421. 手紙(2006)
扱う内容やストーリーの展開が良かった分、小田和正の主題歌が泣かせる為に流れているのが残念。もう少し静かなラストにしても、十分にメッセージは残るのではと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2008-11-16 10:25:15) |
422. プラダを着た悪魔
休日に気を楽にして楽しめる作品。メリル・ストリープのキャラクターが全編に緊張感と魅力を与えており、本作におけるその存在感の大きさは、大女優の名に恥じないものだった。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-19 15:08:25) |
423. あるいは裏切りという名の犬
男二人の演技対決が最大の魅力です。デ・ニーロ×パチーノの『ヒート』に近いものを感じました。しかし逆を言えば、それ以外の構成要素であるストーリーなり演出なり音楽なりといったものについては、特に強烈な印象を受けることは無かった。主役二人の存在感が大きすぎる故でしょうか。。。「渋さ」「重み」といった点では、十分に見る価値があると作品だと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2008-02-11 14:56:36) |
424. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップの演技力で成り立っている作品という印象。逆にオーランド・ブルームは彼と同じスクリーンに映ることで、その力のなさが浮き彫りになってしまっている(キャラクターそのものに魅力が無いせいもあるが・・・)。ストーリーはお子様向けだが、2や3に比べると本作はシリーズ中1番の出来である事は間違いないと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-08-04 09:42:35) |
425. 50回目のファースト・キス(2004)
はっきり言って馬鹿な話です(特に前半)が、面白い。「寝たら記憶が消える」という発想一つで作られた作品に思えるが、バックのハワイの風景も相まって、重すぎない佳作に仕上がっている。何気なく借りて観てみると得した気分になれる一本。 [DVD(字幕)] 6点(2007-07-16 10:25:46) |
426. アイ,ロボット
《ネタバレ》 「(結果としてはサニーが)他のロボットたちを導く」絵が、サニーの夢という形で登場したが、あの一枚のシーンが先に出来て、後でストーリーをくっつけていったような映画だった。とにかくラストが唐突で、それまで頑張って仕上げてきたサスペンスを棒に振ってしまっている印象を受けた。あまり教訓めいたシーンは必要ないと思うのだが・・・ [DVD(字幕)] 6点(2006-08-14 13:22:00) |
427. M:i:III
《ネタバレ》 ドイツとバチカンでのミッションは、いいもの見せてもらった。橋の上のアクションもかなりな興奮度で申し分なし。。だが、上海に移ってからがショボい。ただのアクションものになってしまっているし、ビルのシーンなんてモロに『カリオストロ』、、、とにかく尻すぼみ感が否めず、作品として非常に損をしていると思う。 [映画館(字幕)] 6点(2006-07-23 13:48:21) |
428. ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー
脚本自体はあっさりとしたものだが、作品全体から漂ってくる大らかな雰囲気が素敵。思わずクラッカーにチーズを乗せて食べたくなる。。 [DVD(字幕)] 6点(2006-07-23 13:09:59) |
429. イン・ハー・シューズ
姉妹それぞれの心境の変化が、いまいち描き切れていないように感じた。下に書かれている方もいるが、姉が妹を許す迄に至る部分(この作品で最も大事と思われる部分)にきちんとFOCUS出来ていない。前半、姉妹(特にキャメロン)のキャラクター紹介に時間を費やしたツケが最も大事なシーンにきてしまって、せっかくの題材・脚本を時間配分が潰した、少し残念な印象を受けた作品だった。 [映画館(字幕)] 6点(2006-01-21 15:22:22)(良:1票) |
430. ビフォア・サンセット
