561. 容疑者 室井慎次
これは面白くなかったですね。観て良かった、と思える作品を送り出して欲しかったとつくづく思います。録音が非常に良くないと感じましたが他の皆さんはどう感じられたのでしょうか。達者なスリー・アミーゴスにはお疲れ様でしたと申し上げたいです。 [DVD(邦画)] 1点(2007-05-19 19:34:05) |
562. 戦争と平和(1956)
《ネタバレ》 3時間半はとにかく長く辛い。また、この長尺でも原作を映画化するにはなお無理がある。どのように物語が展開していくのか、方向性が明確に示されず進むことが致命的。歴史的背景を頭に入れておいても、「今の戦闘は何の戦いで、場所はどこだったのだ?」といった疑問が起こる描き方はいかんだろう。そして、登場人物の名前と顔、人物関係を常に確認しながらの鑑賞はたいへんだった。確かに大きなスケールの映画なのだが、歴史的名作にカウントされることは少ないだろう。オードリーは美しく、魅力は十分に引き出されている。プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスは多くの作品を送り出し、長い間活躍していることに驚かされる。鑑賞前に、「無事完走」が目標と、嫁さんに告げたが、後半彼女は爆睡・リタイヤしていた。戦死者一名。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-19 17:17:02) |
563. オデッサ・ファイル
監督は「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニームです。役者良し、原作良しで、音楽はなんとブロードウェイミュージカルで有名な「オペラ座の怪人」のアンドリュー・ロイド・ウェバーが担当しています。まさに完璧の布陣といってよいのですが、いかんせんお話は盛り上がりません。全体にテンポが緩く、緊張感の持続に欠けます。原作ファンは、どうやらそこそこの映画らしいと、覚悟を持って観れば損はしないと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2007-05-19 10:10:32) |
564. マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺
《ネタバレ》 「博士の異常な愛情」に次ぎ、世界で2番目に長いタイトルということでむかし鑑賞しました。(今でも2番目なのかしら?)黒いスクリーンの左上から右下まで、タイトルからスタッフ・キャストに至るまで読めないほど細かい字でタイプされるのがオープニングです。これはただごとではないと思ったものでした。ストーリーは平易とは言えないし、ワクワクするようなものでもありません。極めて実験的な劇中劇が繰り広げられます。入浴シーンではジャン=ポール・マラーの皮膚に奇妙な斑点が見て取れます。とても気になり後で調べましたが、これは疥癬で、彼はずいぶんこの皮膚病に悩まされたようです。これから見られる方は少し歴史的背景を学ばれるとよいと思います。誰にでも勧められる作品ではありませんが、私は観て良かったと思っています。 [映画館(字幕)] 6点(2007-05-17 22:40:57) |
565. ロッキー2
《ネタバレ》 興奮しました。ボクシングドラマはやっぱり最終ラウンドの大逆転とか、ダブルノックダウンですね。噛ませ犬と思われていたチャレンジャーが、強いチャンピオンに勝ったりすることって、まれだけど確かにあります。 [地上波(字幕)] 8点(2007-05-13 22:05:37) |
566. ロッキー3
《ネタバレ》 ベルトを取られてがっかりでした。と思ったら、取り返して、あ~良かった、という実にベタな展開です。でも、面白いです。なんといっても本作は音楽が最高です。 [地上波(字幕)] 7点(2007-05-13 21:53:02) |
567. ロッキー4/炎の友情
《ネタバレ》 敵役のドラゴのキャラが立っていました。ファイトシーンは二人ともオーバーアクションっぽいですが、手に汗握って観ることができました。敵討ちという筋でストーリーが一貫していることが良いですね。 [地上波(吹替)] 6点(2007-05-13 21:47:50) |
568. ロッキー5/最後のドラマ
《ネタバレ》 シリーズ完結編としては実に不満足だった。6作目が良い出来だったので、本作が多少救われたか。やっぱり、ロッキーはトレーニングしてリングに立たなくちゃね。 [地上波(字幕)] 5点(2007-05-13 21:32:49) |
