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MAHITOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1907
性別 男性
年齢 62歳

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21.  カビリアの夜
「プリティ・ウーマン」とは真逆のストーリーで、辛辣な展開ながらも、 救いのあるメッセージが用意されているので、後味は決して悪くはない。 前半はヒロインの日常生活を淡々と描くシーンが多いが、 ジュリエッタの表情豊かな演技と、コミカルな姿を見ているだけで飽きなかった。 ラストのカットは秀逸で、映画らしい表現と映像演出には素直に脱帽。 知らない間にヒロインに感情移入していたのだと、このとき初めて気づかされた。 同監督の「道」よりインパクトは弱いが、フェリーニの才能を改めて認識させてくれる作品。
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-30 14:27:27)
22.  私は告白する
神父の設定をうまく使った、サスペンスでありながら、人間ドラマにも近い作りの映画。 ロマンスをサブストーリーに物語の展開や構成等、非常に見応えのあるドラマに仕上がってます。 こんな内容の作品も作れるなんて、ヒッチコックの才能にはただただ驚くばかり。 とにかく主演のM・クリフトが抜群にカッコいい。甘いマスクにもかかわらず凛々しくて、 法衣姿がバシッとキマっている。ヒロインのアン・バクスターも上品できれい。 ロマンス絡みのシーンはさすがに粗さが目立つけど、ラストまでまったく目が離せず、 最後は思わずじーんときてしまった。メインテーマが重厚で、久方ぶりにしびれた作品。 特に男性にお薦めの逸品だが、サスペンスより普通のドラマとして鑑賞したほうがいいかも。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-24 06:51:45)
23.  菩提樹
トラップ・ファミリー合唱団物語の前半部を描いた作品。 映像や音楽は「サウンド・オブ・ミュージック」の比ではなく、時間も短いので、 少々駆け足感は否めないけど、「サウンド・オブ・ミュージック」では中途半端だった、 ラスト以降の場面もちゃんと描かれていて、ベタながらも心地いい感動を与えてくれます。 マリア役の女優さんもいい。名作という表現がぴったりの、とても良質な映画。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-18 08:11:08)
24.  汚れなき悪戯
ちょっと宗教色の濃い内容で、鑑賞中は今一つピンとこなかったのだが、 鑑賞後は子供の純粋な心にじわじわじーんと・・・。主役を演じる男の子がとてもかわいくて、 よけいに涙を誘ったのかも。内容は全然違うけど、子供を視点に描いた作品としては、 「禁じられた遊び」とともにお薦めの映画。
[ビデオ(字幕)] 7点(2012-01-20 01:07:54)
25.  モンパルナスの灯
実在した20世紀初頭の画家、モディリアーニの姿を描いたドラマ。 彼の晩年のみの短期間を描いた内容なので、伝記映画という印象は薄いです。 主役の俳優さんの魅力が際立っている作品で、影のあるイケメンぶりはもちろんのこと、 モディリアーニの苦悩がしっかりと表現されており、心にずっしりと残る作品だった。 リアリズムに徹したストーリー、特にラストは別の意味での涙が・・・。う~ん、厳しい。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-16 14:34:17)
26.  麗しのサブリナ
オードリー主演のロマンチック・コメディー。「ローマの休日」の王女役から一転、 富豪に仕えるお抱え運転手の娘役を演じ、富豪の兄弟との恋の三角関係を爽やかに描いた内容。 洒落た会話とセンスのいい演出が心地よさを与えてくれ、とても楽しい作品に仕上がってます。 オードリーは相変わらずきれい、兄弟役がハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデンと、 これまた名優がそろい踏み。ウィリアムがこんなに若くてカッコ良かったなんて驚き。 でもハンフリーのほうがやっぱり渋くて、こちらのほうに断然魅力を感じてしまう。 ビリー・ワイルダーらしい、品のあるコメディー作品。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-10 07:59:09)
27.  知りすぎていた男
