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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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541.  友情 Friendship
白血病治療で髪の抜け落ちたクラスメイトの為に、クラスの全員が坊主頭にしたという有名な逸話(私は外国の公共広告か何かで見たことがあります)にインスパイアされた、三船美佳の最初で最後(?)の主演映画。話自体はオリジナル脚本だそうですが、余りにも一本調子で珍しくもないエピソードが羅列してあるだけなので、映画はさして盛り上がらずに終わってしまいます。これは話の作り方を間違ってる。もちろん美談ではありますけど、これでは全員ノリだけで坊主にした様に見える。この話なら病気の主人公の苦労と同等に、クラス全員の決断に重点を置くべき。男子はいいとしても、主人公と特に親しくない女子ならば、それ相応の覚悟がいる筈。むしろ観客は、その部分にこそ感動できると思うんですけど…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-10 00:14:15)
542.  サマー・オブ・サム
連続殺人鬼・サムの息子が徘徊していた1977年のブルックリンを舞台とした、イタリア系チンピラ達の群像劇。原則的にはプライベートに色々と問題を抱えた軽薄な男の苦悩と、夏の暑さとマスコミに煽られていく群集心理をテーマにしてるんだとは思う。しかし、余りにもストーリーの焦点が定まっていないので、「馬鹿に暇を与えるとロクなことにならない」という教訓話でしかなくなってる。また、スパイク・リーの悪い癖である無駄に長い上映時間もマイナス。サイコ・スリラー風のサムの登場シーンなんかカットすべき。そうすれば話も上映時間もグッと引き締まった筈です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-02 00:03:58)
543.  月下の恋
本作のケイト・ベッキンセールのヌードは、引きの後姿も含めて全部ボディ・ダブル。それ所か後半のベッド・シーンに至っては、エイダン・クインのヌードまで吹替えです。つまり、このベッド・シーンはアップになる部分を除いて、全くの別人二人が絡み合っているのです。こんなことまでして、このシーンを入れる必要があったのか? 一体プロダクションに何があったんだ? それに、「まさか、こんなオチじゃないよなぁ」と思ったオチがまんま待ってるし、“Haunted”という原題に対し、文芸映画を連想させる邦題も酷いセンス。とにかく、一から十まで凄くいい加減な作品です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-09-20 00:07:20)
544.  9か月
大人になりきれない男が子供を持つことで成熟していくという現代的テーマなのに、クリス・コロンバスがいつもの如く十把一絡げのドタバタ・コントに仕上げてしまった凡作。魅力的なキャスティングが本当に“MOTTAINAI”(ワンガリ・マータイさん風に)。結婚して子供を持つことがまるで正義の様に描かれたり、ヒュー・グラントが胎児の超音波映像を見ただけで心変わりしてしまったりと、陳腐な展開が満載。それをロビン・ウィリアムスの余計なギャグで誤魔化してるだけ。これはテーマとコロンバスの作劇の方向性がマッチしてない為。つまりプロデューサーの責任です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-03 00:06:20)
545.  ウインズ
これが「がんばっていきまっしょい」レベルの設定だったら、もう少し観れたとは思いますが、「あの」アメリカズ・カップにまんま「鳥人間コンテスト」レベルのチームで出場するという設定では、いくら何でもお話にならない。出場するだけでもお話にならないのに、決勝を戦うなんて以ての外。また、青春映画として見た場合も、登場人物の誰一人としてしっかり描けていないので、応援したり共感したりすることも出来ない。日本資本で製作しただけのことはある非常に緩い仕上がりでした(「ブルークラッシュ」に近いか)。ま、中々良かったレース・シーンの出来映えに+1点して、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-03 00:05:29)
546.  青蛇転生
何も知らない人に「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のシリーズだと言って観せても最後までバレることは無いんじゃないかと思われる(って、バレるか…)、ツイ・ハークお得意の伝奇アクション映画。お色気コメディ風の前半から超人坊主vs蛇姉妹の一大バトル、そして何故か物悲しいラストと、ほぼ「チャイニーズ~」と同じ様な展開。最後はどっちが正義の味方かも良く解らない大カタストロフを迎えて、町も滅茶苦茶ならお話も滅茶苦茶になってしまう。何だかなぁ…。それにしても天下のマギー・チャンも、こんなお色気馬鹿女優時代を経て現在があるんですねぇ…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-28 00:06:22)
547.  リアリティ・バイツ
