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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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461.  あなたに降る夢 《ネタバレ》 
サクセスストーリーは大好きです。不倫や浮気は嫌いです。ですが、人間なので、心の中で恋人や奥さん以外の人に心が惹かれてしまうことはあるかもしれません。チャーリーも間違いなく心惹かれはじめていました。でも、奥さんに離婚をつきつけられるまでは、奥さんに対して誠意を以って接していたと思います。少なくとも、奥さんを裏切る気はなかったと思います。良い話でしたが、正直で誠実な人ほど辛い目にあうリスクが高い現実を見てしまった気がしました。
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-04 15:49:32)
462.  真実の行方 《ネタバレ》 
ロイの一人勝ち
[DVD(字幕)] 8点(2011-07-04 15:18:03)
463.  フォーエバー・パージ 《ネタバレ》 
 「ゾンビの出ないゾンビ映画」とは言いえて妙ですね~。まさにそんな雰囲気の映画です。  パージが始まる前の独特の緊張感健在です。パージファンとしては、この雰囲気が感じられるだけでも嬉しくなります。  そしていよいよパージが始まってからの惨劇・・・・が起きない。  まさかの、何も起こらず終了のサイレン。これは今までになかったパターン。ちょっと意外。  ところがところが、パージは終わったはずなのに、街には何やら不穏な空気が・・・。  パージが終わったはずなのに、いったい何が起ころうとしているの~?という不謹慎なワクワクが止まらない。この辺までは良かったのですよ。  問題はこっから。  「フォーエバー・パージ」ってそーゆー意味かーい。  てっきり、廃止になったパージが復活して、『パージは、永遠に不滅です!』みたいな意味かと思ったら、全然違う。  いや、それはど~なの~?あのルールありきでやるからスリリングなんじゃないの~?  法治国家の法がなくなる恐怖。昨日まで家族だったり隣人だったりした人の内に秘めたる狂気。  そーいったものを見せてくれるのが、このシリーズの醍醐味だったように思うのですが~。  ほらほら、警察や軍が鎮圧に動き出しちゃってるじゃない。  「もし現代で内戦が起こったら?」のサバイバルアクションになっちゃいましたね~。  それはそれで、この映画よくできていますので、最後まで楽しんで見られるのですが。  パージ的サスペンス、パージ的風情を求めると、裏切られちゃうかもしれないですね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-26 14:53:19)(良:1票) 《新規》
464.  エンダーのゲーム 《ネタバレ》 
 スターシップ・トゥルーパーズ見たくなった・・・。  ハリー・ポッター見たくなった・・・。  E.T.見たくなった・・・。  まあ、つまりそんな映画です。  すごいスピードで出世していくので、映画より連続ドラマのほうが向いてそう。  エンダーが行く先々でやたら目の敵にされる理由が欲しかった。  虐げられる天才が頭角を現し、のしあがっていく系のストーリーは好き。ただ、前半ののし上がり方はちょっとマニアックだった気も。緑のサラマンダー隊に移ってからは、わかりやすく実力を発揮。  なかなかのボリュームを2時間の枠におさめるのは、さぞかし大変だったことでしょう。  で、ただでさえ時間制限が厳しいのに、妙な心理ゲームや主人公の心理の掘り下げに時間をかけすぎて、少々バランスが悪かったような気もします。  せっかく登場人物が豊富なんだから、他の人との交流のなかで、主人公の成長を見せたほうが良かったかも。  前半まではまだ良かったですが、中盤以降はエンダー以外のほぼすべての人が没個性、ただの記号と化してしまい、もったいなかったかなと。  
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-20 14:56:16)
465.  アナベル 死霊博物館 《ネタバレ》 
