21. フェノミナン
《ネタバレ》 宇宙人と接触した事によって特殊能力を得た超能力者の話なのかなぁと思って見てたら、実は…と驚かされる。天才になったトラボルタがサイコキネシスの仕組みを理解して使っているというのが画期的。特殊能力者に対する偏見との戦いという裏テーマもあり、とても良い話でした。悪役も上手いけど、こういう役も合ってますねトラボルタ。置き去りにされる悲しみを再び体験する事のないよう逃げ続けたのに結局心を開いた彼女と子供達が、またも置き去りにされてしまうのは多少気の毒ではあるが、別れても大きなものを得られる時もある、という事なのでしょう。残された人達が皆幸せそうにしている姿が印象的。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-01-22 02:34:44)(良:1票) |
22. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 子供を虐待する農夫にたった一言「二度と子供に暴力を振るうな」と言って欲しかった。なぜそれをせずネチネチ痛めつけるのか。ブッチ自身が父親から受けた虐待にトラウマを抱えている事を暗示するシーンだが、ならなぜアラスカからの父の誘いに乗ろうとしたのか。母の宗教的理念により色々と制約される少年に自由を与えてやりたいと思うのは、ブッチ自身が親から自由を奪われていた事に由来するものなのだろうかと思ったが、レッドの計らいによって少年院に入れられたのでそうでもなさげだし。色々釈然としない。2人も殺してるので死罪は免れないだろうとは思うが、にしても殴られ蹴られたヒットマンが可哀想。なぜか射殺命令下した人が切れてるし、とかく不条理が目立つ。もう一回見直さなきゃいけないかなって気がするので一応この点数をつけておく。きな臭い事件は起きるもののイーストウッドのロードムービーはのんびりのどかで見ていて心地良い。子供が同行する曲者の良いとこ発見みたいな。 [地上波(吹替)] 7点(2017-01-22 02:34:25) |
23. ザ・ワイルド
アンソニー・ホプキンスの魅力をたっぷりと堪能するための映画。クマは何だか可愛らしいなと思ったら、なるほど人間に飼われてるクマ俳優だそうです。 [地上波(吹替)] 6点(2017-01-22 02:33:51) |
24. アダムス・ファミリー(1991)
《ネタバレ》 まずこの映画がいけないのは、序盤で観客を騙す。庭に大きな墓場があって、手首が歩き回り、超常的な力を発揮する不気味な外見の人々が出て来て、さらに様々なからくりが仕込まれた薄気味悪い豪邸。これはオカルト要素があるんだろうと期待させられてしまう。残念ながらそんなものは無いのだ。ただの奇人変人の集まり。コメディとしてはそこそこ楽しめるけど、小さなエピソードを継ぎ接ぎで延々見させられる事になるので正直飽きる。一応家督乗っ取り計画というストーリーは存在するもののそれがさほど重要な骨針となっている訳でもなく、基本軽口コメディなので大事件が起きる訳でもなく、大局に向かっている訳でもないので、盛り上がりに欠ける。いっそ妖怪の如く一人一人に特殊能力でもあって驚かせてくれた方が全然盛り上がっただろう。良きも悪しきもクリストファーロイドとクリスティーナリッチの魅力が全て。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2017-01-22 02:31:46) |
25. クール・ランニング
とても楽しい気分にさせてくれる良質なコメディ。後味も大変宜しい。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-01-22 02:28:38) |
26. ブローン・アウェイ/復讐の序曲
イカれた悪役のトミーリージョーンズに不思議な意外性。むしろ悪役のイメージがあるフォレストウィッテカーがいい味出してた。爆弾処理モノとしては安定したハラハラ感。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-01-22 02:27:26) |
27. ピースメーカー
ジョージクルーニー&ニコールキッドマンの共演、垢抜けない小山力也と大いに見どころ有りですが内容は至って普通。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2017-01-22 02:27:12) |
28. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 んー…俺にはコメディに見えなかった。頑張ってる人を気持ち悪いと斬り捨てたり、妻が作中ずっと置いてけぼりにされたり、草刈の役所に対する序盤の態度といい、人を無碍に扱い過ぎる。もちろんみんな救われる事になるが、それまでが長い。説明的な台詞が多すぎて無駄に尺が伸びてる気がする。クイックステップはかっこ良かった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-01-22 02:25:02) |
29. レオン/完全版
うん、完全版の方がいい。コスプレ合戦は見逃せない。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-01-22 02:23:54) |
30. ブレーキ・ダウン
