381. ベッカムに恋して
王道ストーリーなんだけど、だからこそ面白い。本作のように子の夢に親がとかいうのは、世界共通なんだろうか。それでも、独特のインド文化にも触れることができて興味深い作品だと思うよ。女性がプロスポーツへのハードルと言うのも表現できてる。世に出る前のキーラナイトレイの演技も観れる。なかなかよい演技だった。ジェスが日本の私には竹内結子に見えた(笑)。邦題はちょっと狙いすぎてあざといね。逆に損してる気がする。キャッチーではあるけど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-13 12:10:19) |
382. サロゲート
《ネタバレ》 マトリックスがリアルワールド化。エンターテイメントというより、かなり哲学的な作品になっている。観終わった後、俺はどっちだとたいていの人は考えるだろう。人間とラインオフされたサロゲートの質感の違いを美術さんうまく表現してるね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-09 17:30:12) |
383. ウォーリー
《ネタバレ》 CGがデジタル感ぽさだして素晴らしくって、イブの質感が高くて、まるでAPPLEの製品のように。WALL・Eもかわいい。黄緑の色がめちゃ映えてる。いろいろ隠喩も効いていて、欧米らしい価値観だ。宮崎監督代表する日本の価値感とは表現がちと違うな。宮崎監督にもこのモチーフで撮って欲しいなとちと思った。この作品、実はエンディングクレジットの絵こそ、肝。ここにズンと未来に思いをはせる。絵画の有名どころ抜いてて秀逸。一見の価値あり。ゴッホ風のところがジーンとくる。興味深かった。 [地上波(吹替)] 7点(2012-05-09 12:08:22) |
384. リング(1998)
ちょっとあっさり終わったね。テンポが非常にいいのでだれることなく観ることができた。でも、原作とかリアルタイムで見てないので、中谷美紀の意味合いがあまりに不明。らせんがらみではあるんだろうけど。らせんも見なきゃいけないの?真田松嶋が上手いので安心感がある。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-05-09 11:35:10) |
385. ヒート
《ネタバレ》 男の哀愁の映画だった。もう、デニーロもアルパチーノの渋くてその演技を堪能。二人がお茶してる場面なんてしびれる。どんどんテンポアップしてく演出は見事だった。逆に見せ場の銃撃戦だけじゃないよね。哀愁の感じが良いよね。みんな背負って。無関係に近い黒人のくだりも心にズンと沁みる。展開結末は容易に読めるけど、でもなんとかデニーロに計画達成させてあげたかった。好演だからこそ。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2012-05-02 22:14:38) |
386. トレーニング デイ
デンゼルワシントン悪い人だったねえ。好演だ。ぼくはジェイクタイプなんでドキドキしながら観てた。ジェイクが流される奴なのかを注意深く観察、いろいろ試しながら人間性を測って、冷徹に切り捨てるアロンゾ、とても興味深かった。実はデンゼルだからほんとはいい人になるのかななんて最初観てたら、どんどん悪くなっていった。知り合いの麻薬の売人殺したとこでほんとに悪い人なんだとやっと気付く私。無駄なエピソードも放り込まれることなく流れるようにかつ緊迫感も保ちながら演出。再見したいと思うような作品ではないけど、高評価与えてもよいと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-28 22:01:12)(良:1票) |
387. タイタンの戦い(2010)
子供向けなのかなという先入観あったけど、映像も迫力あって、登場人物も興味深くなかなか楽しめる作品ではあった。ただ、ちと都合も良すぎる感じもするし、テンポも良すぎるかな。イオがなんかエロスを感じさせた。 [地上波(吹替)] 6点(2012-04-23 18:11:38) |
388. トランスポーター2
なんか面白ければなんだっていいじゃん的な乗りで作られてるね。だから退屈はさせない。主人公フランクもキマッテるし。子供の送迎って。フランス人的につっこんでということなのかな。黒のアウディかっこいい。 [地上波(吹替)] 6点(2012-04-21 17:28:40) |
389. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 すごい緊張感持って楽しませてくれるし、どんでん返しもまた「おお」と言える作品。ただ、少し都合が良すぎて、ツッコミどころもあるのがちと残念。マイケルダグラスは適役すぎるくらい。「ウォール街」といい金持ち傲慢キャラこんな役どころ随一だなあ。デビットフィンチャーらしい絵作りもまた作品の緊張を盛り上げる。 2度目の観賞だけど、そしてある意味オチ知っての観賞だけど楽しめた。初見の時受けた衝撃は今でも忘れることできない。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-19 13:25:51) |
390. フラットライナーズ(1990)
面白い設定だね。自分がみるだろう悪夢は?って考えちゃったよ。映画観ながらいろんなことを考えさせるという点では良作だな、頭空っぽにしてと言う作品も多いだけに。キャストに今となっては主役級3人もいるんでそこに惹かれて観賞だけど、それこそまだ世に出る寸前だったんだねえ。観て損はない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-04-17 15:25:40) |