 ストーリー性はずいぶん弱くなっちゃった本作。いや、ストーリーなんてなくなってしまったというほうが正しいかもしれません。  でも映画としては面白かったですよ。にぎやかなお化け屋敷を満喫できます。  シリーズ通してずっと出てきていたウォーレン夫妻の秘密の保管所。そこにあるいわくつきの品の数々。それがついについに、本作にて日の目をみることになったのです。  なんだか、ゴーストバスターズ的面白さがそこにあります。ゴーストバスターズのシリアスバージョン?いや、ちょっと違うか・・・。  アナベルにとりついている悪魔が他の霊たちをたきつけちゃったのかな?まあ次から次に出てくる出てくる。  目にコインうめこんだフェリーマン、血みどろ花嫁、びっくり箱、武者、悪魔・・・、狼男が出てきたときは笑っちゃいました。  ちょっと変わったところでいくと、少し先の未来を映すテレビや死者が見える腕輪などのレアアイテムも。  そういえば、ファンには嬉しい、アナベルのきっかけとなった最初の少女ビーの姿も。(ビーだっけ?)  猿のおもちゃとか、どっかで見たようなのがまた出てくるのも感慨深い・・・。(どこだったのかは思い出せないのですが)  まさに死霊博物館で、なかなか面白かったです。  出てくる人たちは良い人ばかりで、こんだけ騒いだのに犠牲者ゼロどころかけが人すらいないってのも、逆になんか良かったです。  ちなみに、慣れた方もいるようですが、この驚かし系はいまださっぱり全然慣れません。  ・・・つまり、楽しかったとか言いながら、見ているあいだはおっかなびっくりで、実はそんな余裕はなかったんだな、これが(-。-)y-゜゜゜。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-18 03:47:13)(良:1票)
466.  ケープタウン(2013) 《ネタバレ》 
 ハリウッド映画とは一味も二味も違う緊張感漂うサスペンス。  人気の少ないビーチで、釣りをしている人やのんびりしている若者たちに聞き込み。  よくある刑事ドラマのワンシーン。  ・・・かと思いきや、そこから突然の急展開。こんな序盤で、死にそうにない人がまさかのリタイヤ。まさかの惨劇。  こーゆーのはアメリカ産の映画では、なかなか味わえない痛みかもしれませんね。  ストーリー自体は、まあよくありそうな感じ。麻薬に見せかけた新薬の人体実験を、ホームレスの子供たちでやってたっていうのが真相。で、その警護にあたっていた人物が、薬物をくすねてナンパした女に使い、その女が狂暴化したので頭にきて殴り殺しちゃった。その女性の殺人事件と、子供たちの行方不明事件を刑事たちが追っていくうちに、真相が次第に明らかになっていくというもの。  ミステリー的な面白さはそこまで感じませんが、なにしろ過激な描写やスリリングなシーンが多い。  だから中盤までは固唾をのんで成り行きを見守り、これはとんでもない隠れた名作なんじゃと思ったものです。  後半になるにつれて、徐々にパワーダウン。  黒幕の博士も施設から逃げ出したらただのしょぼくれた老人。  ラストの砂漠での追いかけっこはやたらと長くてダレます。  歴戦の強者って感じで出てきた軍人も、わりとあっさりブライアンとの撃ちあいに敗れちゃう。  まあ、それがリアルと言えばリアルなのかもしれませんが、何とも物足りない。  だって犠牲になった人たちは、みんなそりゃもうひどい目に遭ったのに・・・。悪者たちはもっとめちゃくちゃにしてほしかったです。  ハリウッド映画みたいなザ・ハッピーエンド、って感じではなく、あまりに犠牲が多いので、事件が解決しても爽快感や満足感はそこにない映画です。  
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-15 00:11:47)
467.  パージ:エクスペリメント 《ネタバレ》 
 なかなか厳しい評価を受けているようですが、結構面白かったですよ。  いつものパージと違って、みんな略奪から始めるのが良かったです。よほど頭のイカれたやつ以外は人殺しなんかしない。  予想と違って、みんな思ったよりおとなしい。パージ参加率が思ったように上がらない様子を見て焦る政府が面白い。  挙句の果てには街のあちこちでパーティーなんかはじまっちゃって、みんなパージする気なし。  まあ、そりゃそうですよね。報酬をもらえるみたいですが、なかなか急に恨みもない人を殺すなんて、できるわけないです。街に留まるだけでもいくばくかのお金がもらえるわけですから。あえて殺し殺されのリスクを負おうとは思わないでしょう。  でもそこへわれらがスケルター君の登場。パーティー会場に乱入して無差別殺人。ここから一気にパージが加速か?