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matanさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 112
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自己紹介 映画好きで、月4本ぐらい見ています。レンタルビデオは何本も見ていますが、好きなジャンルは全部になります。ですから何でも見ます。良いと思うかどうかで判断しています。

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41.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
この映画は、映画館で見ていたのだが、レンタルが出て改めてまた見た。予想が出来る内容とはいえ、子供をなくし、人生に希望をなくした女性が立ち上がっていくさまは感動を覚える。クルーニーが突然でてきたのは、彼女の奥底にある心の声を宇宙という空間で、幻として表現したものだと私は理解した。人間として、生をまっとうすることの意義の中で、途方にくれようが、この宇宙への旅を楽しまないといけない。ただ生きているのではなく、生きたいと願い、楽しみたいと思う事が重要なのだ。ただ、実際問題、宇宙ステーションをロシアが自爆した影響を予測できなかったNASAはオオバカヤロウだ。しかし、これがないと物語は始まらない。
[映画館(字幕)] 8点(2014-04-26 18:12:44)
42.  メランコリア 《ネタバレ》 
メランコリアがうつ病とは知らないで見ました。後で知って、なるほどと思える作品です。背景にある地球滅亡というのは、実は私も持っている感覚です。最近の異常気象、地球温暖化、金持ちしかやっていない株式投資などのマネーゲームでおかしくなり、そこに貧乏人も払っている税金で救済し、経済がおかしくなり、年金などのなくなっては困るお金をギャンブルし、発展途上国が次々と発展してきて、地球をどんどん汚します。しかし、これを止める手だてがありません。なぜなら、それを私たち先進国がやってきたことだからです。なんという憂鬱なことでしょう。ただ、地球があのように滅亡するとは思っていません。人類が滅亡するだけなのです。そう、恐竜のように。地球のガイア論がありますが、私はそれも信じています。地球が息をとめるか、寒くするだけでほとんどの動物が死にます。それをしそうだと思っているのです。私もうつ病かもしれません。
[映画館(字幕)] 8点(2012-05-20 15:15:48)(良:1票)
43.  宇宙兄弟 《ネタバレ》 
マンガ未読。しかし、映画を見た後で、空気がなくなる場面まで読みました。やはり、マンガの方が数段上でした。しかし、映画として親切に作ったのだろうと思います。例えば、試験管が年をとっていないところや、暗闇に入ると寒さでこごえるのは違和感がありました。しかし、地球の大画面は感動的で、出来れば、上にあがって助かる場面をちゃんと作ってほしかったです。そこで、黒人の男性が、「ヒビト、お前の足は折れているじゃないか。こんな足で。。。」と言って涙をぼろぼろする場面が見たかったです。このマンガの作者の宇宙への半端ないあこがれは、あまり伝わってきませんでした。そして、お兄ちゃんこそ宇宙に行くべき天才であることが描かれていません。しかも、それを弟のヒビトは知っているのです。1つの兄弟愛として、マンガは描かれています。映画はちょっと難しかったのでしょう。脚本家に頼りすぎです。映画監督の力量が試される映画でした。
[映画館(邦画)] 7点(2012-05-17 21:36:56)
44.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 《ネタバレ》 
今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。
[映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54)(良:4票)
45.  スカイライン-征服- 《ネタバレ》 
