421. ショッカー(1989)
《ネタバレ》 色々と簡単に人が殺されるけどもグロいのも死体と血の扱い方ぐらいでホラーというよりも若干コメディが強めな感じで死刑囚が電流となり自由自在に移動するというおもくそSFホラーコメディですがとりあえずミッチ・ピレッジが強すぎ、顔で演技しすぎ、存在感ありすぎ(笑)大分ぶっとんでる内容ですが夢を使いすぎ感と後半の滅茶苦茶っぷりはどうしていいのか分かんないですがどこまでも追いかけてくるピンカーのキャラは映画の殺人鬼キャラクターでは上位に入りそうなぐらいのインパクト。ウェス・クレイヴンの映画には色々と殺人鬼が出てきますけどなかなかここまで面白い殺人鬼はいないように思います。 [DVD(字幕)] 5点(2021-04-30 22:14:20) |
422. ドクター・モローの島
《ネタバレ》 獣人の見た目だけでいうと「猿の惑星」もどきっちゃもどきですがこちらは獣を人間に変えるという遺伝子操作を元にしたバート・ランカスターの怪演光る映画ですが日本人である出村さん扮する獣人vsトラが一番の見どころ?笑でもないがとりあえずはCGを使ってない本物の叩きあいは見ごたえたっぷり。獣人が人間の掟と現実の狭間で揺れるだったりキレたあとの行動とか見てると望んで人間になってないけども知能は人間にはなりきれてない動物のままな様はなんか複雑な気分。時代が時代なだけにツッコミどころは満載なのは仕方がないしバッドエンドバージョンが現状DVDでは全く見れないのが残念ですがマイケル・ヨークはじめみんないい演技をしてるのでそこはほんとよかったです。馬に乗りなれてるランカスターの乗馬も見れたし笑 [DVD(字幕)] 6点(2021-04-24 01:15:11)(良:1票) |
423. メガフォース
《ネタバレ》 ハル・ニーダムとレイモンド・チョウのコンビの完全なる自己満映画。特撮映画ばりのミニチュア大爆破だったり戦車爆破だったり派手さは申し分がないほどやってんのにストーリーが如何せんあってないようなもん。「キャノンボール」みたいに何にも考えてみるものではないので全身スーツにプリプリお尻がメガフォースに所属する凄い奴らに見えるわけもなく、70年代だか80年代だかむかーしの戦隊ヒーローものに出てくるようなちゃっちい兵器に延々と続くアクロバティックを見せたいのか真面目にメガフォースの凄さを見せたいのか全く分かんない展開に空飛ぶバイクを仲間が必死に応援してるナニコレ風景に唖然として終わる映画は唯一無二の映画ですねーはい。金のかけ方を完全に間違ってる映画ですが映画館で見るとおおおっっと言ってしまいそうな映画でもありました。言うだけでポカーンとなりそうですけど。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-04-17 01:12:56) |
424. メイク・アップ(1977)
《ネタバレ》 オープニングで実際にあった事件を参考に作りましたよーって出てくるけどあのー、はい、コリーン・キャンプとソンドラ・ロック、どっちがどっちかわかりません!!真面目に演技をしてるのか遊びながら演技をしてるのか全く分かんない女子2人と悪くはない女子2人といい思いをしてるんだかめちゃくちゃにされたり縛られたり望んで演技をやってんのかわかんないシーモア・カッセルとのギャップがなかなか面白いですが画質が幾分悪いのでちょいと見えづらいとこが多いのが残念。雰囲気が妙に明るいところが逆に怖く、前半はイチャイチャ後半はキチガイに振り回される展開とうまく構成されてますが結局のところはオープニングの実話の後に出てくる人間誰でもいきなり災害に巻き込まれるっていうのを表現したかっただけなんですね。色々と大分無理がある災害ですが(笑) [DVD(字幕)] 5点(2021-04-17 00:53:29) |
425. デッド・オア・アライブ/監獄の街
