41. ザ・エージェント
キャメロン・クロウの脚本が良い。 何たって最後が良い。 そして、この頃のレニー・ゼルウィガーはキュートだ。 6点(2004-06-14 00:49:53) |
42. ダイ・ハード2
前作を超えるのは難しいだろうけど、それにしても内容的に弱い。 それと、スケール感に頼りすぎて、逆に失敗しているのだ。 いや、逆だ。人物と事象の空間的位置づけの表現力が乏しいために、空港と言う横広スケールで起きている事件が掴みづらいのだ。 レニー・ハーリンじゃ無理だ。 6点(2004-06-14 00:34:16)(良:1票) |
43. ベイブ/都会へ行く
技術は1作目同様大したモノである。 内容的には、少し冗長な気がする。 脚本は、やはり1作目の方が、シンプルでまとまりもあって良く出来ていた。 今回はホゲット婦人がメインで、ホゲット氏がちょこっとしか出てこなかったのも寂しい。 6点(2004-06-13 21:43:16) |
44. アポロ13
この手のドキュメンタリー作品は内容が凄ければ凄いほど、適度なナレーションと再現フィルム、実写で構成されたドキュメンタリー番組の演出にはかなわない。 本作以前に鑑賞したTV用に作られたアメリカの再現ドキュメンタリードラマの方がより緊迫感があって度肝を抜かれた。 劇場作品としては上出来ではないでしょうか? ロン・ハワードは相変わらずソツがない。アメグラの味のある青年は役者よりもディレクターとしてアメリカ映画界に貢献している。 6点(2004-05-07 00:17:14) |
45. RONIN
ヨーロッパの匂いがプンプンする中で、大っ嫌いなデ・ニーロが、とても映えて見えた素晴らしい作品。 デ・ニーロにはアメリカよりもヨーロッパが良く似合う。 6点(2004-05-04 20:35:59) |
46. マスク(1994)
非常にコミカル、まるで「マンガ」が実体化した作品である。 「『マンガ』を実写化すると、こうなるぞ!」というのを本当にやった所にこの作品の意義があると思う。 これの全く逆をやっていたのが、ロバート・ゼメキスの「ロジャー・ラビット」。 2作品を照らし合わせると非常に面白い。 6点(2004-05-04 20:09:08) |
47. ディアボロス/悪魔の扉
難しい映画である。 焦点次第で評価が良くも悪くもどちらにでも転び得る作品です。 この撮り方は凄いかも。 ただどこかで観たことのある撮り方に思う。思い出せないけれど…。 後、この時のシャーリーズ・セロンは良いなぁ。うん、良い。 6点(2004-05-04 19:38:27) |
48. GODZILLA ゴジラ(1998)
CGIはもはや文句の付けようがない。 ベビーゴジラをうようよ登場させるくだりもモンスターモノの展開としてはGOODである。 惜しむらくは、スピルバーグとマイケル・クライトンが先に、「ロストワールド ~ジュラシックパーク~」で、ティラノサウルスに街を闊歩させてしまったがために、ゴジラと摩天楼の画に新鮮味を与えることができなかった。本作は製作のタイミングを完全に誤ったかもしれない。 6点(2004-05-04 18:51:11) |
49. エスケープ・フロム・L.A.
