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エスねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 644
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ホームページ http://kine.matrix.jp/
自己紹介 [2010年8月23日]
か…かわも…

(゚Д゚;)ノ

…映画界は今日終わった…。


[2017年7月16日]
猛暑の夜、amazonで映画ではなく『幼女戦記』を寝ないで通し鑑賞。
大局的な戦略から入って行くという、かつてない架空戦記アニメでありながら、その悪夢性を出し切った感がすごかった。
最終話はテーマ的にポエニ戦争から対テロ戦争まで、膨大な戦争のイメージを深く広く全面爆撃して吹っ切れる展開に。
スピルバーグの『宇宙戦争』はバクテリアに仮託してその地獄自体を救いと説いたわけだけど、このアニメはそんな所まで引いて俯瞰する気がサラサラないってのがスゴイです。

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621.  エル・トポ
この映画を語る時だけはなぜか常識人に戻ってしまう…西部劇じゃなく、もっと神話的な舞台設定にしておけば混乱せずに済んだと思うんだけどな…冒頭の血の海&ラストのフリークス大脱出シーンだけが良いと思える場面でした。あとは(個人的には)エド・ウッドよりも評価低いぞ。
2点(2004-03-07 21:52:15)
622.  リバーワールド(TVM) 《ネタバレ》 
うわ、登録されてるぅ。 レビューしちゃおー(笑)。  もはや伝説的な原作に対し、一応忠実なんだけどいろいろアホなアレンジをかまして脱力を誘ったTVムービーどぇした。 宇宙人モナドのデザインとかは予算のなさが響いてるなあ。主人公はリチャード・バートンのはずなんだが…3倍速いリヒトホーフェンも観たかったんだが…そして原作2巻目のクライマックスで迫り来るイエヤス軍を防ぎ止めるオデッセウスもすげかったし…。 代わりに登場するのがネロ皇帝。悪役ですなー。わかりやすすぎです。あの彼岸世界では古代ローマ人が最も強いというのには同意するから、頼む、カエサルとは言わない、敵はグラッススとかスキピオとかにしてくんねーか。ネロではあまりにローマが悲しい。日本人としてイエヤスの代わりにスモウソルジャーライデンとかニンジャウォリャーヌレサメが登場したって許すぜ。ネロはやめれ。  まあある意味、安心はしたんですけどね。 P・J・ファーマーの原作は『白鯨』に匹敵するアメリカ文学史上の暴挙だと思ってますから、下手に予算をかけて悩ましい作品になるよりは心が痛まずにすみました。 少ない予算・頭の悪い脚本なりに、原作に対する愛情・リスペクトはあった。そこが何と言うか憎めない所だなあ。クライトンの『コンゴ』に似てるかも。
[DVD(字幕)] 1点(2007-10-12 01:44:34)
623.  キングス&クイーン
小説と映画の最大の違いは何か。 それは「ページをめくる行為」にあると思っている。小説はいつでも読むのをやめられるし、スローダウンも後戻りも自由自在。しおりだって好きに挟めるし、余白に傍線引いたりメモも取れるし、その気になれば気に入らない場面の改変も(さほど)難しくない。 小説(というか物語)は「考える力」「想像する力」に依拠している部分が多いのだ。手短に言えば受け手主導のエンターテインメント。時として「洗脳装置」と揶揄される映画との最大の違いだろう。映画はどちらかと言うと演劇や音楽の流れであり、元をたどると祭事に行き着く文化だ。「その場にいるみんなで感じる/みんなで考える」のが映画の正しい接し方だと思う(DVDとビデオ鑑賞はまた別だけど…)。  んで本作。完全に《行間を読む》映画。その徹底ぶりと作劇の力は認めるが、その強引な「小説」ぶりにには辟易。