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コメント数 1395
性別 男性
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401.  巴里祭
「巴里祭」…嗚呼、何と甘美な響き、何と見事な邦題なんだろう!「望郷」と云い、当時の配給元の狂ったようにズバ抜けた邦題センスの的確さ・素晴らしさは筆舌に尽くし難い。もし仮に「七月十四日」で封切られていたとしたら日本人が斯くも”花の都・巴里”へと思いを馳せたであろうか??昨今の片仮名邦題の氾濫に憂いを隠せない身としては只々羨望の限り。そう、本作のMVPはクレールでもモーリス・ジョーベールでもアナベラでもなく、実はこの名邦題を考案した当時の配給元なのであーーる!!と言っても強ち不当なモノではあるまい、少なくとも日本では。とは言え、如何に見事な邦題を冠しようと内容がクズでは今日に伝わる傑作と成りうべくもないのも当然の摂理。その点でクレールの映画的センスも又ズバ抜けている。のっけから酔わされるジョーベールの主題曲、悪戯小僧たちの鳴らすクラクション、広場から聞こえてくる楽団の奏でる音楽、俄か雨と雷鳴、ワン公、自動ピアノetc‥”トーキー”の持てるポテンシャルを「巴里の屋根の下」をより洗練した形で余す所なく引き出して正に圧巻である。オールセットの巴里の下町を生き生きとした生活空間へと変貌させるに至っては正しく「天才」と評するより外にない。俳優アンサンブルも実にイイ。アナベラ、ジョルジュ・リゴーの主役カップルが醸し出す純情可憐さ、同業のタクシー運ちゃんに扮したレイモン・ゴルディと相棒のワン公の絶妙のコメディ・リリーフぶり、チャップリンを彷彿とさせる素っ頓狂なポール・オリヴィエの酔いどれ紳士、すっかりやさぐれたポーラ、極めつけは謹厳実直な大学教授一家の行列!!雨宿りのアンナとジャンの熱烈なキスを二度も目の当たりにし、子供に見せぬよう狼狽しつつ家に入る終幕の構図のユーモラスさは絶品である。要するに下宿のオバハンから近所の悪ガキに至るまで全てがクレールの描く”巴里の下町”という名のささやかなパズルのピースなのである。言うまでもなく10点満点しかありえない。
10点(2003-11-05 03:09:59)(良:3票)
402.  スナッフ/SNUFF(1976) 《ネタバレ》 
70年代には様々な怪作が公開されたが、矢張りコイツを超えるゲテモノはあるまい。スタッフ&キャストは未登録で表示されていない訳ではなく、実際に当時未発表だったから。公開時のキャッチ・コピーはこうだ。”本物の殺人か、トリックか?全世界をアッと云わせたナゾの殺人映画!!”しかしてその実態はヤコペッティ先生どころか代○木アニ○ーション学院か何処かの学生がなけなしのバイト代をはたいて自主制作したようなショボいってかショボ過ぎるスプラッタ映画。こんなモノでも当時は宣伝に騙されてヒットしたというのだから70年代って意外と大らかだったんだなぁ…。兎に角、究極の物好き以外にはオススメしない、できない!!くれぐれも観ぬが吉~!!こんなカスを劇場公開させた配給元の悪質商法に1点。
1点(2003-11-04 23:49:31)(良:1票)
403.  銀嶺の果て 《ネタバレ》 
