581. “アイデンティティー”
なかなか面白かったが、多重人格テーマはちょっと食傷気味なんで。ファイナルデスティネーションも少し連想したかな。でも大オチはなかなかビックリしたし、子役の表情もナイスだった。でも再見はないと思う。一回でいい。だから6点。 [DVD(字幕)] 6点(2009-04-27 19:03:37) |
582. レッドクリフ Part I
吉川三国志の大ファンとしてはうん?というところもあった。でも本場の解釈だからそれはそれで受け入れたい。ジョンウーらしい演出も多々ある。それもそれ。キャストも割合イメージ通りに適切に配役。金城中村がちゃんと映画にとけ込んでいるのはうれしい誤算。意外にトニーレオンが自分のしゅうゆのイメージとはずれがあった。もちっとやさ男でもよかった気が。人海戦術やらせると中国映画は迫力あるなあ改めて実感。 [地上波(吹替)] 7点(2009-04-14 15:05:05) |
583. ラスト サムライ
アメリカ人の考える武士道を洋風に表現。長年、日本製作の時代劇を見続けた者としては少しバタ臭さも感じてしまうかな。ニュージーランドの風景もどうにも違和感がある。でも、こういったものにハリウッドに注目してもらえたこと、しかもトムクルーズが主演でということには感謝に堪えないのも事実。だから時代考証とかありえねぇーとこなんかは米製エンターテイメントとして目を瞑る。西部劇のお国だけに騎馬のシーンの映像は迫力十分。近いうちに姫路の書写山の円教寺に行くので予習を兼ねて久しぶりに再び鑑賞してみたけど、欧米人も日本人も楽しめるいい娯楽作品であることには間違いなかった。日本人として甘めに点数をつけた。 [DVD(吹替)] 7点(2009-04-07 19:51:04) |
584. NEXT-ネクスト-
《ネタバレ》 結局夢オチみたいに終わってしまって、残念。超能力を生かしていかに危機を回避するか興味があったのだが、非常に淡白に結末。ニコラスは相変わらずの安定した演技だし、ジェシカビールも魅力ある女性を演じた。それだけにこの出来かとの感が強い。この手の映画に関わってくるパラドックス問題も全く手付かず。食い足りなさが目立つ。暇つぶしの2時間ドラマテイスト。 ニコラスケイジジュリアンムーアが出てなかったら3点かも。彼に免じて5点 。なんでこのストーリーにこのキャスト組めたのか、そっちのが興味がある。 実はラスト何分かきて、夢オチ?衝撃だったんだよね。こんなに引っ張って、嘘でしょ?あのベッドのシーンで一気にB級に転落。この落差には苦笑いした。 [DVD(吹替)] 5点(2009-03-30 19:02:39) |
585. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 名作インディシリーズの第4弾。このシリーズの大ファンです。過去3作はワクワクさせてくれて、伏線もテーマも面白かった。でもやっぱり、今作のエイリアンテーマにいくのは邪道というか、興をそぐような気がする。話のはこびもなんかハリウッドの今風でどうも自分がイメージしてたインディじゃないと頭の中でグルグルしてた。異次元に放り込まれた人たちの今後はとか、?マークがつくこともあったし。でもいまだにカッコいいインディ、魅力あふれるマリオン。エピローグとするなら納得してすべてを受け入れよう。インディにまた会えただけで十分に幸せなのだから。 [DVD(吹替)] 6点(2009-03-28 18:58:54) |
586. 紀元前1万年
うーん、こんなことが過去にあってもいいかなという程度なんだけど。あえて映画化する必要は?マンモスとか恐竜とかピラミッドとかお告げとか安直というかとにかく浅い。CGはよかったんだけどなあ。エメリッヒらしいといえばらしい作品。クソではないけれどど決して合格点は与えられない。よって4点。 [DVD(吹替)] 4点(2009-03-26 15:32:45) |
587. おくりびと