この映画の作者はきっと、永井豪の「魔王ダンテ」を見ているに違いない。そう思った。何を描きたくてやったのかを考えて見ると、ただ単純に圧倒的に強いエイリアンにやられたらという設定で見せたかったのだろう。気持ちは解る。征服される側はこのように圧倒的な力にやられるからだ。肯定も否定もしていない。ただそういう物だということだ。きっと、金も地位も全然役に立たない事や愛だけはとても強い事を描きたかったのだろうと思うが、ちょっと下手だと思った。本当は最後の場面を最初にもってきて、彼が魔王ダンテのように戦っていたら、面白かったと思う。エイリアンが何を食べているのかがよくわからなかったが、最初人間を食べていると思っていた。しかし違うようだ。脳みそだけを拝借しているようだった。人間を改造して将棋のように相手の駒を新戦力として使ったら、それは強い。あっという間に大群を作れるからだ。「第9地区」も占領するところで自分のクローンを作っていた。ただ、逃げる時に海に逃げようと考えているのは納得出来ない。あんな敵を前にしたら、ゴキブリのように逃げることを普通は考えるはずだ。つまり、地下に向かうはずだ。相手は明るさを武器にしているのだから、ますます地下の方が良いと考えていた。
[映画館(字幕)] 7点(2011-07-04 11:32:25)
46.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
私は映画が好きだ。そこで自分でもシナリオを書いておこうとした事があった。内容は頭にあった。しかし、文才の問題もあったが、書けなかった。最大の理由は悪人の気持ちになってストーリーを書くのがどうしても嫌だったのだ。その時気が付いた。スティーブンキングがなぜあれほどおぞましいストーリーを書けるのに、美しい話も書けるのか。また、作家の人は自殺している人が多いのも納得した。芥川龍之介など日本人でも多い。あ、そうか。実はスターウォーズのダースベーダは作者自身であり、ハリーポッターのあの名前を言ってはいけない人は作者自身だということを。芸術家は、善と悪の対比を描く事が多い。つまり、悪と向かい合う時間が彼女のように苦しめるのだ。因果な商売だ。私には絶対に出来ない。ちなみに、完全な悪人にもできなし、完全な善人にも出来ない。もちろんキリスト様などの人たちにも出来ない。そんな事を考えながら見た映画だった。
[映画館(字幕)] 7点(2011-06-27 08:48:52)
47.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 
期待して行ってみたが、それほどでもなかったというのが正直な感想だ。エイリアンがかかわる必要性を感じない。それよりもお化けか何かの方がよかったように思える。ダコタファニングの妹は、とても魅力的だ。昔のファンタンゴと共通するものを感じた。エルファニングが成長したら、ファンタンゴで出てきた女性になるのではと思えるぐらい魅力的だった。将来が楽しみだ。エイリアンが人間と意志疎通が出来ることをもっと丁寧に描くべきだろう。それに、人間を食しているのかわからなかった。食しているなら、もっと怖いはずだ。ETのように描くならもっとエイリアンと交流する場面を作らないと感情移入はとても出来ない。どうも子供向けに作って、過激にしないように配慮した感がある。おしい映画といえる。
[映画館(字幕)] 6点(2011-06-27 08:31:42)
48.  もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 《ネタバレ》 
AKB48の総選挙もあったし、見てみようと思い、ブラックスワンではなくこちらを選択しました。この映画を見ていて思ったのは、前田敦子という女優の事です。彼女は総選挙で1位になった時、自分を嫌いでもAKBを嫌いにならないでほしいと言っていました。しかし、私は彼女に言いたい、万人に好かれる人などいないという事を。そして、あっちゃんを好きで好きでたまらないファンは大勢いて、その人たちを大切にしてほしいと思う。この映画でも、もっともっと彼女を魅力的に描く方がよかったように思う。例えば、ず~と寄っていって、アップにする場面を多用するとか(画面いっぱいの笑顔、驚いた時の顔、怒った時の顔など)。親友が死を迎える時、アップの顔で涙がボロボロこぼれる演技をするとか、彼女に恋をする少年が出てくるとか、あっちゃんの為の映画と言って良いものを作る方がずっと良いように思えた。ローマの休日がヘップバーンの為の映画だったように、あっちゃんの為の映画という物で良いように思う。その方が大ヒットすると思う。今後、彼女が少女から女に変身するような映画が撮られたら、その映画は名作になるに違いないとひそかに期待するできばえだった。今後に期待したい。
[映画館(邦画)] 7点(2011-06-12 03:50:13)
