Menu
 > レビュワー
 > 鱗歌 さんの口コミ一覧。33ページ目
鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3986
性別 男性
年齢 54歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
>> カレンダー表示
>> 通常表示
641.  ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 
そもそも、レイ・ミランドごときがグレース・ケリーの夫だなんて、おかしいだろ、と言いたくなるのですが、心配ご無用、ちゃんと、夫婦の間はギクシャクしてます。って、何に安心してんだか。 と言う訳で、夫が代理殺人により妻を亡き者にしようとするも、事件は意外な方向へ、ってなオハナシで、だから犯人と犯行の模様は我々に明らかにされている、いわゆる倒叙モノですが、ミステリ色が濃く、その点が制約となったのかどうか。特に最初の30分くらいは会話シーンが続き、この部分がどうも説明めいた印象を与えてしまいます。 この場面では、犯行現場となる部屋の間取りや調度をじっくり描いておきたいところですが、後の展開で重要な役割を果たすアイテム(ドア、カーテン、電話など)の提示は意外に控えめ。もうちょっと印象づける描写があってもいいような気がするけど。その代わり、犯行に関与しない白手袋だのステッキだのを、レイ・ミランドは妙に強調し、これがイマイチぴんと来なくって。おそらく、彼がステッキを手放すのは、「実はステッキ無しで歩ける事を相手に示す=ここから密談が始まる」という合図、なんでしょうけど、あまり効果的な描写であるように思えません。 一方、いよいよ犯行の描写となると、これはもうお手のもの。しっかりと我々の視線を引きつけ、振り回してみせます。電話を掛ける場面ではわざわざ交換器の映像まで挿入して視覚化してみせる。一種の稚気だろうけど、見せ場の時間を引き延ばす、サスペンス上の効果も。 ミステリとして凝っている分、終盤の「謎解き」の部分はまた、少々、理屈っぽくなってしまいますが、暗い部屋で犯人を待ち構えるクライマックスなどは、スリリングに盛り上がります。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-06 10:30:09)(良:1票)
642.  ワイルド・アット・ハート
ブルーベルベットの辺りから、何をやっても「狙ってるなあ」としか思われなくなってるのが、リンチの不幸なところでもあり、自業自得なところでもあるのでしょうか。本作でも冒頭にR.シュトラウスの「4つの最後の歌」が流れてきて、「ああ、またヤッテルなあ」と思っちゃう。なんというか、リンチ自身は興味ないくせに「場違いなモノならなんでもいいや」みたいな、投げやりな感じ。 しかしこの一見投げやりな感じ、テキトーそうなものを実は一生懸命作り込んでる感じが、彼の持ち味とも言えるのでしょう。本作などは、適度な「やり過ぎ感」で、難解な印象を与える事も無く、作品世界を作り上げてます。 もっとも、映画終盤ではそれがついにブッ壊れて、ここだけ殆ど別の映画みたいになってしまっており(そこでチンピラどもに礼をいうか?)、ここからラストにかけてが一番印象的なシーンとなっているのが、ちょっと皮肉でもあります。 という、リンチ版・地獄の逃避行。ニコラス・ケイジが実は結構「動ける」男であるコトも、作品によく表れています。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-06 09:27:06)
643.  FULL METAL 極道<OV>
うじきクン演じる心優しきダメやくざが騙し討ちにあって、兄貴分と一緒に射殺されてしまうが、無敵の改造人間として蘇るオハナシ。ビデオ作品と言うことで、開き直ったようなチープさが溢れてますが、それを逆手に取ったように、残酷描写やエロ描写はかなりエスカレートしていて、苦笑交じりの笑いを呼びます。とりあえず、良い子は見ない方がいいかも。 なぜ彼が蘇らせられたのかは、殆どマトモな理由など無いも同然なのですが、蘇った以上は、自分たちをハメた連中に復讐しなければならぬ。しかも彼の体には、アニキの心臓、刺青、そして○○○が移植されていて。 その破壊的なパワーを駆使したバトルも見どころですが、彼を取り巻く人々との間に紡がれる物語が、終盤、映画をさらに加速させます。 バカバカしい作品ですが、バトルの見せ方にも工夫が凝らされていて(ドラム缶を一刀両断!)、こりゃなかなかのもんです。 でも良い子は見ないように。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-06-05 18:43:05)
