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poppoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 363
性別 女性
自己紹介 とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。
このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。

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41.  ジョニー・マッド・ドッグ
冒頭からものすごく衝撃的だ。 反政府軍の少年兵らが集落を襲撃し、暴力と略奪の限りを尽くす。まさに悪夢である。 狂犬のジョニ―と呼ばれる15歳の少年兵を中心に、映画と知って観ていても大変ストレスを覚える程の底なしの悲惨を手持ちカメラの映像は映し続ける。 彼らの暴力の犠牲者はもちろん悲惨だ。しかし、幼い時から親と離され、一切の情愛や教育の機会をはく奪され、戦うマシンとして生きるしかなかった彼ら少年兵の悲惨もただごとではない。 市民から奪ったブタに情が移ってしまって食べようとする仲間から必死で庇う少年兵のシーン。 押入った先の高校教師に「馬鹿にするな!俺は小学2年の時、3年の勉強をしていた!」と、銃を突きつけるシーン。 ラジオから流れるキング牧師の演説も知らず、国連や赤十字にさえ恫喝して見せる、彼らの幼さに度々胸が詰まる。 並行して描かれるもうひとつのストーリーは、彼らの暴力によって家族や生活を奪われる少女の姿。 弟や父を守ろうと奔走し、不幸の中で祈り、他者に手を差し伸べる。 この映画の中で唯一見出される「良心」として、彼女の美しさは際立っている。 国や地域を特定しなかった監督の意図は、これが「どこかで起きた物語」ではなく「今もどこかで繰り返されている出来事」であることを伝えるためだとか。 そして、出演者は皆、現地のオーデションで選出された「元少年兵」だそうだ。 かなりヘヴィな作品だが、この現実を映像で観る価値は十二分にある。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-15 18:57:26)
42.  パラレルライフ
並行理論ってのはいい着眼点だし、なかなか真相にたどり着かない展開も凝ってるっちゃあ凝ってるんだけど、後半からラストにかけてはもう漫画かっ!って言いたくなる突っ込みどころ満載。 いくらなんでもそんな薬あるかっていう(笑)
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-12 23:38:59)
43.  必死の逃亡者 《ネタバレ》 
ボギーの貫禄たっぷりの悪役が、にくったらしさ炸裂。 招かれざる客が去ったわが家に、新しい家族を招き入れるラストシーンが思いっきり洒落てる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-12 14:01:52)
44.  96時間 《ネタバレ》 
基本的に痛そうな映画はちょっと苦手なわたくし。 なんなら時代劇の殺陣でさえ斬られ役が可哀想になっちゃったりするくらい。 でも、なぜか本作のアクションシーンはまったく別物。 最もキライな拷問シーンでさえ「もっとやれ~~!」状態(←結果、もっとやる) なんの罪もない友だちの奥さんだって必要とあらば撃っちゃう(←マジ!?でも全然OK!) 娘の命を盾に取り引きを持ちかける最終ボスも秒殺でズドン(←最高!) 余計な苦悩や葛藤でもたつくシーンがまったくない、爽快で痛快なアクションがハマりにハマって悶絶状態。 この火事場の馬鹿力は全部、幸福な家庭を維持できなかった主人公の娘への償いであり愛なのだ。 本題に入る以前のシークエンスも、短い尺で、元妻や娘との微妙な関係を端的に表しているし、余計なことを描かないスタンスが徹底していて、テンポ良く物語が進むのが気持ち良い。 それでいて、ほんのワンセンテンスだけの少ない出番の出演者はみんな印象的である(←大抵すぐ死ぬけど) 演出の腕が冴えわたって、ラストでは気持ちよ~く感動できる。 しかもたったの93分でこのクオリティ!ホントに素晴らしい。 難しいこと抜きにスカッとしたい人には、ぜひ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-12 11:25:10)
45.  パニック・ルーム
