561. 神戸国際ギャング
中学時代にリバイバルで観た。任侠モノに陰りが見え始めたせいか、文太との共演で実録マガイに出演する健さんを観るのは多少ツライものがある。 7点(2004-02-17 02:02:33) |
562. 暴力脱獄
主人公は「勝負事は負けてばかり、中も外もルールや規則、ボスだらけ」という状況の中でクールに生きようともがき苦しむが、結局生きる事に疲れ、「どこに住めばいいのか?何をすればいいのか?」と思い悩む。でも自分で決めていくしかないのだ。 7点(2004-02-16 19:00:27) |
563. セブン・イヤーズ・イン・チベット
なかなかよかったです。ストーリーが淡々と進んでいくので、「印象に残らない」とか「退屈」という感想をもたれる方もいるようですが、歴史の1ページとして考えると感慨深いものが有りました。実在の人物という事で同じ異文化理解系の「ラストサムライ」より説得力があります。また、ブラピの抑えた演技がダライ・ラマ役の少年を上手く引き立てていたと思いました。 7点(2004-02-16 05:03:07) |
564. カーリー・スー
展開はかなりベタですが、安心して観られるハートフルコメディーです。 7点(2004-02-14 03:22:43) |
565. トッツィー
これ「ふぞろいの林檎たち」の中で手塚里美が「トッツィーも見たいし」って言うセリフがあって妙に印象に残っている。自分が変われば廻りも変わる。変わる事でチャンスをつかめる。だけど、自分を偽ってまでの無茶な変化は自分へのストレスも大きい。無茶な手段で目的を達成しても長続きしないもんなんだなと思いました。 7点(2004-02-13 05:14:48) |
566. この森で、天使はバスを降りた
刑務所あがりという設定でレ・ミゼラブル系の映画なのかな?と思ったらいきなりパーシーがカミングアウトしたので、オヤっと思った。(最後まで疑われるところは多少似てなくもないですが)これは「母性愛」がテーマかなあと思いました。ここにはいろんな母子が登場する。過去に流産で我が子を殺し、子供が生めない事を悔やむパーシー。(彼女は州の歴史である先住民の赤ん坊が溺死する話に母親が出てこないのが納得がいかない。)可愛い赤ん坊を育てるシェルビー。ヒーローである息子を戦場に送ったが(ベトナムで病んだと思われる)戻ってきた息子を陰ながら面倒を見るハナ。(パーシーはハナに向かって「生きてるだけマシよ」!と言い放つ)パーシーが命を賭けてハナの息子を救おうとしたのは、ハナの母性に共感したからではないだろうか?そして最後に息子のために応募してきて町にやってくるクレア。各々のいろんな形をした我が子への愛情が盛り込まれていると思いました。女性向けの映画ですね。 7点(2004-02-11 04:33:26)(良:3票) |
567. めまい(1958)
《ネタバレ》 前半の不倫の要素(実際には不倫じゃないが)に安っぽさを感じつつも、飛び降り後はどうなるんだろうなあという後半の期待に、Jスチュアートはストーカー&変態プレイ(死んだ女の格好を真似させるのはちょっと異常だよ)に走り始めてオイオイと思ってると、彼女も結構それを楽しんでしまうところが(ヒト一人死んでるのに・・・)男女関係の不可解さなんでしょうか?でも、結局Jスチュアートは金のために人殺しに加担し、且つ友人に捨てられた?彼女を許せない。そりゃ一気に愛は冷めるよなあ。この辺の彼女をまくし立てるシーンは男の嫉妬と怨念が混ざり合ってなかなか迫力があります。でも最後のお願いで彼女を許したのか???なんだかよくわからなかったです。 7点(2004-02-09 16:51:52) |
568. 荒野の七人
《ネタバレ》 ストーリーはイマイチですが、各々の役者の存在感が光っている。マックイーンのサボテン男の話が好き。「その時はそれでいいと思った。」名言だと思います。 <追記>16年ぶりに再見。出だしの「埋葬」のシーンがカッコよくてイッキに引き込まれる。あとはテンポよく話が展開するが、オリジナルよりもちょっと軽い感じのノリなので緊迫感は弱いが娯楽作品として楽しめる。7人の内面をもっと丁寧に描いてもよかったかな。七人を解放し、村を出たところで武器を返すのは不可解。カルベラはなんで銃を返したのか?復讐を全く予見していなかった?誰かわかる人教えてください。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-02-09 04:51:24) |
569. ドライビング Miss デイジー
25年間の友情を描写するにはちょっとカケアシな感じは否めない。最後の「人生とはそんなもんでしょう?」のセリフが心に残る。私の祖母も元教師で厳しく頑固だったが、90過ぎてから晩年の頃は多少穏やかになったのを思い出した。 7点(2004-02-06 05:02:11) |
570. 羅生門(1950)
「自分勝手じゃなきゃ生きていけない世の中」で人を信じる事は出来るのか?理想主義者の坊さんと諦観した下人の人物対比が面白い。坊さんの「人を信じられなくなったらこの世は地獄だ」のセリフが印象に残る。(※「子供が6人いる」もウソだと思ってしまった・・・) 7点(2004-02-04 02:57:22) |
571. 何がジェーンに起ったか?