644.  アイズ ワイド シャット
この映画が言わんとしていることは、額面通り受け取ると要するに、「トム・クルーズは奥さん以外の女性とエロい事しようと、仮面乱交パーティに潜りこもうとするけれど、どうせ仮面つけてて相手が誰か判らず、すなわち相手は誰でもいいんだから、奥さんに仮面つけてもらったらいいじゃない」、ってコトですよね、きっと。 そもそも奥さんってのがニコール・キッドマン、映画冒頭からやたらスタイルいいところを見せまくって、それは我々の目からは一目瞭然明らかなのに、(当時は実生活でも)身近であるが故にそれに気付いてないのか、イマイチ無頓着なトム・クルーズ。 そもそも彼は、そりゃ役どころは「ハンサム過ぎるお医者さん」ではあるけれど、身長がやや足りない。これで仮面被っちゃうと、ただのチンケなオッサンになってしまう。なんか、こういう時に限って、周囲の出演者の身長が妙に高かったりして。 そういう時はシークレットシューズを履けば良いのだけど、キューブリックは履かせなかった。確か、スタローンもブリジット・ニールセンより背が低かったけど『コブラ』出演中だけはスタローンの方が高かった、とかいう話、無かったっけ? とにかくそんな感じで(どんな?)、普通の作品なら主人公が次第に迷宮に誘い込まれるところ、本作では中盤に早くも迷宮世界に彷徨いこみ、早々に追いだされちゃう。だけど迷宮の外に出たところで、そこに待つのは、嫉妬心を始めとする、煩悩という迷宮。というわけで、後半、ややグズグズの展開になってしまった感もありますが。ラストは落語のサゲみたいにスパッとシメてくれました。 それにしても、あの前衛舞踏めいた乱交シーンは、キューブリックではなく石井輝男に撮ってもらいたかったなあ。 あと、使用されている音楽、今回は珍しく耳に馴染み易いチョイス(ショスタコーヴィチのジャズ組曲)、かと思いきや、途中からはやっぱり、リゲティのとびきりしつこい奴(ムジカ・リチェルカータ)となるのでした。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-06-05 13:01:17)
645.  宇宙大怪獣ドゴラ 《ネタバレ》 
デーブ・スペクターみたいな外国人タレントって、昔からいたんだなあ、と。 この映画、こういうタイトルではありますが、基本は宝石窃盗団と当局との戦いのオハナシです。そういうのを、例えば大嵐の中の戦いとして描くとか、何か天変地異と絡めた物語とする、というのなら、まあアリかな、と思うのですが、本作はその代わりに「宇宙大怪獣の襲撃」を背景として描くもんだから、斬新というか、ワケワカランというか。 嵐ならば戦いにも大きく影響しそうですが、なにせ遥か上空で暴れるだけの怪獣、だもんで、戦ってる連中も怪獣のことには無頓着、まるで関心なさそうな。 このまま、窃盗団の話と怪獣の話が最初から最後まで全く噛み合わずに終われば、相当ハイレベルの斬新さとワケワカラナさがあったところ、ですが、さすがにそんなコトはなくって、この宇宙生物の「炭素大好き」癖が、事件の解明に一役買っている、という意外な関わりを見せてくれます。そう、宇宙生物が奪おうとするのは炭素。石炭も炭素、ダイヤも炭素素、たけど宇宙生物が狙わなかったニセダイヤの正体は、氷砂糖・・・これもやっぱり炭素(炭水化物)じゃないのかなあ。ブツブツ。 ついでに、酔っ払いのオッサンも、炭素でできてる、ってか。怪獣が出てくるまでの謎めいた事件の数々が、なかなか魅惑的。 肝心の怪獣は、これまた意外をつく無脊椎動物、それも腔腸動物系かしらん。やたらとリアルで有機的な動きに、注目。 怪獣といいながら、やはり映画の中での扱われ方は、天変地異のメタファーなどではなく、見るからに天変地異そのもの。上空からの間接的な襲撃が、攻撃のほとんど(海外は手酷く襲撃されたようだが、詳細不明)。 怪獣にしては、引っ込み思案で、いささか消極的なのでした。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-06-03 23:47:53)