完成度と反比例して好きにはなれない映画だった。 冒頭、ギターソロでつまびく「ムーン・リバー」が入る時点で、猛烈に世界が狭くなる。「これからしばらくは主観の映像です。本気にしないで下さい。でも人物像はよくわかりますよ」…と監督に囁かれているような感じ。 で、どこからこの物語に第三者の視点が入るかと思ったら、全然入らない。話の裏側は相当に陰惨で、憎悪と嫉妬が渦巻く犯罪ドラマのはずなんだけど、最後の最後まで二人の主人公である「うそつき」と「きちがい」の視点から語られるので、話は穏やかに、時としてエキセントリックに、明るく、オシャレに綴られていく。  そんな話を見るくらいなら、ヘンリー・ジェイムズの『鳩の翼』や『ねじの回転』を読み直すよオイラは。映像に行間は求めたくない。 DVDで自由に好きなだけしおりが挟めて、余白に書き込みもできて、表面を見ただけでどこまで鑑賞したか即座に見て取れる時代になったら、少しは印象が変わるかもしれないが…。  ●追記: 本作は受け入れられないが、同じ大嘘映画『サンキュー・スモーキング』は楽しく受け入れてしまっている自分に気付く。これが「男である事」の限界なのか…映画レビューにおける、極めて微妙なボーダーを踏んでいる感じです。 ●追記2: 完全にネタバレになるので小ネタ欄に入れますが、これ監督の私事で、かなり実体験入ってるじゃん…。
[映画館(字幕)] 1点(2007-02-03 23:38:11)(良:2票)
624.  スーパーマン リターンズ
オープニングは素晴らしい。劇場でなければ意味を成さない美麗CGのスペクタクル。 それ以外は…。 ここで、すんません。オイラはリチャード・ドナー版観てません。つうか実写スーパーマンは一作も観てません。代わりにフライシャー版はビデオが擦り切れるほど観て、今はお気に入りの作品がすぐに呼び出せるよう、名作の mpeg 動画がPCに収まってます。 で、フライシャー版のロイス・レインに激似のケイト・ボスワース。すげえ。額から眉から髪型からよく真似したもんです。そこに1点。あとは『スパイダーマン』で言ってるテーマの繰り返しでしかありません。  そもそもスーパーマンは呪われた映画シリーズ(初代俳優は自殺、二代目は半身不随で寝たきり→死亡)であり、今回の製作タイミングもえらい不謹慎(クリストファー・リーヴの死亡直後に製作開始)で、時期も悪い(アメリカ史上最悪の正義なき戦争中)。よほど気合を入れて作らなければ、過去に付けられた負の勲章である「スーパーマンは現実無視のダメ映画」の烙印を返上できない。これだけ重荷を背負ったヒーロー映画もないもんだと思うが、ワーナーはダメ押しで完結していない『Xメン』のブアイアン・シンガー監督を引き抜くという暴挙に出た。これでかなりファンの怒りを買ったはずだ。 まるで、最初からコケるために生まれたような映画だ。 製作の時点からワーナーの意図は、アラン・ムーアの影響を受けて路線変更した90年代版のDCコミック『スーパーマン VS バットマン(&ロボコップ)』の話へ持っていくのがミエミエで、オイラが観に行った(というより劇場で確認したかった)のは、この90年代版スーパーマンの構図の中に「イラク」という記号がどうあしらわれるのか、という一点にあった。 この点での評価はゼロだ。いや、『人類への対峙者』という新たなスーパーマンのイメージを打ち出せなかった意味ではマイナス点でもいいくらい。 「古き良きアメリカ」は本当にダメになったのかもしれない。「スーパーマン」という記号を腐らせてしまうほどに。2時間半の間、ロイス・レインの眉以外に特に見るべきものはなかった。ある意味ではすごいかもナ。 札幌では公開二日目なのに、映画館では10人しかお客がいませんでした(レイトショーだけど)。
[映画館(字幕)] 1点(2006-08-21 01:25:34)
625.  ゴジラ対メガロ
