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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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401.  タクシードライバー(1976)
最近、邦画「丑三つの村」を見たのですが、主人公が屈折していく様に、少し通じるものがあると感じてしまった。まあ「丑三つの村」は完全B級映画、こちらはカンヌのパルムドールで“一緒にするな!”とお叱りを受けるかも知れないのですが・・・。どちらにも絡むのはやはり“戦争”。世間を憎んで、一人武装していく過程は、継男とトラビスが重なります。実際にトラビスが武器を使う場面は、一応“正義”だったことになるようですが・・・。でも、こうして反社会的行動に走る要因を“孤独”とか“病む社会”に求める作りには大いに不満。多いですけどね、実際。人間なんて誰でも孤独だし、同じ社会に生きている人間が皆、暴力的になるわけじゃなし。“こんな自分に誰がした!”と他者のせいにする犯罪者の心理に通じるんでしょうけど、キライです。ラスト、トラビスの今後を暗示するようで、さらにイヤです。なんというか、全編通して胸に迫るものがなかったし、トラビスに共感できなかったのは致命的。イイ映画なんでしょうけど。ジョディ・フォスターは圧巻。ハーベイ・カイテルはなかなかカッコ良かった。それにしても、私は、デ・ニーロという役者が好きになれません。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-06-26 14:56:39)
402.  ブラウン・バニー
オトコって・・・、おバカ。
[DVD(字幕)] 2点(2007-06-26 14:21:39)
403.  ライフ・イズ・ビューティフル
初見、公開時に劇場で見たときは素直に感動しました。が、数年経って、BSで再見したときは全く違う印象でした。「なんだかな・・・、このオヤジ」と。これほど見た印象が異なる映画も珍しい。つまり、このお父さんは我が子を愛するあまりでしょうか、とても勝手だと思ってしまったのです。でも、初めて見たときはそれが感動の要素であったのに、再度見たら鼻につくのはなぜなのか分かりません。また、初見時には感じなかった見る側への“媚”みたいなものも感じられ・・・。恐らく所見時は7点くらいを付けたと思うのですが、やはり再見時の感覚の方が信用度が高いと思うので・・・。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-06-25 13:48:31)
404.  CASSHERN
意欲作なのは分かる。でも、“自慰映画”は、見せられる方としては困る。見る人の気持ちも考えて作ってね。
[地上波(邦画)] 1点(2007-06-25 11:48:15)
405.  39 刑法第三十九条
当時は堤真一が好きで、公開直後に劇場に飛んで行って見た。途中、隣の隣に座る高校生(?)ギャルのケータイが何度も鳴り、挙句そのギャルは電話に出た! 隣席の友人が堪り兼ねて「電源切ってください!」と小声で注意・・・、というハプニングを差し引いても、見終わった後、配給元会社に「カネ返せ~」と電話の一本も入れてやりたくなる気分。もう、本当に、私は森田芳光という監督がダメ・・・。あの意味のない演出の数々、特にどの映画でも“ボソボソ喋り”を俳優陣に強いる意図は何? スクリーンの中で、堤真一も鈴木京香も“死んで”いた。ストーリーもイマイチ。見終わった後、徒労感と疲労感だけが残った映画でした。
[映画館(邦画)] 0点(2007-06-20 11:57:31)
406.  シャイニング(1980)
ホラー映画Best5を選ぶとしたら、これはそのうちの1本。ジャック・ニコルソンの演技だか地だか分からない狂態ぶりはもちろん見ものなのですが、恐怖感が心理的にギリギリ来る演出がイイ! のです。血の洪水とか、血まみれの双子ちゃんとかよりも、ダニーが延々三輪車でホテルの廊下をグルグル回ったり、ひたすら繰り返されるAll works and no play make Jack a dull boy.のタイプ文字の方が、ジワジワ来るわけです。しかも、タイピングされた紙を見て恐怖におののく妻の背後から「面白いか?」と低い声・・・。こぇーー。原作はもっと怖いらしいので、読んでみようかな。
