381. CURE キュア
空気感の創造においてはもはや何も文句のつけようがない。『セブン』的なサイコサスペンスを想像していたが、こちらはより人間の根源に迫っている。「悪意」とは一体なんなのか?「狂気」とは自分とは無縁のものなのか? ラストシークエンスが映画終了後も心をかき乱していく。 9点(2003-11-24 11:56:39)(良:1票) |
382. キャリー(1976)
今やホラー映画の古典とも言える作品故、多数のフォロワーが現れ、ラストの衝撃は薄れてもおかしくないのだが、今観ても絶妙の間に思わずドキッとしてしまう。キャリーが追い込まれていく様も見応えがある。 8点(2003-11-24 11:49:07) |
383. ギャラクシー・クエスト
あまりの評価の高さに期待しすぎたため、ちょっと拍子抜けしてしまったのは否めないが、オリジナルへの愛が感じられて心地よい。そして、それ以上にいくつもの人格を生きる俳優という特殊な人種が抱えるアイデンティティーの問題をシニカルに見つめる中で、人間の本質を浮き彫りにしていくプロットには感心する。 8点(2003-11-24 11:45:43) |
384. キャノンボール2
う~ん・・・サミー・デイビスJrが出てたシーンくらいしか思い出せないのはなぜだ? まぁ、またテレビ東京で放送した時に観ればいいか。 4点(2003-11-24 11:37:32) |
385. キャノンボール
中身なんてまるでないのだが、キャストの豪華さで最後まで突っ走る映画。なんかこういうタイプの映画には細々と批評するのはナンセンスかな。甘いけど7点。 7点(2003-11-24 11:33:59) |
386. キャデラック・マン
ロビンとティムの丁々発止のやりとりを楽しめるかどうかで評価が大きく変わる。といっても、楽しめたとしても6点くらいしかあげられないプロットではあるのだが。 4点(2003-11-24 11:30:16) |
387. CAT’S EYE/キャッツ・アイ(1997)
林海象が自らの映像センスに溺れた作品。原作コミックは未読のためキャスティングには違和感を感じなかったが、それでも最後まで観るのはしんどかった。こういったノリ重視の展開に持ち込むにしても、もう少し登場人物たちの人となりを描いていかないと、ただただ上滑りしていくだけ。 2点(2003-11-24 11:23:05) |
388. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
《ネタバレ》 主人公を美化して描いているところが鼻につき、あまり好きにはなれない。T・ハンクス演じるFBI捜査官も今ひとつ影が薄い。しかし、それなりに飽きずに楽しめるのは確か。この映画での最大の発見はやはりディカプリオは只者ではなかったということ。出てきただけで年齢・心理状況を的確に伝える表情には舌を巻いた。ところで、この作品のポスターの写真は全くの別人だということに気づきましたか? 6点(2003-11-24 11:17:17) |
389. 君がいた夏
J・フォスターの印象を鮮烈にやきつけるための演出だとは思うが、M・ハーモンとH・ライミスのダメ男っぷりにはちょっとさめてしまう。若き日の思い出を胸に抱いた彼らだからこそ、おとぼけ感をもたせつつ、もっと芯のある部分を表現してほしかった。 4点(2003-11-24 11:10:17) |
390. ギフト(2000)
《ネタバレ》 サム・ライミにしては落ち着いた映像であることへの驚きと、K・ブランシェットのたたずまいだけで全てを表す演技の素晴らしさへの感嘆しか印象に残っていない。そのため、噂の「予想通りの意外なオチ」も全く思い出せない。犯人って誰だったんだっけ? 5点(2003-11-24 11:05:46) |
391. 機動警察パトレイバー2 the Movie
前作同様友人に観せてもらった作品。アダルトな雰囲気に叙情感のあるプロットで観賞後、ちょっと目が潤んだ記憶がある。知らず知らず伊藤和典という名前をインプットしていた。 8点(2003-11-24 10:59:15) |
392. 機動警察パトレイバー