冒頭から、何気に怪しげな香気を放っているジェットジャガーなんすけど、どうして顔のデザインを般若ベースにしちゃったんすかねー。テーマソングまで作って、それ以降のゴジラシリーズで片翼を担うヒーローロボットとして生み出されたんだと思うんだけど、あれじゃ子供泣いちゃうよー! だがしかーし、この怪奇なデザインのインパクトが幼少期のサム・ライミに与えた影響は果てしなく大きかったと言わざるを得まい。本作から下ってはるか数十年後、スパイダーマンの好敵手となるグリーンゴブリンの姿にジェットジャガーの残像を(嘘
[ビデオ(字幕)] 1点(2006-01-07 13:11:08)(笑:1票)
626.  バッファロー'66 《ネタバレ》 
おいっ、あれでオチたと思ってんのかよ監督! 2時間半かけた短編映画かよ! 想像上のオチと実際のオチが逆だろ! せめてタランティーノみたいに出所編・実家編・ボーリング編…と章立てするくらいの芸は仕込まんかい! 絶対100分以内に納める事ができると思う(し、その方が後味が良くなると思う)ので、評価は高くできませんナ。ただ、人物描写とカメラワークとカラーリングは評価します。主人公の人物像は十分練り込まれていて、イケてます。最初のトイレ探しのシーンで心中ひそかに「そこで立ちションしちゃえって!」と突っ込んでたのが、後半でキレイにフォローアップされたのが楽しいし、他人事のようにドライに立ち回るカメラも楽しい。トータルではまあ習作って感じですか。問題は、こんなのを定価(税抜き4700円)で買っちゃったオレの方にあるんだよなあ…自己嫌悪…今月はDVD買えません…。●追記:ちょっと落ち着いたので補足をば。キーカラーとして赤と青が対比されて使われるこの映画。主人公が改心して以後は、ラストは絶対クリスティーナ・リッチがバスルームで自殺してるカットで締めると確信してました(バスタブを染める赤い血…という趣向)。画面の前で身構えちゃって、拳を握り締めてましたよもー。だからあの終わり方、非常に締まりがないつうか、夢オチに匹敵するくらいの拍子抜けだったんすっ。
[DVD(字幕)] 1点(2005-06-03 23:44:30)(笑:1票)
627.  APPLESEED アップルシード
見ている間中、悩んでいました。10点でけなしまくっておくか、1点でほめておくか。今はけなしておく事にします(2006/1/25、キャンペーン終了)。最初にいい点。戦闘シーン「だけ」は素晴らしかった。イラク戦争の先行きが見えない、2004年春という時点でその数十年先に登場するはずの戦闘を肌で感じられるように描いたのは、どんな凡百のニュース映像よりも価値があります。ここで描かれる市街戦は今の市街戦の3倍速い。戦士が自動車並みのスピードで移動して来るし、それを想定して大量の弾幕を張る(あんまり当たってませんが)。この怖さをリアルに実感できるのはいい事です。「被害者○人」なんて数のゲームにうつつ抜かしてる場合じゃない、次の大戦では戦士に体当たりされたら人はペシャンコです。3Dアニメにアレルギーがなければ是非そこを感じて頂きたい。 …あれ、けなすスペースがなくなったけど…とりあえず最悪だと思った劇伴について(集中攻撃になるが、同じような強い不満が製作・脚本・演出にも等しくあると思っていただきたい)。画面で描かれている場面でのキャラクターの感情を補助するタイプの演出は、子供向けアニメの技法だ。アップルシードは子供向けアニメか? あほか。初めてオリンポスを画面に登場させる時、(戦闘シーンの覚めやらない状態の)観客は、まだこの都市を受け入れる準備はできていない。RPGタイプで観客と一体化したキャラであるデュナンも、観客と同じだと思っていい。あそこで醸し出すべき音は「不安・疑念」であるはず。ちなみにこの「人を疑う」という概念にあたるテーマは本作のBGMでは見当たらなかった(原作『アップルシード』で重要なのはここだと信じる。常に疑いを持って思考し続けるという姿勢だ)。バーでヒトミとデュナンが言葉を交わすシーンはどうか。現実のバーで、隣の席の人間とあんな会話を交わす事があるか。バイオロイドの異常性・不条理を浮き出しにする音楽か、作品を通して登場する『バイオロイドのテーマ』でなければならなかったのではないか(一度見た限りではそんなものはなかったと思うが)。総じて「幼稚だ」という印象が残った。これは文字通り「子供向け作品の論法で作られている」という事だ。ドラマの劇伴は「こんなイメージ」で済むもんじゃないのだ。ここは素直に「客を侮辱しないで頂きたい」と言っておく。ファンとしては本当は目をつむりたい想いだ。