フィンチャーの直球ストレートなサスペンスムービー。 凝った伏線なんかは全然ないんだけれど設定はピカイチだし、オープニング・ロールや家中を這いまわるカメラワークも面白い。 娘の病気やら、犯人の仲間割れやら、次から次へと起こる出来事が一切退屈させる暇を与えないけど、実は一番緊張したのはジョディ・フォスターのオシッコのシーンだったりもする。 ひねりやオチは一切ないけど、娯楽映画としては及第点の楽しさだと思う。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-11 09:41:12)
46.  処刑人II
前作を観た時、自分的にはそんなに高評価じゃなかったってのに、Ⅱも観ちゃうってことは、意外とハマってたのかもしれない(笑) 今作もマクナマス兄弟のバカっぷりは健在で、性懲りもなく映画ネタやロープを必要以上に使いたがったり、大事な場面で兄弟喧嘩もしちゃう。 銃撃戦は相変わらずカッコよくて痛快だし、前作のファンは十分楽しめたと思う。 しかし、いかんせん10年は長すぎて、さすがの兄弟もちょっと美貌に翳りがでたこと、それに何と言っても前作では主役を食う勢いだったウィレム・デフォーの穴は埋めがたく、その点がやや残念。
[映画館(字幕)] 7点(2011-09-11 00:17:33)
47.  ALWAYS 続・三丁目の夕日
ストーリーは前作と大きく変わらない予定調和であるが、大ヒットの続編として、様々な制約のあったなかでよくもここまで完成度の高い作品を作ってくれたと思う。 昭和30年代というのは、今と比べてそんなに良い時代だったのか?といえば全然そんなことはないハズだ。 今よりずっと不自由で、差別的で、貧しさゆえの犯罪だってずっと多かったに違いないのだ。 だから私は安易に昭和を「良き時代」にしてしまうことには非常に抵抗がある。 しかしそんな時代に、未来への希望を持って生きた人々と幸福の本質を描くことで、本作もまた普遍的な感動作になっている。 これでもかというくらいに詰め込まれたベタなストーリーの数々は、役者たちが生き生きと演じることで、決して白々しいものになっていないし、前作同様、小物からセットまで見事に再現された三丁目の風景は、もう会えないと思っていた大好きな人に再会できたような感動を与えてくれた。 今の時代はあのころに比べてずいぶん豊かだが、未来に希望が持ちにくくなっているのは事実だと思う。 それでも「今日の夕日はなんでこんなに綺麗なんだろう」と言える幸福はきっと身近なちいさなモノの中にあるんだろうと、素直にそう思えた。
[映画館(邦画)] 9点(2011-09-10 19:56:48)(良:2票)
48.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
これがこの世の不条理です、さぁいかがですか?皆さん。 と、一切の偽善や綺麗事を排し私たちに提示してみせた本作。 一人だけ正直に住所を告げたために、一生逃れられない程の心の傷を負うデイブは、ラストでは助かりたい一心でついた嘘が悲劇を招く。 夫を信じることができず最悪の決断を下し、結局は自分と息子を不幸に追いやったデイブの妻と、彼女を嘲笑するかのように見つめるジミーの妻、どちらも同じように愚かだが、二人の運命は決定的に違ってしまった。 そして、これをどう受け取るかはあなたの自由ですよ、と私たち観客に思考を委ねた曖昧な終わらせ方になっている。 もちろんスッキリしないけれど、だからこそいつまでも考え、頭に残すことができる、味わい深い作品ではないかと思う。 (本作を政治映画と捉える方も多く、なるほどなぁと、感心したりしている) 一見地味な作品だけれど、美術は細部にわたって完璧であり、シンプルだけれど大変美しく非常に重厚な映像にも感動した。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-10 15:04:59)
49.  インセプション
朝目覚めて「もっと続きが見たい」と思ったり、「目覚めて良かった~」とホッとしたり、そんな経験は誰にでもあるだろう。 そんな身近なモノを主軸に、これだけのビジュアルクオリティーとしっかりした構成の物語で魅せてくれれば、娯楽作品としては拍手ものでしょう。非常に独創的。 ただ、夢の世界(層によって時間の経過が違うとか、夢と自覚すると周囲(投影)の態度が変わる)とか、目覚める時のルールとか、どうしてもこの“新世界”を理解するための説明と、SFとして成立させるための理屈っぽい台詞が多くなってしまうのがこの手の映画のネックかもしれない。 私的にはミッションの遂行よりも、夢の世界で生きたいと願うコブの妻の、これが現実だと誰が言い切れるのか?という問いかけが心に響いてしまった。 物議を醸しているラストシーンも含め、想像力をかき立てられる刺激的な作品だったと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-09 23:17:25)