ヒッチコックお得意の巻き込まれ型サスペンス。 ストーリーは相変わらず粗さがあるけど、音を効果的に使った演出は見応えがあり。 奥さん役のドリス・デイはかわいいし、彼女の歌う「ケ・セラ・セラ」もうまい小道具代わりに。 カラーでとても観やすい、万人向けの娯楽作品。
[地上波(吹替)] 7点(2011-10-10 08:07:33)
28.  死刑台のエレベーター(1958)
普通のサスペンスと違い、完全犯罪を狙う男を襲った思わぬアクシデントという、 序盤の設定が妙味。焦燥に駆られる主人公、彼の帰りを不安げに待ち続ける共犯のヒロインと、 二人の心理描写を観ているだけでも見入ってしまうのだが、この作品の面白いのはここから。 これまた意外なアクシデントから、事態がとんでもない方向へと進む展開が絶妙だった。 ヒネリやオチもいい。まあ完全犯罪を狙ったにしちゃ、ちょっとおマヌケという場面もあるが、 シナリオはよく練られていて、十分楽しめる娯楽作品ではないかと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-01 21:13:49)
29.  東京物語
今でも通用するようなお話に、思わず苦笑。目のつけどころがとてもいい作品。 この監督さんの作品は、家族という集合体を通して、 ありふれた日常の中のペーソスに焦点を当てているものが多いのだが、 決して人情物というわけではなく、淡々としたストーリーの中に、 人間の悲哀さを描写してくるのがとてもうまい。そこはかとなく飛び出てくるセリフも絶妙。 こちらのほうでは大いに笑わせてくれるので、本作でも肩の力を抜いて鑑賞できた。 杉村春子の娘役はちょっと・・・。お父さんとお母さんは、やっぱりかわいそうだったな。
[DVD(邦画)] 7点(2011-09-12 21:21:34)
30.  近松物語
メロドラマのひと言では片づけられない、情緒溢れる作品。 その奥ゆかしさと清らかさに、思わず心を打たれてしまう。演出や映像に関しては、 溝口作品の中では及第点といった印象を受けたものの、キャスティングが抜群によかった。 進藤英太郎と小沢栄のバイプレイヤーぶりも光っていたが、 やはり長谷川一夫演じる茂兵衛の誠実なキャラが、とても印象に残っている。 皮肉めいた結末ながらも、爽やかとさえ思わせるラストのカットもいい。お薦めの逸品。
[DVD(邦画)] 7点(2011-09-09 02:28:58)
31.  裏窓(1954)
箱庭セットが異様に面白いサスペンス。 主人公の室内から見える建物がパノラマのように丸見えで、いかにも作り物といった舞台が、 覗きという非道徳的な行為と、自分の部屋の中だって丸見えだろ、 というありえない状況を緩和してくれている。鑑賞者に心理的圧迫感を与えるという点では、 ストーリー展開、主人公の設定ともにうまい演出で、緊張感を最後まで持続させてくれる。 劇中のシーンは、ほとんどが主人公の室内と裏窓から見える風景だけ。重苦しい雰囲気に、 グレイス・ケリーの美しさが一服の清涼剤となっている。主人公は思い込みの激しい性格だが、 それも鑑賞者をミスリードするための、あえての設定なのかもしれない。 ストーリーよりも如何に鑑賞者を楽しませるか驚かせるか、ヒッチコックという人は、 改めて演出に力を入れる監督さんだと思った。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-26 10:44:51)
32.  羅生門(1950)
芥川龍之介の原作。つまんなそうだなと思ったら、物の見事に引っ張られた。 黒沢監督って、昔からこんな手法を使っていたのか。 あくまで実験的作品といったような作りだが、「市民ケーン」を鑑賞した時のような、 当時としての斬新さは確かに感じた。ラストはていよくまとめられてしまった感があるけど、 終盤までは大変面白く、役者陣に関しても安心して見ていられた。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-25 08:35:44)
33.  恐怖の報酬(1953)
タイトル通りの映画。150分と時間が長く、最初の1時間ぐらいは退屈だったのだが、 中盤からは緊張感とスリルで手に汗を握ってしまった。 序盤は状況設定の描写に終始しているが、やはりちょっと物足りない。 登場人物達のキャラをもっと掘り下げるなり、何かしらのドラマ性を持たせるなりしていれば、 作品の出来はさらに良くなったと思う。ラストのオチは読めるが、全般的に演出のいい作品。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-14 17:33:49)
34.  ベン・ハー(1959)