賞総なめ、と言うのもだてじゃなかったです。抑えた演出も好印象だし、その中にユーモアも入れられて重い感じになりそうなテーマを誰もが受け容れ易くさせている配慮が効いている。山崎の演技もよかったし、本木さんの戸惑いや迷いを表現する表情もよかったです。ただやはり広末さんの舌足らずな発声は映画の格調の中で異物感を出してしまったことは残念に思いましたが、彼女なりに頑張ったとは思います。本木さんのチェロにのせて、葬儀場面が流れていく場面は厳かさの中にも美しさを感じました。自分の死生観をあらためて考えさせてもらう機会を与えてくれて、日本映画からこういった作品が出てきたことを嬉しく思いました。そして、世界がこの作品を受け入れてくれたことにも感激しました。 賞獲りものはとかく少し厳しい目で見てしまいがちなんですが、素直に10点としたいと思います。 と思ったけど、アカデミー受賞の興奮で点数逆に甘すぎたのが他の作品の自分の評価と相対的に比べると否定できない。8点に変更。 [DVD(邦画)] 8点(2009-03-22 09:58:03) |
588. 容疑者Xの献身
テレビドラマのファンです。原作も読んじゃってます。でラストで号泣してます。石神のキャスティング含めて映画化にはとても期待していました。それをふまえて、ハードルが上がったけど、合格点には達しているのではないかと。フジテレビをはじめとして民放の人気ドラマの映画化はとかく不発に終わることが多いと思っているのですが、今回に関しては元の原作が素晴しいこともあるけど良かったと思います。当然原作の精緻な心理描写とかとても及ばないところもありますが。やはり堤真一の演技に尽きる。この人は2から3枚目、シリアスからコメディ、とにかくキャラが固定されず演技の守備範囲がとても広い。すばらしい役者だと思います。ラストのシーン原作に続いて、映画でも涙しました。自分の心の中にある石神的な部分に触れるのでしょう。 たぶん多くの男性が心の中に石神を抱えているのでは。あと、ダンカンはミスキャスト。原作既読として違和感ありまくり。キャラ混乱しちゃった。渋めのベテラン脇役のがよかったんでは。 [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 19:00:42) |
589. M:i:III
単純に面白かったし、素直に楽しめた。テンポもすごく良くあっという間に2時間。冒頭のいきなりのつかみもOK。すぐ映画に入り込めた。でもエンディングにかけてのストーリーのコクと言うのに少し欠けるし、シリーズ1にあった心に残る名場面というのがなかったかな。その辺りで1点マイナスになった。オリエンタルの風景はいまや現代と前近代が共存する中国上海と言うことになるのかな、ハリウッドでは日本の出番はもはやないのかとあらためてふと思ってしまった。 [地上波(吹替)] 7点(2009-03-14 19:16:06) |
590. DEATH NOTE デスノート the Last name
かなり面白く仕上がっている。もちろん原作の力に負うところが極めて大きい。原作とは中途から変更されている部分もあるが違和感なくストーリーに入り込むことができる。藤原松山も原作のキャラにちゃんと当てはまっていると思う。特に藤原は。 尺の長さも気にならないほどグイグイ引っ張ってくれる。 [地上波(邦画)] 8点(2008-12-04 20:51:18) |
591. プレデター2
まあ前作が名作だけにあまりに荷が重かったのが印象。これ単体でいくのならそこそこの出来には収まっているが。プレデターが武士精神ががあることも解ったし。ただ弱すぎた。姿が隠せないとダメではなあ。もちっとサプライズが欲しかった。冒頭のギャングの市街戦場面は冗長だし、B級だよなあ、間違いなく。 [地上波(字幕)] 4点(2008-12-03 18:50:24) |
592. X-MEN2
《ネタバレ》 第2作も面白かった。最強の能力者が多い。プロフェッサー、マグニートだけじゃなくミスティーク彼女は今回大活躍だったしテレポ野郎も。敵方の息子も超強力。不死身だけでは肩身が狭い。マグニートが牢獄脱出する場面はカッコよかった。ジーンをめぐるサイクロップスとウルバリンの絡みはあんまり必要性感じなかった。最冒頭のリンカーンの言葉も示唆的だな。 [地上波(吹替)] 7点(2008-12-02 17:33:43) |
593. X-メン
