバレ》 
10数年前の初見時はかなり良かったと感じたのだが、今見直すと無理がありすぎるなと思ってしまった。血のついたシャツを紙吹雪のように電車からまく→新聞記者がたまたま目撃して記事にする→刑事がそれをシャツじゃないかと直感→事件からかなりの日数がたっているのにシャツの切れ端を発見→新聞記者は偶然紙吹雪をまいた女性とであっており勤め先も判明・・・そんなあほなと言いたくなる。大体、なぜ血のついたシャツの処理をわざわざ自分の情婦に頼む必要がある?自分で簡単に処理できるのでは?犯人の少年時代しか知らない被害者が大人になった写真をちらっと見ただけで気づくというのもなあ。ミステリーとしてみたら無理な偶然が多すぎる(原作未見だがどんなふうに描写されているんだろう)。後半1時間の回想シーンはさすがに素晴らしいと思うが、加藤嘉なしでは成立しない映画であるとも思う。ところで、タイトルの砂の器、ふとしたきっかけで栄光が簡単に崩壊する人生の脆さ、儚さを表現しているという解釈が一般的なのかもしれないが、私は、見た目がどんなに立派であっても砂で作られた器では水を飲むことはできない、いかなる栄光の階段を昇ろうとも心の渇きを決して満たすことができない犯人の心情を表現していると解釈しています。
[DVD(邦画)] 6点(2010-01-06 02:23:07)
38.  コールガール(1971) 《ネタバレ》 
最近になって始めて鑑賞。この手の探偵物は70年代、80年代に日本でもよくあった気がするがこれが原典なのかな?撮影、音楽、主演二人、いずれもすばらしく、ひたすら渋い。しかしクライマックスがあっけなさすぎ。事件自体はしょうもないのでサスペンスとしての面白さは乏しいかな。で、ジェーンフォンダついてっちゃうの??役者の夢は???解釈はいろいろあるんだけど、最後は別れのほうが絶対良かったと思うなあ。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-26 01:35:10)
39.  地中海殺人事件 《ネタバレ》 
原作は未読。これ単独で見たらそこそこ面白いと思うが、ナイル殺人事件とどうしても比較してしまうので、そうなるとキャスト・設定・演出・トリックすべてにおいて劣化コピーの印象は否めない。ナイルがあたったから見たような話を原作に選んだのかな?キャストも豪華といえば豪華なんだけど、オリエント急行、ナイル殺人事件とだんだん微妙になってきているしなあ。ナイル殺人事件ではあんまり目立たなかったジェーンバーキンやマギースミスの出番が多いのでその辺は良いかもしれない。特にジェーンバーキンは病的な弱弱しい美しさを終始かもしだしていたが、それだけに最後の豹変した姿がなかなかりりしい。まあ、全体的に人間ドラマが希薄な印象で犯人に対しても怒りも哀れみもまったく感じないのは映画としては痛いか。ナイル殺人事件にしてもオリエント急行殺人事件にしてもトリックの面白さだけではなく登場人物にドラマがあったからな。
[DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 19:25:29)
40.  スパルタカス(1960)
確かにキューブリックが監督したとは言われなきゃ絶対にピンときませんね(言われてもぴんとこなかったと思うが)。あんまし面白くなかったし、なんか長いし、正直キューブリックが監督だと知らなかったら途中で見るのをやめたと思う。ただ、やたらと豪華なキャストは印象深かった。脇役キャストのチャールズロートンやピーターユスチノフがいい味出してる。が、それだけですかね・・・。
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-14 01:28:25)
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