4時間の長丁場という、非常にスケールの大きいドラマ。 主人公の波瀾万丈な人生を軸に、迫力あるアクションシーン、歴史上の人物の登場など、 バラエティーに富んでおり、連続ドラマを観ているようで、時間の長さを感じさせなかった。 幼馴染みの親友が敵役というのは、ちょっと寂しかったけどね。 大河ドラマ好きの人には、特にお薦め。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-07 06:21:32)
35.  シンデレラ(1950)
ディズニーの古いアニメ映画。 歌あり、笑いあり、夢が一杯のエンターテイメント作品。 絵がうまくて色が綺麗。キャラもかわいい。 特に色の使い方は実写を意識しているのか、 落ち着いた色を多用していて、とても観やすい。 現実、ファンタジー、コミカライズのバランスがよく取れていて、 半世紀以上も前に作られた作品とはとても思えない。 ディズニーはやっぱりレベルが高い。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-06 06:38:47)
36.  赤線地帯
溝口監督の視点から、赤線地帯で働く女性たちの姿と生き様を余すことなく描いた作品。 売春防止法が制定された年の作品ということで、リアルタイムの題材が非常に興味深い。 これといった主役のいない中で、様々な女優たちが娼婦役を演じているが、勝ち気な性格の若尾文子と、いかにも能天気な京マチ子のキャラはやはり存在感あり。 他の女性たちが女の弱さを描写していたのに対し、二人にはどんな逆境にも負けない逞しく生きようとする姿が垣間みれた。そのあたりが本作のテーマか……? 女を描かせたら日本一、溝口監督の遺作です。
[DVD(邦画)] 6点(2013-03-02 06:29:43)
37.  野菊の如き君なりき(1955)
原作は、伊藤左千夫の「野菊の墓」。 まるで明治の時代にタイムスリップしたかのような映像が素晴らしく、画面から情感が溢れ出てくるよう。 主人公の回顧録といったかたちでお話が進む構成もいい。 ただ全編に亘ってほぼ回想シーンにもかかわらず、画面の四隅に楕円形の白いマスクを張った映像処理は、まったくもって納得できない。 美しい印象的なカットがたくさんあるのに、わざわざ画面を狭めたことで感動も半減、後半からはちょっとイライラした。 名画であることには違いないけど……。
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-09 02:28:36)
38.  グレン・ミラー物語
グレン・ミラーの半生を描いたドラマ。 決して順風満帆のストーリーというわけではないが、夫婦愛を軸に、 全体的に軽いタッチの作品に仕上がっており、それがきれいなカラー映像や、 劇中に流れる数々の心地いい音楽にマッチしてます。 J・スチュワートはいつも通りのやや軽いノリの役柄だけど、 彼に代わって、奥さん役の女優さんがとても良かった。 この人の存在感が抜群だったので、ラストはわかっていたにもかかわらず、 ちょっとグッときてしまった。 伝記ものや実話ものは、妙味や意外性がないが、やっぱり安定感がある。
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-29 11:03:20)
39.  女の園
ドイツ映画「制服の処女(1931)」がモチーフになっているのか、内容はほぼ同じも、 ストーリーの厚みはこちらのほうが上。著名な出演女優さんたちの各エピソードも隔たりなく、 バランスよく描写されている。構成、映像、演出ともによく、テーマも十分伝わった。 ただ高峰秀子の役柄がとても女々しくてネガティブなので、総体的に重苦しい雰囲気は漂わせる。 彼女のキャラ自体が、ストーリーのキーポイントになっているので仕方がないんだけど・・・。 鬼教師兼寮長の高峰三枝子が好演。
[DVD(邦画)] 6点(2012-08-25 06:03:28)
40.  ヘッドライト
泥臭い中年男の哀愁と、暗い映像がやけに物悲しいメロドラマ。 不倫愛を題材にした内容ということで、お話自体に引き込まれるような魅力は覚えないが、 一番の見所はやっぱりジャン・ギャバンの渋くて重厚な演技。寡黙で家庭に安息を見出せない、 主人公の悲哀さをたっぷりと表現してくれている。陰のあるヒロイン役の女優さんも美しい。 "ヘッドライトは、二人の行く末をも照らしたか?"が、本作のキャッチフレーズかな。 フランス映画らしく、映像から伝わる雰囲気に情緒を感じさせる作品だった。
[ビデオ(字幕)] 6点(2012-07-28 07:11:09)
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