今作にはイーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、2人とも脚本に顔を出している。余りにもスムーズな会話は自ら書いた脚本があってこそかもしれない。作品自体は、、ん~どうなんだろう。自分が9年前の2人に歳が近くて今作のような経験をつんだ男女の会話に戸惑いを感じるのか、それとも会話のみに没頭しきって「一本の映画」としての起伏を忘れたかのような展開にあと一歩感情移入が出来なかったのか、本作に、どうしても前作のような感動を味わう事が出来なかった。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-05 11:34:50) |
431. 最後の恋のはじめ方
アルバートのキャラクターでもった作品。作りこまれた感じはないものの、映画館が思わず笑いに包まれてしまうような雰囲気の良い佳作。 [映画館(字幕)] 6点(2005-07-10 12:02:24) |
432. 花とアリス〈劇場版〉
薄くぼんやりとした映像で描く内容が非常にリアルで、その対比が凄く魅力的でした。この監督の作品は大らかな優しさで包まれていて、鑑賞後の心に爽やかさを残していってくれます。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-05 10:12:32) |
433. 下妻物語
快作という言葉がピッタリ。ちょっと暗い顔して何の期待もせずに映画館に入っても、出てきた時には心が軽くなっているような作品。この2時間は決して無駄ではない筈です。 6点(2005-02-18 23:39:43) |
434. ブラザーフッド(2004)
CMで予告編を観ていた時が、一番良かったかもしれない。実際に作品を観てみると、既に皆さんがおっしゃられているような「アラ」が、見つけたくもないのにどうしても目に付いてしまう。企画や構成の段階では非常に面白そうだったのに、無理な脚本で名作になり損ねたような印象でした。 6点(2005-01-15 09:09:14) |
435. マッハ!!!!!!!!
アクションシーンを撮りたいがために何年も費やした作品など聞いたことがありません。おかげで主人公の顔や髪型変わっていってるし。ストーリー構成に着眼したりすると恐ろしい事になりそうなので、この作品はただアクションを楽しむべきだと思います。それにしてもトニー・ジャー・・・セルフプロデュースの能力が彼にあれば、この先「次世代アクションスター」として、スターダムにのし上がる事も十分考えられるほどに凄まじかったです。 6点(2004-12-26 23:15:17) |
436. 3人の逃亡者
まさに「損はしてない面白さ」といった感じ。力作とか名作という風情はあまり感じられませんが、1時間半は楽しく見れます。同監督の『メルシィ!人生』等が面白いだけに、オリジナルのフランス版がどういった作品なのか一度は観てみたいです。 6点(2004-12-18 23:11:30) |
437. フォーチュン・クッキー
「入れ替わり」前後のストーリーが違和感なく流れたのは、二人の演技力があったからこそで、特にJ・L・カーティスは上手く演じていたと思います。それにしても「お互いを知るために人格が入れ替わってしまう」なんてのはあまりにも安易過ぎて、普段はさほど抵抗無くディズニー映画を観れる自分も今回は少し辟易してしまいました。 6点(2004-12-12 08:51:42) |
438. 殺人の追憶
最初に「未解決事件です」と言っておきながら、ここまで魅力ある作品になっている事が見事。こういう「(良い意味で)スマートでない」雰囲気は、生々しさがよく伝わってきて実話を描くにはピッタリのテイストだと思う。ただ当時の韓国を良く知らない私のような若造にとっては、捜査の稚拙さや強引さがとても今の韓国からは想像できず、戸惑いを覚えた。 6点(2004-10-30 12:46:10) |
439. 北京ヴァイオリン
多少期待しすぎた分、点数辛目です。同じ親子モノの中国映画なら『山の郵便配達』のほうが上に感じました(もちろんシチュエーションの違いはあれども)。『覇王別姫』も結構感動した割には印象に残ってないし、、中国映画が好きな自分でも、チェン・カイコーはちょっと苦手かもしれない。。 6点(2004-10-10 23:58:13) |
440. 華氏911
ブッシュ批判の部分で、大幅に評価が落ちた感じ。この作品で最も評価すべきはアフガニスタンやイラクの犠牲者の映像を躊躇いなく流し、観客に見せ付けた事だったと思う。ロックを聞きながら薄ら笑いを浮かべ、戦車に乗ってイラク人を射殺していく米兵の映像は、フィクションの作品の中の出来事であってほしかった。あの映像がドキュメンタリー映画が描き出した一人の「人間」の行為であった事に、平和ボケした私は非常に非常に大きなショックを受けた。 6点(2004-09-25 10:17:23) |