と思わせておいてなぜか政府が傭兵を投入。一般市民への一方的な殺戮を始めます。  うーん、それはちょっと違うんじゃないの~。  街のあちこちで命を狙うやつがいたり、罠をしかけているおばさんがいたり、水鉄砲で驚かすだけのやつがいたり、そーゆーいかにもパージっぽいカオスな世界を最後まで貫いてほしかったかな。  無秩序からしか生まれない怖さ。そーゆーものを見てみたいのにね。傭兵や軍隊が出てきちゃうと、同じ殺し合いでもそこには秩序ができちゃうんだよね。それはそれで面白いんだけど、それじゃあただのアクション映画じゃないですか。もったいないなぁ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-10 03:11:03)
468.  メトロ42 《ネタバレ》 
 ロシア映画ってほとんど見る機会がありません。とゆーか、もしかしたらこれが初めてかも?  ロシアのパニック映画。どんなだろうと思ってあまり期待せずに見たのですが、これがなかなか面白いんですよ。  この映画を見ると、『面白い』って思う基準は万国共通なのかもしれないと思う次第。モラルや善悪の基準も、そんなに国によって大差ない気がします。  冒頭の不倫シーンはちょっと長くて余計かな。まあ人物相関を見せたかったのでしょうけど。  退屈になりがちな序盤を、「染み出てくる水」なんかでうまいこと緊張感もたせてあります。トンネルの内壁がどんどん崩れていく様子をみるだけでハラハラしちゃう。単純だけど、うまい。  中盤以降は割とありきたりな脱出劇に終始しましたね。でもパニック映画好きな人にとっては、そのありきたりが好物だったりします。いろいろひねられるより、よほど良い。  嫁の不倫相手と一緒に力を合わせないといけないシチュエーションがちょっと面白い。  女の子のパパが主人公なんでしょうけど、主人公にしては頼りない。オープニングで、いい腕の医者っぽい感じでしたけど、それを活かすシーンはほとんどなく残念。  不倫相手も、良いやつではないが悪人ってわけでもない。  つまり、出てくる人たちが、あんまり魅力的ではないのです。その人物像がある意味リアルと言えばリアルですが。  地下鉄で知り合った若い男女が個人的には良かった。  男のほうが『自分を置いて先に逃げろ』と言ってみたり、女の子のために命がけで吸入器をとってきてあげたり。パパさんよりよほどヒーローしています。この2人が無事に生還できて、ついでに恋も成就して良かったです。  でもこの映画の見どころはやはり前半。  事故に遭った42号ではなく、その後続車の17号だったかな?事故に巻き込まれまいと来た道を引き返すシーンがあるのですが、そこが一番ハラハラしました。こーゆーシチュエーションは初めて見た気がします。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-09 02:34:24)(良:1票)
469.  武器人間 《ネタバレ》 
 タイトルからすごくふざけた映画だと思っていたのですが、超真面目。  いや、ふざけた映画ではあるんですが、超真剣にふざけているという感じ。  最初の30分くらいは武器人間出てこないんですけどね。どーでもいい仲違いを見せられるだけ。少々かったるい。でも何か出てきそうな不安感は常にある。なにせ戦時中で敵地。いつ何が出てきてもおかしくはない緊張感があります。  突然でてくる謎の生物。なんだこいつは、人間なのか?尋問しようとする隊長がいきなりやられちゃうのはお約束。  隊長が離脱したことで、さらに隊はバラバラに。いがみあい、対立しあい、パニックに。そこに武器人間投入。  思っていたよりオーソドックスなストーリー展開かも。毛並みは違いますが、どんどんエスカレートしていく感じはグレイヴ・エンカウンターズに似ているか?  そして武器人間の質感がリアルでまた良い。レパートリーも豊富。手が武器になっているものが多いけど、頭がトラバサミやプロペラになっちゃっているものも。銃器じゃないっていうのが、また良いですね。よくわかっていらっしゃる。ホラーはやっぱり刃物と鈍器。  途中から仲間に見放され、ディミひとりに。こっからは完全にお化け屋敷アトラクション。なんかのアーケードゲームのデモを見せられているよう。臨場感あって、私は好きですけどね。これには賛否ありそう。  仲間たちも、途中で遭遇する看護師や敵の兵士や少年なんかも、あっという間にやられちゃう。はっきり映像で見せられたわけではないですが、おそらくやられちゃったのでしょう。  武器人間にやられちゃうところを映像で見せてくれない。音と雰囲気で察しろって感じ。  それがあんまり多くて、状況の全体像がつかみづらいのがやや不満ですかね。  まあ、どんな撮影方式も一長一短ってことなんでしょう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-07 03:28:33)
