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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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561.  フィオナが恋していた頃
エイダン・クインと彼の兄弟が、彼らの母親が故郷で聞いた話を基にして作ったというプライベート・ムービー。やけに評価が高いのが気になりますが、個人的には凡庸でノスタルジックで、かなり印象の薄い一本。“This is My Father”という原題からして、人に観て貰うのを既に諦めてる感じ。一番の敗因は、主人公の行動の動機付けが全然伝わってこないことだと思う。彼は、なぜアイルランドへ旅立ったのか? 母の為? 自分の為? 息子の為? で、父親の話を知って彼はどう変わったのか? 生徒達に何を伝えたいのか? そして私に何を伝えたかったのか? 4点献上。
4点(2005-03-08 00:18:12)
562.  ポンヌフの恋人
フランス映画史上屈指の製作費を注ぎ込んだ当時の大作映画ということでしたけど(結果的にそうなってしまっただけの様ですが…)、映画を観る限りでは超低予算映画にしか見えないのが凄い! 「タイタニック」も結果的にあそこまでの予算に膨らんでしまった訳ですが、膨らんだだけの仕上がりにはちゃんと見えます。そう考えると、こりゃ壮大なる無駄遣い。レオン・カラックスって人の頭の中を覗いてみたいもんです。(↓)「良く解らないけど感動した」という意見が多い所を見ると、かなり感覚的な映画なんだと思われますが、ご想像の通り私の感性には全く合いませんでした。ところで、「九番橋の恋人達」に、意味不明な「ポンヌフ」というロマンチックな響きを持つカタカナを残した方のセンスは褒めてあげたいです、4点献上。
4点(2005-03-08 00:16:44)
563.  梟の城
たぶん昔の人には現在の大作映画を撮るのは不可能なんだろうと思う。本作は完全に娯楽アクション時代劇の筈なのに、娯楽としても、アクション映画としても、時代劇としてもホントに冴えない仕上がり。では、時代に翻弄される人間達の哀愁が表現されているかと言えば、さにあらず。その上、2時間18分の冗長さ。ラストの石川五右衛門の釜茹でシーンに至っては、本気か冗談かも計りかねます…。そんなに「巨匠!」って感じの人でもありませんが、本作と「スパイ・ゾルゲ」で自らのキャリアに泥を塗ってから引退するのには、何か特別な意図でもあったんでしょうか? 4点献上。
4点(2005-02-26 00:09:11)
564.  オルガミ ~罠~
チェ・ジウ、初めて見ました。長身、スレンダー、綺麗なのっぺり顔と、韓国女優の典型的ルックスですね。もちろん私もこの方の緊縛陵辱シーンに釣られた訳ですが、監督がキム・ギドクでもない限り、そんなにハードなシーンは無いだろうとは薄々予想していたものの、そのシーン自体が無いのには呆れました。80年代ビデオ・バブル期以来、最近ではこうした嘘パッケージ作品も見なくなってきたので、本作はある意味貴重かも? で、嫁姑問題ですが、あのアメリカにさえ「沈黙のジェラシー」という作品がある位ですから、これは人類共通のテーマと言ってもいいでしょう、4点献上。
4点(2005-02-10 00:50:48)
565.  ラスベガスをやっつけろ
テリー・ギリアムが砂漠の街らしいやけに明るい色調で撮り上げた、60年代に取り残されたまま70年代を生きるアホ二人を描く世紀末トリップ・ムービー。とにかく何も起こらない。アホ二人が右往左往して、酒飲んで、ドラッグやって、正気に戻って、また酒飲んで、ドラッグやってを繰り返すだけ。ギリアムらしいトリップ映像やジョニー・デップの波平ヘア、ベニチオ・デル・トロの太りっぷり等、見所は満載ですけど、精々ホテルの部屋を滅茶苦茶にする位の出来事を、2時間近く観続けるのはやっぱ苦痛。ドラッグが気持ち良さそうにも見えなかったし、今一趣旨も判りません、4点献上。