《ネタバレ》 妹の狂気に唖然。嫉妬・怨念・過去の栄光への未練等々が渦巻き、ラストまで面白く観れたのだが、最後の妹の改心?があさりし過ぎ。今までの流れからいって、真相を聞いてさらに逆上しそうだが・・・。結局姉の方は因果応報ですね。 7点(2004-02-03 15:04:37) |
572. アイリスへの手紙
シンプルで良い映画だと思った。デニーロ演技は相変わらず良いです。ただし、邦題のつけ方でストーリー全体が最初から判ってしまうのは何とかならなかったのだろうか? 7点(2004-02-01 23:33:04) |
573. ファイブ・イージー・ピーセス
逃避することによって可能性は維持される。目的が無いからこそ、目的を決定する自由がある。そうやって意思決定が遅れると、結局年齢と共に可能性はなくなっていくんだろうけど。 7点(2004-01-31 06:10:56)(良:1票) |
574. 追いつめられて(1987)
「えー!そうなの!?」というかなり強引なオチで楽しめました。 7点(2004-01-26 23:39:04) |
575. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 何事も「信頼」が大事という事でしょうか。イギリス生まれのスポーツってところが作品全体を上品な感じにしているのですが、脇役陣の活躍で嫌味がなくなっているところがよいと思います。 <追記>16年ぶりに再見。結局主人公は退屈な日常から逸脱しようとしたわけだが、その結果家庭の大切さに気が付いたというオチはある意味平凡な展開なのかもしれない。あらためて見て気が付いたのはプロとアマの断絶が融合に向かうという展開。通常は現役のTOPプロが「場末の教室」で素人の指導なんかはしない。大阪なおみは素人相手に江古田のテニス教室で指導なんかしないし、羽生結弦が素人相手に西武線沿線スケート教室で指導なんてしない。本作はTOPプロが素人相手の指導を行う事により成長していくというもう一つのテーマがあるわけだが、その成長過程の描き方が弱い。素人が家庭を疎かにしてまでも趣味にのめり込む過程はよく描かれはいるが、相対する挫折したTOPプロが素人指導により再生していく心情変化をもっと丁寧に描けばよりよい作品になりえたと思う。教室仲間が少々目立ち過ぎてしまったため草刈の存在感が薄れてしまった格好だが、キャスティングの段階で演技力が求められているわけでもないので、ポジショニングがちょっとボヤケテしまった。尚、95年はケータイが普及する直前でケータイのない世界がギリギリで描かれた邦画だろう。そういう意味では古き良き?アナログコミュニケーション時代の最後の作品なんだろう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2004-01-24 23:21:43) |
576. セルピコ
組織に腐敗はつきもの。そして、皆自分がかわいい。正義感が強いがために理想と現実のギャップと戦い、心身共に次第に追い詰められていく主人公。まわりはそれを自虐的と呼ぶ。女は正義感より安らぎ・安定を求める。カッコイイというより正直観ていてツライです。このような生き様を見せつけられて、自分にこういう生き方ができるのか?と悩んでしまいました。 私なら賄賂は貰わず、かと言って戦う勇気は無いし、見て見ぬ振りして一緒にいるのも嫌だし、おそらく逃亡すると思います。 7点(2004-01-22 03:52:55) |
577. 麻雀放浪記
死んだら負けなんだよなあ。 7点(2004-01-21 02:35:10) |
578. ブロークン・アロー
完全に悪役主体の映画。それなりに楽しめると思います。トラボルタは最高の演技なのだが、追う側の配役にもう少しインパクトが欲しい。 7点(2004-01-20 14:39:35) |
579. 狂った果実(1956)
兄弟各々はまり役。ラストは衝撃的でした。 7点(2004-01-20 03:33:44) |
580. スリーメン&ベビー
コレ観ると、赤ん坊はいいなあと思いますが、実際に育てるのは大変なんだろうなあとも思います。 7点(2004-01-18 22:50:16) |