[DVD(字幕)] 1点(2005-01-03 01:07:37)(良:2票)
628.  クリムゾン・タイド 《ネタバレ》 
言ってみれば『博士の異常な愛情・コング少佐パートだけ版(ギャグ抜き)』。DVDが出た頃に買って観たんだけど、当時はロシア軍側のあまりのヘタレぶりに「いや~映画でもアメリカ一強時代になったってコトだよな~」とホノボノしたため息をついたもんだ。それから21世紀がやってきて世界はアフガン・イラク戦争を経験し、どんなボンクラでもアメリカの誤爆率がとんでもないって事を承知している(知ってる人は湾岸戦争時代から知ってたみたいだが)。で、最近はこう思うわけだ。仮にもし、デンゼル・副艦長・ワシントンの工作が失敗してミサイルが打ち上げられたら…「艦長! ミサイル第一波が着弾! 目標から600キロメートルずれますた! 場所は韓国領土内です!(艦内設備でわかるわきゃないんだが、そこはブラッカイマー演出で)」「第二波は上空で巡航軌道を外れました! 日本方面へ向かっています! …あ、爆発しちゃいましたね…」「艦長、通信が復旧しました(強烈なEMPで電波通信が死んでるはずなんだけど、そこはブラッカイマー演出で)…えー横須賀から第三波を迎撃するという連絡が来ています…」艦長ガーン…本作は「原潜の核ミサイルは精巧正確」という神話の上に成り立ってるんだけど、もうこの神話は崩れてるよなぁ。敵味方の入り組んだ極東で、核ミサイル誤爆された日にゃ笑えませんな。そこも踏まえてキューブリックばりのブラックコメディ仕立てにしておけば、もう少し賞味期限が延びたと思うが…いい時期に製作しましたなブラッカイマー君。伝家の宝刀は抜かぬが吉。
1点(2004-12-18 21:41:23)
629.  メガフォース
『死霊の盆踊り』とか『コンゴ』とかがいい例だけど、たまーに「あらゆる人が認めるバカ映画」をレビューしたくなる。えーえー、見ましたともコブラの併映で! オープニングの真面目さに「オオッこれはァ!」と喰らいついたオイラは既にダメダメ人間(苦笑)。ま、ハダカのオネーチャンの映像が出てきた時点で流石に気付いたけどね。世の中で善悪の基準がはっきりしていた最後の時代に現れたアクションヒーロー物。そして、以後善悪の基準が急速に消えていく事を予感させたダメダメヒーロー物。チャールズ・ブロンソンの『スーパー・マグナム』と一緒に見ると、80年代に起こった事の何がしかについて啓示が得られるかもしれない、そんなネガティヴなベクトルのメモリアル(何のだ)作品。最近、サンダーバードがこの轍を踏むような予感(てかパクストン主演ってとこで既にメガフォース化の片鱗を感じているよ)がしてドキドキワクワクです。
1点(2004-08-07 00:49:55)
630.  バンビ、ゴジラに会う
なぜこの映画が登録されてる…? 0点は個人的に忍びないので1点にさせて下さい。バンビちゃん、可愛いでちゅね~…ンだけだな。感想は。 ●DVD情報(本作を見てみたい方へ):こいつのオマケで収録されました→『吸血怪獣ヒルゴン/魔の谷 2 in 1』 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009NEV94/249-3886619-7400338 『CUBE』の付録の『エレヴェーテッド』みたいなモンですね。
[映画館(字幕)] 1点(2004-04-11 05:23:14)
631.  レインマン
トム・クルーズに見切りをつける事になった作品。なんかダスティン・ホフマンの演技は既にトムを置いてきぼりにして見切りつけてるし。レビンソン流の淡々としたロードムービーも、ノンビリした音楽も良くなかった。障害者としての演技について言えば、確かに凄かったけどデ・ニーロの『レナードの朝』に軍配を上げる(まあアレも淡々とした作品だったが…)。しかし、いいとこの挙げづらい作品だなあ。