ギラつく野性のオーラを全身から発散させる若き三船敏郎の記念すべきデビュー作であり、監督谷口千吉にとっても処女作となった山岳サスペンス・アクションの決定版!!黒澤が(谷口と共同で)僅か20日で書き上げたというシナリオが何と言っても第1の勝因。キビキビと過不足なく誠に理想的な脚本だ。谷口の初陣を飾るに最高の贈り物だったと言えよう。第2の勝因は勿論、凄まじく極悪な強盗犯・江島役の三船に尽きる。ほとぼりを冷ますべく投宿した山小屋で主人や娘の温かい歓待を受けながら一切改悛の情など見せぬ鬼畜外道ぶりを見せつけ正に圧巻!第3の勝因は冬の北アルプスにロケーションを敢行したことによる圧倒的な舞台効果。殊に犯人の1人が発砲した弾みで起こる雪崩のド迫力、三船が自滅するクライマックスの息詰まるサスペンスはロケーションをフルに活かしきった賜物であろう。谷口は結局コレを超える傑作を二度と作れなかったが、三船は黒澤との出逢いにより一層の高みへと飛翔する契機となる。デビューした二人の皮肉なまでのコントラストが際立つ本作に…9点。登山未経験にもかかわらず志村喬が山男・河野秋武を救うラストでややリアリズムに欠け腰砕けなのでマイナス1点。
9点(2003-11-04 00:40:11)(良:2票)
404.  キラー・エリート(1975)
アハハハハ!!いやモートルの玉さんのコメントに思わず爆笑してしまいました。そう、タイトルはイイんですよ。ロバート・デュバルがサイレンサー付きの銃で亡命政治家の脳天をブチ抜く出だしにはチョット期待もしたんですがネェ…。直後のカーンのシャワー・シーンからがいけません。シャワー・シーンは胸毛バリバリのゴツい男じゃなくって「サイコ」のマリオンみたいな妙齢の美女にお願いしたいですナ。何故カーンを中途半端に負傷させたのか意味不明だし(殺せよ!)、しかもカーンのリハビリ場面が無闇に長~い!回復後、台湾に舞台を移して珍妙なアジア描写がてんこ盛りなのもペキンパーとしては新境地を開くつもりだったのか何なのか知りませんが、リアルな殺し屋稼業での凄まじいヴァイオレンスを期待した私にゃ何が何だかサッパリ…。ニンジャ、当時は斬新だったでしょうね。でも初めからコレはショー・コスギの映画だ!と覚悟が決まったモノなら兎も角、このタイトルでこんなもん観たくありませんでしたよ~ペキンパー監督ぅ!!
4点(2003-11-03 03:43:21)
405.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
ちょいとそこの↓2番のお方、「悪い」影響は余計です(笑)!!さて、コロンボシリーズ中屈指の名作と誉れ高い本作ですが、犯人の美術評論家役ロス・マーティンが実~にイイ!!加えて「欲望という名の電車」の(マニアックな方にとっては「猿の惑星」ジーラ役かな?)名女優キム・ハンターに、ベテラン・ドン・アメチー(「コクーン」)まで出演している豪華さ!!コロンボの芸風も本作で完成の域に達したと見て間違いないでしょう。ヤッパ初期シリーズはクオリティがズバ抜けて高いですなぁ。
9点(2003-11-03 01:20:21)(笑:2票)
406.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 
御大J・ウェインがオスカー主演男優賞をゲットした痛快ウェスタン。初老のやさぐれ保安官ルースター・コグバーンがキム・ダービー演じるオマセでチャッカリ者の少女マティに雇われるくだりのトホホな感じはかつての彼なら変にプライドが邪魔して演じきれなかったであろう。ヘンリー・ハサウェイの監督ぶりもベテランの味でツボを外さない手堅い安心感があり良し。ただロバート・デュバル演じるトム一味との対決でグレン・キャンベル扮するラ・ボーフを死なせる必要は無かったと思うので若干減点。日本語吹き替え版なら故・小林昭二のモノ以外にはありえない!!デニス・ホッパーも情けない役で出とります。
7点(2003-11-02 04:53:21)(良:1票)
407.  チャーリー