[DVD(字幕)] 9点(2007-06-19 15:19:45)
407.  アマロ神父の罪
映画を見ながら“怒る”ってほとんど経験ないのですが、これはもう、“怒りが込み上げる”ばかりの映画でした。内容の是非? そんなもの、クソ食らえ!って感じです。男だ女だ、と別段騒ぐ気はないけれど、こーんなバカ男は、この手で葬ってやりたい!! とにかくサイテー。公開時に劇場に見に行けなくて残念、と思っていたけれど、見に行っていたら配給会社に怒りの電話をしたかも・・・、です。見に行かなくて正解でした。
[DVD(字幕)] 0点(2007-06-18 17:14:52)
408.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
思い起こせば10年前・・・。好きでもないオトコとの断われないデート。あんまり会話したくないので「映画でも・・・」と誘って見たのがコレだった。話題作だけあって劇場はほぼ満席。途中、ラブシーンで隣のオトコがこっちを気にしているのがメチャメチャ腹立たしく、しばらくして、あちこちからすすり泣きの音の嵐とわざとらしい音楽にイライラし、ラストは「結局、アンタだけ助かったわけね」と心の中で毒づいた、思い出深い映画です。極めつけは、劇場を出た後、オトコの言った一言、「あ~、感動したッ!」。ゲゲーーッ! その後、見た環境が悪過ぎたと、数回、TVオンエア&DVD等で鑑賞したものの、何度見ても、私にはダメな映画。これの一体どこが泣けるの? 非日常空間での恋ほどアテにならないものはないのだよ。しかも、お相手がお亡くなりとくれば、なおのこと。でも、映像は、劇場のスクリーンで見たときはなかなか迫力があり良かった・・・、のだが、ブラウン管で見たら、ちゃちかった・・・。あー、つくづくイイとこなし。
[DVD(字幕)] 1点(2007-06-18 11:53:35)(良:1票)
409.  スプラッシュ 《ネタバレ》 
ダリル・ハンナ、か、可愛い~~! トム・ハンクス、わ、若いッ! でも、なんと言っても一番はジョン・キャンディ! イイ兄貴だ、あなたは。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-14 22:43:55)
410.  ダーティハリー
もの凄く好きな映画というのは、レビューを書くのが非常に難しい。何を書いても消化不良に思える。・・・いや、この映画の場合、好きというより、なんつーか、自分のアイデンティティの一部みたいなもので、好きとか、そんな言葉で括るのも、、、抵抗がある。今も1日1度は、この映画のことをチラッとは思うし、チラッとじゃなく延々映像やセリフを反芻していることもある。こういう映画に出会えたことは人生においてラッキーなんだろうなあ、きっと。100回以上見ていると思うけれども、ここまで何度見てもまた見たいと思える映画は、そうはないよなあ。私にとってイーストウッドは、この映画のイーストウッドであり、後に巨匠とか呼ばれてもてはやされるイーストウッド監督じゃない。やっぱり、私の中のイーストウッドの原点はここにあって、ここから他の作品の俳優イーストウッドを知るようになり、だから、私にとってイーストウッドは、あくまで俳優なのである。多分、もう歳も歳だし先は長くないだろうけど、数年後に亡くなって、死後、彼の業績が監督業に軸足を置いた評価になったとしても、私にとっては飽くまでも、イーストウッド=偉大なる俳優。「2」以降の作品じゃなく、この『ダーティハリー』こそが、俳優イーストウッドの魅力を余す所なく全開させている作品だと、やっぱり私は信じて疑わない。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2007-06-07 12:11:11)
411.  トゥルーライズ
何の予備知識もなく、誘われて見に行き、なかなか面白かった映画。スクリーン&ドルビーサラウンドで見ると迫力満点。同伴者は「カネかけてんなー」と感心してました。その後何度も地上波で放映され、その度についつい見てしまう。J.L.カーチス、最高!
