481. エクソシスト2
《ネタバレ》 前作ほど宗教色が出ておらず無難に楽しめた。 リーガンが意味もなくやたらにムチムチボディを露出、ラモント神父は最初から最後まで目を血走らせてマジモードと、見どころ多し。 あと、「脳波を同期させて記憶を共有する」って発想も、時代を感じて面白い。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-07 15:56:02) |
482. 成れの果て
《ネタバレ》 設定に無理はあるものの、俳優さん達の熱演により、最後まで飽きずに見ることはできた。 過去の決定的なシーンを決して見せないのも、良心を感じる。 ひなびた田舎町の雰囲気も良い。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-07 11:19:33) |
483. ハリー・ポッターと賢者の石
《ネタバレ》 子供向けアメリカ娯楽映画。 余計なエピソード(グループ対抗の運動会みたいなヤツ)があったせいで尺が長いのがネック。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-06 19:46:23) |
484. そして光ありき
《ネタバレ》 初めて見るタイプの退屈な映画。 原住民の生活が淡々と映される。 それだけならよいのだが、ほとんど字幕が出ない。 サイレント映画よりも字幕が少ないレベル。 当然、何をしゃべっているのか分からない訳だが、これは監督の意図したことだろう。 この意図が何なのか理解不能。 ただ退屈になるだけだ。 [映画館(字幕)] 2点(2023-05-05 17:29:28) |
485. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 三船敏郎と藤田進の長槍対決は迫力があった。 確かにキャラの配置がスター・ウォーズの下地になっているのが分かる。 三船がルーク、お姫様はお姫様、釜足と千秋はロボット。 最後、軍用金は地面に置いて逃げたはずなのに、いつの間に放れ駒に乗っていたのか納得いかず。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-03 16:16:39) |
486. 乱
《ネタバレ》 『影武者』と本作を立て続けに見たが、この二作品とも私にとっては退屈で、最後まで見るのに難儀した。 本作の方はそれに加えてピーターの動きと喋りがとにかく嫌で嫌で、イラついてムカついて仕方なかった。 老けメイクの仲代達矢と、迫真の演技の原田美枝子のご両人は素晴らしかったが。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-04-30 18:46:39) |
487. カラビニエ
《ネタバレ》 ゴダールのこの貴重な作品は『ヒューマントラストシネマ渋谷』という映画館にて鑑賞に漕ぎ着けた。 仕事での疲れが抜けない中、渋谷まで足を伸ばすか直前まで迷ったが、行けて良かった。 ゴダールによる戦争への皮肉が散りばめられた内容。 勝てば何でも許される、だけど負けたら全てを失う。 いかに残酷で愚かな行為であろうとも、戦争に勝てば何でも許されてしまう。 しかし何で男ってのは、戦場で若い女性を見つけると、性的で馬鹿な行為に走るのか。 この作品でもその馬鹿さ加減を示すシーンが何度か映されていた。 男として非常に恥ずかしい気持ちになった。 これを女性が見た時、どんな感想を持つのだろうか。 [映画館(字幕)] 6点(2023-04-30 17:07:37) |
488. 泥棒成金
《ネタバレ》 確かに他の方々がおっしゃる様にケイリー・グラントは黒光りしているね! ヒッチコックらしさがまるでない、言い換えればヒッチコックが新境地を開いた作品。 とにかくテクニカラーが綺麗で、他ではあまり見たことのない映像美。 最初から最後まで退屈感がつきまとい、ラストの屋根の上での新旧キャット対決で少しだけ見せ場アリ。 正直、イマイチ感は拭えない内容。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-26 22:15:21) |
489. 危険な関係(2012)
《ネタバレ》 ラクロという人の古典小説がベースになっているらしく、ストーリーの骨格がしっかりしている。 ストーリーがしっかりしているのであとは演者次第だが、チャン・ツィイー(中国)、チャン・ドンゴン(韓国)、セシリア・チャン(香港)の3人とも素晴らしかった。 とにかく悲劇を追究したかの様な話でなかなか後味は辛いものの、見て損をした気はしない。 チャン・ドンゴンからのキスをチャン・ツィイーがついに受け入れるシーン、チャン・ツィイーが涙してるのを見てチャン・ドンゴンがキスをするのを止めたのが、なんとも言えぬ味わいで印象深い。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-23 17:23:13) |
490. バニー・レークは行方不明
《ネタバレ》 娯楽作品として十分楽しめたものの、途中までまともな雰囲気だった兄が、途中から急におかしな人になるのは不自然かな。 それにしてもあの大家のジジイ、非常に変態的で鬱陶しかった。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-19 05:01:48) |