470.  好きっていいなよ。 《ネタバレ》 
 原作を途中まで読んでいるので鑑賞してみました。  ここでの評価があまりに低かったものですから、もちろん期待はしていませんでしたが、なかなかどうして良かったです。  大和は原作に比べるとチャラチャラ、へらへらしすぎで魅力に欠けますね。  ですが大和以外のメンバーはかなり原作に近く作りこまれていたように思います。  肝心の原作が、たいして面白いエピソードもなければ大きな事件もないので、そもそも映画には不向きの題材かもしれません。  でもぼっちの主人公が次第に周囲の人たち溶け込んでいく原作の良さはしっかり出ていました。  個人的には原作でも映画でも、めいと愛子の関係性が結構好き。今作の愛子はかなり原作に近いキャラに仕上がっていて良かったです。愛子役の足立梨花は良い仕事をしたと思います。  まあ、基本この映画は主演ふたりのイチャイチャを延々と見るだけですから、万人向けとは言えないでしょう。  ただ冒頭15分でも川口春奈を魅力的に感じたならば、見る価値はあるかと思います。  私はこーゆーオーソドックスな恋愛ものは好きだし、川口春奈が終始かわいかったので、ずっとにこにこしながら見ていましたよ。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2024-04-05 03:20:07)
471.  アナベル 死霊人形の誕生 《ネタバレ》 
 いや、もう怖くてドキドキしてんだか、驚かされてドキドキしてんだかわからないくらいビックリさせてくれるじゃない。  今まで同様お化け屋敷映画でしたね。特に終盤はもうその手のアトラクションにしか見えなくて、なんか花火でも上がりそうな勢い。ホラーは派手にしちゃうと逆に怖くなくなっちゃいますね。  やっぱ個人手に怖いシチュエーションは『一人きり』『暗闇』『密室』です。このどれかにあてはまると、途端にガクブル。この映画はそんなシチュエーションが盛りだくさん。もうほんとやめてほしい。  大きな音で驚かされたくないので、音量はいつもの半分以下に。そして『大丈夫、これは作り物』と自分に言い聞かせながらの鑑賞です。  で、ストーリーは結構ちゃんとしてて、しかもわかりやすい。  娘を失った夫婦が、もう一度娘に会いたい一心で悪魔と契約しちゃったってのが何とも切ない。  足が悪いジャニスが悪魔に魂奪われて、体を乗っ取られちゃうってのは予想通りだしお約束ですが、まさか取り戻せないままエンディングを迎えるとは・・・。だけどそのまま前作のラストにつながる終わり方がすごく良かったので、まあ、映画的にはアリなんでしょう。  養父母に名前を尋ねられて『アナベル』って答えちゃうシーンは悲しくて仕方がなかったです。  それにしてもジャニスの体を乗っ取った悪魔アナベルが、ジャニスの体が成長するまで待っていたかと思うと、それはそれで気の長い話で・・・。ご苦労様です。  なんとなく『エスター』や『チャイルドプレイ』を思い出しちゃいますね。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-03 03:18:04)
472.  パージ:大統領令 《ネタバレ》 
 どうやらこのシリーズは自分と相性が良いらしい。  1作目も2作目も今作も、それぞれ違った趣の味わいがあります。  状況設定は、どちらかと言えばアナーキーに近い今作。  主人公も同じ。決定的に違うのは、主人公が前作では復讐のため、今作では要人を守るために行動しているところ。  前作でもすでにヒーロー然としていたレオですが、今作では完全にヒーローになっちゃってます。なにしろ、パージ反対派の大統領候補を守り抜くという大義名分ができちゃってるのです。だからパージ反対派の市民も無条件で助けてくれる。  つまり、メインのストーリーはその辺のよくあるサスペンスアクションになっちゃってます。ホラーの要素はほとんどなくなったと言っていいんでないかな。  対立構図も超単純。『パージは廃止!』のローン上院議員陣営VS『邪魔者は殺せ~』の政府軍。  だからまあ、物語が佳境に入るにつれ、なぜかありきたりでつまらなく感じちゃう妙なことになってます。  