646.  懲役太郎 まむしの兄弟 《ネタバレ》 
菅原文太と川地民夫の「まむしの兄弟」、ちょっと、「悪名」における勝新と田宮二郎の絶妙コンビを思い出したりもするけれど、コチラの方が遥かにメチャクチャ。 まるで、人間はどこまで短絡思考が可能か、の限界に挑戦しているかのような。 自分は大抵、考えが浅いと思っている人でも、この作品を見れば、ああ、世の中にはこんな思考回路のショートカットがあり得たのか、と驚くことでありましょう。 というくらい、つまりバカ過ぎて意表をつかれるくらい、おバカな二人組。彼らを取り巻く様々な人々が、脈絡なく次々に登場してきたと思いきや、彼らの間には思わぬ繋がりがあったりして、これまた意表を突かれます。 クライマックスでは銃にドス、ダイナマイトまでも使用しての激しいアクションが展開されます。雨の中の二人の後ろ姿、その背中を流れ落ちる刺青が、愛嬌を感じさせるとともに、仄かな哀愁も漂わせるラストとなっています。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-06-03 23:06:38)
647.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 
正直、『オープン・ユア・アイズ』を見てりゃ、こちらは見ないでもいいや、くらいにしか思ってなかったんですけど。どうせトム・クルーズのこと、日本でパチンコが気に入って「コレを自宅にも置いてくれ!」とか言ったみたいに、「ペネロペと共演させてくれ!」とか言い出して作られた映画なんじゃないかと。 仮にそうだとしても、結構、楽しめちゃったりする作品、だったりします。 冒頭から、トム・クルーズ、猛然と走る姿を披露してみせ、こういったところはアクションスターとしての矜持でしょうか。 途中からの特殊メイク顔は、きっと、「さあ、メイクさんよ、このボクの美しい顔をとびきり醜い顔に変えてくれたまえ」とか言ってそうな気がする。ホントに言ってたかどうかは知らんけど、割とトム顔の原形を留めていて、この辺りはやや迫力不足の気味がありますけれども。 オチを隠すでもなく、むしろ途中は再三、オチを匂わすようなところがあって、現実と非現実との境界が曖昧になっていく(もともと境界なんて無きに等しいけど)。 なんだかだんだん、真景累ヶ淵みたいな状態になってきて。 まあ、リメイクする意義なんて大して感じられない作品のようにも思えるけど、そうは言いつつもコレはコレで悪くなく、スター映画である分、オリジナル作よりも後々まで残る作品、ってことになるのかも。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-30 23:06:57)
648.  GONIN2
正直、「メンバーを女性に置き換えただけであとは前作と全く同じノリ」みたいな作品だったらどうしよう、なんて思ってたのですが、勿論そんなコトは無くって、なるほど、女性五人組だと、こうなるんですねえ。 前作は破滅の美学、みたいなものがあって、死んでナンボの世界だったのが、これが女性になると、妙なもんで、なかなか死にそうな気がしない。いや、敵は強くてコワそうでヤバそうな男性軍団、それに比べるとどうしても女性の方が弱く、危うげに見えてしまうのですが(そして実際、危機に直面もするのですが)、そうなると逆説的に、彼女たちの、死にざまではなく生きざまが、浮き彫りになってきます。 そこに、任侠映画の悲壮感をプラスさせるかのように絡んでくる緒形拳が、彼女たちの守護神のようでもあり、「死にざま」を持ち込んでくる疫病神のようでもあり。 この緒形拳の存在が物語に幅を持たせつつ、物語は収まるべきところに収まった感があり、前作よりもまとまっているように思えたのですが、どうでしょうか。 「光」や「水」が作品のイメージを支えていますが、あのプールの上をカメラが自由に移動するシーン、どうやって撮影したんですかね。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-05-30 17:58:45)
649.  台風クラブ