4点(2005-02-03 00:04:52)
566.  トゥルーナイト
「原作とは別物」という意見にも大いに頷けるものの、ストーリーの基本線は伝説通り。しかしそのアーサー王伝説を、何故かわざわざ遊び人の不倫メロドラマ風に演出した意味が良く解らない。とにかく登場人物全員が、もの凄く軽く見える(って、ジェリー・ザッカーって軽い映画しか撮れない人じゃないの!)。これなら、従来の伝説から大きく逸脱した解釈の「キング・アーサー」の方がずっとアーサー王伝説らしかったです、4点献上。
4点(2005-01-28 00:04:58)
567.  アンジェラの灰
そうそう、最大の謎はこのタイトル。一体どーゆー意味なんでしょうね? アイルランドの諺か何かにあるのかな? そして次の謎は作品のテーマ。この今更な物語から一体何を汲み取ればいいんでしょうか? 1930年代、アル中で甲斐性の無い父親は、アイルランド以外にも何処にでもいたし、神経症的な子沢山の母親も、幼い兄弟の面倒を見る兄や姉も同様。もう貧困そのもの、しかも「過去の」貧困を描くことは無意味。今この時、貧困に喘ぐ人達は、津波の被害地域以外にも無数に存在するのです。この物語は裕福になった人の懐古趣味というだけのことだと思う、4点献上。
4点(2005-01-05 13:34:50)(良:1票)
568.  フロム・ダスク・ティル・ドーン2
クライマックスの馬鹿馬鹿しい大殺戮シーンのお陰で、「3」よりはマシな印象ながら、もちろん「1」には遠く及ばない出来。正に「1」と「3」の間に位置するシリーズ第二弾(邦題にも、昔風に「テキサスの血塗られた現ナマ!」とか副題つければ、更に馬鹿っぽくて良かったのに…)。人間が吸血の館から抜け出すという設定の180度逆、ヴァンパイアが包囲網から抜け出すという設定は中々のアイディア。また、金に執着するヴァンパイアってのも新鮮と言えば新鮮(間抜けと言えば間抜け…)。でも、やっぱり本作にも馬鹿が足りない。馬鹿映画に馬鹿が足りなきゃ何がある? 4点献上。
4点(2004-11-18 00:04:24)(良:1票)
569.  超少女REIKO
1991年デヴューの観月ありさのメディア・ミックス・プロモーションの一環で作られた(と思われる)アイドル映画。ホラー映画と思わせておいて、クライマックスは「童夢」の影響アリアリのサイキック・アクション映画へと変貌。15歳の観月ありさは「超少女」というルックスにぴったりだとは思いましたが、ほとんど彼女の魅力は引き出されていないので、普通の映画としてもアイドル映画としても駄作です。それにしても、アニメのキャラでは根強い人気を誇る、お嬢様言葉の脇役というマニアックな設定がここでも健在。それを生身の人間(島崎和歌子、当時18歳)が演じると、もの凄く奇妙だということが解る仕組みになってます。ということで、クライマックスに満を持して(てか、突然)登場する「いたこ」の娘・佐倉しおり(!)に、4点献上。
4点(2004-10-29 00:34:00)
570.  アンモナイトのささやきを聞いた
本作は宮沢賢治の妹との関係をモチーフに、痛々しい愛情を鮮烈な感性と幻惑的な映像で描いた秀作…などではもちろんなく、変質的な妄想を、古惚けた感性と独りよがりの映像で描いた、マザー・コンプレックスをシスター・コンプレックスに置き換えただけの、時代錯誤の「草迷宮」。本サイトの関連作品を見てみると、何とこの山田勇男監督、「草迷宮」の美術スタッフだったんですね。こんな所に寺山修司の遺志を継ぐ人間がいたとは驚きです。ところが、撮影だけは非常に優れてます。照明も緻密に考えられた質感のある映像には感心してしまいました。ということで、4点献上。