何のヒネリもないストーリー展開なのに、終盤ひっぱりすぎなんですよね。  サイコ牧師議員の説諭なんて、長いうえに中身がなくてダルくて仕方なかったです。  ただこの映画、メインとは関係ない枝葉の部分は結構面白かったりするんです。  例えば万引きを説教された女の子たちがパージの夜に報復に来るとか、そーゆーイカれ具合はなかなかに良かった。  こーゆーパージならではのエピソードを、メインのストーリーにもっとからめてくれたら更に面白かったのに。  ま、回を追うごとにパージ色が弱くなりつつあるのがもったいないので、次作に期待。  ですが、今作は今作で、なんだかんだいって楽しめちゃいました。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-29 23:09:12)(良:2票)
473.  グランド・イリュージョン 見破られたトリック 《ネタバレ》 
 前作では非常にインパクトのあるマジックシーンが予告で使われていたのを覚えています。  今作はそれに匹敵するような印象の強いシーンはありません。  でも終盤、街中で繰り広げられる同時マジックゲリラライブは、かっこよくて好き。  特にアトラスの雨のマジックは最高。  インパクトの強さでいけば前作。ストーリーの面白さでいけば今作。  序盤から前半にかけては、敵の手のひらで踊らされるホースメンたち。後半逆襲。でもやっぱりピンチに。  いやいや、実はすべて計算され尽くした、ディランとホースメンのマジックショーでした。このしてやったり感が爽快で最高。  今作では遂にアイのメンバーも姿を現し、シリーズものとしての面白さも感じられます。まあ、個人的には姿を現さず神秘的な存在でいてほしかったのですが。  もうひとつの見どころとしては、中盤のチップ回収シーン。ミッションインポッシブルを連想させるようなシーンの数々。  ただ画的には面白いのですが、どう見てもメンバー間でのチップまわしが効率的に行われているとは思えません。カードを飛ばした先の人が調べられているじゃないですか。いや、調べられそうになったら別のメンバーのとこに気づかれずカードを飛ばすのが正しいんじゃないの?今から調べられる人のところに、わざわざカードを飛ばす意味がわからない。面白いCG映像を見せることだけを優先させて、結果必然性に欠けるから、見せ場なのに盛り上がらないのが残念。あと、ちょっとクドイ。  残念と言えば、前作のヒロインマジシャンがいないのも残念。代わりのルーラは良いキャラだけどさ。やっぱこーゆーチームプレイ系の映画では、あんまりメンバー変えてほしくないっす。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-29 01:52:19)
474.  パージ:アナーキー 《ネタバレ》 
 なんだか『ハンガー・ゲーム』と同じ路線に向かいそうな雰囲気が・・・。  まあ、あちらより数段面白いですが。  最初は群像劇っぽい始まり方。次第に主要人物が集まっていく。腕の立つ主人公を中心に、5人が力を合わせて困難を乗り越えていく。これは前作にはなかった高揚感を感じさせてくれます。  友人宅での惨劇。富裕層の人間狩り。政府軍の介入。(これはパージを盛り上げるためなんだか、区画整理に邪魔な住人を消すためなんだか、どっちかよくわからんかったが。)  とにかく次から次に襲い来る危機の連続。前作よりスピード感があり、スケールはアップしましたが、緊迫感はやや弱くなったかなと。  サスペンスなら前作。アクションなら今作、ですかね。  街に罠がしかけられていたり、いろんな勢力が入り乱れていたり、とにかく1分1秒も気が抜けない。目まぐるしく変わる状況がなんだかんだで面白い。ただ、あまりに詰め込みすぎたため、一つ一つのエピソードが薄味になってしまった感は否めません。  それにせっかく複数の勢力を出したのであれば、その潰しあいも見たかったものです。  仮面の人間バイヤーグループと、政府軍、殺りあってほしかったなぁ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-17 02:15:33)
475.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 