50.  追想(1975)
前半は、敵味方関係なく負傷者を匿う誠実な医師であった主人公が、最愛の妻子をドイツ軍に殺されたことで冷血な復讐の鬼と化すというギャップが凄まじい。 いくら散弾銃を手にしたところで、小太りで丸メガネの男が鍛え抜かれた十数名のドイツ兵相手にどう戦うのかと思ったが、ドイツ兵が占拠した城は、彼の生まれ育った場所。 村に通じる橋げたを外し、地下通路や隠し扉や抜け道、知りぬいた城の隅々を利用して敵を一人ずつ倒していく。 そうしてドイツ軍を追い詰めていく中、城のそこここが妻や娘との思い出に繋がり、彼はその追想と共に闘う。 この追想シーンのロミー・シュナイダーが、大変魅惑的で美しく、戦闘シーンの凄惨さが強調される。 深く印象に残る秀作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-09 14:52:11)(良:1票)
51.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版
多少の不自然は強引に押し切って、何回も「あの時ああしていたら…」を見せてくれるサービス精神あふれる作品。 なので、速い展開にぐいぐい引き込まれてあっという間の2時間だけれど、物語には決定的に重みがない。 だって、そもそも主人公は最初の人生でもう既にケイリーのことは忘れて大学生活を謳歌しちゃってるわけだし、現在に戻るたびに二人はくっついたり離れたりを繰り返している。 ここで、何回やり直してもどうしても恋に落ちちゃうくらいの、深い結びつきがあればラストがコピー通り「映画史上最も切ない」となったと思うんだけどなぁ。 もちろん、カオス理論なんて難しいハナシを持ち出すまでもなく、人の一生ってのは、家族や友人や恋人との繋がりと影響に大きく左右されるものであるということに異論はありませんし、そういう意味では大変楽しめました。 ところで、同じ境遇に置かれているお父さんを助けることはムリだったんだろうか?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-08 23:02:18)(笑:1票) (良:1票)
52.  ボーン・アイデンティティー
マット・デイモンが知的なアクションヒーローを好演。 暗殺計画失敗の理由も、あの好青年のマット・デイモンならあるかも?と思わせる。 記憶を無くしたスパイという、なさそうでありがちなこのお話し、やたらド派手にしなかったことで、そこはかとなくリアリティさえ滲んでくるような気もする。
[DVD(字幕)] 7点(2011-09-08 20:16:53)
53.  マリと子犬の物語
夏休みに子どもが喜びそうな映画でも…と思って内容も知らずにレンタルしたら、甥っ子やら姪っ子に号泣され、我が家は一時阿鼻叫喚のパニック状態に・・・。 よく内容を吟味してから借りなくちゃダメですね。 しかし、一番堪えちゃうのは無類の犬好きな私だったりする。 実話なんですもん。
[DVD(邦画)] 6点(2011-09-08 19:36:15)
54.  ユージュアル・サスペクツ
確かにあざやかなラストだし、すごく面白かったんだけど、騙され方が腑に落ちなかった記憶があります(公開当時)。 えーと・・・ 「タロウくんとハナコさんがそれぞれ2個ずつリンゴを持っていました。リンゴは合わせていくつになるでしょう?」 「4個」 「ハズレ!実はタロウくんのポケットにもう1個入ってました♪」みたいな。
[DVD(字幕)] 6点(2011-09-08 19:30:20)(良:1票)
55.  ヒーローショー