タイトルに反してちっともリアリティを感じられない、学生気分の抜けない新卒男女を描く甘ったれた青春映画。本作のイーサン・ホークもウィノナ・ライダーも頭でっかちなだけで、人生に真剣に向き合ってる様には見えない。個性や才能も確立されておらず、全く現実も見えていない内から自分の主張だけ繰り返すことを、日本では「駄々」と言うのです。因みにレニー・ゼルウィガーはホークを泊めていた女友達として、序盤に白いバスローブ姿で10秒くらい写ります。それが10年後には、ウィノナが足元にも及ばない大女優になってるんですから、諸行無常を感じます…、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:07:57)
548.  悲しみよさようなら
自分は有名女性スターの隠し子で、いつか母親が迎えに来てくれるという「ありえねー」妄想を抱いて現実逃避を続ける女の子を描いた青春映画(ウィノナ・ライダーが、常に膨れっ面で不満を垂れてる根暗なキャラクターを確立した作品か?)。とにかく、この主人公は他力本願の極致。自分は世界で一番不幸だと思い込み、やることと言えば「夢見て」「待つ」の二つだけ。幼い子供ならまだしも、いくら思春期と言えど15歳でこれじゃ、人間として植物状態と同じです。田舎町に住む思春期少女特有の閉塞感を描くにしても、もう少しマトモな女の子を描いて欲しいもんです、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-23 00:06:59)
549.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 
原作は読んだことがあるんですけど、なにぶん随分と昔のことなので細部の記憶はありませんが、この映画はどうしてもラストが引っかかる。オープニングでお馴染みの「ロボット3原則」を華々しく紹介してますけど、これではアンドリューが「自身の破壊」である寿命を設定する行動と第三原則とのパラドックスが解決されてません(あと、どうやって「老化」を実現したの?)。それに、ガラテアがポーシャの生命維持装置のスイッチを切るのも、第一並びに第二原則に反する行動の筈。こういう肝心な部分をないがしろにしてしまっては、感動も伝わってきません、4点献上。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-17 00:07:11)
550.  裸足のピクニック
一部では異様に評価が高かったんで期待したんですけど、私もそんなに面白いとは思えませんでした。矢口史靖の持ち味は「爽快感」と「貧乏臭さ」だと思うので、これは予算の大小の所為じゃない。本作を殺してしまったのは偏に、主人公から一切の自主性を奪ってしまったこと。一見、快作「ひみつの花園」と同系統の映画にも感じられますが、本作の主人公は「ひみつ~」とは正反対で、最後の最後まで自ら行動を起こさない。主人公の「普通」なキャラクターは秀逸だし、不運のスパイラルも面白いですけど、物語の流れが一本調子なので後半は飽きてきます。ここは自分からドツボにハマって行くとか、逆襲に転じるとか、何かスパイスが欲しかったです。そんなことで、唯一大爆笑してしまった人体切断シーンに、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-01 00:05:58)
551.  うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン
か…顔が違う…。本作の印象はこれに尽きる。劇場版「うる星やつら」の基本ストーリーは「ビューティフル・ドリーマー」を除いて、全作品「あたるかラムに実は幼少時の思い人がいて、そいつが地球に来て大騒ぎになる」というもの(だったと思う)。ま、今回は許婚じゃないにしても、毎回似た様な話じゃ流石に飽きる。特筆すべき部分も見当たらない。おまけに顔が違うし…。シリーズもののキャラクター・デザインは重要ですよ、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-27 00:36:33)
552.  青いパパイヤの香り
雰囲気作りだけは凄いと思う。陰影に富むベトナム家屋、常に窓格子を入れた構図、徹底した横移動のカメラ…。更には絶え間なく響き渡る鳥のさえずり、虫の音、蛙の鳴き声、雨音、それに加えて後半は戦争を告げるジェット機の爆音…。しかし私は、それらがもの凄くあざとく感じてしまった。成長したムイが、ラスト近くまで一言も台詞を喋らないのもあざとい、てか、この演出は明らかに不自然。私はこの10年の間に何かあって、声を失ったのかと思った。それに最も肝心なのは、本作のテーマが何かってこと。ベトナム戦争直前の懐妊は、無常観の表現でしょうか? 4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-05-09 00:36:15)
553.  楽園をください
その詩情性への期待もあったんでしょうが、本作のアン・リー起用の理由は、何よりも台湾人であることだと思う。アメリカ人では南軍を描くことに多少の偏見が混ざる可能性があるし、もちろん白人でも黒人でも中立性を保つことが難しいと予想される。そこで実績のあるアジア系の中からチョイスされたのではないでしょうか。想像するに、この映画はドイツ系である主人公とアフリカ系であるホルトが北軍と戦う所に物語のポイントがあったと思うんですけど、部外者のアン・リーでは物語の立脚点が解らなかったらしく、私にもこの映画の伝えたかったことが今一理解できませんでした。ところで“Jewel Kilcher”って、歌手のジュエルだったんですね。向こうでは歌手も映画に出ると、簡単に胸を見せてしまうのが凄い…、4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2005-04-19 00:06:58)(良:2票)