569. ボルケーノ
《ネタバレ》 これはいかんでしょう、ラストが。ちっとも完結していないと思うが、、、。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-05-13 09:06:06) |
570. ダンテズ・ピーク
英語がよくわからなくても観ればわかるだろうってのりで、アメリカの映画館で鑑賞しました。映像の力のすごさを感じるとともに、実にストレートで面白かったです。リピートして2回見てしまいました。こういう映画こそ、大画面、大音響で観賞したいですね。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2007-05-13 08:54:46) |
571. バベル
日本人俳優が出演、日本が舞台ということで鑑賞。しかし感動できる箇所が皆無に等しかったです。予想外の不愉快なシーンが多くて困りました。 [映画館(字幕)] 1点(2007-05-12 09:24:43)(良:1票) |
572. ディック・トレイシー
ウォーレン・ビーティーが格好いい役を独り占め。豪華キャストを集めたビーティーの求心力はどこから来るのだろう。ストーリーは他の皆さんがおっしゃっているように誠に面白くない。カラフルで不思議な映画だった。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-10 21:21:19) |
573. ビリー・ザ・キッド/21才の生涯
《ネタバレ》 リアルタイムで見ました。観賞後、「どおして、最後スローモーションで血しぶきを巻き散らかしてくれなかったんだぁあー!!」と思ったものです。ペキンパー作品の質は流血量に比例すると私は思っています。後半の流血少なめに不満がありますが、前半は見所たっぷりです。ボブ・ディランの音楽と出演が嬉しいですね。 [映画館(字幕)] 8点(2007-05-08 01:57:02) |
574. スリーパー
むふふ、とこみ上げてくる笑い。アレン作品の中では、きわめて取っつきやすく面白かった。 [映画館(字幕)] 6点(2007-05-08 01:41:18) |
575. 突破口!
しばらくレビューが途絶えていて残念ですが、この作品は面白かったです。ドン・シーゲルの佳作ですね。おすすめ。 [地上波(吹替)] 7点(2007-05-08 01:33:19) |
576. 旅の重さ
汗がギラつく夏の風景が良いですね。 期待度はそれほど高くなかったのですが、観賞後さわやかな感動がありました。高橋洋子と高橋悦史の組み合わせがアンバランスなので奇異に思えましたが、高橋洋子の存在感は立派でした。観賞は30年以上も前で、場末の名画座でした。 [映画館(邦画)] 5点(2007-05-06 22:18:52) |
577. 約束(1972)
全く期待していなかったのですが、けっこう感動しました。萩原健一と岸恵子の組み合わせがちょっとアンバランスに感じられますが、この二人でなければこの映画の味わいは出なかったとも思います。寒々とした風景描写が良いです。 場末の映画館で見るに、実にふさわしい映画です。 [映画館(邦画)] 6点(2007-05-06 22:14:03) |
578. 叫びとささやき
公開当時、映画評論家たちの評価は絶賛の嵐でした。わたしは名画座に足を運び、どんなものかと鑑賞しました。作品としての完成度は高いと思いましたが、どの登場人物にも感情移入できず、途方に暮れたのを覚えています。理解するには若すぎたかもしれません。 [映画館(字幕)] 5点(2007-05-06 22:06:22) |
579. チャイルド・プレイ(1988)
存在は知っていたものの、敬遠して見ていなかったが、この度めでたく鑑賞。いやー、面白かったです。実に良くできていた。日常で可愛く思える人形も、状況次第では、恐ろしく見えるときがあるもの。アイデアの勝利。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-06 13:26:31)(良:1票) |
580. 火垂るの墓(1988)
子供たち、邪険にされても養ってもらっているのだから、言われたことをよく聞いて、きちんと守りなさい。 [地上波(邦画)] 0点(2007-05-06 13:18:12) |