 ある程度理解できた点。  モーガン・フリーマンは、マジシャンのネタバラシをして、複数のマジシャンを破滅に追いやった。  モーガン・フリーマンに破滅させられたマジシャンの息子が、マーク・ラファロ演じるディラン刑事。  ディランはすべての罪をモーガン・フリーマンに着せることで、復讐を果たす。  ディランは魔術の秘密結社『THEEYE』のメンバー。  ディランは自分の正体を明かさずに、フォー・ホースメンに指示を出していた。  よくわからなかった点。  『THEEYE』って何?秘密結社?何が目的?どーゆー組織?それが全くわからないので、フォー・ホースメンのメンバーがリスクを冒してまで犯罪に手を染めるのが、正直ピンとこない。4人の目的は『THEEYE』の一員になることで一致しているの?肝心かなめの、4人を突き動かす原動力みたいなものが、よくわからないのです。  予告にひかれて鑑賞し、概ね期待通りの出来ではありました。マジックやトリックで、FBIや警察を煙に巻くのはとても面白い。  ただ予告で一番面白いところを結構見せちゃって、それ以上のものは本編では出てこなかったのが物足りなかったです。  『フリーズ』を合図に、催眠術発動。  『クウォーターバックだー』って突っ込んでいくシーンは最高。  こーゆーわかりやすい伏線や、痛快な活劇シーンをもうちょっと見てみたかった。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-03-16 03:34:16)(良:1票)
476.  アナベル 死霊館の人形 《ネタバレ》 
 エヴリーン、なんていいひとなんだ~。  なぜあなたがそんな自己犠牲を~。  まあ、でも自分のせいで娘を失って、死に場所を求めていたのかな・・・。  それにしても、こんな気味の悪い人形を嬉しそうにもらう妻。  ラストでは、おばあさんが『こ~ゆ~人形を探していたのよ~』って、いやいやまじですかい。  それともみんなの目に魅力的に見えるように、悪魔が呪いでもかけとんかいな。  どうも人形のビジュアルを怖さ優先にした結果、みんなが人形をやたらと気に入るのがどうにも不自然に見えてしまいます。  さて、ホラーを見慣れている人にとっては物足りないであろう本作。  一方、ホラーを見慣れていても、超びびりな私は十分に怖がらせてもらいましたよ。ふふ・・・。  そんな私でも全然怖くなかったシーンがあります。アナベル人形が宙に浮いちゃうとこ。なんか昔のドリフを思い出しちゃって、そこだけは怖いどころかちょっと笑っちゃいました。  ミシン、レコード、イスなど、音を使った恐怖演出はなかなか良かったです。  いきなり大きな音を出して見ている人を驚かせ、それを『怖さ』と錯覚させるようなクソみたいな脚本が多いなか、こーゆー知的な音の使い方は◎。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-02-14 03:41:44)
477.  死霊館 悪魔のせいなら、無罪。 《ネタバレ》 
 今回はどちらかと言えば生きている人間が相手。  ホラー要素はいつもより抑え気味。  とはいえ、『突然大きな音』『突然わぁっ!』は健在で、相変わらずひっくり返りそうになる自分・・・。そういった意味では十分ドキドキできたわけですが、好きなドキドキではない・・・。  どこかの神父の娘がなぜかオカルトにはまり、なぜか生贄を捧げて悪魔を召喚しようとしているらしいです。  その動機は不明。悪魔を召喚するのに各生贄にそれぞれ条件が設定されていて、なんだか大変そうです。  その割に、儀式の台座を破壊されるだけで召喚失敗、呪いが自分にはねかえってきて悪魔に魂とられちゃうなんて、リスキーすぎませんか?あまりにも割に合わないなぁ・・・。よくこんなことやるなぁ・・・。その情熱をもっと他のことに向けられんかったもんですかねぇ・・・。  ちなみにこのシリーズ、この作品、どこまで実話なんでしょうか。  実は悪魔なんていなくて、演技だけで司法を欺き、死刑の求刑を懲役5年に減刑させたのだとしたら、その事実のほうがよっぽど恐ろしい気がするのですが。  あ、デブゾンビ、お気に入りです。でも彼はいったいどこから湧いて出たのか・・・。謎は深まるばかり。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-01-26 22:58:41)(良:1票)
478.  殺人ワークショップ 《ネタバレ》 
