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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2041
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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21.  緑の光線 《ネタバレ》 
うわあー・・デルフィーヌの自意識持て余し言動の数々、ものすっごく覚えある。したこともあれば、されたこともあるし。このイタイ感じをフランス人と共有できるとは思わなんだ。 もう、この頃はねどーにも自分を持て余しちゃってるんだわね。友人の忌憚のない意見には涙出るほど腹が立つし。泣けてくるのは自分で自覚があるからだけど。年上の同席者からは「君は何でも提案されたことを拒否するみたいだね」と指摘されてしまうデルフィーヌ。で、そこへまた延々反論をぶつのね。そして一人皆と別行動してめそめそする、と。ひゃあーめんどくさい奴。 せっかく出向いたのに思ったよりつまんなくてとんぼ帰り。気の合わない連中との席では露骨に不機嫌な顔をして、デルフィーヌの幼稚な行動は他人に気を使わせまくり。ああ、分かり過ぎて過去の数々の青い行動が思い出され、穴深ーく潜りたくなってしまう。大変に心をえぐってくるお話でした。 私事ですが未熟な行為の数々を許してくれた周りの人々のおかげで、今もなんとか人間社会に生きていられてます。もう完全に大人の年になったことだし、わたしも若者の不安定な心のうちを生暖かく見守ることのできる器になりたいです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-07 23:34:54)
22.  潮風のいたずら
いや上手いなあゴールディ・ホーンが。富豪夫人を演ったらはっきりしたんだけど、彼女キツ目の美人なんですよね。劇中、29歳の設定でも違和感の無い美貌の持ち主(このとき42歳!)ながら、コメディエンヌを自然体でこなします。ギャグを受け止め、ある時は投げ返すといった身体動作がなめらかなのです。大きな口と良く動く目もコメディエンヌには大切な要素ですし、前述したように綺麗なので日本の女お笑い芸人らが不細工を売りにするがゆえの痛々しさとも無縁です。野暮ったいカート・ラッセルをも包み込んでしまう彼女の懐の深さも合わせて感じられ、観ててほんとに気持ちよく、あははと笑ってさっぱりと楽しい気分になるコメディでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-03-10 23:03:17)
23.  チャーリング・クロス街84番地 《ネタバレ》 
ああ、しみじみと人生というものが凝縮したような良い話でした。ついに彼女がロンドンを訪れた時は相手はもういないし、店も看板を下ろしている。人生ってこんなものだ。大切なことは必ずしもタイミングが合わないまま、いつのまにか手から零れ落ちる。でも確かに存在した、その意味の大きいこと。 「大切にする世界観が一緒」なので20年も続いたアメリカ女とイギリス男の交流。恋ではなく、友情ともちょっと違う。現実生活のほんの数パーセントを占める出来事だけど、心を完全に預けられる相手。互いがそう認識する関係はなかなか稀有だ。夫婦でもそうはいかない。 主張のはっきりした、いかにもウーマン・リブ創成期の女性像のアンと、物静かで見識の深いアンソニーは好対照な二人でした。 戦時の世相も織り込んだエピソードは興味深いし、書店員が脇でちょこちょこと現われてはいなくなったりして時の流れを感じさせる脚本も巧みです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-08-23 00:34:42)
24.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
1作目が大好きだったものだから、手を入れられるのは嫌だった思い出があります。part2,3とセットになっているお話なので、2単独での評価は難しい。マーティ一家の芳しくない未来の姿にはショックを受けたうえ、ジェニファーは置いてきぼりでばつん、と終わってしまう。観賞した封切当時は「!?」となり、楽しいばかりの一作目と比べるとあまり良い印象は無かったのでした。 描かれた未来のその2015年に、あらためて彼らの物語に触れてみると脚本の緻密さに驚きます。未来と現在と過去、今作では3点全てを行き来し、それぞれが絡まって影響を及ぼすので100分の間でゆっくり考えるひまも無いほど忙しい。忙しいけど楽しい。 本来、「次作へ続く!」形式で映画を一本作られるのは好きではないのだけれど、この文を書いている今は3を観終えてしまっている。次回作に引っ張られる形で評価が高くなるというのはどうなのかとも思うけど、やっぱりファンだからなあ。7点か8点かですごく長く迷ったけど。
[映画館(字幕)] 8点(2016-01-02 01:30:29)
25.  エイリアン2
エイリアンの一作目は私にとって別格だ。何度観たか分からない。そして二作目も好きだ。エイリアンの全体像が良く見えるから、という理由ではない。前作を上回るべく、物量作戦でいこう、という潔さが成功しているからだ。ヤツらの数もねばねばの粘着度も性質のひつこさも増している。一作目は ああどうしよう、と手に汗握りながらきょろきょろしつつ逃げる。二作目は半泣き絶叫で猛ダッシュだ。素晴らしく良くできた続編だ。 庭でせっせと雑草を取る。狭い範囲の視野からふと頭を上げて周りを見回すと、それはもうおびただしいスギナやらハコベやらに取り囲まれていることに気付く。こんな時いつも脳内でシンクロするのは、2のクライマックスにて巨大巣に入り込んだことに気がつくリプリー、あの場面。しゅんしゅんしゅんと効果音が静かーに響き、ワタシもゆっくりと首を回しておもむろに火炎放射器をぶっ放す、というわけにもいかず、またこつこつと作業を再開するわけだが。つまんないこと言ってすいません。
