401. ミスタア・ロバーツ
良い映画。かなり昔に見たときはもっともっと評価が高かったはず。だけど今は自分がすれてしまったのか、それほどでもなかった。自分でもわからないが酒が時と共に強くなるようにもっと強くないといけないのかな。 6点(2005-01-11 00:51:05) |
402. ヒポクラテスたち
もっとも瑞々しい時期だったであろう監督、役者などすべてが揃った佳作。ATGにはこれがある。 8点(2004-12-27 00:35:16) |
403. 遠雷(1981)
雰囲気はとても好き。新人時代の永島の演技はまだまだでクサイが、ギラついたエネルギーを感じてそれなりに評価できるか。何となくもう少しメリハリが欲しいと昔思ったことを思い出した。今観ても同感。 7点(2004-12-01 19:54:31) |
404. 祭りの準備
高校時代、あらゆる面で非常に刺激の強い映画だった。自分の映画観にATGの映画というのは恐ろしいくらい影響を残している。それが感性なのか技術なのかはわからないが、小津でも黒澤でもない日本映画の重要な部分がある気がしてならない。 8点(2004-12-01 15:55:47) |
405. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 有罪・無罪の移り変わりはよく練られた話にはなっている。が、芝居じゃあないんだ。演出かも知れないがあのセリフまわし、大仰な演技ちょっと辟易。自分は芝居が余り得意ではないのだが、やはり映画には必要のない味付けだと思う。 6点(2004-11-29 00:48:50) |
406. コールド マウンテン
わからないが結構好きな映画。ただ重すぎる。 7点(2004-11-29 00:43:02) |
407. マスター・アンド・コマンダー
テンポ、ストーリーのメリハリ等、自分には合わなかった。 5点(2004-11-22 20:06:18) |
408. 半落ち
《ネタバレ》 おそらく原作を読んでいるかどうかで評価を分ける映画なのだろう。未読の人には多少不親切な部分があるのだろうが、個人的にはイメージどうりの映像であり、キャスティングもとても良いと思う。当然自分の読後感の後追いをしながら映像を見ていくわけで、監督と自分の感性が似ている人にとっては高評価を与えても良い作品だと思う。ただ、映画だけでの力があるかどうかで一般的な評価を受けるのも当たり前の話、それは未読の人にしか分からない。それが原作のある作品の難しいところなのだろう。 8点(2004-11-21 00:27:29) |
409. 続・男はつらいよ
何処とはなしに試行錯誤を感じる。延々と続けるための布石かな。 7点(2004-11-05 01:19:15) |
410. 仁義なき戦い 広島死闘篇
いらないところが多すぎる気がする。 5点(2004-11-05 01:14:53) |
411. 東京原発
《ネタバレ》 個人的にはコメディ部分がイマイチなのと、ラストを考えたにせよカージャックの話は欲張りすぎて失敗だと思う。これだけの芸達者を集めているのだから他の方が良かった。原発反対の立場で作られているのは確かで、普通の人間が見てそれを考えさせることには成功している。こういう映画が目立たないのは残念だ。しかし役所さんは安定しているねえ。 7点(2004-10-31 01:19:23) |
412. ホーンテッドマンション(2003)
可笑しくもなく、怖くもなく、わくわくもしない。 5点(2004-10-30 22:46:25) |
413. 男はつらいよ
《ネタバレ》 冒頭、江戸川縁を歩くシーンで、パットが決まる直前のゴルフボールを取り、打った人間に軽く投げ返し頷くところ、「親切なのだが世間からはずれている人間」これが寅さんのすべてを集約した名場面だと思う。若くて荒々しいが粋な渡世人の寅さんを知らないと後々の作品の受ける印象が違うと思うし、これはとてももったいないことだ。 8点(2004-10-30 20:18:45)(良:1票) |
414. 金環蝕(1975)
編集の影響か展開が古くさい。登場人物が多すぎて1人1人に深みが無く、重点を置くべく宇野重吉、仲代達也などもとくだん光らない。明らかに原作の勝ち。残念。 5点(2004-10-27 01:18:36) |
415. 仁義なき戦い
抗争のあらすじだけの映画。次を観ないとわからんな。 4点(2004-10-27 01:11:00) |
416. 大冒険
クレイジーキャッツの全盛時に、彼らが出ていれば良いという感じで主演の娯楽作を余り意味なく作ったんでしょう。別にいいです。全然OK。そもそもストーリーとかを期待して観る映画ではないでしょうし。 4点(2004-10-27 01:07:26) |
417. アート・オブ・ウォー
まったくこの欄の点数配分の参考どうり 可も不可もなくってとこ。 損も得もしてないっすね。 ビデオでも良い感じ。 5点(2004-10-24 00:18:11) |
418. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 若侍達に加担するなりゆきが多少安直。苦しいがここで自分の最高峰「七人の侍」と差をつけさせてくれ。しかし完璧だ。流れるようなストーリー、何度見ても色あせしない大傑作。黒澤傑作群の中でも用心棒と並び「三船敏郎」を必要とした作品であることは間違いない。安易なシリーズ化というのではなく、贅沢は言わぬTVシリーズではなく黒澤監督の手であと一本だけでも○×三十郎、いや四十郎を見たかった。 [映画館(邦画)] 10点(2004-10-17 01:11:29) |
419. 用心棒
《ネタバレ》 きっとこなれた脚本というのはこういうことなんだ。何度見てもセリフが残る。最後の決闘シーン、毎回ゾクッと来てしまう三十郎がにやりと笑うところから、またまた毎回ゾクッと来る「あばよ」までがちょっと長いかなと思う点が無理矢理引く減点対象。 9点(2004-10-16 02:25:38)(良:1票) |
420. 新幹線大爆破(1975)
《ネタバレ》 群衆シーンなどひと昔前のテレビ怪獣ドラマ並、いい役者を揃えているからいいなあと思うシーンもところどころあるが、脚本、演出などまったくの並または並以下。キャストは嬉しいがそれ以上のことはなく、射殺されるラストシーンで一気に興醒め。日本映画界の現況にこの映画のような意気込みを感じないのは残念だが、作品的には同じ犯罪捜査物「天国と地獄」とは天と地の差。 6点(2004-10-16 02:09:36) |