 キャストさんは知らん人ばかりでしたが、妙にリアルで凄かったです。  世の中には無名でも演技が上手い人はたくさんいるんだなと変に感心してしまいました。  まあ、なかには素人同然の人もいましたが・・・。  オープニングのDVシーンからして、妙に生々しくてリアルで、執拗。  でもこのシーンがあるからこそ、主人公が殺人ワークショップに参加するまでの説得力が生まれます。人間追い込まれて鬱屈すると、こーゆー突拍子もないものにすがりたくなる気持ちわからなくもない。  正直、このワークショップ、最初はうさんくささ100パーセントでした。インチキなんじゃなかろうかと疑って見てました。  ダンボールのナイフで刺す練習を繰り返させるだけなんて、誰でもできる。  そうではなくて、『絶対に自分がやったとばれない方法』とか『完全犯罪のやり方』とか、そーいったものをレクチャーするものだとばかり思っていたので、なんか期待と違いました。  でも反抗的な犬猫虐待サイコパス男を椅子に縛り付けて、みんなに殺させるあたりから、江野は本当にやばいやつだと認識。  ま、そこまでは結構だるいんですけどね~。1人目の犠牲者が出るあたりからもう緊張感半端ないです。  個人的に一番緊張したのは、ワークショップから女の子が逃げ出そうとするシーン。  ドアを開けるシーンでこんなにドキドキするもんかね、っていうくらいドキドキしました。  友人を自殺に追い込まれた気弱な青年、彼の復讐に全く手を貸さない江野。  でもその後の女の復讐にはなぜかがっつり手を貸す江野。  その辺はちぐはぐで統一感ないな~と、残念な感じです。
[DVD(邦画)] 7点(2024-01-26 04:04:47)
479.  悪魔は誰だ 《ネタバレ》 
 ある程度映画を見慣れている人であれば、中盤くらいで2度目の誘拐の犯人は察しがつくでしょう。  ただ、話の筋が読めたとしても、最後まで全く飽きさせないのはさすがです。  タイトルから、もっとサイコパスなサスペンスを予想していましたが、韓国映画にしてはそれほどぶっとんだ内容ではありません。むしろ、堅実な作りのサスペンスと言えそうです。これよりどぎつい韓国映画は他にいくらでもあります。  そういった意味では、韓国映画のえぐさが苦手な人には、この作品はちょうど良いかもしれないです。  ラストはベストな落としどころだったと思います。  時効を迎えた誘拐犯に、別の誘拐の罪できっちり服役させる。  誘拐した孫は無事に帰す。  娘を殺された母親も捕まることなく、一応の復讐を果たす。  主人公が刑事を辞職したのは残念だし、殺された娘は帰ってこないなど、悲しい結末には違いないのですが、それ以上の最悪なラストにならなくて良かったかなと。  母親の犯人捜しと、2度目の誘拐。同時進行に見せかけて実は時間をずらしていたのは上手いやり方だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2024-01-19 14:37:13)(良:1票)
480.  ゾンビの中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
 ゾンビがほとんど出てこないゾンビ映画。でもゾンビの存在をはっきり身近に感じることができます。  ほとんど自宅内でのみの撮影なので、予算もほとんどかかってなさそうです。  にも関わらず、世界の終末感がしっかり表現されています。  子供を死産したことがきっかけで、離婚寸前の夫婦。そこに突然訪れるゾンビパニック。  ゾンビ系でいつも思っていた『なぜわざわざ家から出るの?』とゆーことをこの夫婦はしません。ひたすら籠城を決め込みます。  そりゃそうだ。自分が同じ立場だったら、この夫婦と同じ選択をします。そして事態が鎮静化するのを待ちます。  自分と同じ考えだから共感できます。  困るのが食料。離婚寸前だったからか、備蓄がほとんどないこの夫婦。きりつめても2日で食料は底をつく。シンプルですが、籠城を決め込んだ二人を強制的に家の外に出すのに十分な理由。  しかし食料の調達は失敗。逃げ帰ってきて、しかも妻は噛まれてしまいます。  妻のために自分の血を飲ませる夫。とても離婚寸前だったとは思えません。  助けを求めてきた隣人夫婦ともひと悶着アリ。  ほとんど家の中だけでの出来事なのに、なかなかドラマ性に富んでいます。  そしてとにかく結末が気になる映画です。  個人的には二人には生還してほしかったのですが・・・そこだけが残念。  ・・・・それから、奥さんはもう少しきれいな人が良かったな・・・  
[DVD(字幕)] 7点(2024-01-18 03:24:27)
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