49.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
最初はこの映画を見ようとは思ってもいなかった。しかし、ダイアン・クルーガーが出ていることがわかり、見ることにした。私は彼女のファンなので仕方がない。内容は、この作品に奥行きが全然ないところがダメだ。まるで、「ナイトミュージアム」のように思いつきで作った作品のように思える。ここからは、完全にネタばらしになるので、映画に行く人は見ないでほしい。まずは、主人公は暗殺者だ。しかも、偽装の妻との仲だけ思い出し、今まで自分は何者だったのか全然思い出せない。(しかしそんな都合のよい記憶喪失ってありか?)そして、その妻に直接話に行くと、自分になりすましている男といざこざが起こる。しかし、待ってほしい。同じ組織の人間なのだから、君のかわりに別の人を立てたと言えばすむ話だ。それが、いつのまにかその主人公まで暗殺されそうになる。また、主人公にかかわっていく看護婦さんや看護婦さんから紹介された元秘密警察の人まで殺されそうになる。もちろん、ダイアンもそうだ。これらが、思いつきでやっているとしか思えない。殺す理由がダメなのだ。また、自分が何者かわかった後に、なぜ王子や学者を助けるのか。それも理由がない。もしくはとても弱い。この映画は時系列や描写の仕方が巧妙で本筋がぼやけるが、よく考えてみると駄作だということがよくわかる。内容が全然だめなのだ。しかし、ダイアンの演技はよかった。出来れば彼女の魅力をもっと出せる映画になっていればプラス2点しても良いと思った。
[映画館(字幕)] 6点(2011-05-15 20:26:47)
50.  エンジェル ウォーズ 《ネタバレ》 
この映画を見て最初思ったのは、「ロッキーホラーショー」を思い出した事だ。そして、彼女が冒頭でクイをやられそうになったような展開は、まさしく「未来世紀ブラジル」を思い出した。最初、エンジェルみたいな少女が魔物と戦う話だと思って入ったが、全然違った。心の中を描いたとても難しい話だった。こういう映画は、観客を選ぶと思う。私は嫌いではない。ただし、やっぱりセクシーダンスはちゃんと見たかったし、たぶん母親も殺したであろう継父(妹を殺し、その罪を主人公に負わせた)をなんとかしてほしかったと思う。ただ、監督は「世の中はこんな風に理不尽な事ばかりさ」と言いたかったのだろう。それよりも誰かの為に戦う勇気を持つことが重要だと思っているのだろう。僕なら、やっぱり「ロッキーホラーショー」くらいのエロさを演出するし、助かった彼女に女忍者ばりの活躍をさせて、継父を抹殺してほしかった。確かに、この映画の邦題は間違っていると思う。僕なら「未来世紀ジャパン」かな?
[映画館(吹替)] 8点(2011-05-05 07:54:50)
51.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
雰囲気は当時のイギリスを彷彿させるものがあり、評価できると思います。ただし、もうちょっとだと思うのです。女優とのからみも、もうちょっとだし、謎解きももうちょっとだし、悪役がなぜあんなに大量虐殺しようとしたのかももうちょっとだし、とても惜しい映画だと思いました。シャーロックホームズの新しい形は見せられたと思うので、これはいいと思います。私ならやっぱり、悪役との知恵比べを絶対にやります。勝ったり負けたりすることが大切です。やっぱり、知恵比べプラス、「憎しみ」対「愛」の戦いもおりまぜてやるべきです。
[DVD(字幕)] 7点(2011-03-23 09:40:30)
52.  魔法使いの弟子 《ネタバレ》 
震災の時期に、TVは見る物がないのでこの映画をレンタルで見ました。ただ、被害に会われた方々には心より無事を祈ります。また、私の出来る事はなんでもよろうと決心しました。ただ、映画は別物なのでコメントします。この映画は、なんかとても惜しいのです。設定はとてもいいのですが、魔法もなんかカメハメハみたいで、それはないだろうと思っていました。現代の科学をプラスして戦っているのでしょうが、なんでプラスになるのかさっぱりです。それに指輪の力がなくても急に戦えるようになるのも、不親切です。力関係も微妙です。大魔法師の弟子が3人なのに、なぜ、その3人が平等の力を持っていないのか?不思議です。また、その大魔法師の力を受け継いでいる少年がカメハメハだけではちょっとダメでしょう。それに最後は、続編があるぞ~という終わり方はいい加減やめてほしいところです。題材はいいのに、かなり惜しい映画だと本当に思いました。「千と千尋の神隠し」のように少年の成長がきちんと描かれていたら、もっとよかったのにと思います。最後に、被災者たちにこういう映画を是非みせてやりたいと思います。娯楽がないのはよくないからです。ただ、今は生きるか死ぬかの瀬戸際なのでそんな事は言っていられないと思います。ただ心配なのは心の問題です。あまりにも大きな心の傷をどうやって癒せばいいのか、私にもわかりません。映画が役に立つことを願っています。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-21 10:57:50)
