481. マジェスティック(1974)
《ネタバレ》 スイカ割られて怒ったブロンソンが最後にショットガンをぶっ放す。以上。 [地上波(吹替)] 5点(2007-10-02 01:06:03) |
482. 荒野の1ドル銀貨
モンゴメリー・ウッド=ジュリアーノ・ジェンマ。英語圏でも覚えやすい名前を、との意図だったと聞く。売れるようになるまでは、あれこれと苦労をするものだ。イーストウッドやフランコ・ネロに比べ、うんと甘いマスクで、私は大好きだった。まさに正義の味方といった感じである。マカロニ・ウエスタンを語るとき、忘れてはならない一本。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-02 00:50:19) |
483. 野獣暁に死す
これは珍作です。いや、目くじらさえ立てなければ、十分に面白いし、見る価値があります。マカロニウエスタンに仲代達矢が出ていること自体すごいことだし、しかも、主役を食ってしまう輝きぶりです。彼の彫りの深い顔立ちは、外国人俳優にちっとも負けていません。 [地上波(吹替)] 6点(2007-09-30 18:55:30) |
484. 黒い砂漠
《ネタバレ》 カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。エンリコ・マッティの死の謎にせまるドキュメンタリータッチの映画。とにかくガチンガチンにお堅い映画で、娯楽の要素など一切無しだった。マッティは石油の輸出入でイタリアに尽くした有名な人物。真面目な良い映画だが、今となっては、我々日本人にとって、あまりにかけ離れた国、時代の話で、理解したり、共感したりすることが難しいのではないかと思う。 [映画館(字幕)] 5点(2007-09-30 08:42:07) |
485. ミスティック・リバー
イーストウッド作品に、はずれなし、と思っている。しかし本作は、はずれとは言わないけれど、見ていて辛い映画だった。私にとって、見て良かったと思う映画ではなかったので、人にはあまり勧められない。俳優陣は確かに熱演していた。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-27 06:58:37) |
486. 自虐の詩
《ネタバレ》 俺は泣いた。中谷美紀、演技うますぎ。阿部寛、パンチ似合いすぎ。こんなに素晴らしい作品をタダで見せてもらって良いのだろうか? 自責の念に駆られ、俺は前売り券を買った。嫁さんをロードショーに連れて行ってやろう。「人生に負けてしまいそうです」手ぬぐい、を手に入れた。部屋に飾ってある。原作の漫画、上・下巻も買った。業田良家さん、印税でどうか楽な余生を送られてください。男ならだまって、ちゃぶ台返し!! 追記;映画館で鑑賞。夫婦で泣いた。まさか、アジャ・コングで涙するとは・・・。不覚じゃ。私たち夫婦の幸せ度が少しは上がっただろうか。子役達も良かったぞ。 [試写会(邦画)] 10点(2007-09-26 22:47:38) |
487. カリブの熱い夜
その昔、試写会で鑑賞。レイチェル・ウォードがたいへんに美しく、おしゃれな映画だった。主題曲があまりにも有名だが、本編は平均点クラスのラブ・ストーリー&サスペンス。 [試写会(字幕)] 6点(2007-09-25 22:07:51)(良:1票) |
488. 処女の泉
《ネタバレ》 非常に若かりし頃に見た作品ですが、信仰心の薄い私でも感動を覚えました。美しいモノクロ映像が印象的でした。しかし、厳しい描写があり、また、救いのある話でもないので、見るに辛いものがありました。 [映画館(字幕)] 7点(2007-09-24 23:33:54) |
489. アポロンの地獄
《ネタバレ》 非常に若かりし頃に見たのだが、感動は薄かった。評論家筋の評価はかなり高いものだったが、本作の表現技法が、言いたいことを伝えるために有効とは、私には思えなかった。ちょっとお下劣で、インパクトは強烈なものがあったが。確かに評価の分かれる作品だと思う。私の評価は辛めで。 [映画館(字幕)] 4点(2007-09-24 23:07:19) |
490. 人類SOS!