ジョン・カーペンターの「ニューヨーク1997」の続編というよりも別バージョンリメイク。 「ニューヨーク・・・」と比較すると設定面やスネイクを演じるカート・ラッセルがそれなりに年を取っていることなどから、本作の方が見劣りするのだが、同じキャストで自作のリメイクというのはカーペンターの遊びに違いない。だから「ニューヨーク・・・」の方が作品的にも上に感じるのは仕方がない。なんたって、あの設定のインパクトも違えば、カート・ラッセルの若さも違う。 6点(2004-05-04 18:30:52) |
50. 逃亡者(1993)
この作品は、往年のアメリカのTVドラマの焼き直し(観たことは無い)であるが、 大筋の醍醐味は、やはり、連続モノで見てこそハラハラドキドキ感がボルテージアップして行く物と思われる。 2時間以内にまとめあげても本来の面白みは再現できなかったことであろうと、推察する。 5点(2004-06-13 22:07:38) |
51. ギルバート・グレイプ
ジョニー・デップはうまい。本作では抑えた演技で味を出している。 驚いたのは、若き日のディカプリオ。 この作品で観る限り、彼は十分、演技派俳優である。 一回観たら充分だが。 5点(2004-06-13 21:55:26) |
52. エグゼクティブ・デシジョン
全体的には佳作と言った所。 ただ部分的に、良いシーンがある。 主演作では、いつも無敵のセガール。 そのセガールの扱いにもビックリした。 5点(2004-06-06 18:02:18) |
53. ライアー
ユージュアル・サスペクツと少し似た雰囲気を持った作品であるが、脚本はこちらの方が完成度が高いような気がする。 サスペンスとして充分見ごたえのある内容で、最後まで誰が偽証していて誰が真実を語っているのか翻弄される。 5点(2004-05-04 20:23:55) |
54. マッド・シティ
最初はコミカル、そしてシニカルになって、最後は…。そうなるの?というエンディング。 しかし、この作品、かなりの風刺を利かせている。 ただこのクライマックスは、個人的には好きではない。 予想外であったのと、そういう流れは好きではないという趣味の問題だからである。 作品の完成度が悪いわけでは決してないし、ダスティン・ホフマンとジョン・トラボルタの演技もピカイチである。 だが、点数にはストーリーの好き嫌いが反映してしまった。かの名作「Z」のガブラス監督の作品だけに、期待してしまった。 5点(2004-05-04 20:13:34) |
55. マークスの山
描き出そうとしている色合いはかなり検討しているが、2時間という尺度に詰め込んでしまっているため、人物描写の欠如、途切れ途切れ気味の脚本、ずさんなつなぎ方が目立つ。 これにより、ストーリーが大雑把に飛躍してしまっている個所が多々見られる。 この失敗がどこにあるかというと、原作の色合いや内容を忠実に描こうとして、返って描ききれずに全てにおいて中途半端になってしまっている点である。 原作と脚本の流れが大きく変わっている作品ではないので、内容面の欠落点は原作を読んでいれば補完できる。 ただ本を読んで見ると荒が尚も見えてしまうので、不鮮明な意味合いを残しつつも本を読まずに観た方が賢明かもしれない。小説からはかなり衝撃を受けられるのだが…。 残念な作品となってしまっている。 ---------追記------------------ しばらく経って、原作の内容自体を忘れてしまって、観たら、こんな内容だったかなぁ?と 本で読んだはずの本質の部分が全く伝わってこなかった。 やっぱり、映画版は大事な部分が欠落しているようだ。 [ビデオ(邦画)] 5点(2004-05-04 20:04:53) |
56. 交渉人(1998)
前評判ほどでは無いにしろ、面白い作品であるのは、間違い無い。 しかし、「交渉人」というタイトルの割りには、交渉シーンが物足りないかも。 ルメットの「未知への飛行(FAIL SAFE)」のホットラインのシーンのように、長くて緊迫感のある交渉シーンを期待していただけに残念。 あの手の脚本を書ける人は、現代映画界には、そうそういないのかもしれない。 5点(2004-05-04 18:48:05) |
57. エアフォース・ワン
空飛ぶ「ナカトミビル」、空の「ダイハード」と言う印象を受けた作品。 内容的には佳作であろうが、この手の作品もアイデア不足か、公開当時で既に、目新しさを感じなかった。 可も無く不可も無くと言ったところ。 だいたいテロモノのアクション作品と来ると既に「ダイハード」を彷彿とさせてしまうのは、いた仕方ないところか。 5点(2004-05-02 12:43:02) |
58. 追跡者(1998)
キャストが逃亡者の時のお馴染みの面々という見せ所だけか。 逃亡者の方が娯楽作としてはいくらか上。凌駕できなかった。 それにとにかくニューマンが可愛そうだ。 4点(2004-06-14 01:00:43)(良:1票) |
59. コン・エアー
やっぱり、この手は食傷ぎみ。 鑑賞当時、もうアイデア無いんだったら、やめたら良いのにと真剣に思った。 後、この主役の冴えないオッサンは誰だ?とも。 ニコラス・ケイジは本当に冴えないオッサン役が一番似合う。 元来主役張る玉じゃないよ。この人。 4点(2004-06-14 00:46:37)(良:1票) |
60. スニーカーズ
TVドラマの「スパイ大作戦」や、映画「黄金の七人」よろしく、頭脳集団の映画だと聞いてワクワクしながら観たが期待したほどのモノではなかった。大はずれ。 4点(2004-06-13 11:47:16) |