391. アポロ13
巧い作りだなあ。実話ベースだそうで、セットも十二分に臨場感でてる。絵作りもよくて、また、宇宙から見た、地球や月の美しさもまた素晴らしい。演者も大物も多くて見応えがある。個人的にはNASAでの様子も感心ポイント。実話ものとして楽しむ作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-04-14 17:19:59) |
392. 孤高のメス
医療ドラマ風に見させてもらったけど、退屈はさせない作りではあったけど、それでもエンターテイメントに富んでいるわけではない。全般的にちょっとデフォルメも過ぎている。立派過ぎる医師、生瀬役の人は少し悪意に過ぎる存在にしてしまって逆にリアル感を削いでいる。 堤真一はとても上手く表現している。さすが。個人的に印象に残ったというか考えさせられるシーンは、余が息子をお別れして手術室に送り出すシーン。 [地上波(邦画)] 6点(2012-03-27 18:19:40) |
393. アナザー プラネット
面白そうな設定だな、SFと思って観たら肩すかし。テイストも抑えた調子で雰囲気をだしてはいたけど、ありがちな展開。監督が芸術性を見せつけてアピールしたいという感じが伝わって若干嫌味に映る。主役の演技演出含めてよくはできているんだけどね。 [DVD(吹替)] 4点(2012-03-24 23:18:23) |
394. 猿の惑星:創世記(ジェネシス)
良かったよ。ちょっぴり切ないし。でも、もう少しひねりがあっても良かったかな。ネタ的に。なんかディープブルーまんまかなあ。あっさり過ぎて物足りなさも感じる。CGより着ぐるみの方がインパクトがあったなあ。名作のあとは難しい。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2012-03-23 21:34:16) |
395. ファーゴ
なんか評価しづらい。実話といいながらなんともシュールな感じもあるし。すこし皆とぼけた感じもだしている。演者はとても豪華。結局は話が分かりづらい。現実というものは理詰め起承転結ではなく実はこんなもんだということかな。 ちょっと、玄人受け狙ってる感じも受けるね。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-03-21 22:58:32) |
396. [リミット]
《ネタバレ》 製作費はバカ安というのは判るが、それで一発当ててやるという目論見はうまくはいかなかったなあ。90分の鑑賞に堪える構成ではないように思える。ある意味ヒネリもないしまさしくドキュメンタリー化してる。主役の密室での心理変化とか見せるのも成功していない。結末もよろしくない。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2012-03-10 16:33:33) |
397. 動乱
歳をとってくると歴史への理解も深まってくるので、結構興味深く見れた。本作品が制作されていた時代はこの体の作品がよく制作されていたなあと懐かしさもある。トンと現代では見れなくなったが。高倉健さんが素敵、吉永小百合さん綺麗。エンターテイメントと言うより、歴史の勉強としてみた方が吉。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-02-13 14:47:47) |
398. サンクタム
映像の良さとかはあったんだけど、如何せん同じような洞窟の風景が続くだけに単調だったかな。冒頭のジャングルの映像の綺麗さでとっても期待したんだけどしかたないかな。ストーリーもどこかで見たような典型でエンターテイメント性はちょっと薄い。キャメロンということでなんとなくアビスも連想してしまった。好きなんだろうなあ。水物が。自然相手になると人の命が軽いことをまざまざと表現。主人公(父親)の行動はその自然の厳しさを相手にしていることをためらいもなくきっぱりと表現している。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-01-28 15:24:30)(良:1票) |
399. オーロラの彼方へ
良い作品だ。ベースボール消防士父子愛。いかにもアメリカ映画が好みそうならしい雰囲気がでてる。デニスクエイドはいかにもアメリカの力強いというお父さんを好演。適役だね。題材も演出もアナログ感もある感じで今風とちょっと違うレトロ感もまとってよい感じ。大オチのデニスクエイドの台詞、やっぱりグッとくるものがあった。佳作。大作ではないけど、こういう作品に出合うと、なんか嬉しい! [DVD(字幕)] 9点(2011-12-17 11:39:06) |
400. ヒア アフター
良い作品だったんだけど、3人の人生が交差するであろう場面にもう少しドラマ性が欲しかった。3名個々ののエピソード自体はとても興味深く丁寧に作られている。ラストは余韻のあるつくりだったんだけど、説明も不足していてちょっと唐突だったかな。本編とは別に、お料理教室の場面は秀逸でしたね。あれで1本ラブストーリー物が作れそうなくらい。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-12-14 17:54:12) |