こんなワケワカラン系の映画も昔はゴールデン洋画劇場とかで放送してて、うわっ、この映画、キライだなあ、なんて思ってました。意味ありげな思わせぶり、そういうのに当時はなんか、イライラしてしまう。しまいにゃ「これが死だ!」なんてブチあげられちゃうと、「いやいや、そんなのは『死』じゃないんじゃないの?」とイジワルの一つも言いたくなったり。 結局は、この登場人物たちと年代が近く距離感が近かったからこその違和感であり、反発・反感だったんでしょう。 そのくせ、そういや自分もまた、高校の時に真夜中にこっそり学校のプールで泳いだことがあったんだよなあ。 今では自分も親の世代になり、この作品を貫く不安定な危うさを、ある距離感をもって眺めるようになって。そう、自分が思春期の頃には、思春期が危ういなどと思わないもの。距離感があってこそ感じられる危うさ、ってのもある訳で。しかし一方では、やっぱり記憶の底をチクチク刺されるような感覚もあって、イライラしないと言えば嘘になる。 だから、大人だから正しく鑑賞できるなんてことは金輪際、言いたくない。あの当時の「そうじゃないんだ」という気持ちは否定したくない。 今では、「キライだけど、面白いんだから、仕方ない」ってなところ、でしょうか。
[インターネット(邦画)] 8点(2021-05-30 17:23:48)
650.  ガンヘッド
巨大ロボものの、SF実写映画。という、なんかヤバそうな感じのする作品でして(何せ80年代当時の邦画ですから)、特撮ならウチに任せろ、の東宝と、巨大ロボならウチに任せろ、のサンライズが手を組んでいる訳ですが、ラストのクレジットを見ていると、「製作委員会」方式になっていて、さすがヤバそうな企画だけあってリスクヘッジもちゃんとできてるんだなあ、と。 当時の決して芳しいとは言えない状況の邦画界において、過去のシリーズものに頼る事無く、まずは果敢な挑戦、とは言えると思いますが、しかしやっぱり、苦しい。廃工場みたいな雰囲気の舞台がどこまでも続いて、最初から最後まで変わりばえがしません(唯一目を引くのはバスクリン溶かしたみたいな水が張られたタンクの場面ぐらい)。何だか、エイリアン2からエイリアン登場シーンをすべて取り除いたものを延々と見せられているような。 色合いだけでももうちょっと、映像にバリエーションつけてくれないと、正直、見てて余り面白味が感じられません。 しかしさすがに、ミニチュアによる特撮は、なかなかのものです。CGはまだモニター画面内のスケルトン画像として登場する程度。ミニチュアと合成でもって、未来世界を描ききります(今となっては、過去かな)。 しかし、ロボットなら最後は2足歩行で締めて欲しかった・・・などと言い出すと、結局こういう作品には、東宝より東映の方が向いていたんだろうか?
[インターネット(邦画)] 4点(2021-05-30 12:22:16)
651.  爆裂都市 BURST CITY (1982)
一応はストーリーらしきものがあるんだろいけど、体感的にはほぼ意味不明の、インディーズ魂あふれる作品。 こうやって見ると、80年代の「ロッケンロール」ってのは、当時はなんとなくただ娯楽として存在するものかと思ってたけど、反社会活動の受け皿としてフォークに取って代わるものだったんだろうか?いずれにしてもイカ天でそれは終焉を迎えたのだろうけど。 ひたすらカオスで、特に終盤はひたすら荒れ狂うセカイが展開されます。これがオモシロいのかはさておき、作品に漲るエネルギーには、圧倒されます。金がかかってない作品ならではの、「誰も止める人がいませんでした」というニオイがプンプンします。金をかけてしまっては、こんな、作品は撮れないでしょう。 そのくらい、ワケのワカラン、しかしエネルギーあふれる作品です。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-29 22:49:39)
652.  血の魔術師(1972)
これは、モツ系、とでもいうんですかね。ひたすら汚い血糊と、汚い内臓のオンパレード。人間の体内って、あんなに乱雑なもんなんだろうか?内臓のつもりらしい訳の判らない物体がやたらと湧き出てきて、解剖学は100%無視。 やってることはスプラッター映画ですが、印象としてはスカトロに近いです。 手品師が舞台でホントに人間を血祭りにあげる、というだけなら、まだ江戸川乱歩レベルですが、この作品のユニークかつ意味不明なところは、血祭りにあげられたはずの被害者が、その場は何事も無かったように劇場を後にし、時間差を置いて思い出したかのように絶命する、というところ。 これ自体はスバラシい発想力、と言えなくもないけれど、舞台上の殺戮シーンが、血塗れだったかと思えば次のカットでは一滴も血が出てなかったり、このあたり、意図的な演出なのか、それとも単に編集がデタラメなのか、サッパリわかりません。という時点で、編集がデタラメなんだと思う。 結局、この手品師(一応、少しだけ手品もやってます)の狙いが何なのかもよくわからず、いや、わからなくってもコワければいいんだけどちっともコワくもなくって。 ハラハラドキドキ感は皆無、演者もやや持て余し気味の内臓ドロドロ解体ショーだけを純粋に楽しむ(楽しめたとして)、そんな映画です。 と言いながらも、剣吞みのシーン、あれはどうやって撮影したんですかね。と、ちょっと気になった・・・。
