621. そして、私たちは愛に帰る
ヨーロッパ映画にはたまに出てくる、移民がらみの話が関係しているので、理解できるまでは物語にのめり込めませんでした。ただ、3組の親子6人の物語だと単純にとらえればいいのであります。名の知れた俳優はH・シグラくらいですが、他の俳優たちもとっても魅力的でした。 [映画館(字幕)] 6点(2009-01-13 15:53:33) |
622. メリー・ポピンズ
楽しいメロディと愉快なストーリーにワクワクさせられました。アニメとのつながりもぴったりで、良くできた映画です。J・アンドリュースを語るには、この映画も欠かせません。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-31 20:12:11) |
623. ティンカー・ベル
上映時間が短く、ストーリーはシンプルなので、子供向けの映画であることは間違いありません。しかし、大人が楽しめるということも忘れてはいけません。キャラクターの愛らしさや、観客に驚きや笑いをもたらす展開は、そんじょそこいらの映画では味わえないほどの出来の良さです。4部作ということなので、この先が楽しみです。 [映画館(吹替)] 8点(2008-12-29 16:48:41) |
624. ピーター・パン(1953)
《ネタバレ》 想像していたのとはかなり違う内容でした。絶対的な善玉がいない代わりに、絶対的な悪玉もいない。それに、時代の影響もあると思いますが、台詞に聞き逃せないような内容が含まれています。本筋とは関係ないことですが、とても気になりました。子供は無邪気に残酷なことをする、ということと、ピーターパンは永遠の子供である、ということを差し引いても、ディズニーらしからぬ、と感じました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-26 23:32:17) |
625. タワーリング・インフェルノ
オールスター・キャストでのパニック映画超大作であることは、知識としてはありますが、何せ生まれて間もない頃なので、そのありがたみは希薄です。大火災であるのに、何故か必死さが伝わってきません。何が何でも生き抜こうとする気迫も感じられません。そういった意味では、見所の少ない映画と言えます。しかし、映像はすごいと感じました。現代の映画と並べても遜色ないほどです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-23 18:34:05) |
626. ウォーリー
チャップリンの映画を見ているかのような気がしました。それ程良くできた映画だと思います。何せ、主人公たちに台詞がほとんどないんですから。ただ、映画館から出てきた小学校低学年くらいの子が、「意味わかんない」と言ってました。大人には良くても、子供には面白くないのかも。 [映画館(字幕)] 9点(2008-12-22 17:41:52) |
627. サイドウェイ
対称的なおじさん2人組が紡ぎ出す、ちょっと可笑しくて悲しくなる物語でした。自分がどちらに当てはまるのだろうと考えながら見ていると、こちらまで沈んできたりします。でも、あまり深刻になりすぎないところが救いでした。ラストの終わり方は、サッパリしていて良かったと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-22 00:14:58) |
628. ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
台詞に捻りを効かせているのは判るんですが、面白いと感じませんでした。元々アニメ映画はキャラクターを気に入るかで、映画全体の印象がガラッと変わってしまいます。私はデフォルメされたキャラクターたちに、どうしても共感できませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-21 00:09:56) |
629. プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング
元々シチュエーションに無理のあるストーリーでしたが、本作は前作よりもより一層無茶な物語となっています。その為、前作では何とかうまくまとまった物語が、本作ではズタズタになってしまいました。それでも、それなりに楽しんで見られたのは、A・ハサウェイの魅力と、演出における可笑しい小ネタがあったからこそです。特にA・ハサウェイの力量には、ここ数年感心しています。彼女の演技は、スクリーンから気合いが感じられます。この映画でも同様です。将来が楽しみな女優です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-20 20:58:21) |
630. デス・レース(2008)