《ネタバレ》 なんだろこれ最初の20分ぐらいまでであっという間にショッピングモール占拠にミッキーさんのモール潜入、いくらなんでも軽すぎやしないか。銃で打ちまくってる弾にはあんま当たらないのに単発で撃った弾にはだいたい当たるのもよくわかんないけどとりあえず顔のアップ多すぎ、ミッキー強すぎ、ダニー・トレホ以外の人たちの存在感イマイチにBGMもカッコいいけど無駄に使いすぎなとこありと色々と残念、というかトレホさんだけが目立ってる(笑)銃を全編に渡って撃ちまくってるのに筋肉モリモリなミッキーの筋肉使ってますよなとこが皆無なのでタンクトップのようなもん着て筋肉見せなくてもなあ、スタローンみたいに筋肉使いまくりのアクションとかあればいいんだけど特になくアッサリと銃撃っておしまいなのでなんか物足りない。派手さはあるし人間ドラマ的にいいかもしんないけどもーちょい長く見せてるようなアクションが欲しかった。せっかくショッピングモールを占拠してるのにそれをなんにも活かせてないように思います。 [DVD(字幕)] 5点(2021-03-18 23:16:58) |
426. ハイ・エクスプローシブ
《ネタバレ》 地雷もの。序盤はそれっぽくて内戦の残酷さの表現も意外にしっかりできてたのに話が進むにつれて段々と地雷自体の存在が大分薄くなってきてるのが残念というか延々と逃げるだけなのでかなりのスケールダウン。50kmも歩いてるのも画面からあんまり伝わってこずの超ゆっくりの追いかけっこもそうだし敵のキャラからも全然強さを感じないのでこんな反政府軍に負けてるアンゴラがなーんか可哀想な感じでした。ちゃんとアフリカでロケしてるみたいでそこはよかったのに盛り上がりに欠けて橋の上でくだらないおっさん二人の殴り合いを見るのは大分苦痛でした。せっかくタイトルに爆薬を使ってんだからもーっと爆薬を扱ってほしかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2021-03-06 00:52:15) |
427. 地獄のヒーロー
《ネタバレ》 良くも悪くもチャック・ノリスの映画、無敵っぷりが半端ないけど80年代の映画らしくオラオラ感とアクションの破壊力が凄いのは見ていてやっぱり痛快。ちゃんと撮影してちゃんと爆破してコンピューターで作ってない映像はやはり迫力が違う。まぁチャックの映画に合成を使うなんて素材を壊すだけなんで全く合わないですけどね(笑)同じジャンルの「地獄の7人」とはいい意味で正反対な展開ですけどチャックの映画はチャックを見て楽しむのでとっても都合がいいような脚本へのツッコミは置いといてとりあえずは水の中から飛び出して銃をぶっぱなす姿をもし映画館で見ていたら思わず「イエア!!!」と叫んでただろうなぁと思う自分がいました。脳みそスッカラカンにしてチャックの映画を見るのはいいもんですねー。 [DVD(字幕)] 6点(2021-02-26 01:56:05) |
428. インターセプター(1992)
《ネタバレ》 空中版「ダイ・ハード」とかいう話もありますが話もシンプルでのちに大ヒット映画の脚本も書いてるコンビなのでいいんですがせっかくオープニングでヴァーチャル・リアリティというものすんげえ時代を先取りしてる機械を出してるんだからもーちょい使ってほしかった。別に悪いことじゃあないんですけどなーんか都合よく最初と最後にでてくるんじゃなんか物足りない。まぁハイジャックの過程もいきなりそこからかぃ!と大分都合がいい感じがしましたけどね(笑)いい感じに主人公もやられてるしいい感じにユルゲンさんの悪役も似合ってるし凄いのか凄くないのかイマイチよくわかんない扱いを受けている最新鋭ステルス戦闘機の存在を除けばなかなか迫力のあるドッグファイトありで面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2021-02-15 01:38:18) |
429. カスケーダー
