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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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41.  1408号室 《ネタバレ》 
予備知識なしで、密室ものホラーっぽいタイトルに惹かれてなんとなく観た。最初はただのお化け屋敷映画だと思ったが、中々にひねってあって、後味の残るオチもいいじゃん、と思ったらなるほど、キングだったんだ…。宿泊者のトラウマをほじくって自殺に追い込むという呪いの部屋の設定は面白いし、必死で止めつつ実は巧妙に宿泊を促している支配人の見せ方も上手い。さあ1時間もったぞーってところで、全てが元通りになってまた60分からカウントダウンする、ドグラマグラな無限ループもいい。ラストにつながる娘とのシーンは不覚にもホロッとなった。でもお化け屋敷的描写はいいとこも悪いとこも。良かったのは、隣の部屋までの歩幅をカウントしてから思い切って窓から出て、隣の窓を手探りで探すくだり。高所の壁伝いはアクション映画でもよくあるハラハラシーンだけど、この映画は怖い怖い、見当をつけたあたりに手掛かりがなく、ハッと見ると一面どーんとただの壁になってるんだもん。あと向かいのビルに助けを求めるシーンや、いきなりかかるカーペンターズと共にカウントダウンするデジタル時計もなかなか怖くてGood。だが、幽霊というか自殺した宿泊者たちの幻影?や、ブギーマンみたいな天井裏の怪物?はかなり興冷めだし、部屋がどんどんぐちゃぐちゃになっていくのも、なんかいまいち。壁の割れ目から血?が出てくるとこなんか、死霊のはらわた2思い出しちゃったよ。でも破滅的になっていってラストに向けて急展開するパターンの面白さは、やはりキングの真骨頂。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-05-21 13:59:32)
42.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
鑑賞した当時、前作の終わりに出てきたto be continuedを信じていた。つまり、前作製作時よりすでに本作の構想が練られてたのだと思った。そう信じさせてしまうほど、よく出来ていた。つまり「単発ものだったが、1作目の評判が良かったので2作目を作った」というよくある二匹目のドジョウ狙いだったにも関わらず、そうは見えなかったのだ。タイム・パラドクスは前作より複雑になるのだが、きちんと説明されていて、前作とのつじつまがきちんとあっていて、すきがない。しかも説明の必要なSFで陥りがちの「説明くさくなってテンポが悪くなる・エンターテイメント性が薄れる」という現象まったくなしに、それが出来ているだから大したもの。面白さのレベルが全く落ちてなかった。まさかあれ(to be continued)ただの冗談だったとは…。でも、確かによくよく考えれば、もし始めから企画されてたのなら、配役に変更があるはずないもんね。前作と同じ点(9点)をつけたいところだが、個人的にこの「配役変更」の部分で-1。私は「怪優」クリスピン・グローバーをかってるので、ジョージ・マクフライは彼しかいないと。って彼が降板させられたのって、主役並みのギャラを要求したからだとか何とか^^;ということはクリスピンが悪いんだけどね。マーティンのガールフレンド役の降板はなんでだったのかな?あともう1つケチをつけると、本作の最後に今度は本当に予定されていた3作目の予告がついてたが、こういうのは嫌い。あざとさを感じてしまう。To be continued…not jokeとでもした方が良かった。
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-20 13:06:29)
43.  アナコンダ
それなりに見所はあって、設定は突っ込みどころ満載の、よくある類のモンスター・パニック。何にも考えないでほけ~っと観るにはいい映画なんだけど、もうちょっとハラハラさせて欲しいね。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-19 13:25:22)