[DVD(字幕)] 8点(2015-06-25 00:04:00)(笑:1票)
26.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 《ネタバレ》 
ある一日が繰り返される不条理、という題材は他作品(三崎亜紀氏の小説)でも触れたことがある。まさか84年にうる星のキャラですでに発表されていたとは。後年読了した小説の方はシリアスな現実感がずっしりと腹に溜まる感じだったけれど、アニメはなんといっても“うる星”なので暗くはならないのね。あたるの「それがどーしたのよ」的ないいかげん主義とラムの「毎日が幸せ」がベースになった現状では、さくらと面堂だけが真面目になってもからーっと明るい不条理だ。 画が凄い。映画の奥行きを活かした画の巧みさ。真実を知るさくらのこちらを見据えるアップ(ここ長い。びびった)、忍が入り込んだ鈴の重なる迷宮場面の陶酔感。飛行機でみるみる宇宙空間まで昇って知る、この世の(フザケた)全貌が現われるさまはまるでカメラで撮ったかのようななめらかな動き。当時のアニメとして最高の技術をふんだんに盛り込んだ画の力が、押井哲学ともいうべき難解なテーマに説得力を持たせ、かつうる星ファンをも納得させる作品にしていると思う。
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-15 23:54:47)
27.  ザ・フライ 《ネタバレ》 
グロくて気色悪くて、そして哀しい。あまりといえばあまりに酷い、愛が引き裂かれるお話。 余計な枝葉を落として、時間の経過とともに科学者の異変が加速する描写に絞り、ダイナミズム溢れるストーリー展開とG・デイビスの泣き顔。色白の肌に目も鼻も唇も赤くして衝撃と混乱に耐える表情。とても美しいと思った。いくら好きでも見た目が生理的に耐え難く変容したら、自分の心にすら手の施しようが無いだろう。なにしろハエに移行するその姿のおぞましさといったら当時の映像技術に賛辞すら送りたくなるほどだ。耳がぼろん、と取れる場面は失神もの。 しまいにはポッドと融合した化け物を撃ち、崩れ落ちるジーナ。肉片と血しぶきを悲恋にまぶすとは、もうさすがクローネンバーグ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-26 00:25:50)(良:1票)
28.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
コロンボ警部でも、孫に物語を聞かせる祖父でもないP・フォークが口八丁のマネージャーを好演、実にしっくりきてます。ほぼ無名の女優二人のプロレスラー、ドールズの懸命さも良く伝わる人物描写のおかげで、ラストの大一番の大会までにはすっかりドールズびいきになってしまう。ここでがぜん輝くのが海千山千のP・フォークの根回し演出。投資とばかりに札びら切って、反則すれすれのヤラセ応援あり、過剰コスチュームあり。いや楽しい楽しい。資金源がイカサマ博打(とカツアゲ)というのもいかがわしくて良いですな。ストーリー展開は王道なれど、茶目っ気あふれる逸品であります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-06 00:21:55)(良:1票)
29.  遊星からの物体X
“エイリアン(’79)”の有名な場面、食事中に乗員の身体を突き破って“キキーッ”とエイリアンが飛び出す、あの「うわあぁぁっ」というぞくぞく感をきっとカーペンターは1回じゃ物足りなかったんでしょうな。この手の「おわーっ」とか「ひいぃーっ」とかを何通りものパターンで演出してみせました。閉鎖空間という条件も無線の通じない南極基地の設定でクリア。この作品が単なるエイリアンの二番煎じといったレベルとちょっと違うのは、相互不信に陥る人間ドラマをそれはそれは役者陣が見事に熱演していることと、グロテスクなクリーチャーの造形の立派なこと。なんというか、こういう方面への偏愛すら感じる。一生懸命、丁寧に作ったんだろうなあ、このぐちょぐちょしたのを。拍手。
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-11-02 00:09:19)
30.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 
友人の子とはいえ、わが子でもない坊主を身体を張ってギャングから守り抜くグロリア姉さん。片手で拳銃をぶっ放し、もう片手にはでかいトランクを提げながら走る足元はハイヒール。この胆の据わりよう、粋ないでたち。逃げやすいようにジーンズにスニーカーなんてチョイスしがちな私のような小物にはとても真似できません。世の酸いも甘いもがっつり経験値にあるであろう姉さん。けど、グロリアは、ところどころ台詞にあるものを拾うに、“母親”になりたかったのですよ。カタギに憧れてた面も心のどこかにずっとあったのだね。だから多少小憎らしくても、あの子供への愛情の量の方が勝ったのですね。子供の手を決して振り払ったりしないグロリア。母であり姉であり友人のようなグロリアが死んでしまったと思って子供が向かうのは墓地。こんなとこが伏線になっていたなんて。思わず唸り、そしてラストでノックアウトされた。見事だあ。