これはもう、すごいモン観ちゃった!というのが偽らざる感想。 まず主演したジャルジャルのふたりがバカいい。 干しシイタケを戻すだけのシーンに半日かかったという福徳は変に役者面せず等身大で演じれば(とは言っても彼の実像は押しも押されもせぬお笑いエリートなのだ)、相方の後藤は半端な役者じゃ敵わないほどの、オーラがあった。 前半の暴力シーンでは、暴力を振るう側の怯えや覚悟のなさ、集団心理なんかも細かく描かれていて、暴力行為そのものよりも普通の人の罠としてのそれが恐ろしさをかき立てる。 後半の展開は失速と見る向きも多いようだが、こここそが今の若者の空疎な空気感を醸していて良かったように思う。 届かなそうなでっかい夢を掲げることで現実から逃避する福徳と、地方や家庭からくる閉塞や、好きな女との一筋縄ではいかない未来から、おとぎ話のような将来を夢想する後藤の行き詰まり感がよく出ていて切なさを感じた。 昔の若者ならもっと無軌道や無鉄砲にもなれたのかもしれないけれど、開き直りにも似た無気力が彼らを支配しているのは紛れもなく今の時代感だ。 もちろんこのお話し、これで終わるハズもなく、解釈の余地が様々にあるラストシーンに繋がる。 この映画を観て誰もが連想する類似事件(被害者を生き埋めにした集団暴行殺人事件)の主犯は死刑が確定している。 決して特別じゃない人間の日常の中に、ぽっかり口をあけて構えている悲惨がきっちり描かれているのだ。 人は簡単に「生き直し」なんかできやしない。せめて「自分の命」なんかより大事なもんを見つけろや、と、そんなメッセージが聞こえてきた気がする。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2011-09-08 00:53:51)(良:3票)
56.  告白(2010)
ずいぶん前のことだが、かなり人気だという寿司屋に行った。 超高級素材しか使わないというその店で出てきた三貫の中トロは軽くあぶって、それぞれ違う味のたれが塗ってあった。 私は心底わさびと醤油で食べたかったのだが、それは好みの問題だろう。 本作では、お得意のギトギトカラーは影を潜め、抑え気味の演出ではあるものの、相変わらず全部のカットの映像は厭らしいまでに凝っており、スゴイとは思うのだが、やっぱり好きになれないのはそれと同じ理由だと思う。 また、原作は新刊が出てすぐに読んだが、「嫌われ松子」の時とは違って、かなりそのテイストを尊重しているようにも思える。 それは私が原作の「嫌われ松子」を溺愛しており、本作「告白」はあまり好みでなかったせいも多分にあるかもしれず、これもやっぱり好みの問題なのだ。 というわけで、とりあえずは及第点。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-09-05 19:33:35)
57.  人生万歳!
ウディ・アレン節炸裂、抱腹絶倒のパワフルコメディ。 この映画をべた褒めしたら、ちょっと色んな意味でひかれるかもしれないけれど、とにかくわたしは大好き。 変化を恐れず、苦難を笑い飛ばし、強引にハッピーを手に入れる登場人物達の清々しさに、おおいに励まされた。 75歳の巨匠はまだまだ健在である
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-05 12:41:21)
58.  デンジャラス・ビューティー
サンドラ・ブロックの魅力炸裂。 ブタ鼻笑いがこんなにキュートな女優って他にいるかしら?ってくらいハマってました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-04 12:59:38)
59.  運命のボタン
まぁ…ワンアイデアムービーにはありがちなんだろうけど、とっ散らかっちゃったお話に収拾がつかず、中盤以降完全に失速状態。 家族の障害>他人の死というエゴを描きたかったのかもしれないけれど、こんなに持って回った言いまわしせんでももっとシンプルにできなかったのか??と、正直誰もが思うんじゃないだろうか。 っていうか「あなたの知らない誰かが世界のどこかで死ぬ」という状況というのは、現実に我々の責任の元、毎日起きていることなのであって、それを否定するにはちょっと物語を矮小化しすぎ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-09-04 09:43:34)
60.  レクイエム(2009)
被害者家族と加害者の33年に及ぶ苦悩と葛藤の人生を、派手なアクションもなく、淡々と振りかえる。 当時のアイルランド情勢には詳しくないのだけれど、ジョーズのポスターが貼ってあったりして、ああ、あの頃なのか…と身近に思わせたりする演出があったりする。 忌わしい過去と決別することで、生きている人の魂もまた慰撫されるという深いテーマの物語だ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-03 13:19:51)
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