44.  007/ドクター・ノオ
じいさんになってからのコネリーしか知らなかったので、007の記念すべき第1作ということより、若きコネリーを見たくて観た。あらら、じいさんになってからの方がかっこいいじゃん、あの眉毛も若い顔立ちの中ではやたら気になってしまい、目や口が妙に大きく、スマートな二枚目と言うにはかなりアクが強い印象だ。眉毛だけでなく胸毛も濃いなあ…。そんなながらキャラ立ちは実にしっかりしており、まさにこれが007の原型なのだなあ、と感慨深かった。例えば帽子をコートを掛けるスタンドに投げる所作、その後しっかりその側まで歩いていくので、かっこつけのためのかっこつけ以外の何物でもないんだけど、これってかなりパロられてるんじゃないだろうか。ローワン・アトキンソンのジョニー・イングリッシュにもあったし。かっこつけてなんぼの007だし、眉毛コネリー(しつこい)もやはりハマリ役なんだろう。このかっこつけも、女たらしも、それでいて非情なのもサマになってるからね。お話はまあアレだし、アクションも今の目で見ると地味だが、当時これで人気が出てシリーズ化したのは納得。このキャラはなんだかんだ言って男のロマンだもんなあ~(って私は女だが)。あと、意外にカラー画面がきれいだった。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-18 13:51:38)
45.  ジュニア
あれ?点低いなあ、笑えない?シュワちゃんコメディでは結構イケてると思うんだけどなあ。設定で押しちゃってるところはあるけど、私には中々面白かったです。男性を妊婦にしちゃう発想、しかもシュワかよ!ってもう突っ込んで突っ込んで~って製作側の意図は確かにミエミエなんだけど、だんだん母性を獲得していくシュワちゃんが愛しく(!)許せちゃいます。ツインズに続くダニー・デビートとのコンビも嬉しいですね。あとちょっと驚いたんですが、出産後のシーン、あれ、本当に新生児使ってません?おい大丈夫かよ~と心配しつつ、母親(父親?)が涙ぐんで赤ちゃんに触れるシーンはちょっとじんときちゃいました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-14 19:12:22)
46.  オペラ座の怪人(2004)
冒頭のオークションのモノクロからシャングリアが上昇しオペラ座が時代を遡ってカラーに変わる時点で、おおっ!と心臓をわしづかみにされちゃいました。う~ん、良かったです。非常に知名度の高いブロードウェー・ミュージカルが元ネタ、位しか知らないで本作をいきなり観たのですが…。原作や舞台に思い入れがある人はやっぱ違うんでしょうね。ここはセリフでも、ってとこも歌なのがキツイい人も多そう。それにしても、美術に力が入っていて、映像もカメラワークも素晴らしく、ヒロインがファントムの仮面をはずす→シャンデリア落下→オペラ座炎上のシーンなど息もつかせません。劇場で観てたら、鑑賞直後なら満点つけてたかも。…が、鑑賞時点でもファントムがだみ声?なのが気になりました。で、後からよく考えると、「音楽の天使」ファントムがラウルより歌唱力がないのは考え物だし、ちょっとハンサムすぎるのではとか、テーマ曲がホラー映画なみに突然の大音響を奏でるのは少し下品なのでは(何度かビクッとさせられた)とか、地下はあんなにきらびやかでなく、もっと暗く不気味であるべきではとか、欠点ばかりがふつふつと(笑)。ただ、私としては歌いすぎ(笑)でもこの尺でも飽きずに観れたし、映像で見せるという点においては文句の無い映画と思います。ヒロインを演じた女優さんも、歳見ると随分若いようですが、歌も上手だし、ファントムに後ろから抱かれて恍惚となる表情がめちゃくちゃエロいのに、ラウルとのラブシーンは健全で、きちんと演じ分けてるなあ、と感心しました。ちなみに、絶対途中で飽きて部屋を出て行くと思った8歳の娘が、最後まで一緒に観てました。ヒロインが地下にいざなわれるシーンはうっとり、仮面舞踏会のところは「わあ…」と食い入るよう、ファントムが振られる場面(屋上の雪のシーンとラスト)では「かわいそう…」と涙をこぼさんばかりでした。