554.  オルフェ(1999) 《ネタバレ》 
ギリシャ神話のオルフェウスの物語を、現代のリオ・デ・ジャネイロに置き換えた恋愛悲劇。「黒いオルフェ」のリメイクらしいんですけど、私はこの映画が神話も含めて初体験。女にだらしない主人公がヒロインに一目惚れ。彼女が死んで、主人公がその死体を抱えて町を彷徨ってる時、昔の女に刺し殺される。言ってしまえばこれだけの話。途中、幼馴染のギャングと警察のエピソードや、リオのカーニバル等の見せ場はあるんですけど、それらが全く物語に繋がってこない。だから全ての出来事が唐突で、私は主人公にも全然魅力を感じませんでした。ということで、4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2005-04-05 00:08:05)
555.  ある歌い女の思い出
フランス統治下のチュニジア王制の末期を、王宮に暮らす使用人の娘の目を通して描く、1994年度カンヌ映画祭カメラドール受賞のチュニジア初の商業映画(らしい)。しかし、カメラは王宮から一歩も外へ出ないので、独立闘争に揺れる国情は噂話やラジオのニュースで語られる程度。物語の基本は使用人達の置かれた日常と、思春期を迎えた主人公と母親との関係。興味深い未知の題材だったんですけど、映画としては淡々とし過ぎていて、私的には退屈でした。終盤の主人公の歌に向けて、もう少し話を盛り上げていけば、感動的な歌声が更に映えたと思います、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-05 00:05:16)
556.  ハリウッド・ミューズ
高ビーで金がかかり、涼しい顔して有無を言わせぬ威圧感を漂わせる本作の女神は、シャロン・ストーンのハマり役だとは思う。しかし、コメディ要素も精々内輪ウケ程度で大笑いは出来ないし、話も「ゲット・ショーティ」に「おいしい生活」を合わせた様な感じで新しさは無い(因みに本作は「おいしい~」の前年の製作)。シャロンが何にもしてないのに、相談者が勝手に納得して勝手に成功していくという皮肉が、本作最大の笑いの要素だった筈。なのに、大物ゲストの顔見世に終始するだけで、その部分はほとんど描かれない。本作の脚本家こそミューズを雇うべきでした、4点献上。
[DVD(字幕)] 4点(2005-04-02 00:06:23)
557.  トキワ荘の青春
地味でマニアック、しかもマーケットを牽引する女性客を呼び込むことは、まず不可能な題材。では、どの様に映画化するか? ①批評家ウケする文芸作品風にじっくりと作り込む。②出来るだけ派手に脚色し、イケメンを揃えてヒットを狙う。しかしこの映画は、そのどちらでもない。ダラダラした脚本は単なる再現ドラマでしかなく、そこに核となるテーマは見出せない。それにいくら主演だからって、モッくんだけが人種が違うかの様にハンサムなのは何故? これは偉大な足跡を残した表現者達の物語。同じ表現者として、こんな作品を作ってて恥ずかしくないんでしょうか、4点献上。
4点(2005-03-24 00:06:53)
558.  中国の鳥人
バブリーな商社マンとチンピラ・ヤクザが鉱石を求めて中国雲南省の奥地に赴き、そこで歴史と自然と人間に触れ、大切な何かを発見するという癒し系映画。ハリウッドで怪しい日本人を演じてきたマコ・イワマツが、ここでは怪しい中国人を達者に演じてコメディ・リリーフ。しかし、映画自体は何故か非常に生真面目。リアリティの無いストーリーなのに、どーしてもっとコメディに徹しなかったんでしょうか。こんなファンタジックな(言い換えれば馬鹿馬鹿しい)珍道中をシリアスに描いては退屈なだけ。映画も主人公同様、最後まで羽ばたけずに終わってしまったという感じです、4点献上。
4点(2005-03-16 00:05:57)
559.  始皇帝暗殺
やはり製作に日本が絡んでしまった為か、陳凱歌を監督に据えてみても、邦画大作的な中途半端さが見え隠れしてしまう仕上がり。最大の失敗は、主人公が趙姫に見えてしまう脚本だと思う。意図としては三者三様の視点から物語を組み立てたかったのだとは思いますが、彼女は歴史の証人として狂言回しに徹し、秦王と荊軻、そして如何に二人の男が合いまみえることになるのかに物語をフォーカスすれば、ずっと面白い映画になった筈。入魂のオープンセットが、後に「HERO」で日の目を見ることになったと思えば、これも無駄ではなかったということでしょうか…、4点献上。
4点(2005-03-16 00:05:31)
560.  大怪獣東京に現わる
怪獣映画の主人公と言えば科学者等の政府関係者か自衛隊員、または報道関係者、そして被害に遭う市民等と相場が決まっていましたが、直接的被害の及ばない地域で、メディアを通じて怪獣災害を見守る一般市民を主人公にするということと、一切怪獣の姿を映さないというアイディアは面白い。…しかし、それだけ。これは怪獣映画の「パロディ」なんですから、演出や音楽、怪獣出現の際のシミュレーションに至るまで、怪獣映画を踏襲しなければ面白くなる筈がない。これじゃ単なるお寒いコメディです。原発にも実は安全性に問題があって、職員が逃げ出してるにも関わらず市民が避難してくるとか、ブラックな味付けがあって然るべき。最も特撮から縁遠い松竹の製作ということも、本作失敗の一因に思えます、4点献上。
4点(2005-03-12 00:07:47)
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