アニメがあまり得意ではない俺に友人が無理矢理見せてくれた一本。事前に簡単な人物紹介をしてもらっていたおかげもあってすんなり世界に入れたことを思い出す・・・が、正直あまり内容は記憶に残っていない。とはいえ、観終えてすぐに続編への興味が沸いたぐらいなのだから、採点はこれぐらいで。 6点(2003-11-24 10:56:36) |
393. キッド(2000)
《ネタバレ》 『フィールド・オブ・ドリームス』に始まり、『ゲーム』『シュリ』とおすぎの奨める映画とはとことん相性が悪い俺。本作もご多分に漏れず、プロットの甘ったるさに食傷気味。そもそも自己反省というものは気づいた時に行うべきものであって、過去に溯って行うものではない。こんな夢のないことしか考えない俺はどうせ「泣けない人はバツ!」(おすぎ@シュリ)ですよ~だっ! 3点(2003-11-24 10:47:14) |
394. キンダガートン・コップ
初のコメディ映画『ツインズ』で体格差があり、しかも安心して委ねられるD・デビートを共演者にしたのは納得がいく。しかし、その成功後のコメディ第2弾で再び体格差で笑いをとろうとする姿勢は役者としてはいかがなものか? スタローンがハリウッドの伝統的コメディ(『オスカー』)で勝負したのと比べると、やはり不満が残る。もっとチャレンジを! もっと向上心を! 3点(2003-11-24 10:00:54) |
395. 金融腐蝕列島[呪縛]
「ノーパンしゃぶしゃぶ」が話題に出るなど、公開時にはすでに時代錯誤感が漂ってしまっていたのが残念だが、日本全体を覆う不況の根幹をなす深刻な問題を扱いながらも、重すぎないエンターテインメント大作に仕上げた原田監督の手腕は評価されるべきである。賛否両論のあった『突撃せよ!』と含めて、原田監督の今後は気になる。(ひょっとすると演出力においては、エドワード・ズウィックより上なのではと感じてしまう) 8点(2003-11-24 09:55:01) |
396. 北の国から '92巣立ち 前編・後編<TVM>
純くんがたまちゃんと『南極物語』を観ていたころ、俺は彼女とエロビデオを至って普通に観ていた。俺は汚れてしまったのだろうか? それとも純くんが天然記念物なのか? 7点(2003-11-24 03:59:58) |
397. スタンド・バイ・ミー
受験戦争に敗れ、第2志望校に入学した俺に母は「次は頑張らなきゃダメよ」と塾通いを課した。見えない未来だけを目標にしなければいけなくなった俺は高校に通わなくなった。そんな時友人が一本のビデオを見せてくれた。死体を見つけるなどという不純な動機にも関わらず、目的を持った彼らの瞳は直視できないほどまぶしかった。30を越えた現在でも、俺が今を見つめて生きていられるのは、この時の8つの輝く瞳のおかげだ。 10点(2003-11-23 22:56:40)(良:1票) |
398. 菊次郎の夏
「ビートたけし」の弟子達への愛情が悪い方向に転んだ作品。なぜ彼は「北野武」に徹しきれないのだろうか? 不細工な男の子(失礼・・・)を主役に据え、外見ではないキャラクターへの愛情を喚起するなど素晴らしい感性を持っているのだから、本気で「北野武」が「ビートたけし」を抑えた作品を観たいと望む。しかし、これはは無理な話なのだろうか? 3点(2003-11-23 22:37:44) |
399. 記憶の扉
《ネタバレ》 レビュー数は少ないものの本作の魅力については先人の方々が語り尽くしている。ここからもレビュヤーを熱くさせる完成度の高さが伺われる。あえて付け加えると、凡百の監督ならば声高になる要所をきっちりと過剰にならぬよう抑えた演出を心がけている点が素晴らしい。一方で抑制が効きすぎているため、『シックス・センス』よりも大衆性に劣っているとも言える。とはいえ、紛れもない傑作。 8点(2003-11-23 22:32:14) |
400. 代打教師 秋葉、真剣です!
A作「俺様の主演作気合い入ってるぜ! 格闘にラグビーだぜ。おまけに監督は今度『デビルマン』撮るんだぜ。うぉぉぉぉぉぉっ~~~!」 おすぎ「A作くんがかわいいの。食べちゃいたいくらい。でも、こんなのにお金は払えないわね。」 A作「ノーマネーでフィニッシュです」 おすぎ「体ならいいのよ~」 ※ちなみに現在の吉田さんはとても謙虚で仕事熱心だそうです・・・と意味なしフォロー。 0点(2003-11-23 22:16:51)(笑:1票) |