461. ナイト ミュージアム
子供と一緒に楽しむのがちょうどいい。ロビンが出るとすべて自分の空気に持っていくので、脇役は無理。あくの強いベン・スティラーがまったくいかされてない。ロビンいらなかったのでは? [DVD(字幕)] 4点(2008-08-03 20:18:04) |
462. 奇跡の人(1962)
どうやって終わらすのか考えながら観ましたが、同じ系統のそれと同じ。映画なので、たとえ時間が長くなったとしても、サリヴァン先生の過去や、彼女とあの家族との交流も、もっと見たかった。特に「奇跡の人」であるはずの先生の過去は、おぼろげに描いていたので非常に残念です。題名が「奇跡の人」ならば、映画の良さを使いきれていない。もしかしたら舞台見ろって事なのかな?点数は映画として。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 18:42:47) |
463. サウンド・オブ・ミュージック
歌声は素晴らしかったとは思うんですが、やはり長過ぎですか。マリアにもっともっと魅力がないと、何回も観たいとは思わない。さらに言えばマリアと子供達どっちかに重きを置いた方が良かったかもしれない。歌だけでなく物語もある程度作り、それによって歌のシーンが引き立っていた事は良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-03 18:14:18) |
464. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 これを観てしまった自分が、何か悪い事をしてしまったかの様な感覚になる映画。きっとあの香りを嗅ぎたいと思ってしまうからだろう。観る者はしょっぱなから香りに魅せられ、中盤までほぼ完璧な内容。そして徐々にイカれ出し、最後は違う世界に飛んでいってしまう。終盤は褒められるものではないが、香りを題材にし、ここまでうまく映像化したのは素晴らしいと思うが、最初に書いた通り、鑑賞後に犯罪者感覚になるため人に薦める事が出来ない。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-02 21:22:15) |
465. フル・モンティ
《ネタバレ》 観る前は「おバカさん達のドラマ」だったのに、観終わった後は「愛すべきおバカさん達のドラマ」に大変身。これで連中がものすごく熱いやつらだったら、これ程面白いものが出来ないでしょう。ラストは苦笑しながらも自然と涙が落ちる。「な~んにもないけど、度胸出してやってみようよ。何か変わるかもよ~」ストレートなメッセージも共感出来る。集まったお客はわかっている。きっと彼等は変わらずバカのままだろう。それでも連中に拍手を送らずにはいられない。観ている私達もきっと最後は一人のお客になり、彼等に拍手したくなる事でしょう。次は自分だ。頑張ろう! [DVD(字幕)] 10点(2008-08-02 20:22:48)(良:3票) |
466. グッド・ガール
《ネタバレ》 平均低いですが自分はこれ結構好き。この映画を覆っているむなしい空気がすごくリアルで、逆に愛おしい。大半の人間は少なからずこの空気を持っているはず。また不倫に至る過程や、その後の二人の関係のこじれ方など、これまたリアル。欲を言えばホールデンの小説をうまく利用すれば、深みのあるストーリーになったと思う。結局何一つ解決せずに終わるが、ラストの彼女の表情が以前のそれと比べて、少し変わった事が唯一の救い。要は気持ちの持ち様って事かな。主役二人に店員達、夫の同僚等キャストもかなり良かった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-02 17:03:55) |
467. キングの報酬
登場人物が多くてわかりにくいし、テンポも悪く長く感じた。若いウォルシュが見れたの良かった。みんな堅実な演技だったが、出番は少ないものの人間臭いジーン・ハックマンは光っていたと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-02 14:59:00) |
468. ぼくの国、パパの国
《ネタバレ》 主役である子供達が多すぎた事で多少わかりづらい点もあるが、よく出来た家族ドラマだと思う。移民である父親と、その子供達の意識の違いもサブテーマにあるだろうが、基本は独裁的な父親に母親と子供がどう向き合うか。息子である自分にとってはかなり重いテーマなんだが、下ネタをはさむ事で軽く観れる様に工夫したとみえる。だが、下ネタの直接的な表現が多く、ひいてしまう面もある。特に木の扉の裂け目や、ラスト近くのオブジェ。女性の外見を笑いにするのもこの映画にあってない気がした。下ネタを除いた本編は良かった。子供は遅かれ早かれ親に逆らう日が来る。もちろん母親は子供の味方だが「お茶でも飲む?」「半分だけもらうよ」この会話で二人がしっかり愛しあってる事がわかる。自然と出来上がった仲直りの会話だろう。板挟みの母親の爆発は誰の目から見ても納得。長男は逃げた。末っ子はいつもフードで隠れてた。ラスト末っ子のフードが取れた事で家族は新たな一歩を踏み出す。父親を見る限り、大きく変わったとは言い難いが、それでもほんのちょっと確実に進んだ。このフードはラッセ映画の家にあたるでしょうか。ラッセ作品が好きな人は波長があうと思います。 上っ面しか見ていない邦題は×。 [DVD(字幕)] 8点(2008-08-01 19:54:29) |
469. フリーダムランド
ジュリアン・ムーアは熱演したと思うが、映画にパンチが全くない。正直映画じゃなくテレビでも良かったのでは?という作り。 [DVD(字幕)] 3点(2008-07-31 21:19:50) |
470. 9か月
