41. おしゃれ泥棒
初めて観たラブ・コメだったせいか、警報センサーや鍵の場面ではわくわくしながら観た。 TV放映では、ピーターの吹き替えである中村正さんの声がすんごくマッチし、さらに楽しく感じた気がする。 ポスターにあるオードリーのあの白いお帽子は似合う人少ないじゃろなー、邦題そのままだわ。キュートなお掃除おばさんの格好まで観れ、得した気分。 7点(2003-06-14 09:22:32) |
42. 奇跡の人(1962)
ヘレンの心の開き方の変化を、手と表情が、わかりすぎるほどわからせてくれる。ナプキンを左右に落とすところで、私はいつもハンカチを用意します、でもお涙頂戴作品じゃない。「甘やかせない愛」を忘れている私たちが、泣いて、甘ったれた自分を省みるための作品だと思うのです。 9点(2003-06-07 22:47:53)(良:1票) |
43. 太陽がいっぱい
《ネタバレ》 TV放映はどこをカットして流したのかしら?と思うほど、この時代の映画ってダレたシーンが少ないんです。ストーリーを直接動かすわけではない場面(一人の市場、一人の食事シーン等)でさえ秀逸だと思います。それから、心から求め合ってるのではない二人を一人ずつしか映さないラブシーン、、、もうおフランスは憎いです。犯罪捜査については限りないツッコミが出てきますが、当時(リバイバルだけど)はそんなこと気にしてもポーンと流し、あんなに素敵なモーリス・ロネのことさえ忘れ、全女性(たぶん)が貧しく孤独なドロンの味方、ラストの笑顔には全女性(たぶん絶対)が心潰されたものです。 今観てもヨットのシーンにスピード感の目減りはないし、犯行後もずーっとドキドキできました、やっぱり名作。 でも今となればやっぱ杖がどうしても満点の決心を鈍らせる、昔は気がつかなかったなぁ。 9点(2003-06-03 21:29:42) |
44. 冒険者たち(1967)
♪レティシア~・・~アン、ドゥ、トロワ(ここしかわからん)・・思わず口笛している。 30年前に見たのになんで覚えてるんだろ、船上で数えてる宝物、上から見る城壁、シムカスの悲しい水葬には超感動したなあ、、。友人に「バンチェラがいい」と言われ、やられた、と思ったものです。 8点(2003-06-03 21:16:02) |
45. 男と女(1966)
《ネタバレ》 世界一カッコイイ子持ちヤモメと未亡人が、ええかっこしてます。映像と音楽、フランス語独白、コートの着こなし(何人もが茶系にそろえるこの自信)、思い出すだけでウットリ。彼の喜び勇む可愛さと、彼女の揺れがなんとも言えません。私は、「29ページ」と即答した女性のシーンが現実的でとても好きです、彼女のセリフ全部味方したい。ラブシーンのスタントを右に左に演じた犬ちゃんと、タイミング良く前に後ろに転ばされた坊やに+1点! この恋愛映画は以後、今だに、部分パクリされててとても嬉しくなります。 9点(2003-06-03 20:14:45) |
46. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 オープニングだけで胸いっぱい、ためいき。こんな時代からフランスって、、ファッション、インテリア、パステルカラー。愛し合っても二人の人生は・・泣きまくり、しかも、これでいいのだ型の元気をくれる恋愛王道反戦映画、「ひまわり」と涙競争します。//≪再鑑賞≫新作「シカゴ」の隣に並べ移され「クリスマス前よ、また泣けば?」パッケージのドヌーヴがささやく。で、またオープニングを数回観る、乳母車でもう泣いてる。。駅の写し方にまたまたうっとりしたり、美形ママの「雨から守る傘の品定め」に納得とか、双方お金と善人がセットかぁ~とか冷めかけたとこへ、ラストのこれでもかぁ!の雪と無表情と音楽の応酬。涙あふるるメロドラマのお手本です、爆泣きしたい熟女はこの時期に も一度ぜひ。 9点(2003-05-19 11:25:02) |