《ネタバレ》 この頃よくあったアホ映画の一つ。自分が思いつく中でこれが一番凄いねんというスタントを詰め込んだほぼ自作自演の、違う言い方をすれば自己満映画ですがこれがまた全然悪くない。ストーリーは取ってつけたような感じで大分ご都合主義な展開ですがスタント自体が結構凄い、編集の違和感というかカット割りの雑さが変に目立つとこもちょいちょいあるけどなーんも考えなかったら普通に面白い映画のように感じました。変にCG使ってアクションするより生身に体を使ってやる方がやっぱ面白い。ジャッキー・チェンとかはやっぱすごんだなーと全然関係ないのにふと思ってしまった。この映画の予告編も「仁義なき戦い」とかあの時代の日本映画の文字でオラオラしてる感が出ててなんかよかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2021-02-08 01:35:36) |
430. アステロイド2<OV>
《ネタバレ》 全く関係ないのに勝手に「アステロイド」の続編扱いになってるのはよくある便乗作品だから100歩譲って許すとしても地球に落下して破壊するんぞーオラオラと大気圏を突っ切って乗り込んでくるはずの隕石の登場シーンが1分以下。え(笑)ほとんどが宇宙防衛学者を巡る数人程度のカルト教団vsアイスTっていう隕石どこいってんな展開と落下して壊滅したという扱いになってるサンフランシスコとペルーが一瞬しか出てこない上アメリカ自体もアメリカ空軍しか出てこないという意味不明っぷり。なんでアメリカ空軍?(笑)んでまあでかすぎる隕石にどこの国も気づかないっていうのはもっと意味わかんないけど。盛り上げる方向を完全に間違ってる銃撃戦だったり爆破シーンだったりあと数日で地球が滅びますよ感ゼロですがアクション映画としては見苦しくないまだマシな方でした。隕石じゃなくて他のネタに置き換えても作れそうな感じがするのでSF感は0点っすかね。 [DVD(字幕)] 3点(2021-01-30 23:04:33) |
431. ブラックライダー(1986)
《ネタバレ》 ナイトライダーのパクリ?かと思ったけど車自体めちゃくちゃ車高が低いのでほんまに前見て運転できるんかいという疑問は最後まで消えず。トミーさんとリンダさんのラブシーンが無駄に多いのがちょっとツライのとジョン・カーペンターが書いた原案と共同脚本!っていうのをウリにする映画でもないのもちょっとツライ。車泥棒なのにむちゃくちゃ上手い車の運転テクとガバガバ警備の不可解さの変な車強奪シーンもアレですがトミーさんがボコられるときに車の下からいきなり出てくる銃にはサッパリわからんかったです。すきっ歯ババ・スミスを始め色々とツッコミながら見ると楽しいかと思いますが車を使ってるんだからもーちょい派手なカーチェイスも見たかったです。ビル内うろちょろではちょっと・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2021-01-27 02:04:49) |
432. 怒りの山河
ピーター・フォンダの怒りに燃えた復讐ものですが軽快な雰囲気なのに人が結構死んじゃう変なギャップとDVDのパケにアーチェリーを片手に乗り込む的なことが書いてたけどイマイチ役に立ってないやん感があったのは残念ですけど意外に派手で面白かった。runtimeもそんな長くないので展開は早いけど重機大爆破シーンの空撮だったり家があっけなく壊される虚無感の表現だったり、ロジャー・コーマンが監督してるけど製作をやった映画が結構アレなのが多いけども監督してる映画はちゃんと作っててびっくり。まぁ門下生に作らせてるからその辺技術の足りなさを彼がカバーしてんのかなと思いますが監督やってる時の映画は結構良作が多いからなかなか見逃せないんだよなあ。 [DVD(字幕)] 6点(2021-01-27 01:43:40) |
433. 悪夢の銀河鉄道/ナイト・トレイン・トゥ・テラー