1点(2004-03-15 04:44:56)(良:1票)
632.  メテオ(1979)
容赦なく駄作認定。特にミサイル飛ぶとこでマーチ鳴らすのはどうかと思う。巨大隕石モノは数あれど、まだメガネにかなう作品は出てきてないな…。
1点(2004-03-08 08:52:06)
633.  カクテル
原作の1/4くらいしか消化してないよう…もっとスレてズタボロになってく後半の方がパワフルで魅力的なのに…ま、トム・クルーズ作品でそんなの期待しても無理なのは承知してましたが。でもベタ甘なラブストーリーに逃げるのはねーよ。せめてバーテンダーが客を酔わせるセコい手口のイロイロ(シェイクした後でスピリッツを薄くフロートさせるとか)は見せて欲しかったなあ。
1点(2004-03-08 08:09:58)
634.  π(パイ)
塚本晋也の『鉄男』が世界的カルト映画となった事を如実に示した作品。てか、なぜテーマにπを選んだの? 巨大数列をFFTで解き明かそうとする90年代に、なぜπ? 株価との相関もイマイチ。ネタ的には『スニーカーズ』という先駆作があるだけに、映像の味覚だけで評価しなきゃならなくなったのが辛いとこでした。80年代作品なら唸ったトコロですが。
1点(2004-03-08 05:18:18)
635.  マトリックス
低得点強化月間なんで、投票する気もなかったけど入れておくか。なんか、最初の飛び蹴りのストップモーションで、一気にラストまでの展開が見えてしまったんですが。で、もっと凄いシーンを期待してたら全てが期待以下映像だったのが最悪…とりあえず、ウオシャウスキー兄弟には「観客の想像力をなめんな」とタンカ切っておくヨ。しっかり金かけときながら『バーチャルウォーズ』以下の映像を見せられる客の身にもなっとくれい(もー『トロン』を持ち出す気にもならんですよ)。●追記:2006/5/5 1点UP。21世紀の映像が全てマトリックス風味になった事は認めざるを得まい…最近慣れてきました(苦笑)。
[映画館(字幕)] 1点(2004-03-07 01:17:30)
636.  コンゴ
ああ、皆さんと怒りを共有できる作品をレビューできて大変嬉しく思います。つーか素材がショボいんだから、編集とかでもうちょっと何とかしろよー! ゴリラと溶岩を交互に見るたびに音楽まで変えるなよー! 学祭の映研の上映じゃないんだからさー。1点は哀れに改竄されたクライトンの原作に。
1点(2004-02-18 01:17:18)
637.  U-571
船の出来がいいのは認めるけど、これを評価したら「金とスタッフを注ぎ込んだ作品はみな名作」という事になりそうな気がして…点数あげられません。『眼下の敵』も『Uボート』も『深く静かに潜行せよ』も『レッドオクトーバー』も、潜水艦乗りとしての人間ドラマがちゃんとあった。潜水艦モノはなぜか他の戦争映画と違って、敵との人間臭い駆け引きが描かれるのが多い。この映画と『クリムゾン・タイド』にはそれがない…真の敵、好敵手の登場しない戦争映画。華やかな「アメリカ一人勝ち時代」の、勘違い作品と見ておきたいです。
1点(2002-09-01 23:41:51)
638.  トゥモロー・ワールド
映像は凄い。凄い映像にちゃんと意味を持たせてるのも凄い。だが、鼻息で飛んでしまうほどに世界が薄い。オイラは映画の観客である以前にSF者なんであって、そこから評価しなければ自分というモノが崩れてしまうのだ。 残念ながらP.D.ジェイムズはミステリ畑の作家なので原作はノーチェック。とはいえ、翻訳が出た時は意図的にスルーしているので、今回観た時も「しまった」という気はしなかった。この話なら『タイムスケープ』を原作にしたって似たような作品を作れるだろう。いやそもそも『緑色遺伝子』や『子供の消えた惑星』という、そのものズバリのブリティッシュSFがあるじゃんかよ…。 