完全に男向きの映画でした。それにストーリーを求めてはいけません。映像の迫力のみで映画1本を作っています。何でそんなことできるんだとか、何でそんなこと話してるんだとか、無用で意味のない、しかもつじつまの合わないことがいっぱいありますが、映像の迫力が全てを帳消しにします。たまに見るにはいいかもしれません。 [映画館(字幕)] 6点(2008-12-18 16:08:47) |
631. ターミネーター3
これまでのストーリーは何だったのかと思えるほど、舞台設定を大幅に変えてしまった映画です。映像はすごいので、見ていて飽きることはありません。とにかくこの映像を見せたいが為に、無理矢理3作目を作ったように感じられます。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-13 23:54:33) |
632. トロピック・サンダー/史上最低の作戦
何故か思い出せないのですが、見ている間、ずっとクスクス笑っていました。"ここは笑うところですよ"というような、変に笑いを押しつける場面がないことが、この映画を少しだけ上品にしていると思います。大物スターが変な役で出てますが、それはそれでハマってました。 [映画館(字幕)] 7点(2008-12-08 21:34:56) |
633. 三十四丁目の奇蹟(1947)
私にとってのクリスマス映画は、この映画なのです。なんと言っても暖かみがあります。いつの時代でも、サンタを信じない子供はいるものです。頭ごなしに存在を押しつけるのでなく、サンタを信じて欲しいと願っているところが、とても好きです。 [DVD(字幕)] 9点(2008-12-08 21:27:16) |
634. チャイナタウン
この映画、ミステリーとは知りませんでした。事件の真相を知ることよりも、その影に隠れた人間模様を知ることの方が、何倍も難しいのです。アメリカン・ニューシネマの傑作の一つと言えるでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-12-06 18:03:38) |
635. ブラインドネス
監督の視線はあくまでも冷ややかで、時には映画を見ている目を閉じてしまいたくなるときさえあります。映画に感動を求めているのなら、全く不向きな映画です。極限状態の人間が何をしでかすのか、黙って見つめるだけです。日本人キャストは不要でしたね。時折聞こえてくる日本語は、日本人の我々には耳障りです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-12-06 15:06:21) |
636. 2番目のキス
ドリュー・ファンとしては、なかなか良かったんではないかと思います。細かいところはともかく、大筋ではロマンティックで、誰もがうらやむようなラブ・ストーリーになっていると感じました。ドリューの魅力も発揮できていたと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2008-11-30 16:53:12) |
637. ブレックファスト・クラブ
特別な物語ではありません。誰もが十代の頃に感じたことを、登場人物達が語ってくれるのです。初めは他人の5人が、どんな様子に変わっていくのかが見物です。ただのアイドル映画かと思ってましたが、とても見応えがあり、ビックリしました。 [DVD(字幕)] 7点(2008-11-29 23:31:41)(良:1票) |
638. 天井桟敷の人々
登場人物を好きになれるかどうかで、この映画に対する感想が大きく変わってくると思います。私の場合は、ガランスが好きになれなかったので、彼女を取り巻く男たちの行動に共感できない部分が多く、第三者的な見方しかできませんでした。また、バティストが好きなら情熱的な男に思えるでしょうし、好きでないなら愚か者にしか見えません。シチュエーションだけで考えると、情熱的な物語なのに、私にはその情熱がまるで感じられませんでした。 [映画館(字幕)] 5点(2008-11-23 20:33:09) |
639. 散り行く花
作られた時代のせいといえばそれまでですが、あまりにもステレオタイプな東洋人なので、滑稽です。もう少しどうにかならなかったのでしょうか。ストーリーは特筆する点がないのですが、最後の急展開する場面はドキドキしながら見ました。リリアン・ギッシュは初めて見ましたが、人気の秘密がわかる気がしました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-23 00:12:45) |
640. ヒトラー 最期の12日間
まるでドキュメンタリーを見ているかのような錯覚すら覚えるほど、リアリティのある映画でした。監督の個人的な主張はほとんど反映されておらず、あくまで歴史の真実を伝えようとしています。多くの人々の視点から語られているため、これといったクライマックスがなくなってしまったのが、唯一残念な点であります。邦題はもう少し考えてつけて欲しかったよね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-22 18:13:17) |