見世物小屋のくだりはちょっと怖かったみたいだけど。ファミリー映画ではないので子供の反応で評価を高くすることもないし、逆に「子供でも楽しめるなんて、暗さが足りなくて少女趣味やん!」と低くすることもありませんが(全部内容が解ってるわけでもないだろうし)、ちょっと面白かったので、ダンスと歌とお姫様を好きな女の子をお持ちの方は、一緒に鑑賞してみることをお試しあれ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-05-14 19:01:34)
47.  カンフー・パンダ
カンフー=中国=パンダっていう笑うしかない超安直な発想も、子供に安心して見せられる王道ストーリーも、コメディのノリも嫌いではありません。映像は流石だし、それぞれのキャラもよく出来ています(ポーの顔は苦手ですが、案外気にならずに観れました)。しかしなあ、もう散々皆さんが言ってますが、肝心の主人公のポーが強くなっていく過程が短すぎるのが非常に残念。ここをじっくり見せないと物語全体に説得性がなくなっちゃいます。ここがしっかりしてたら「マダガスカルから一歩進んだなあ」という評価もできたのですが・・・。ま、ドリームワークスのアニメは技術が先走ってる感じがあり、まだまだ発達途上だと思うので、今後に期待してます。もっと改良を重ねてがんがんディズニー、ピクサーと張り合って欲しいです。
[レーザーディスク(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-13 13:53:20)(良:1票)
48.  プロジェクトA
私に映画館で映画を観ることの面白さを教えてくれた作品。自らの小遣いで映画館に行き始めた頃は映画鑑賞ってのは、えらい贅沢だった。1本観れば1ヵ月の小遣いの半分はなくなってしまうのだから。洋楽小僧だったので、レコードレンタル(最初の頃はCDじゃなくLPだったのよ)とかカセットテープとかFM誌(これも時代もんだな)とかに小遣いを費やしてた私には、映画は行きにくかった。でもこれを観て、映画は映画館で観てこそ!と思った。映画館に行ってこれほど満足した作品は後にも先にも無いんだけどね。最初から最後まで全く飽きさせることの無い、徹底したエンターテイメント。ジャッキー・チェンの映画ってこんなに面白いんだ!と正直びっくりした。名画と言われる作品はテーマ性の高いものが多いけど、娯楽映画だって面白さの水準がこれだけ高い映画なら名画と言えると思う。私の映画鑑賞史(うーん、オーバーな言い方だが)で非常に大きい意味を持ってる映画という個人的な理由もあるが、計算された作りでエンターテーメントという点において非の付け所がないので満点献上。
[映画館(字幕)] 10点(2009-05-13 13:50:52)(良:1票)
49.  ソードフィッシュ
今調べたら2001年6月公開ですか。あと3ヵ月遅かったら、こういうテロネタ娯楽作品、日の目を見なかったんじゃ…。ということはさておき、映画について。全体のストーリーはえらい散漫だし、トリックトリックって繰り返してたら、最後のオチだって全然「騙された!」って思えないし、なんだかなあ、って作品なんだけど、見所が多くて結構楽しめた。まず、皆さんも誉めてる冒頭の爆破シーン、これはもうすごい迫力でどきどき。そして主役のヒュー・ジャクソンがめちゃくちゃカッコいい!作品として疑問符がつく場合、主役の魅力は殺されることが多いんだけど、これは彼のカッコよさを見るには最適な作品になってる。ハル・ベリーはいるだけで目の保養になるし、唐突にトップレスの読書シーンまで披露してくれる。トラボルタの悪役はいつも見応えあるし、プラスして本作では髪型からもう目が離せない(笑)。ドン・チードルはこの中にあって印象薄めだけど、やはり警官ははまってるし派手に崖も転がってくれて○。ほふほふされながらの1分半国防省ハッキングなんてのも、すごくハラハラして面白かった(有り得なすぎだけど)。バスの宙吊りも中々見もの。なので肝心のストーリーが、あれってのは惜しい。ああやって「ひね」るんじゃなく、もっと「ね」って欲しかったなあ、という感じ。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-12 16:14:51)(良:1票)