《ネタバレ》 神と悪魔が列車の中でお話しながら全く繋がりのない話を三つあわせたオムニバス映画ですが、いろいろと無茶苦茶。意味不明なロックのダンスをインターミッション的な感じで何度も見せられおおいい感じに切株っぽくしてますやんと思ってたら何でそこで終わるねんという尻切れトンボな第1話にレイ・ハリーハウゼンが昔使ってたストップモーションを使った造形モンスターもどきの虫の場違い感とこれも尻切れトンボな第2話、そして1本として映画として完成してるのになんで短編に編集してぶっこんだのかが全く分からない第3話。妙なイケメンっぷりが悪魔の男っぽくてよかったのになー、スプラッター的な要素がちょいちょい出てくるのでホラー映画としてはいいのに話が大分大雑把というか話が飛びまくってると言うかなんというか、よくわかんないことになってるのでああこういう話やったんやなあとわかるころにはもう終わってるというのはちょっとしんどかったです。3本とも無理に短くしてブッコまんでもよかったかなーと思う映画でした。 [DVD(字幕)] 4点(2021-01-22 11:43:24) |
434. ターミネーターX<OV>
《ネタバレ》 「ターミネーター」×「マトリックス」!最新VFX満載で贈る新世紀サイバーSFアクション!! あー、えー、はい、無理くりすぎな邦題もそうですがどこが?(笑)どうツッコんでいいのかわからんけどとりあえずネット社会がものすんげえ進化してるようには全く見えないしドライブばっかでお前観光旅行しとんのかと言いたくなるし最新VFXっていうのはこんな映画のことやもっと勉強せえやと監督に説教してやりたいぐらいですね。人間をディスクにデータ化するというそもそもの無理ゲー設定はわけわからんです。おねーちゃんも変にブサイクやし黒人の兄ちゃんは「マトリックス」のモーフィアスをイメージしたのか知らんけど普通の兄ちゃんすぎて謎の男感ゼロ。というかホラー感がほとんどないので延々とSFドラマを見せられてるような感じで尋常ではないほどの退屈感はえげつなかったです。J・R・ブックウォルターが映画に絡んでるからか途中なぜか「新・死霊のはらわた」のワンシーンが流れたけどそのシーンが一番グロかったようの思えました。っておい [DVD(字幕)] 1点(2021-01-20 01:22:17) |
435. ソルジャーゴールド
《ネタバレ》 ドルフ・ラングレン主演の映画でも指折りの地味な映画ですがわざわざラングレンが製作総指揮を兼任してまで作るような・・・アクション映画って名乗るほどの要素が全然足りないラングレンなぁ。彼自身がスポーツマンなのでそれをネタにするのはいいけどなんかね、人があっさりと死にすぎだしアメリカに来てからの敵のやってることがアホすぎて逆に面白い。後半だって暗殺計画を練ってていざ暗殺!ってなったらロケット砲持ち出してきてなんでロケット砲やねん普通の銃でええやんけと普通にツッコミんでしまうほどの不可解さはその象徴ですかね、変にロマンスを混ぜてるお陰でヘンテコ映画になってました。最後の競技場のシーンは最近見た映画では最も意味不明でしたけどそんなシーンばっかだからラングレンの映画としての知名度が全然ないってことですかね。 [DVD(字幕)] 3点(2021-01-13 00:23:58) |
436. アトミック・シティ<TVM>
《ネタバレ》 核ミサイルを扱ってる割に舞台のほとんどは基地内で起こるストーリーなのでスケールは大分ちっちゃめ、というかベルリンに飛ばすぜ!とか言ってるくせにミサイル描写が大分イマイチなのですんげえショボショボ。DVDの表パケに書いてる絵からは500000kmぐらいは離れてるような静かーな感じがずっと続くのでなんだこれ感が強い。オープニングの長い振りが一番盛大にやってたような気がします。格闘シーンにしろなんかやってるシーンに防犯カメラ画像をインサートする意味がよくわかりませんが、もーちょいなんかあってほしかったです。敵も弱いし微妙。ロシアらしい兵士も出てこず物足りなさ抜群。映画のラストショットのエゲツない合成シーンは自主製作映画でもやんねーだろこれレベルのクソっぷりでした。 [DVD(字幕)] 3点(2021-01-06 01:35:46) |
437. ヘル・オブ・ザ・リビングデッド