チャップリンの伝記映画としてはチトお上品過ぎる。彼の生涯や作品についての知識も殆ど無いような超ビギナー向けといった趣。ダウニーJr.の演技は…熱演は認めてもチャップリンの至芸を必死で真似しようとして結局本人には遠く及ばない悲哀(だけ)を感じる。しかも映画でのメイクを落としたチャップリン本人の素顔はダウニーJr.を遥かに凌駕した美男子だったのだから余計に”悲しい”。第一、チャップリンの波乱の生涯を筋金入りのチャップリン・ファンにまで納得させるだけの完成度に近づけようと思うのなら最低でも”4時間”は見積もって貰いたいネ。映画界に果たした彼の偉大な業績を鑑みれば、それだけの価値は十二分にあると思うが。いくら何でも端折り過ぎにも程がある本作には悪いが5点が精一杯。題材が「彼」じゃなきゃ、マァ7点位の出来なんだけど…残念。
5点(2003-11-01 02:40:20)
408.  悪魔の赤ちゃん
当時オカルト映画という呼称で世を席巻した大ブームの余波という感じでひっそり公開された一作。B級ホラーの雄ラリー・コーエンの監督で薬害エイズ等を予見したかのようなストーリーは駄作と切り捨てるに惜しいと感じる部分も無くはない。だが、如何せん残酷ショック描写に力点を置く作りな上に、リック・ベイカーが担当したという”赤ちゃん”の造形もチープってか相当チャチいので高得点を進呈する気には到底なれないのが正直な感想。何と意外なコトに、本作の後に続編2本が製作されている!一応ヒットしたのか??こんなのが…亜米利加って国はどうもよく分からないナァ~。第1作でこの出来じゃ続編は観る気ナッシング。5点。
5点(2003-11-01 00:48:49)
409.  透明人間(1933)
テクノロジーの発達を待ち満を持して製作っていうルーカスみたいな安全策も気持ちは分からないではないが、何か格闘ゲームの”待ち”戦法みたいでカコワルイ。矢張り本作みたいに多少「チャチい」と揶揄されるリスクを背負っても創意工夫と情熱で果敢に挑戦する作品に心動かされるナァ…私は。ホエールの演出、クロード・レインズの殆ど声優状態の演技、どれを取ってもバーホーベン版(下品!)とは比べモノにならない”品格”がある。ホラーよりも科学の誤用が招いた悲劇としての側面を強く打ち出した点も好印象。最近のグロスプラッタも少しは見習って欲しいもんだ。
7点(2003-10-31 23:51:22)
410.  みじかくも美しく燃え 《ネタバレ》 
先ず何と言っても邦題が素晴らしい。原題はピア・デゲルマルク演じるヒロインの名前そのまんまで何か味も素っ気もナイ。内容を簡潔・的確に表現した名邦題と言って差し支えないだろう。内容としては実話を元にした駆け落ちモノ兼心中モノということでそのデスペレートな重さが評価を二分するかと思う。個人的にはヨルゲン・ペーションの色彩感覚に満ちた鮮やかなカメラワークとエルヴィラ役ピアの清新極まりない演技に加え、大好きなモーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467」第2楽章が映像に絶妙にマッチして陶然とさせられた。直後にラストの二発の銃声で横面を思いっきり往復ビンタ食らわされたかの如き衝撃を受けたけど。近松の世話物の世界にも通ずる気がする悲恋モノの佳作に…8点。  
8点(2003-10-31 03:54:44)
411.  ゴジラ2000 ミレニアム 《ネタバレ》 
まぁ~た設定リセットして新シリーズ??性懲りも無く、よくもまあw。個人的に佐野史郎が大嫌いな上にCG怪獣オルガもショボいんで、志の低さに4点。
4点(2003-10-31 00:34:11)
412.  泥の河
小栗康平監督が「流星人間ゾーン」というお子様怪獣モノTV番組の演出を担当していたってコトは君と僕だけのヒ・ミ・ツだよ~♪加賀まりこの色っぽさと子役演技に…乾杯!