50.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
おお、よく考えたらこのオリジナルをレビューしてなかったな。最初に観た時はまだ子供で、シャワーのシーンなんか思いっきりびびりました。でも、子供過ぎて、オチがよく解らなかったんですよね。え、だって他に誰もいないとこで、お母さんと対話してたり、死体見つけてショック受けてたりしたじゃん。とか言って、どうも「1人になっても自作自演する精神異常(多重人格)」が理解できなかったのです。かなりしつこく両親に質問してたと思います。せめてここが理解できるようになってから観るべきでした。なんで、元祖サイコ系どんでん返しは全く堪能できなかったのですが、優れた作品であることは確か。その後何度か観ましたが、実に計算された作りだし、なんといってもホプキンスのノーマン・ベイツは映画史に残るキャラクターでしょう。キンキンキンってあの効果音も抜群です。そうそう、私はあの「丸ごとコピーラジー賞受賞リメイク」に、本作に対する怒涛のような愛を感じて(笑)好感をもったものです。ここを含め各映画サイトのレビューを覗くと、本作を観ないでリメイクを観た人たちが割とリメイクを高く評価してることが判ります。本オリジナルが今の時代でも充分通用する証拠ですね。
[地上波(字幕)] 8点(2009-05-12 16:10:11)
51.  パッチ・アダムス
基本的にはいい話だが、実話を基にしてるにも関わらず絵空事に見えてしまう。笑いが病気を癒すというセオリー、人間性の無い医療や医師の権威主義の批判はいいのだが、フリー・クリニックというのが現実味が無いんだなあ。大学病院から物資をちょろまかすくだりがあるが、そんなことばかりしてたとしたら、倫理性に問題があるだろう。最後に彼が土地を購入し、フリー・クリニックを設立し、保険無しの約15,000人の人を無料診療した、というテロップが出るんだけど、この人、元々資産家なのか?ならば資金源の謎は解けるが、そうなると途端に「金持ちの篤志家に任せろ」という実に安易な結論になって、メッセージ性が無くなってしまうのではないだろうか。もちろん、金持ちの篤志家がそういう行動をすることは尊いと思うが、彼の批判する保険制度などの根本的な問題は解決しない。あと1点、小児病棟の子供の笑顔や天使の仮装で患者の心を開くエピソードには和まされたが、パスタのプールは不快だった。食べ物をびっくりするほど大量に粗末にして、貧しい人への医療サービスについて語られても白けてしまう。ここが実話かどうか知らないが、例えそうだったとしても「パスタに実に触感の似た食品でない材料を使ったんだ」と脚色する位の配慮が必要だったのではないか。役者については、ウィリアムスはキャラを生かしてまず熱演しているが、それより出番のあまりなかったホフマンがいい仕事しているなあと思った。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-11 13:37:27)
52.  ザ・フライ2/二世誕生
まあ、前作のストーリーから「Ⅱ世誕生」の続編が出来ることは全く自然な流れなんだけど、なんとなく作って欲しくなかったような。でも映画はまずまず面白かった。前作以上に突っ込みどころも沢山あるんだけど、見所も多いし、ラストもあんなもんでしょう。7点でもいいのだが、前作と差をつけたいので6点ということで。
[地上波(吹替)] 6点(2009-05-11 13:33:36)
53.  ラッシュアワー
ジャッキーのハリウッド映画っていかにも無難なんだよね。喋りは相方に任せ、ジャッキーは誠実&お惚けキャラでアクションを見せて、ストーリーはオーソドックスな勧善懲悪。別にそれでもいいんだけど、ポリス・ストーリーやプロジェクトAのような「熱さ」がどうしても感じられないのよ。ジャッキー作以外と比べても、結構見劣りする。例えば本作の設定はブラック・レインとちょっと似てるんだけど、「熱さ」で言えば明らかにあちらが上。ダグラスと高倉健のアクションなんて、ジャッキーとクリス・タッカーのアクションの半分もいってないのにもかかわらず。クリス・タッカーのキャラは悪くないし、それなりに笑えるし、ジャッキーのアクションもそれなりに見せるんだけど、何かが物足りないんだよなあ。