《ネタバレ》 どう言ったらいいのかわかんないけどとりあえず本家の「ゾンビ」は見てないので音楽の流用についてはノーコメント。だけども映画としては無茶苦茶でなんやねんこれの連発(笑)こいつらどんだけ自由気ままにやっとんねんほんまにやる気あるんかいというようなどう見ても銃数丁しか持ってない装備でおらおら、んー・・これなに?グロさを見せるのに9割ぐらい力入れて脚本テキトーすぎやろこれ、、、てかヴィンセント・ドーンはこれが通常運転なのかガバガバ感はすごい。突っ込みながら見てると日が暮れてしまうぐらいな気分になってしまいますがとりあえずゾンビの食いっぷりはなかなか素敵。無駄に素敵。無駄に豪華。ラスト5分のグログロ要素はドーンしか思いつかないであろうアホっぷり。いやはやほんと素敵。ぜひ見てほしい(笑)中盤ぐらいに鳥のショットをちょいちょい挟んでくる意味が全く分かんなかったり特にストーリーに絡む要素もない原住民を出してくる意味がわかんなかったりゾンビに関係ないとこはどう見てもいらないだろと思ってしまう所が大分多い巷では悪名高いゾンビ映画らしいですけど序盤の子供ゾンビの豹変っぷりだったり脚本以外でのゾンビ要素は意外に僕は好きでしたねーはい。 [DVD(字幕)] 5点(2020-11-05 02:22:33) |
438. ブロンディー/女銀行強盗
《ネタバレ》 40歳前後とは思えないキム・ベイシンガーの色気が結構すごい。今じゃ見るも無残なぶよぶよ顔のヴァル・キルマーのスリムな体形が時代を感じさせてくれますがどことなくチャラいんだけど意外にしっかりしてるキャラははまり役かと思いますがテンポがいいのでサクっと見ることができました。ハイテクとかではない頭を使った強盗はシンプルであれですが、幼い子供がいるのになんで銀行強盗やってんだよー普通に働けよーと思ってしまうのは仕方がないかな。 [DVD(字幕)] 6点(2020-11-02 01:30:00) |
439. SF核戦争後の未来・スレッズ<TVM>
《ネタバレ》 イギリスにはこの映画とレイモンド・ブリッグスの「風が吹くとき」の二つの核戦争・核爆発を取り扱った作品がありますが後者の方は核兵器について1mmも知識を持たない老夫婦を描き、絶望感はあるもののまだ人間の顔に笑顔があるだけ見ている人にとって希望もくそもないが夫婦の中ではどこか心の奥底にかすかな希望がある笑顔だろうがこの「SF核戦争後の未来・スレッズ」に関して言えば笑顔なんか一切なく絶望感しかない、広島や長崎に落とされた核爆弾とは比にならない国の姿をありのままに描いてるのはほんとに凄い。壮絶なる人間同士の生き乗る姿と情け容赦なしに襲い掛かる飢えと恐怖をセリフはもとより描写だけで描けているのはリサーチが完璧にできているのだろうか最初から最後まで、そして未来まで絶望しかない。色々バッドエンドな映画がありますが、リアリティを追求したこの映画に勝るものを探すのは大分難しい。 [DVD(字幕)] 10点(2020-10-31 00:51:11)(良:2票) |
440. 七人の無頼漢
《ネタバレ》 「七人の無頼漢」ですが七人の荒くれものがああだこうだと暴れまくるわけでもなくおっさんと若夫婦がメインで描いているので邦題はちょっと大げさかなーって感じですが西部劇の映画の為に生まれてきたようなランドルフ・スコットを久しぶりに見たけど相変わらずかっこいい。ちょいと年を取ってるので微妙なヨボヨボ感はまぁしゃあないけど一回り年が違うはずなのにリー・マーヴィンの顔の貫禄がなかなかの凄さ。若いおねーちゃんを口説けると思ってるマーヴィンはなかなかお茶目でシバかれるマーヴィンもお茶目、あの旦那はうんいいと思うがしんどいと思うよ。runtimeが短いながらもスコットの強さと弱さ、若夫婦がどういう夫婦なのかもちゃんと描けてるし西部劇ならではの荒野を使った銃撃戦も結構あるので元はジョン・ウェイン主演で予定してた映画だからかそれぞれ個性を潰さずに描けているのでよかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2020-10-23 22:30:42) |