7点(2003-10-30 23:49:17)(笑:1票)
413.  地底王国 《ネタバレ》 
「恐竜の島」シリーズのスタッフが調子ブッこいて勢いで引き続きエドガー・ライス・バロウズ原作の映画化に朝鮮!じゃなくって挑戦!結果は言うまでもなく”玉砕”!!と言って全く見所が無いわけでもナイ。先ず地底人の美女ディアにナイスバディのキャロライン・マンローがキャスティングされた時点で個人的にカナーリ心動かされてしまうw。とどめに老体にもかかわらず粉骨砕身のコメディ演技を披露するピーター・カッシング先生の頑張りを見ては最早コレを”駄作”の一語で切り捨てるなんて…そんな非道いコト私には出来ない~!!とか言いながら5点。フッ、恨むのならヘタレな主役のダグ・マクルーアとショボ過ぎるモンスター共を恨むんだな。
5点(2003-10-30 23:28:32)(良:1票)
414.  ゴジラ対メガロ 《ネタバレ》 
フフフ…どなたも投稿したがりませんねぇ~。イヤ何も仰らずとも分かります!つまり、こういうコトですな?海底王国と名乗りながら昆虫みたいな怪獣(メガロ)を送り込むに止まらず、宇宙とコンタクトを取ってガイガンを呼び寄せるシートピアの「何考えてんだ」的不条理さ、何の科学的裏付けも無く突如自意識を有するばかりか、あまつさえ巨大化しちゃったりするロボット(ジェットジャガー)のチョッピリお茶目な不可解さ&荒唐無稽ぶり、子門”およげたいやきくん”真人がハイトーン・ボイスでシャウトする主題歌「ゴジラとジャガーでパンチパンチプワァ~ンチ!!」の堪らない胡散臭さ&五月蝿さ、有名俳優が一人も出ないキャスティングのシベリアをも連想させるサムさ、これらが渾然一体となってアナタを襲い、レビューやコメントはおろか記憶から抹消したい衝動に駆られている…フッ如何です?図星でしょう。気が合いますなぁ、私もですよw。3点。
3点(2003-10-30 04:47:23)(笑:4票)
415.  ハッスル(1975) 《ネタバレ》 
快作「ロンゲスト・ヤード」に続き又してもアルドリッチとバート・レイノルズの男臭い強力タッグが復活!!しかーも、仏美女ドヌーブ共演という豪華さだ。コレは期待大!と意気込んで観たら…何ザンスか?コレは。典型的な70年代テイスト溢れるバッドエンド刑事モノじゃあーーーーりませんかぁ~!!!ア、アンタもかいっ!アルドリッチ!!折角のドヌーブも単なる彩りの域を出ない凡演だしぃ~。ボーグナインにエディ・アルバート、ベン・ジョンソンら濃ゆぅ~いオヤジ助演陣も作品を救うには至らず…。期待した分ムッカムカ怒りが込み上げて仕方ない本作にはもう5点しかあげないっっ!!! プンスカ。
5点(2003-10-30 00:08:42)(笑:1票)
416.  熱砂の秘密 《ネタバレ》 
「フッ、オリジナルを超えたリメイクなんてありえないよな~『猿の惑星』然り『太陽がいっぱい』然り『サイコ』然り…」なんて悟った風なコトを仰るそこのアナタ!そんな御仁に是非とも御覧頂きたいのが本作!!1926年の「帝国ホテル」(監督:モーリッツ・スティラー、主演:ポーラ・ネグリ)のリメイクですが、ハッキリ断言しましょう!「オリジナルをぶっちぎりまくって面白過ぎるぅ~!これこそオリジナルを超えたリメイクだぁぁぁぁぁぁ~!!!」と。開巻、乗員が戦死した一台の戦車が砂漠を迷走する場面から最早アナタの眼は画面に釘付けになること請け合い。ワイルダー&チャールズ・ブラケットの冴え渡る話術にあれよあれよと引き込まれ気づいたらエンド・クレジットと正に息をもつかせぬジェット・ローラー・コースター的な怒涛の95分を堪能なさるでしょう。伏線に次ぐ伏線、全く先を読ませぬスリル&サスペンス!異論はお有りでしょうが個人的にはワイルダーの最高傑作だと初見の感激以来思い続けております。紅一点ムーシュ役のアン・バクスターがチト弱い気もしないではないですが、そこはソレ、強烈無比な男優陣がカヴァーして余りあるモノがあるので無問題!MVPは何と言ってもエルウィン・ロンメル元帥を演じた怪優エリッヒ・フォン・シュトロハイム!!”砂漠の狐”の異名を取る鬼将軍の凄みをスクリーン上で彼ほど見事に演じた俳優は以後も皆無。次いで主役のブランブル(ポール)を演じたフランチョット・トーン!イヤ実に渋い、渋過ぎる~!!美男俳優が演じていたら台無しになるところでした。脚を引きずる仕種も実~に芸コマです。そうそう、青年ドイツ将校シュヴェグラー役のペーター・ファン・アイクも精悍でカッコ良かったですねぇ。彼がドアからドアへと主人公を追い詰めるクライマックスの興奮と言ったらモウ…!!ホテルの親父に扮したエイキム・タミロフの御人好しでヘタレなコミカルさも絶妙のスパイスとして随所に効いていましたっけ。おっと忘れちゃいけない、”ヘタレ”と云えばイタリア軍wのセバスティアーノ将軍を演じたフォーチュニオ・ボナノヴァ!!何かと云えばすぐに朗々と歌い出すラテン丸出しの滑稽さはイイ味出しまくり。いやぁキャスティングも完璧ッス!当然ながら文句ナシの10点満点以外ないっしょ? それでは最後にもう一度、「これこそオリジナルを超えたリメイクだぁぁぁぁぁぁ~!!!」