テーマが好きでかなり期待して観ました。辛口のブラックにするのならまだ理解出来るが、ここまで軽く作って欲しくなかったかな。コロンバス&ロビンじゃ無理か。特にロビン、この映画に必要なのかな?と思ったぐらい。ジョーンの旦那さんもロビンの役も嫌悪感しか感じなかった。 ヒュー、ジュリアン、ジョーンにゴールドブラム。これで監督代えてヒューマン物として作ったら名作になったに違いない。 かなり残念。ホント残念。誰か撮ってくれ。 [DVD(字幕)] 2点(2008-07-31 21:07:58) |
471. ラストキング・オブ・スコットランド
《ネタバレ》 ウィテカーはオスカー納得の演技で、徐々に狂気じみていくのがよくわかります。一方ニコラスですがイヤでも以前あった人質事件を思い出しますね。「自業自得」やはりこの一言に尽きるのではないでしょうか。外国の怖さを感じますし、彼のために犠牲になった人が無念でならない。話変わりますがスカリー捜査官はだいぶイメージ変わりましたね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-31 20:43:52) |
472. 恋は邪魔者
《ネタバレ》 よく見ると「チアーズ」撮った監督なのね。あんな面白いもの作った人がこれですか・・・。もう信じられないぐらい面白くなかった。アンビリバボー!ネタバラシは長いし、ラストは歌で誤魔化そうってか。まぁちょっと騙されたけどさ。 [DVD(字幕)] 2点(2008-07-31 20:22:27) |
473. リトル・ヴォイス
《ネタバレ》 LVがいきなり喋りだすなど設定の甘さが目立つのと、彼女の声が万人にウケる声ではない事が大きなマイナス。特に声はこの映画にとって重要な要素であるため、がっかりしました。一方、舞台でのブロードベントの焦りっぷりには爆笑しました。「ムーラン・ルージュ」でもあったが、彼はうろたえる姿がよく似合う。 [DVD(字幕)] 3点(2008-07-31 20:11:55) |
474. ライフ・アクアティック
みんなで一所懸命バカやってみました映画。中でもウィレム・デフォーは出番もセリフもほとんどないにも関わらず、「真面目に」やってました。おつかれさん。 [DVD(字幕)] 3点(2008-07-31 19:56:34) |
475. コントロール(2004)
レイ・リオッタ、ウィレム・デフォー。まさかこの二人がこのまま終わるわけないだろう・・・という観客の想いをうまく利用した映画。時間も短いし、気軽に観て楽しめると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-31 19:52:42) |
476. ウェールズの山
苦笑しながら観たが、終わるとすがすがしい気分になる不思議な映画。ヒュー目当てで観るとガッカリするかもしれません。↓でも書かれてますが、原題が素晴らしかったので、邦題もうちょっと考えて欲しかった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-31 19:38:57) |
477. プライベート・ベンジャミン
《ネタバレ》 前半はかなり良かったが、榎木孝明にそっくりのうさんくさい男が現われてからは失速。ルイス大尉を後半うまく使えばかなり面白くなっただけに残念でならない。パッケージのゴールディはほんといい顔してます。両親が軍に引き取りにきた時に見せた顔。情けない様な顔してますが、口を真一文字に結んで「負けたくない」という気持ちもよく表れています。人間どんな状況にあってもこの気持ちは忘れちゃいけない。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-31 15:01:26) |
478. ブレーキ・ダウン
アメリカの田舎を舞台にしたサスペンスは出来がいい。「ヒッチャー」や「Uターン」など、たぶん他にもたくさんあるんだろう。ホラー映画観るよりこっちのほうがよっぽど怖い。たった一人の味方がいないというのが、これ程恐ろしい事とは。アクションの棚だったが、サスペンスの棚に置いて欲しい映画。 [DVD(字幕)] 8点(2008-07-30 22:03:49)(良:1票) |
479. 僕たちの戦争<TVM>
《ネタバレ》 原作の方がいい出来だったが、こちらも悪くはない出来。物語は現代の若者と戦時中の若者が入れ替わってしまい、慣れない時代でありながら奮闘し、それぞれの時代の人間達と生きていく。感じる事は、戦時中に生きている人間、現代で遊んでいる人間、二人は何も違わないということでしょう。それは入れ替わった後、徐々に慣れていく二人を見てればわかります。ラストは曖昧になっていて、放映された後議論になったみたいです。これを観る前に原作を読んで出した自分の答えは、健太は戻ってこれず、吾一はミナミを幸せにしたというものです。そしてミナミを大事にしながら健太を想い、彼なりのやり方で反戦を訴えるでしょう。実際の世界で考えると吾一は存在しないので、吾一の役目は我々の役目でしょう。もう一つ書いておきたいのは脇役の内山理名。正直彼女がここまでうまく、魅せる女優さんになろうとは想像していませんでした。ごめんなさい。素晴らしかったです。原作もお勧めしときます。 [地上波(邦画)] 7点(2008-07-30 21:43:54) |
480. 明日の記憶
《ネタバレ》 自分は小説も大好きでよく読みます。中でも荻原浩は大好きでほぼ読んでます。原作が好きだったので映画化は正直どうかなーと思って観ましたが、見事に期待を裏切ってくれました。夫婦の演技に関してはもはや何も言う事がありません。感服致しました。ストーリーは知っているにも関わらず、途中から涙止まらず、苦しい思いしました。しかし、実際の現場はこんなもんじゃないと自分も思います。ただラストシーンの彼女には強さを感じました。ああなってもやっぱりこの人と生きていくと、彼女は決意した。もちろんあの先色々あるでしょうが、彼らはあそこで新たにスタートラインに立った。その気持ちを彼女は忘れないでしょう。そしてそれが「力」になるに違いないと思う。 [地上波(邦画)] 9点(2008-07-30 20:32:15) |