4点(2004-10-17 20:39:45)
571.  完全なる飼育
≪完全なる飼育完全制覇・その1/獲物=小島聖≫ とても処女には見えない小島聖の「アタシを誘拐したのね」に続いて出てくる台詞が「アタシをレイプしたいのね」って…、この論理の飛躍に、開始5分も経たない内から呆然。誘拐の翌日から小島聖が逃走を放棄し、おまけに主従関係が逆転してしまうという、人間心理を無視したスピード感あり過ぎの展開にも唖然。その代わり、後半は思い切り失速してしまう。完全に一刻館を意識した奇天烈な住人達を描く前に、もっとすることがあった筈。ルポルタージュではなく、変態小説といった趣の松田美智子の原作にも原因があるのかもしれませんが、それにしても、いくら大御所・新藤兼人が脚本を書いてるからって、誰か注意してあげる人はいなかったんでしょうか、4点献上。
4点(2004-10-17 20:36:34)
572.  サン・ピエールの生命
死刑制度廃止を訴えるメロドラマ仕立ての薄っぺらい啓蒙映画。これを観て死刑廃止論者に思想転換する人はまずいないでしょう。マダム・ラの信条や思想背景が良く判らない上、これまで幾度も男に狂い、幾人もの男を狂わせてきたジュリエット・ビノシュがその役では、性的匂いがきつ過ぎる(かと言って、そうじゃないフランス人女優も思い浮かびませんが…)。パトリス・ルコント流の夫の愛も今回ばかりは良く判らない。本作で描かれるべきはマダム・ラの人生そのものか、若しくは無理矢理死刑執行人にさせられた男の苦悩の方。これは題材の採り方を間違えてます、4点献上。
4点(2004-10-13 23:17:23)
573.  死国
ちょっと極端に評価が低すぎませんか? 決して褒められた作品じゃないですけど、(特に邦画には)もっと酷い映画だって沢山あるし、そこまでコキ下ろすほど悪くはないと思いました。それに、黄泉がえった悲劇の鯖折り美少女・栗山千明を発掘した功績は偉大(さすが角川)。問題は演出にあると思う。主役三人の人物造形や正義のお遍路さん(?)の扱いが中途半端。また、四国全土が舞台となる空間的広がりのある題材なのに、映画が非常にこぢんまりしてしまってる(しかも何か貧乏臭いんですよね)。ということで本作に最も相応しい点数、【ひかりごけ】さん提唱の死点献上。
4点(2004-09-21 00:09:01)
574.  ワールド・アパートメント・ホラー
アニメ作家も一度は実写にチャレンジしたくなるのか、大友克洋実写初監督作は、社会の底辺で生きる不法滞在者の吹き溜まりを舞台にした、初期の大友マンガ風設定のホラー・コメディ。設定的にはもう少し弾けた展開も期待できたと思うんですけど、映画としては非常に無難な仕上がり。これはボロアパートの住人たち各々のキャラクターの描き分けが出来ていない所為だと思う。それぞれのキャラをもっと際立たせるだけで、ずっと面白い映画になった筈。それにしても、時代背景がモロにバブル期なので、映画の見た目の印象は凄く古臭い感じになっちゃいましたネ、4点献上。
4点(2004-09-21 00:08:17)
575.  MAROKO/麿子
演劇に近いものって、これ、二昔以上前の小劇場演劇を模倣しただけですよ。一幕一場・六幕ものの不条理劇をアニメで再現しようという発想は面白い。しかし、最も表現に制約の無いアニメという媒体で、最も制約のある舞台劇を再現することに意味があったんでしょうか? 枷を嵌めることで新しい表現に挑戦したなんて言わせません。だって、ここには新しい表現どころか、単なるパロディしか存在してないんですもん。確かに一幕目は目新しさもあって興味を引きましたけど、以降は代り映えのしない場面と聞いたことのある様な台詞ばかりで、流石に飽きちゃいました、4点献上。
4点(2004-09-21 00:07:58)
576.  ダロウェイ夫人