《ネタバレ》 原作はSF小説の名作「トリフィドの日」です。今、読み返すと古くささを感じるところがありますが、その世界観が素晴らしく、いろいろなSF作品に影響を与えたと思います。さて映画ですが、とても昔に見た記憶なのですが、これがとんでもない珍作なのです。殺人植物トリフィドの造形がチャチなのは時代的に致し方ないとして、原作の良さを脚本が見事にぶちこわしている見本のような作品です。原作のファンは間違っても期待して見てはいけません。そもそもこの邦題では、トリフィドの物語とは分からないでしょう。トリフィドを中心に巡る二つのエピソードがどう収斂するのかと思いきや、全くかみ合わずに終了。その腰砕け加減は怒髪天をつく思いです。イギリスではテレビドラマ化されていたりして、人気のある物語なので、ハリウッドが最新技術を駆使してリメイクすれば、と思う次第です。 [地上波(吹替)] 0点(2007-09-23 08:26:56) |
491. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
「ロード・トゥ・パーディション」で実に卑劣な悪党を演じたダニエル・クレイグがボンドになってしまった。どうなることやと思いきや、立派な正義の味方、主人公に収まっていて、驚いた。 良い味出しているし、前半のアクションシーンが楽しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-23 00:46:36) |
492. オペレッタ狸御殿
この破天荒な出来映えの映画を作り上げた清順監督はあっぱれです。しかし、もっと、しっかり歌って踊れる俳優を主演二人にすえるべきだったと思います。確かにチャン・ツィイー、オダギリジョーだから注目されたのも事実ですが。強烈なインパクトはあるものの、残念ながら語り継がれるほどの名画とはなりませんでした。 [DVD(邦画)] 4点(2007-09-22 15:45:55) |
493. パビリオン山椒魚
キンジローと飛島芳一を眺めてすごしたこの時間はいったい何だったのだろうか、と思うのである。 [DVD(邦画)] 0点(2007-09-22 15:28:18) |
494. RONIN
アメリカの映画館で見ました。がらがらでしたね。デ・ニーロ、レノと良い役者が出演していながら、傑作のレベルには達しませんでした。ま、目くじら立てずに見たので、楽しめましたが。日本人なら興味を抱かずにはいられないタイトルですが、こじつけ感を否めないのが残念です。 [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2007-09-16 19:06:28) |
495. 博士の愛した数式
《ネタバレ》 原作を読みましたが、しみじみとしていてとても良かったです。さて映画はといえば、吉岡秀隆の登場で原作の良さを大きく損なってしまったと思います。残念ですね。悪い作品ではありませんが、深い感動が湧き上がるところまではいきませんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2007-09-16 18:36:04) |
496. スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
《ネタバレ》 B級映画の匂いぷんぷんの本作を批評するには、身銭を切ってこそと思い、映画館に足を運びました。全編英語、ノープロブレムです。和製西部劇、その心意気良しとしたいです。しかし、いかんせん話がつまりませんでした。前半は説明的で退屈だし、テンポがとにかく悪いです。ほかにも、伊藤英明のキャラが立っていない、桃井かおりが出張りすぎ、などなど、欠点が目立ちます。なお、本作を鑑賞する上で、「続・荒野の用心棒」をぜひ見ておいて欲しいと思います。 [映画館(字幕)] 3点(2007-09-16 17:32:59) |
497. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 硫黄島メモリアルを実際に見たことがある。想像を遙かに超える大きな彫像で、圧倒されたことを覚えている。星条旗を立てた兵士が6人いたことをそのとき知った。そして、隠れたエピソードをこの映画で知った。イーストウッドならではの乾いたタッチで描かれた佳作。 [試写会(字幕)] 7点(2007-09-15 01:10:09) |
498. 華氏911
《ネタバレ》 中庸、中道に身を置かず、立場を鮮明にして物申す、のスタンスは好感が持てる。見る価値は十分にあるし、面白い。しかし、いささか辛辣すぎて、日本人の感性には若干合わない作りの映画だと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-09-11 22:51:34) |
499. 殺人魚フライングキラー
むかし、テレビ放映時の予告編を頻繁に見たものです。当時は、あまりに馬鹿らしそうでテレビで見ることはありませんでした。ところが、ジェームズ・キャメロンのビッグネームに惹かれて、身銭を切って見る矛盾を感じつつ(DVD貸し出し半額セールだったのですよ)本編を鑑賞しました。期待に違わぬ、すんごいB級度合いにある種の感動すら覚えました。ぴらぴらと登場するピラニアがずぇんずぇん怖くないッス。ランス・ヘンリクセンも登場するジェームズ・キャメロン監督作なのに(監督デビュー作!)。さらにびっくりしたのは、なんとシリーズ作品第二弾ということ。1作目を見るべきでしょうか? [DVD(字幕)] 1点(2007-09-09 21:42:31) |
500. ゆれる
予想以上に重い内容に面食らいました。しっかり作られている映画ですが、何の解決にもなってない内容に私は共感できなかったので、この点数です。オダギリジョーは好きな役者で、とても応援していますが、本作に限っては香川照之に食われたかな、と思います。 [DVD(邦画)] 6点(2007-09-09 19:40:01) |