[映画館(字幕)] 8点(2013-09-14 00:21:09)(良:1票)
31.  フラッシュダンス 《ネタバレ》 
お話は・・、そうねそんなには面白くないかも。ベタですし。封切当時はまさに青春まっさかりで、若さのさなかにいた時は他人のサクセスストーリーにそれほど感じ入らなくて「ふーん」程度の感想だった。それから数十年、ああ青春の輝きは遠い所から見るほどに気付くもの。J・ビールスの若々しさ、初々しさ。夢を追う友人たちの健気さと挫折、後押ししてくれる叔母、恋人だけど上司といった周りの人達のドラマもバランス良く織り込まれて正統派なドラマの作り。演出になかなかセンスを感じるのですよ。路上でのパントマイマー達や、交通整理のお巡りさんのアクションをもコミカルに描写しちゃう場面。事務のおばさんの食事中の悲劇。ブサイク犬グラント君も重要な脇役、ラストのおめかし姿は必見。なにしろオープニングの音楽からどーっと当時の感覚を呼び覚まされてしまうので、なつかし補正も手伝ってちょっと大甘の点数ではありますが。
[映画館(字幕)] 8点(2013-06-07 00:40:07)
32.  ミシシッピー・バーニング
FBIの描き方が史実と違う、という指摘がたくさんあってちょっとしゅん、となってしまったけれど、それでもなおこの映画の訴える問題とか憤りはストレートに伝わるし、遠い島国でのほほんと暮らす私の脳髄に一撃を喰らわした勢いを減殺するものではないと思う。差別意識に染まった人間の底知れない業の深さが恐ろしいし、一方でG・ハックマンの憤怒の形相には甚だしく説得力があり、「暴力は良くない」というスタンスだったW・デフォーも後半は止めはしない。1964年に何があったのか、この映画によって私の記憶に刻まれた。本当に恐ろしい思いをした映画だった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-02-21 00:40:25)
33.  モナリザ
ボブ・ホスキンスがいじらしくさえ見えてくる純愛モノ(・・といっていいのか)。純愛の当事者がチビでハゲなおっさんというのが切なさ倍増なのだけど、チビでハゲだからこそこちらも心から応援してあげたくなってしまうのだった。がんばれよ、ボブ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-02-19 16:30:53)
34.  サマーストーリー
ベタといえばベタな、新味の無いラブストーリーかもしれないけど、映像の美しさと、主演女優の透明感が補って余りある滂沱必至のイギリス映画。心と感性がまだ水分をいっぱい含んでみずみずしい、そうだなあ20代までに是非観てください。
[映画館(字幕)] 8点(2012-01-27 18:32:07)
35.  レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
なんともすっとぼけた連中が驚くべき寡黙さで、一路もくもくとメキシコへ。ひたすらボケを垂れ流しながらの道中に、つっこみ疲れた当方は心地よい脱力感に見舞われた。こんな人生もいいんだよな。生温かく見守ろう。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-01-24 11:53:57)
36.  マカロニ 《ネタバレ》 
初老のマストロヤンニが、お人よしで屈託なくて。あの丸い目をくりくりさせて、嬉しがったりはしゃいだり。私はこのひとのお芝居だけでほろりときちゃうのですが、対するJ・レモンもまた渋い。演出過剰気味な手紙をめぐってどっちが主人公をとるか、で酔っ払ってモメるモメる。おやじぃ。出てくる人たちが皆良い人なんだ。みんなで復活を待つラストシーンも大好き。しみじみと良い映画です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2012-01-22 16:20:10)
37.  死にゆく者への祈り
当時観たM・ロークものではこれがNO.1。終始寂しげなM・ロークの佇まいも良いけれど、彼の殺害の命を帯びた同僚2人の葛藤と哀愁が脇役ながらぐぐっと胸に迫るのでした。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-22 15:32:12)
38.  恋人たちの予感
思い出すのは秋の並木道の美しい風景と、メグの半べそ顔。今みたいに女性が本音をがつがつ発散するドラマが乱発してなかった時代に、独身男性リストをカフェでさくさくとドライに整理したり、「40になってしまうぅ~」と自暴自棄気味に叫ぶ姿がすんごくリアルで笑いました。当時流行りのソバージュだと、メグの形の良い頭が隠れちゃってもったいない。このあとにたくさん出たメグ主演のラブコメではショートカットでキュートですよね。
[映画館(字幕)] 8点(2011-11-19 00:24:47)
39.  ヒドゥン(1987)
いや面白かったねえ、これ。発泡しない錠剤をぽとん、と水に落とすカイルくん。きゃー。愛しいのなんの。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-11-14 23:25:46)
40.  ブレードランナー
有無を言わさぬ近未来映像の混濁した美しさ 余韻を残す音楽 レプリカントの哀しみ。見終わったあとの痺れるような陶酔感。ためいきが出ます。H・フォードが超人的に強くないのが良い。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-11-06 15:39:42)
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