「めぐりあう時間たち」(意味不明のカタカナ邦題を除くと、近年稀に見る酷い邦題だと思う)は全く「ダロウェイ夫人」をなぞっているということが、これでようやく解りました。これまでの人生を振り返ることが出来る位に歳を重ねると、幸せの中にあっても迷いと後悔の念が徐々に大きくなっていく。しかし先もそんなに長くないし、気持ちの折り合いをつけて生きていくしかない。「めぐりあう~」の三人はある時決断を下した。それによって迷いは消えたものの、悔恨はより大きくなってしまった。どちらにしても、過去を振り返ってもろくなことが無いってことでしょうか。で、肝心の本作ですが、更年期障害の女性が浸る娘時代の白昼夢って感じがしないでもないですけど、20世紀初頭のスノッブな文化を味わうことは出来ました、4点献上。
4点(2004-09-12 00:05:41)
577.  クロコダイルの涙
ジュード・ロウの色男ぶりも含めて雰囲気は抜群だと思いますが、どうも物語性が希薄。愛する女の生血を啜らなければ生きていけない男の、女を落とす為の手練手管はしっかりと描かれてるのに、主題である筈の苦悩の方はさっぱりと伝わってこない。「君の為なら死ねる」というのは「愛と誠」のみならず、フィクションの常套句。しかしノンフィクションに愛に死する者はほとんどいない。「愛」と「死」では圧倒的に「死」の方が重いのです。本作の主人公とヒロインも同じです。従って描き様によっては、現実を映したファンタジーとして面白い映画になった筈なのに残念です、4点献上。
4点(2004-07-29 11:16:25)
578.  アンカーウーマン
これって、きっと女性が観てもすんなりとは納得できないストーリーなんじゃないでしょうか。一見「マイ・フェア・レディ」的シンデレラ・ストーリーですけど、私にはセクハラ上司と性悪女の恋愛って感じがして、何かスッキリしません。この物語を昇華させるにはどっちかに死んで貰わなければならないので、こういう結末になったのでしょう。終盤までは比較的地味で嫌味なラヴ・ストーリーとして展開していきますが、終盤の大規模な刑務所暴動シーン、そして涙の演説で締め括る全く予定調和の展開は流石ハリウッド映画。何も考えずに見ればそれなりなんでしょうが、私的には4点献上。
4点(2004-07-22 17:37:50)
579.  夜風の匂い 《ネタバレ》 
いかにもフランス映画らしいフランス映画。本作を理解するにはフランス人の感性が必要だと思われ、従って日本人の私には今一つ良く解らない映画となってます。登場人物は三人のみ。金持ちの有閑マダム、彫刻家のアシスタントをしているその若い愛人、そして全共闘世代の建築家。最初は老齢に差し掛かった女の情念みたいなものの映画かと思ったら、愛人の方の生きることの悩みみたいなものにテーマが移り、最終的には寡黙な建築家の自殺で幕を閉じる。三者三様の物語を語り、そこに共通点は無い。一種のオムニバス映画の様な感じでした、4点献上。
4点(2004-07-09 16:14:06)
580.  カーマ・スートラ/愛の教科書
監督がミーラー・ナイールということなので、本作も純粋なインド映画ではありません。そして、スタイルが西洋的なのはいつも通り(と言っても、他には「モンスーン・ウェディング」しか観てませんが…)だとして、本作は何と完全英語劇になってます。また、カーマ・スートラによって成り上がったり身を持ち崩したりといったことがテーマではなく、ストーリーはもの凄くありふれた時代物のメロドラマ。そこにインド風の装飾を施し、「カーマ・スートラ」という、人(主に男)が興味をそそりそうなタイトルを付けただけの代物でした。とにかく人間の描き方が弱過ぎて全く面白くありません、4点献上。
4点(2004-06-17 23:04:29)
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