461. 男はつらいよ 寅次郎の縁談
最初に見たときは気付かなかったが、もうこの頃から渥美清の顔は見ていられない。良くも悪くもマンネリだ。作り手側はかなり前から「寅次郎」の周辺の展開に打つ手はなかったと思うので、これはこれで良いのだろう。見る側もこの程度の話で満足だったのであろう。妙に許せるので不思議だ。 5点(2004-02-22 20:33:07) |
462. 馬鹿が戦車(タンク)でやって来る
《ネタバレ》 ずっと探してました。今見て、ふと「まぼろしの市街戦」を思い出しました。とても喜劇とは思えないのですが、脂ののりきった時期であろうハナ肇の乱暴さは確かに初期の寅さんへの通過点かなと思わせます。 6点(2004-02-22 01:16:29) |
463. アメリカン・ガン
《ネタバレ》 ジェームズ・コバーンの遺作なのだそうだが。アメリカのガン社会を扱ったストーリー。そう言えば「荒野の七人」でのコバーンはガンではなくナイフの達人だった。象徴している。 5点(2004-02-22 01:08:25) |
464. ニューオーリンズ・トライアル
《ネタバレ》 面白かった。とにかく始めからテンポが良く、スムーズに話しに入り込める。自分はいつも導入部である程度の良し悪しを決めてしまうので「ツカミはok」。全体的には、もう少しホフマンが目立つ脚本でも良かったのではないかな。せっかくのハックマンがこの程度で終わってしまったような気がしないでもない。この二人の対決を期待していただけに、トイレでのぶつかり合いだけなのはもったいない。この二人のおかげでキューザックは儲けたなあ。 8点(2004-02-21 19:12:51) |
465. ブラッド・ワーク
話の内容からしてもっともっと面白くても良い素材だと思う。 犯人がすぐ判ってしまうのも演出の狙いなのかなと思って見たのだが、先読みを裏切りひねりもない話だった。もったいない。 5点(2004-02-14 00:25:19) |
466. この森で、天使はバスを降りた
《ネタバレ》 とても好きな映画。謎の人物が登場してから、ふと「アラバマ物語」的だなあなどと思いながら観た。主人公、場所、色々な雰囲気からそう思った。淡々とした流れで登場人物が自然で、極端な善も悪も無く、しかし適度なメリハリがあり、自分としては気持ちよく楽しめた。主人公が死んでしまったのはちょっと意外だったが、店の行方を考えながらラストへ続かせる展開は効果的。でもラストが先にあったから死なせたのかなとも思う。(原作があるかどうかは知りませんが)終わっておまけの劇場用予告を観て鳥肌がたった。本編と違うBGMだった。個人的に大好きな「アラバマ物語」の音楽だった。やはり関係あったんだなあ。 9点(2004-02-04 21:24:53) |
467. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版>
《ネタバレ》 どうも自分には向かない映画だった。この監督の色調がダメなのかな。不思議な感覚を醸し出すのに中国風日本的なものを多用しているが、これはいかがなものでしょうねえ。「強力わかもと」は強烈ですね。 5点(2004-02-02 00:09:59) |
468. ローマの休日
《ネタバレ》 最初に見た時は、ガキであったし照れもあり、これを認める訳でもなくずっとこのジャンルは避けて来た。ほぼ30年ぶりだろうか、今日見て、今度は中年の照れもありむず痒いのだが、認めざるを得ない。いつの時代にも適応し続けた力の存在を確認した。それはこれほどまでに女優が光っている作品を他に思いだせないからか。一層輝かすというより、おそらく光を殺さない演出力なんだろう。いまさらながらワイラー恐るべし。でも、この先もこのジャンルには手がいかないだろうなあ。 8点(2004-02-01 23:58:03) |
469. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 ニュース番組でよくある特集の大型版だと思う。おおまかな自分なりの意見を持って見たのだが、日本人ならスムーズにムーア側の立場で話が進むだろう。しかし善と悪を必要以上に強調しないので物足りない向きもでるのかな。「銃を簡単に持てるから」というお決まりの結論ではなくなるカナダの取材から自分は一段と興味を持って観る事ができた。最後にヘストンを引っ張り出せたので成功なんだよね、出てくれなかったら大変だったな、きっと。余談だが昔観た「ゆきゆきて神軍」ほどの強烈さはなかった。 7点(2004-01-26 23:37:14) |
470. シービスケット
《ネタバレ》 急いで原作を読んでから見た。前半が退屈という意見には頷けるのだが、不可欠な部分でいたしかたないと思う。多少競馬を知り、原作を読んだ者にとって映画の中の観客と同時にイマイチ感情移入がうまくできなかったのは、他馬にハンデを与えながら過酷なレースを勝ち上がっていくという競馬独特のシステムを描く余地が無かったことかも知れない。それにより全米を熱狂させたという過程が薄く、突然名馬になってしまったような感じがしてしまったのは残念だった。 7点(2004-01-25 23:52:30)(良:1票) |
471. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
展開に少々限界を感じた。確かにそれは実話ならとても波乱万丈なのだろうが、映画の旨み的スリル感がスピルバーグにしては薄く、ただただ長くなってしまったような気がする。 7点(2004-01-23 00:17:50) |
472. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 この時間では有罪になる過程まではとても描けまい。デビッド・ジャンセンのキンブルを知っているものとしてあまり期待はしてなかったけど適度な緊張感が持続し、とても面白かった。 ハリソン・フォードはこういう役とてもいいね。はまり役です。それ以上にトミーリージョーンズがよかった。 9点(2004-01-19 01:05:22) |
473. 釣りバカ日誌8
お約束が多すぎる感じで・・・ 4点(2004-01-18 20:16:24) |
474. ポリスアカデミー
面白くなかった。 4点(2004-01-15 16:50:39) |
475. アンダー・サスピション
《ネタバレ》 ハックマンとフリーマンの共演、それを見るだけで価値を持たせた作品であると思う。否認、秘密の露呈、困惑の重なり移り変わりがさすがハックマン。引き込まれます。ただ、話の内容が決定的に嫌いなのでここらへんかな。 7点(2004-01-10 01:17:40) |
476. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 「ドンデンがえし」があると知って観た。だから読めていた。 一ひねりあったので救われたけど、アカデミー脚本賞という売り のワリには「ナアンダ」という感想しかない。低予算だなあなどとくだらぬ思いで観てしまったことには反省。 7点(2004-01-04 23:42:15) |
477. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 期待しすぎは自分のせいだからなあ。回想と現実の使い分けは 良かったと思うが、ラストにもう少し力が欲しかった。 ティムが生きてたにせよ亡霊であったにせよ何か物足りない 気がした。 7点(2004-01-04 23:33:24) |
478. オールド・ルーキー
題材が嫌いではないし、しかも実話らしいし俳優も好きだし。 でも前半の長さから繋がる転機となる筋が、ちょっと浅いよう な気がします。実話だから仕方が無いという部分を補うのが 演出なのでしょうけど。 7点(2004-01-04 23:22:30) |