[地上波(吹替)] 6点(2009-05-08 13:44:04)
54.  イーオン・フラックス(2005)
シャーリーズ・セロン、CGと見まがう美しさです。これって完全にゲーム・キャラだよなあ、きっと「ゲームの映画化」というヤツに相違ない!と予想したのですが、元ネタはコミックだそうですね。まあ、世界観はよく出来てたと思います。内容は・・・コミック相手にあまり突っ込んでも仕方ないんでしょうが、やっぱりSFとしての設定・展開にかなり無理があり、それはちょっとねーだろ、という部分が多すぎます。ま、バイオ系のSFって難しいので、そこは目をつぶったとしても、忍者を意識したアクション・シーンの動きが時々見てて恥かしくなるのが、かなりマイナス。セロンの美しさは際立っているけど、「かっこよく」は見えないんですよね~。余談:あの足が手の改造人間を演じた女優さん、ホテル・ルワンダの主人公の奥さんに似てるなあ、と思ったら、本人だった。彼女が悪いわけではないが、ちょっと萎えてしまった。本作のレビューとは関係ないが、あちらはやはりルワンダ人を使うべきだったのでは、とつくづく・・・。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-08 13:39:43)
55.  ガーフィールド
コミック(原作)・アニメを知らずとも楽しめた。でも、子供にみせたい人とか、動物ものが特に好きな人以外にはちょっと厳しいかもなあ。。。ストーリーは極めてありきたりだが、CGキャラのガーフィールドとリアル犬オーディの掛け合い(?)は中々見もの。ガーフィールドのキャラは好き嫌い分かれそうだけど(私は好き)、オーディはとにかくかわいい。ドアの外で寝るガーフィールドにオーディが出てきて寄り添い、あごをガーフィールドの背中に乗せると、ガーフィールドが同情は要らねえ、とばかりにすげなく立ち去ってオーディがあごを落としてしまう、このシーンなんか、もうきゃいんきゃいん。全く合成くさくないし(笑)。また、この直前に家を追い出されたガーフィールドがNew York State of mindの替え歌New dog state of mindを歌うんだが、くぅ~ビリー・ジョエル好きなんで、点が甘くなってしまいそうだわ。子供も気に入ってるし、CG+実写の動物ものとしてはかなりいけてる方…だが、中身のあまりない軽い作品なので、他レビュー作品との比較も考慮して(ビリー・ジョエルで+1にしたいところ、涙を飲んで)6点。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-07 18:47:00)
56.  アルマゲドン(1998)
おお見よ、この得点グラフ。0点から10点までびっちり、5点をピークの正規分布の山は0点や10点も割と多いのでなだらか。レビューアーの数も多く、少林サッカーを超える美しいデータだわ(あっちは平均点結構高いし)。もう観ない訳にはいきません。ふーむ、ふーむ、こういう作品だとこういう評価になるんだなあ、なるほど。ということがよく解る作品。金かけて臆面もなくこういう映画を作ってしまう、言い尽くされたハリウッドらしさは逆に小気味良いと言えなくもない。まあでもこういう、内容がぺらぺらな上に破綻しまくりでどーんと金かけた映画は、頭空っぽにして楽しめるどこか“突き抜けた面白さ”、破綻しても突っ込ませない“勢い”、もしくはすんごい“見所”がないといい評価は出来ませんね。私としては、そこまでのものは感じられなかったんだな。おまけにこの主人公の娘、かなりウザいっす。この破綻した設定に協力したNASAの懐の深さ、エアロスミスの主題歌で色をつけても、点はこの位。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-07 18:41:27)
57.  ミンボーの女