53.  ザ・タウン 《ネタバレ》 
この映画を見て感じたことをつれづれなるままに書こうと思う。まずは、世相を反映していると感じた。銀行強盗は大犯罪である。しかし、花屋の親分の方がずいぶん悪人であり、FBIには本当の正義は感じない。ある人が、封建社会や格差社会において一番てっとり早いやり方が強盗であり、盗みであると言っていたが、なるほどと思った。今の世の中は、資本主義であり民主主義である。しかし、どうも格差社会であり、親の職業を継ぐ若者が多い。そういえば、政治家も2世、3世議員が多い。あれ、これっていつかあった時代の事のように思えるのは私だけだろうか? そう、私は、社会主義は崩壊したが、実は資本主義も崩壊してきていると思っている。米国の大統領は、貧乏人のお金も入っている税金で金持ちの資産を運営している会社を助け、その会社の役員の報酬が億という単位をもらっている。また、懲りずに金融商品を作っている。今の穀物品上昇もそれらのあおりをくっている。刑務所を出てきた友人が、銀行強盗しかやることがないことを言っていた。今の世の中はそういう世の中なのだと思いながら見ていた。
[映画館(字幕)] 8点(2011-02-19 21:58:45)
54.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 
映画館に行きそびれてDVDで鑑賞しました。納得の内容です。アニメは何かを暗示している場合が多々あり、ちょっと考えてみました。まずは、理解しあえない敵同士。そして、共通の巨大な敵があることに気が付き、手を結ぶことになる。これは一種、デープインパクトも同じ手法を取っていると思います。世界中には理解しあえない敵同士はいくつも存在します。イスラエルとアラブ社会。北朝鮮と韓国。アメリカとアルカイダ。そして、世の中に共通の巨大な敵は存在するのでしょうか? 私はこれが、地球温暖化による人類滅亡だと思うのですが、それに気がつかないと手は結べないでしょうね。
[DVD(字幕)] 9点(2010-12-26 03:15:08)
55.  ロビン・フッド(2010) 《ネタバレ》 
この映画の良いと思った所は、出来るだけその当時の風景を出そうと心がけているところだと思った。とても質素なのだ。これが一番気に入った。また、私は歴史が好きだが、歴史で大事な事はその当時の様子を想像することだ。今と同じ人口のわけがなく、地面はもちろんアスファルトはなく、もっともっと動物達がいた大自然がすぐ近くにあったはずだ。この映画での感銘は、自由憲章のことだ。フランスはフランス革命により、王や貴族達をギロチンにかけて自由を手にした。しかし、その後で出来た政府が、今の民主党のようにドロドロになってしまった。それを見ていたイギリスは、王、王妃、貴族達を残し自由憲章へとすすむ。国民の自由というのは、簡単に手に入ったのではない。権力を持っている人間がそれを手放さないからだ。今回の映画でも王は、ロビンフットに嫉妬し、約束は破られた。しかし、その後に自由憲章は成就することになる。日本も坂本龍馬たちが頑張り、第2次世界大戦の後にアメリカに与えられた平和憲法があり、仮の民主主義が日本にはある。中国は未だに国民に自由はない。この監督のお手伝いさんの1人に確か日本人がいたことがあり、彼女が本を出している。(とてもお勧めです。変なイギリス人?)彼女から坂本龍馬という英雄を聞いて、イギリスにもロブンフットの話があるという会話をしたのではないかと思いながら見ていました。(ロビンフットという実在の人はおらず、色々な伝説が融合されて作られたと聞いています。)  
[映画館(字幕)] 8点(2010-12-14 13:56:39)(笑:1票) (良:1票)
56.  ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 《ネタバレ》 