491. 影武者
《ネタバレ》 化粧が濃いしほとんどアップにもならない為、主要人物数人以外は誰だか分からない。 私が見てきたどの日本映画よりもスケールが大きく(特に合戦のシーン)、黒澤明の力をまざまざと見せつけられた。 (P.S.) 長い! [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-15 21:06:53) |
492. 疑惑の影(1943)
《ネタバレ》 疑惑というより、モロ犯人じゃないか! 仲の良かった叔父と姪、その関係に亀裂が入るのが悲しい。 ラストのラストで一気に盛り上げる演出は、さすがヒッチコックといった感じ。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-11 21:51:49) |
493. 由宇子の天秤
《ネタバレ》 女子高生が自殺した事件について学校側の隠蔽体質を追求していたのに、いざ自分が悪い立場になると保身のために平気で事実を隠す。 つまり、いくら正義感の強い人間でも、自分の立場が脅かされたら平気で悪いことをする。 人間のエゴと弱さを描いた内容で、人が正義感を貫き嘘偽りなく生きていくことの難しさを提示している。 なかなか奥の深い作品だが、少し気分が重くなるのが難点か。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-10 21:43:09)(良:1票) |
494. 逃走迷路
《ネタバレ》 ラストシーンまでは退屈した。 ラストシーンだけが見どころ。 自由の女神の王冠に登っただけでも凄いのに、まさかあのソフトクリーム(?)の先まで登るとは! ヒッチコックはこういうシーンの撮り方も巧かったのかと、改めて驚かされた。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-08 15:40:24) |
495. 快楽の園
《ネタバレ》 ヒッチコックのデビュー作なので見ておこうと思い鑑賞。 二人の踊り子の外見が似ていて混乱した。 婚約者よりアフリカの愛人の方がスタイルも良く魅力的。 その愛人を殺してしまう辺りにヒッチコックらしさを感じた。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-05 23:02:00) |
496. 鈍獣
《ネタバレ》 全く期待していなかっただけに、意外に晴れやかなラストに大満足。 コメディは苦手なのに、途中だれることなく最後まで見られた自分が不思議。 エンディングソングも良い。 私がただの浅野忠信ファンだからかもしれないけどね。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-04-04 19:13:07) |
497. SHIBUYA, TOKYO 16:30
《ネタバレ》 男性からしたらほんのいたずら心でしただけの行為が、それをされた女性にとっては心に深く傷を負う行為になる。 その様子を15分という短い時間で濃密に描いている。 この話、鈍感な男性が見たら「これの何が悪いの?」ってなるし、類似の被害経験のある女性が見たら「これってほんとゾッとするよね」と真っ二つに意見が割れそう。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-04 15:44:28) |
498. 曽根崎心中(1978)
《ネタバレ》 近松門左衛門の有名な作品なので見ることができて良かった。 しかし油屋のオヤジは究極の悪人ですな。 この悪人居てこその心中なのかもしれないけど。 本来は心中する必要はなかった二人。 そう考えると気の毒でならない。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-04 14:07:57) |
499. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 序盤からの飽きさせない展開は見事。 途中から少しストーリーを理解できず。 5人の話が絡んだ内容は私には少し難しかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-31 06:40:31) |
500. 吹けば飛ぶよな男だが
《ネタバレ》 最初から最後まで全力疾走な内容で少々疲れるも、ギュッと濃縮されたてんこ盛りの内容に十分満足できた。 最後まで飽きさせないその作りは、さすがの山田洋次監督。 他の方もおっしゃっている様に、なべおさみがこんなに巧い役者とは思わなんだ。 なべやかんを裏口入学させただけのオッサンかと思っていたが、これは大変失礼しました。 緑魔子は時代を問わない、普遍的な魅力を持った人だ。 何より服装がとても素敵。 不思議でいて、唯一無二の魅力がある。 ただ、死なす展開には不満だ。 二人で幸せになってほしかった。 山田洋次がここまで露骨で下品な作品を撮っていたのが意外。 家族モノ、人畜無害な人情モノしか撮らないイメージを勝手に持っていたが、これまた大変失礼しました。 トルコ風呂街の景色は今見るととても貴重で、思わず一時停止して見入ってしまった。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-03-28 22:46:57) |