これはすごく良かったです。社会派のテーマを実に解りやすく見せてるし、キャスティングには非の打ち所がありません。考証がきっちりされているので、問題となっている事象にリアリティがあります。従業員のストレスによる血尿など、インパクトのあるエピソードを効果的に織り込み、テンポの良い展開で最後は爽快に決めてくれる。伊丹監督は実存する社会問題を、映画というエンターテーメントにまとめ上げるのが本当に上手いですね。あー、しかしこれが生かせるような状況には…立ちたくないよな~。
[地上波(邦画)] 8点(2009-05-06 13:14:47)
58.  ハッピー フィート 《ネタバレ》 
相当びっくりする映画です。ええ、かなりびっくりします。CG技術の高さはこれも驚くほどなんで、見応えは充分なんですが。一番驚くのが皆さんご指摘の前半からは想像もつかない後半のメッセージ性。これは引いちゃいます。しかも結末がSFかよ~って感じで。一応ダンスをネタにしているという一貫性はあるんですが、やっぱ言いたいことが散逸した感じですね。子供(小3)と観ましたが、全部は理解できなかったようですよ。赤ちゃんペンギンには「かわいい~~」ときゃあきゃあ言ってましたが。マイノリティの差別という結構重いテーマもあるので、エコの方はラブレースの首に絡んだあのゴミを見せる位で充分だったのではないかと思います。恋人が旅の間にライバルと結婚して子沢山なんてのも子供向けとは思えないシビアさですねぇ…王道は恋人が「何故自分が冷たくされたか」に気付き、主人公の帰りを健気に待ち、帰ってきて大きな成果をあげる主人公と恋愛的にもハッピーエンド、ってなるはずですけど。あざらしがコワすぎるのも、子供にはちょっと。大人向けとしたら説教臭さが鼻につくし、ターゲットが絞れてない感じ。ただ表現の仕方はだめですが、テーマそのものは悪くないし、なにしろ映像はすごいのでプラスマイナスでこの点にしておきます。
[DVD(字幕)] 5点(2009-05-06 13:11:05)(良:1票)
59.  アステロイド/最終衝撃(TVM)
TVMだったのか~。いつ頃だったかな、飛行機でやってたんですよ。こっちが先なんだけど、その後色んな情報が交錯して、私は「アルマゲドン」は飛行機で観てたよな、と完全に勘違いしてました。比較的最近になって間違いに気付き、アルマゲドンの方を観ました。似ったようなストーリーに桁違いの予算とくれば、こちらが見劣るのは当然…と思いきや、作品としてはこっちの方が好印象です。あちらより破綻度がはるかに少ないし、低予算なりの工夫が見られるので。例えばAsteroidの落下地点がカンサス・シティであったりね。結局アメリカじゃん!どうしてアメリカから被害にあっていくわけ?という突っ込みは置いといて、それなりに面白かったです。
[試写会(字幕なし「原語」)] 6点(2009-05-05 13:34:38)
60.  ナンバー23 《ネタバレ》 
コメディでないジム・キャリーを見ようと鑑賞。事前にここの平均点を見ていたので、内容はあまり期待せず。役者の魅力が発揮されるのは必ずしも作品の出来と一致しない、が持論なので、きっとダークな魅力のキャリーが見られるだろうことを期待した。…うーん、演技は確かに上手いんだけど、イマイチ印象度が薄いというか。きっと、何も知らずにこの作品を観たら、主演俳優がジム・キャリーであることに気付かなかったと思う。私はやっぱコメディの彼が好きだなあ。期待してなかった(笑)ミステリーとしての作品の方は、皆さん書いてる通り。大体フィンガリングをキャリーが演じてる時点で、どんでん返しでもなんでもない。23のこじつけも生きてないし、単にサイコパスな記憶喪失者の自分探しストーリーと言ったところで、似たオチならオカルティックにまとめたエンゼル・ハートの方が断然上。最後までつきあってあげた奥さんのいい人ぶりが、ちょっと印象的だった位か。オープニングなど絵的には凝っており、映像センスは中々良かった。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-05-05 13:11:56)
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