10点(2003-10-29 02:46:25)(良:1票)
417.  大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 
日活が唯一残したカルトな特撮怪獣映画がコレ。主演が川地民夫に山本陽子ってのが何とも泣かせる。他にも渡哲也の縮小コピー的な存在だった和田浩治、まだヒゲのない無名時代の藤竜也なんかが出演していて如何にも日活プログラムピクチャーの匂いがプンプンw。オープニングとエンディングを飾る美樹克彦の主題歌も違和感バリバリで或る意味凄まじいインパクト!肝心の主役たるガッパだが、連れ去られたヒナを取り戻すために夫婦で熱海に上陸し陸海空を股にかけて大暴れし、改心した主人公たちがヒナを返すや一緒に帰っていく…「仲良く親子故郷に帰る~ガーーーーッパァ、ガーーーーッパァ、ガーーーーッパァ、ガーーーーッパァ~!!」うーーーむ、1作限りで打ち止めになったのも無理もないw。合掌…6点。
6点(2003-10-28 12:38:30)
418.  刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM> 《ネタバレ》 
fujicoさんが仰る通り本作はシリーズに属さないパイロット版て奴ですな。音楽もヘンリー・マンシーニじゃないし(デイブ・グルーシン)。記念すべき最初の犯人役には何とジーン・バリー!「宇宙戦争」での木偶の坊ぶりが懐かしい男優ですが、殺しの手口が今イチな上に何よりコロンボがパリッとし(過ぎ)て禿げしい違和感は正直隠せません。もっと執拗なストーカーまがいのヨレヨレで冴えない風体じゃなきゃコロンボじゃなーーーーい!!コロンボ”夜明け前”ってな風情の本作には取り敢えず6点進呈。
6点(2003-10-28 04:44:58)
419.  ダンディー少佐 《ネタバレ》 
男臭い映画を撮らせたら右に出る者ナシ!で定評のあるペキンパーが監督した異色ウェスタン。何たって主演にチャールトン・ヘストン、脇を固めるはリチャード・ハリス、ジェームズ・コバーン、ウォーレン・オーツにベン・ジョンソンと凄まじい濃ゆさで思わず鼻血が出そう。この顔ぶれを観るだけでお腹一杯食べきれません!!てな感じ。なんだが…如何せん筋立てがごちゃごちゃし(過ぎ)て分かりにくく、その上主役のヘストンが重苦しいだけで全然颯爽としてないのが致命的。センタ・バーガー扮するメキシコ女性とのラブシーンなんぞ邪魔だぁ~!!寧ろ濃過ぎる脇役たちの怪演の方が際立っており、正に本末転倒。タイリーンに扮したR・ハリスの方がよっぽど”ダンディー”だったぞ。死に様は情けなかったけど。ペキンパー・ファンの皆様には申し訳ないが容赦なく5点マイナスゥ!!
5点(2003-10-28 02:53:36)
420.  世界残酷物語 《ネタバレ》 
ヤコペッティ…この名にピクリと反応した方は可成りの物好きか相当な映画通かのどちらかでしょうw。彼が一躍世界にその名を知らしめるキッカケとなったのが本作です。似非ドキュメンタリーというジャンルはそれまでにも無くはなかったのですが、如何せん知名度も低く、彼によって”見世物映画”としてのステイタスを確立した、と言っても過言では無いと思います。尤もソレが良いコトなのかどうかは甚だ疑問ですが…。内容的には「世界ではこ~んなに残酷なコトが云々」という感じで延々ヤラセ場面が続きハッキリ云って噴飯物です。しかも2003年現在、刻々と報道される最近のニュース記事の方が遥かに残酷なのでインパクトも相当に割り引かれるかと思われます。「へぇ~当時の”衝撃映像”ってこんなんだったのか…」位の軽い気持ちで鑑賞なさるのが吉でしょう。但しリズ・オルトラーニの音楽と主題曲の「モア」は素晴らしい出来なので一聴に値するのでは。
6点(2003-10-27 05:38:01)
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