最近気が付いたのだが、ヴォルデモートという名前である。私はサッカーファンなので、トットナムに入ったファンデルファールトという選手を知っている。中継をみていて、イギリス人の解説者が彼を「ヴァンデヴォー」と言っていたのだ。私たち日本人は、外国語のニュアンスと音感を大切にする文化がある。これにカタカナがぴったりであり、すばらしい。しかし、ほとんど同じローマ字を使うヨーロッパでは自分達の発音を使う。だから、ファンデルファールトは、「ヴァンデヴォー」なのだ。だから、ヴォルデモートは、本当は「ファンデルモールト」だと思えるのだ。つまり、オランダ系イギリス人という事だとわかったのだ。昔、アメリカに語学留学した時、カナダ人(フランス語をメインにしていた)と親しくなった。彼があるとき、アイ・アム・アングリーとしきりに言ったのだ。何に怒っているのだろうと思っていたが、なんの事はない hungry をアングリーと発音していたのだ。(フランス語では先頭のHは発音しない!)だから、彼は「腹減った!」といっていたのだ。ところで、今回のハリーポッター。私はダークさは嫌いではない。もっとドロドロしていても良いと思ったほどだ。次のような展開を期待したが、子供向けのハリーではちょっと無理か? ハリーとハーマイオニーはダンスの後、熱いキスをし、お互いを求めるようにSEXをする。彼女がいくときに、思わず小さい声で「ロン...」と言ってしまう。この声をハリーはしっかりと聴いていた。しかし、何も言わず眠りにつく。しかし、その声をロンはある酒場で聴いていた。純愛と現実主義(感じやすい体や生理など)にゆれる女心、それらをするどく描く作品になっていたら言うことはなかった。
[映画館(字幕)] 8点(2010-11-25 20:46:20)
57.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 
あるサイトの評論家の評価が95点/100点だったので見に行きました。しかし、期待はずれでした。そこまで良い作品とはとても思えないのです。トムクルーズのスパイものはいままでも多いし、それらを凌駕していればいいのだけれどそうとも言えない。つまり、思った通りの内容だけと言えるのです。ただ、作品的には良い作品だと思います。しかし、驚きはないのです。今まで一本もトムクルーズの作品を見たこともない人が見ると感想も違うと思いますが、トップガンから見続けているファンとしてはかなりもの足りないのです。ラストサムライの方がよりチャレンジブルだったと思えます。次回作に期待することにします。
[映画館(字幕)] 6点(2010-10-26 04:53:30)
58.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
3Dで見ました。「バイオハザード」をゲームからやっている者としては、とても満足いくものではありませんでした。ただ、映像的にはキレイだったのでこの点数を付けました。しかし、シナリオは雰囲気で作っているとしか思えません。何が何だか説明がなさすぎます。しかも、内容が浅い。それに、せっかく「Heroes」のSexy女優(クレア)を使っているのに全然Sexyじゃありません。最後には「ギャラクティカ」のSexy女優まで出てくるのに全然期待できません。  東京であれだけ大きな爆発があったのに、空中じゃショボイし、パラシュートで逃げているし、あのTウィルスを打っている男が何なのかさっぱりだし、クローンのアリスは何人いるのか?(東京で全滅したのかな?)アリスも注射一本で、あれだけ超人的になっていたのにその能力はなくなるし、巨人は弱いし、本当にさんざんです。  よくもこんな子供だましの「バイオハザード」を作ったものだと思いました。観客をなめているとしか思えません。次回は映画館へ見にいきません。(でもDVDは見ます。)  ちなみに私なら、あの赤いクモみたいなバッチを胸にさされたら、女性の場合、両乳首へ神経が伸びていき勃起させます。そして性的に興奮させ、脳を支配します。男性の場合は、下に伸びていき勃起させます。そして、それをはずすと性的衝動がどうしても強くなり欲望を抑制するのが大変になります。それに、途中おそわれて水中に引きずり込まれた女性はSexyなゾンビとなって再登場します。巨人との戦いはもっとすさまじいものにします。彼には何の武器も通用しません。(実は弱点はあの斧で、その中に彼の脳や心臓が入っています)その戦いで、クレアはゾンビ側に落ちます。(クレアは巨人とキスをします。液体がどんどん体内に入っていき、彼女はみるみるSexyなゾンビになっていきます。)そして、最後は「プリズンブレイク」の兄(クリス)と兄姉対決です。これくらいの内容にはしてほしかったなあ。そして、裏テーマに企業のマヤカシと、人間の正義とは何かを問うものが入っています。  次回作を作るのを布石としておいて、1つの映画作品に全力投球しない作品は、次回作も作っちゃダメです。
