21. 橋の上の娘
男はナイフを投げ、女は的として身をさらす。現実の接吻と抱擁を溶かし込んだナイフに縁取られ、いつか彼女の涙は乾いていった・・・ウルトラロマンッティクな映画でした。 7点(2002-06-23 21:33:24) |
22. トリコロール/青の愛
そして私は、私を青のなかに浸していった・・いつか私の懊悩は、冷たい透明な氷となって、青い海原を流れていった・・・ああ・・なろうことならひそやかに、この青の深みを漂っていたい・・・って感じの映画です・・と言っても意味不明ですよね。自己陶酔してごめんなさい。とにかく私は良い映画だと思います。 8点(2002-06-22 21:46:30) |
23. エイリアン3
マイワーストムービー! 0点(2002-06-22 17:50:17) |
24. ふたりのベロニカ
夢のような映画でした。これを観ると、「本当に美しいものは役に立たないものばかり」と言った人の気持ちがわかるような気がします。この美しい・・・ほとんど無内容の・・・ただ詩的な美しさのためだけの・・・。 9点(2002-06-21 22:41:42) |
25. ブレイブハート
もし仮に、暴力というものが許されるとしたら、激情に駆られた復讐の場合だけだと思うのです。ウォレスの最初の戦いはそうでした。しかしその後の彼の戦いはそうではありません。冷静な心で暴力を行って行きます。「自由のために」「祖国のために」はそれなりに立派な名目ですが、私にはどこか納得できない感じでした。はじめて見た時は感動したのですが、4~5回見てるうちにこんな風に感じるようになりました。 5点(2002-06-11 17:45:52) |
26. 伴奏者
<ネタバレ・・かな?>最近ビデオ三昧でしたが、中でも印象的な映画でした。すっかりソフィーに感情移入してしまいました。輝きであり、敵でもあったオペラ歌手の喜びと哀しみの証人であったソフィー。従順の影に寂しい涙を隠していたソフィー。彼女にもいつか幸福がおとずれるのでしょうか。 8点(2002-06-09 22:37:07) |
27. ルートヴィヒ(1972)
生への執着と絶望、死への憧憬と恐怖、相反する感情に揺れるルートヴィヒのおののきは、腐り落ちかけた果実のように甘美です。(映画では)。彼の退廃と凋落は、彼が生から得た魅惑の証しのように思えました。「帝国衰退期のローマ人を手本に、デカダンスの戦士であるとはどういうことか学びたまえ。絶望の中でもがき、鬱々として栄光を愛し、素朴さにおいて腹黒いとはどういうことかを。」シオランの「敗者の祈祷書」の一節です。この映画にピッタリだと思って引用してみました。嫌味に感じた方、ごめんなさい。 10点(2002-06-08 22:27:28) |
28. 暗殺の森
原作に比べると物語は「?」ってトコもありましたが、スタイルの美観にクラッときました。足元に虚無の深淵が広がっているのに、すがりつく樹を見出せない・・・そんな苦しみ哀しみがヒンヤリ伝わって、ある意味怖かったです。 9点(2002-06-06 21:09:39) |
29. パリ、テキサス
しみじみいい映画。淡々とした展開なのにこのおもしろさはすごいと思う。 9点(2002-06-03 07:20:45) |
30. トリコロール/赤の愛
絵として綺麗な映画が好き。だから傑作! 8点(2002-06-03 07:13:21) |
31. ゲーム(1997)
これに限らず、この監督の映画って喜んでる観客をスクリーンの後ろで嘲笑ってるような嫌味な所がいやなんです。 2点(2002-05-12 13:21:11) |
32. シャイニング(1980)
おもしろくも、怖くもなんともなかったです。どこがすごいんですか?この映画・・・・ 3点(2002-05-12 12:36:49) |
33. イングリッシュ・ペイシェント
相当おもしろくなかったです。ジュリエットビノシュは良かったけど、もう一人の女優は顔も役柄も嫌い。 1点(2002-05-11 17:14:25) |