《ネタバレ》 もうね、この手のイライラ映画はウンザリなんですよ。激突とヒッチャーでしょどうせやりたいのは。でもね激突は姿が見えない恐怖ってのが興味を引く訳で、それが先への楽しみに繋がるんですよ。この映画はイヤな人ばっかり出てきて延々イヤな目に遭わされ続けるからひたすら不快なんですよ。やる事なす事何にも上手くいかないし、上手くいかないだけでなく失敗しまくるし、会う人会う人誰一人として味方になってくれないってどこの星の話ですかそれ。ひたすら暴行され続けた挙句に子供に銃を向けられた時はもういい加減にしてくれと俺の不快指数がMAXですよ。サスペンスとイライラを履き違えないでいただきたい。きちんと撃退出来たのと助かったので2点だけ加点。これが精一杯。 [地上波(吹替)] 2点(2017-01-22 02:23:30) |
31. コンタクト
前へ進もうとする人と、それを阻害しようとする人。現代の人類への壮大な皮肉が込められているようで面白かった。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-07-16 14:30:03) |
32. 居酒屋ゆうれい
すごくいい映画だ。珍しく映画を見ながら飲みたくなって一人で手酌。こういう映画の良さが分かる年齢になってきたんだなぁとしみじみ。店構えもいいし、何より店主の萩原健一がすごくいい味出してる。常連になりたい。こういった日本人に伝わりやすい邦画はいいもんですね。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-07-16 14:17:57) |
33. 理由(1995)
予備知識無しで見て良かった。まあ犯人が誰かはある程度予測出来ちゃうんだけど、でもやっぱりショーンコネリーの活躍を期待せずにいられない。ゴールドフィンガーを見た直後だったので尚更コネリーの上手くいかない感に同情してしまった。 [地上波(吹替)] 6点(2015-03-28 11:12:17) |
34. 光る眼
《ネタバレ》 怖い。子供強い。感情を持たない、生まれながらにして優秀な民族が人間社会を支配するという概念に痛烈な社会風刺が見え隠れ。最後の対決で、頑張れスーパーマン!と応援したくなった。後味も悪くない。支配階級の者も心があれば同じ立場で共存出来るのではという希望を持たせたラストはなかなか秀逸。デイビッドが友情パワーに目覚めてリーダーの子と超能力バトルでもおっぱじめたりすればさらに盛り上がったかも知れないが、カーペンターにそんなSF的なヒーロー像は似合わないですかね。とにもかくにもクリストファー・リーヴの勇姿が見られる事に価値がある映画。 [地上波(吹替)] 6点(2014-07-06 23:33:48)(良:1票) |
35. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 ゲームなのか現実なのか観客が混乱する様、二重三重の仕掛けが巧妙に張り巡らされている。ゲームがいつ開始するかも分からない段階で唐突に「残念ながら不合格となりました」という謎の電話。これによって終始猜疑心を抱きながら鑑賞し続ける事となった。この電話が無ければ「どうせゲームなんでしょ」と安心しながら観た事だろう。見事にしてやられた。そして見終わった後、なぜこの映画の評価が高いのかを納得する。最後の最後でこのゲームの、そしてこの映画に込められたメッセージを知る。感動と同時に、命があった事への安堵感を得る。いやいやこの人ガチで何度か死にかけてるだろ!と思い切りツッコミを入れて、笑って終われる。予備知識無しで、サスペンスのつもりで鑑賞して欲しい。 [DVD(吹替)] 8点(2014-06-15 06:49:08)(良:1票) |
36. イベント・ホライゾン
《ネタバレ》 不可解な現象が起こり、不可解なまま終わってしまった。敵が何なのか、何が目的なのかもよく分からないので、そこをもうちょっと掘り下げてくれれば「人類は凄い奴を敵に回してしまった~!」的な怖さを感じられたかも知れない。それなりに怖かったので+1点。 [DVD(吹替)] 6点(2011-03-30 07:19:37) |
37. 天使にラブ・ソングを・・・
泣けた。みんなで助けに行く所は最高に燃えた。院長GJすぎ。 [地上波(吹替)] 9点(2010-01-22 22:56:49) |
38. ペット・セメタリー2
いや怖いわ…演出がいい。名ばかりのホラー映画ではない。ちょっと難しい時期の少年をエドワード=ファーロングが好演。この人以外に考えられないというくらいのハマリ役。鑑賞後感も悪くない。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-20 14:38:03) |
39. ブレインデッド
《ネタバレ》 んー…どんどん人死んでるわけだし、とてもコメディには見えないわ。凄惨な映画におふざけを挟んでるようにしか見えない。という訳でこれは自分的にはコメディではない。で、普通にゾンビ映画として評価すると…まず、主人公の選択がいちいち駄目。わざとやってるのかというくらい間違った選択をし続けるのでイラつく。また、脇役は一撃で殺されるのに、主人公は首を絞められるだけで絶対に死なないのも訳分からん。なぜこんなだらしのない主人公はそんなに強いんだ…?やっぱゾンビ映画の醍醐味というか怖さってのは、一生懸命生き残ろうとあがいてる人達がやっぱり襲われて、さっきまで仲間だった人がゾンビになって…って所じゃないかなと。まあ凄いシーンがいっぱいあったので及第点。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-29 04:47:05) |
40. マウス・オブ・マッドネス
《ネタバレ》 オチもなく救いもない。なぜそうなるのかという説明もない。「こういうものなんだ!」と強引に提示され、そのまま終わっていく。主人公が何も出来なさすぎる。いっさいの抵抗が叶わぬままひたすらダメになっていくだけの映画はツラい。ホラー映画としてはまあまあだったので多少加点。 [DVD(吹替)] 4点(2009-11-21 13:58:00) |