[地上波(吹替)] 6点(2007-05-31 13:23:26)
412.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 
あー、遂にこのレビューを書く時が来てしまった!(って、誰に強制もされていないのだが) 公開当時は劇場へ5回。その後、ビデオにはない特典映像がDVDに入っていると知り発売日に即購入、その足でDVDプレーヤーも購入。恐らく今日までにDVDを見たのは100回を下らない。・・・ああ、それほどまでに私はこの映画が好きで好きでたまらないのです。ひねりのないストーリー、根は良い人ばかりの登場人物と単細胞映画なのは百も承知なのですが、それでもたまらなく胸に迫るものがあるのです。父の前で踊るビリー、スト破りをする父、ロンドンに出発するビリーに“I’ll miss you!”と窓越しに叫ぶ強面の兄、何より、不器用な父が思い悩んだ末にスト破りをして兄と泣き崩れるシーンは、何度見ても涙、涙・・・。ちょっとしたセリフのやりとりもジーンとなってしまう。はい、誰に何と言われようと、私の中ではベスト5に入る素晴らしい映画なのです。そして、これからも私はこの映画のDVDを折に触れ、見続けていくでしょう、飽きもせず。
[DVD(字幕)] 10点(2007-05-29 15:14:21)(良:2票)
413.  ダ・ヴィンチ・コード
観念的なセリフの嵐に辟易・・・。
[DVD(字幕)] 2点(2007-05-28 14:24:03)
414.  カポーティ
これは小説「冷血」を読んでいないと、分からない部分が多いのでは? 小説「冷血」は好きじゃない(村上春樹の「アンダーグラウンド」を読んだ時に感じたものと同じものを感じて・・・)が、好きじゃない理由がこの映画に描かれているのだと気付きました。P.ホフマンの演技には瞠目するものの、内容はやっぱり小説同様好きじゃない。ただ、カポーティのことをもっと詳しく知りたいと思わせてくれたので、プラス1点。
[DVD(字幕)] 6点(2007-05-28 14:20:48)
415.  嫌われ松子の一生
ま、“だめんず”の最たるお話ですね。傍から“幸せを絵に描いた様な人生”と思われる人でも、本人が“不幸だわ、私って・・・”と感じていればその人は不幸なわけで、この映画が一般的には“不幸な転落女の話”を、やけに明るく描ききっているのはそんな“客観評価”と“主観評価”の不一致を暗示しているのかな、などと勘繰ってみたりしました。少なくとも、TV版ドラマよりは、こっちの方が好きです。・・・でも、さほど感動もしなかったし、単純にエンタメとして見てそこそこ楽しめたので、この点数に。
[DVD(邦画)] 5点(2007-05-28 11:50:03)
416.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
映像、音楽はgoo。でも、それだけかな。キーラが美しかったのでプラス1点。
[DVD(字幕)] 4点(2007-05-24 11:10:24)
417.  笑の大学
舞台版は面白いしスゴイと思ったので、以前BSで放映したのもビデオに撮って、その後何度か見て、見るたびにやっぱり面白いと思っていた。だから映画版も期待してしまっていたのかも。ハッキリ言って、これは駄作では? 役所さんはともかく、吾郎ちゃんヘタ過ぎ。テンポ悪いし、見てられない。映画化した意味が分からない。
[DVD(邦画)] 3点(2007-05-24 10:35:46)
418.  ベルリン・天使の詩
公開当時、劇場で見て以来、20年ぶり~。あー、忘れもしない、初デート!(もちろん今の相方とは別の人) それ以来、あれがありこれがありしてお別れしちゃって、この20年、この映画を見るのが怖かったのよ~。・・・“見た環境”というのは、かなり映画そのものに対する印象に影響するのですね。さて、20年ぶりに見て思ったことは、「やっぱり長い」でした。ま、こういうのキライじゃないんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-21 13:53:06)
419.  博士の愛した数式
つ、つまらない……。
[地上波(字幕)] 3点(2007-05-21 13:23:32)
420.  ジョニーは戦場へ行った
乱歩の「芋虫」を読んだ時の、あの何とも言えない衝撃を再び受け、言葉がありません。でもこの映画のほうが、より絶望感を感じたのは、やはりラストの違いでしょうか。安倍首相をはじめとする、戦争を出来る憲法に変えようとしている人々に、繰り返し見せたい。それでも9条改変が必要だと言うのでしょうけどね。偉い人は戦場には行きませんものね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2007-05-16 11:33:36)
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