なかなか面白いな。繰り返してみるたびキャラがつかめて面白くなってくる。予備知識なしで初見では味わいがうすくなると思う。シリーズ通じてあんまり役に立たないウルバリンが第1作ではサポートだけど不死身能力が生きたことが救われるな。導入の第1作として解りやすい作りにもなっており、続くシリーズにも期待をもたせる。マグニートの生い立ちが冒頭の差別から始まりそして差別に拘っていることを改めて知って示唆深かった。 [地上波(吹替)] 7点(2008-12-01 17:29:09) |
594. 大誘拐 RAINBOW KIDS
なんと言っても北林谷栄に素晴しさに尽きる。風間西川のあまりにもお粗末な演技を補ってあまりある。ストーリートリックにはツコッミどころ満載だけどこの際いい。龍神村のお山の美しさ。このロケーションも選んだセンスもいい。龍神村心に刻まれている。一度行ってみたい場所のひとつになったくらい。北林のキャラにはこちらまで引き込まれそうなそして受け入れてくれそうなやさしさにあふれている。ラストの北林緒方の対話以降のくだりはお気に入り。演出音楽はかなり古臭さを感じるけど、心があったかくなるかなり好きな映画の部類に入ります。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-11-29 18:29:31) |
595. ボーン・スプレマシー
相変わらず大活躍のボーン。ちゃんと逃げとおすのはスゴイ。ボーンの哀しみ自分探しを描きちゃんと今作を完結させながら、第3作のブリッジにもなってる。ただこの第2作は1作3作に比べると食い足りないとこもあるかな。ラストはオシャレで爽快感がある。 [地上波(吹替)] 7点(2008-11-29 14:36:53) |
596. LOVERS
チャンツィイーの色香は武器のひとつですね。綺麗な映像には満足。初っ端からの遊郭の映像でその綺麗さには正直感心してしまうし、自然の美しさ竹の鮮やかさはすごい。なんかデジタル処理感は強いけど。雪の画は蛇足かな。血の赤と雪の白さのコントラスト狙ったんだろうか。ストーリーはベタだけどいいんでは。傾国の美女チャンツィイーと金城を観る、視覚効果抜群の映画。 チャンツィイーと視覚で1点アップ [地上波(吹替)] 6点(2008-11-28 17:45:22) |
597. スパイダーマン(2002)
人気シリーズの第1弾。導入としてはよくできていると思う。2,3で来るグダグダ感はなくテンポ良く仕上がっている。普通の男の子が街のヒーローになりその過程、成長をちゃんと描いてる。MJの容姿とキャラクターには語り尽されているからもう言及しないでおこう。 [地上波(吹替)] 6点(2008-11-27 19:24:40) |
598. ペリカン文書
なんといってもジュリアロバーツ。彼女を観るための映画と言ってよいかな。ストーリーはそこそこ、ややこしいとこもあるけど緊張感は持続する。ただ、あまりにまわりがあっさり殺されて、ジュリア自身も大衆面前で殺させそうになったり、逃げ場さえなくなるのには、いくらアメリカと言えどリアリティーに欠けるのでは?という思いと、映画なんだし演出の一部なんだとの葛藤で少し映画に入りにくなってしまった。ラストのジュリアの極上の笑顔は素晴しい、満点。サービスショットかな。2度目の鑑賞だけど3度目はなさそう。 [地上波(吹替)] 6点(2008-11-27 15:21:31) |
599. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
アドベンチャー映画は楽しいなあ。この映画はちゃんと登場キャラシナリオとも王道を突き進んでいて安心してみることができる。深みとかドキドキ感はあまりないんで平均点しか与えられないけど。 [地上波(吹替)] 6点(2008-11-26 19:45:37) |
600. プレデター
ジャングルベトナム物とSFをコラボさせた作品。今では古典的に見えるけど思い出に残る名娯楽作って言っていいんじゃないかな。プレデターの意匠は秀逸。最後シュワさんと肉弾戦になっちゃったのは人力超えちゃって少しいただけないかな。もっと頭脳戦になって欲しかった。シュワ作品の中では上位にあたる。敬意をこめて8点。 [地上波(吹替)] 8点(2008-11-26 16:01:15) |