[映画館(字幕)] 5点(2010-09-14 02:11:56)
59.  インセプション 《ネタバレ》 
本当は「ヒックとドラゴン」を見ようと思ったのだが、夜やっている映画館が近くにないことに気が付いて、この映画を見ることにした。さて、この映画、いくつかの疑問がある。夢の中で年をとるのか、とらないのか? デカプリオは奥さんと何度も深い深い階層に入って行き、何十年も愛し合った。もしかすると、何百年も経験しているかもしれない。その間は、年はとっていないと解釈していた。そして、奥さんはその夢の世界から戻りたくないと言い出す。それを解決させるために、奥さんにインセプションする。夢から覚める為に死ななければいけないと。そして現世でもそうしてしまう。しかし、ミッションの中で渡辺謙を助けに行ったデカプリオが会うのが年老いた渡辺謙。はてどっちなのだ? この映画はとても哲学的(論理的)じゃなく、情緒的なような気がする。今生きている世界も、夢と違わないことが多々ある。例えば、家を購入しようとせっせと借金をする。しかし、借家に住もうが家を購入して住もうが、真実はどちらも借り物だということだ。自分の持ち物と錯覚しているだけとも言える。(死んでまで家を持って行けないし、子供達もほとんどが住まない。)ある俳優が言っていた。自分という演技者がこれからどういうシナリオでエンディングを迎えるのか? これが楽しみで仕方ないと。また、デカプリオの子供たちの様子をみている(全然大きくなっていない)と、この映画はほんの数ヶ月の出来事のように思える(もしかすると3ヶ月ぐらい。もしかして夢?)。意欲的な作品ではある。
[映画館(字幕)] 7点(2010-09-02 18:07:09)
60.  エアベンダー 《ネタバレ》 
3Dの吹き替えで見ました。まず、私は映画を見て最初に判断するのは、「見終わった後、映画を長く感じたかどうか」です。長く感じる時は辛い評価になり、短く感じた時は甘い評価になります。この映画の結論は「短く感じた」でした。ただ、この映画の不思議な所は、アバター(エアベンダー)の生まれかわりである主人公が、なぜアバターの道をまっすぐ進まなかったのかという所です。しかも、そのせいで「気」の国の人々がほとんど殺されてしまうから深刻です。これが、ただ平凡な人生(妻子を持ち、友情を得るなど普通の生活がしたかった)という理由だけでは説明がつかないと思うのです。また、アバターはそれぞれの国に行って修行しないとその国のベンダーの力を得ることが出来ません。そこで思うのは、もしかするとアバターが出現するということは国々の秩序が乱れる時ではないかと思えるのです。だから、アバターが出現した国は必ず全滅させられる運命ではないかと、そしてそこからアバターの旅が始まるのではないかと思えるのです。そして、マスターする順番もあります。気→水→土→火です。昔、土の国からアバター(土ベンダー)が出現したと言っていました。この場合、土→火→気→水となり、この場合、悪人は水の国に出現したことになります。(エアベンダーのエアとは空気のことだから、気の国と訳していますが、実は「風」の国がぴったり来ると思えます。通常、「気」というと氣功の気であり、空気の気を指しません。私は誤訳だと思うのです。)この映画を評価したいのは、火の国にも善人がいることであり、土の国にも悪人が出てくることです。きっと、水の国にも気の国にも悪人はいたに違いありません。また、すべての力を持っているアバターが人々を殺すことが出来ないというハンデを持っているのも面白い事です。このハンデで全世界を統治していかないといけない訳です。なかなか難しいミッションと言えるでしょう。こういう寓話は何かを例えている場合が多いと思うのです。今回の火の国とは人間の文明ではないかと。精霊はなんでしょうか? とても弱々しく、しかし、重要な役割があります。地球の自然ではないでしょうか。この寓話は人間社会が自然を壊しに壊して、アバター(エアベンダー)を出現させる時代を迎えていると言っているのではないかと想えるのです。
[映画館(吹替)] 8点(2010-07-30 10:09:26)(良:1票)
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