結局、現在の世界を舞台にするとヤバ過ぎるのでSFという枠組みを使ったんだろうけど、設定の割には思いのほか世界観が狭い。英国SFの味といえば確かにそうだが、設定から醸し出されなければならない、この世界ならではの「絶望」がどこにもないのだ…スタッフが頭の中で常に「現代世界」を意識していたための、悪く言えば「二枚舌」「手抜き」という事なんだと思う。他のSFのように曖昧に逃げを打てばいい部分でも、堂々と思索不足をぶちまけてくる。まあ仕方ない、これが映画業界の驕りという奴だろう。彼らは大資本を動かす勝ち組みだ。 この(未来への希望がない)世界で、どうして大量の労働者が必要な鉄鋼・銃器・弾薬・ガソリンが豊富に供給される? 科学と人道と民主主義は見直しを食らってないか? もっと大っぴらに植民地制度が復活してないか? …要するに、社会がこれまでやってきた事の、全体的な見直しがかかっているはずなのだ(『緑色遺伝子』を映画化していたら、もっとこういうポリティカルな面も入った複眼的な視野になったと思うんだけどネ)。 「子供を産むのは大変かもしれないが、世界を産むのは簡単だ」とか思ってたんじゃないかね、このスタッフたちは。『ブレードランナー』と同様に、この作品は認めません。  ●追記: 半日かけて頭の中で整理した。今は本作の評価を、もっと短く言える。 オイラが推すSFは、たとえ平和主義の強い理想に裏打ちされたモノであっても、優れた表現を駆使していても、間違いなく、こんな「画面がただひとつの思想に覆い尽くされたプロパガンダ作品」じゃない。 スタート地点が同じ『CODE 46』の方が、47倍くらい素晴らしい。
[映画館(字幕)] 0点(2007-02-04 00:20:57)(良:1票)
639.  宇宙戦争(1953)
この時代、この時期、なぜ『宇宙戦争』を映画化しなければならなかったのか。もちろん大戦が終わり、誰もが宇宙開発競争を予期していただろう。原作者H.G.ウェルズが46年に死んで、どんな片寄った脚色でも文句をつける奴もいなくなった。そして何よりも世界一有名なSF小説だ。そこでジョージ・パルはこの映画がタイムリーであり、新時代の幕開けに相応しい正統的なSFである事を、こんなナレーションに託して冒頭に飾った。 「二つの世界大戦は人類に多大な被害を与えて終わった。その間にも兵器は発展し続けている。やがて第三次世界大戦が起こるだろうが、その前に我々は宇宙との戦争に巻き込まれるだろう…」 映画を観ていて、一番イヤになる瞬間だ。ウェルズが描きたかったのは他民族を人と思わない精神が虐殺や戦争を生んだという、その原理だったのだ。パルは、やっとそういう精神世界が崩れて落ち着こうとしていた時代に、新たな仮想敵を探すのに躍起になっていた。ショービズに骨まで染まったそんな根性、くだらなくて涙が出る。 どうしてこの時期にウェルズ最後のSF『解放された世界』を映画化できなかったのか、問い詰めてみたい。あれは半世紀前の時点で世界大戦を予測し、核戦争を予測し、そこからプリサーゴ国際会議によって平和になる道を描いた「20世紀のシナリオ」だったのに。彼は国際連盟を提唱し実現させた。人権宣言書簡を書き、それがやがて世界人権宣言になった。SF作家をやめた後の彼は平和に至るまでの世界史を直接「書いて」いた。 戦後、パルの手で復活したウェルズは、ハリウッドで望まぬ「第二の人生」を歩き始める事になる。パルの視野がもう少し広ければ、その後の映画史は変わったかも知れないし、歴史だって違っていたかもしれない。新たな戦争ではなく、最終的な平和を謳うべきだったと思う。それが夢でも構わない。そもそも映画ってそういうもんじゃないのか?
[地上波(吹替)] 0点(2006-05-05 11:43:20)(良:3票)
640.  サウンド・オブ・サンダー
ンなアホな。
[映画館(字幕)] 0点(2006-04-13 18:36:04)(笑:1票)
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