[インターネット(字幕)] 1点(2021-05-29 12:37:22)(良:1票)
653.  スター・トレック(1979)
80年代を中心に、ほぼ何の話題を提供することもなく細々と続いていた、という印象の、スタートレック最初の劇場版シリーズ。何だか、少数の熱狂的なファンに支えられてスーパーの駐車場とかでひっそりと興行を続けるインディープロレスを思い起こさせますが。 しかしこの第1作(だけ?)は高額の製作費が投入され鳴り物入りで登場した超大作。製作は79年、ってんだから、いかにもスターウォーズの成功にあやかって慌てて準備しました、という感じのタイミング。 スターウォーズが、基本的なノリがあくまでチープな冒険活劇だったのに対し、こちらはいかにも「SFやります!」という意気込みを感じさせて、例えば最初の方に登場する、ポッドの着艦シーンなど、ストーリー重視のスターウォーズだったら省略されそうな細部の描写が、盛り込まれてます。 エンタープライズ号が調査に向かう、謎の巨大物体、この描写なんか、インデペンデンスデイの先取りと言ってもよいのでは。 で、この作品がオモシロいのか、と言えば、勿論、そんなにはオモシロく無くって、そこがスタートレックのスタートレックたる所以、と言ったところでしょうか。 それにしても、スキンヘッドの女性がワイシャツ一枚みたいな格好をしていると、なんかエロい。なんででしよう?
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-29 12:06:25)(良:1票)
654.  ねじ式
タイトルは『ねじ式』だけど、見始めて気づくのは、コレ、つげ義春のマンガのいくつかを原作にした、オムニバスだったのね。まず最初、国子さんが出てきたもんで、ああこれは確か、「別離」だっけ。タイトルがなかなか思い出せなくって。 猫の足を瞼に乗せる話って、何だっけ? ともかく、最後にようやく、ねじ式。一番ぶっ飛んでる内容、のはず、なんですが、原作に妙に忠実なもんで、このパートが一番マトモでおとなしくて地味であるように思えてしまいました。 こんな「マジメ」で、本当によかったんだろうか。 冒頭とラストの謎の舞踏が、アブな過ぎ。映画本編が、このアブなさに負けた感あり。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-27 22:38:16)
655.  悪魔の毒々サーファー
ビーチを牛耳る極悪軍団、サーフナチス。映画冒頭、彼らを信奉する少年少女たちの顔にペイントされているのは、ハーケンクロイツ・・・では、なくて、ありゃ、これは「まんじ」ではないでしょうか。 一瞬、これはチョンボかと思ってしまうところだけど、いやコレ、カギ十字の左右が逆なのはつまり、この少年少女たちが「鏡を見ながら自分自身で顔にカギ十字を描いた」ということを表現しているのではなかろうか。と思い直し、なかなか周到な演出だなあ、と。 でも、単に、撮影前のメークをホントに自分でやらされただけなんじゃないか、という気もしてきます。その後の場面でも顔にペイントされているのはすべて「まんじ」ですしね。あ、壁に大きく描かれてるヤツも。 そのサーフナチスを含め、複数のチンピラ軍団が抗争を繰り広げるのですが、手がフックになってるヤツ、ヌンチャク振り回すヤツ、なかなか多彩な妖怪変化ぶり。大して特徴のないヤツもいますが。 で、そこにさらに、サーフナチスに大事な息子を殺害されたオバチャンが参戦する、というオハナシ。まったく潤いがありません。 とりあえず、悪魔の毒々とは言え、「サーファー」を名乗るだけあって、サーフィンシーンは素晴らしいです。素晴らし過ぎて、コレどうせどっかからパクってきたサーフィン映像じゃないの、と疑いたくもなるのだけど、もうパクリでもどっちでも、いいです。 もう一息、オバチャンには大暴れして欲しかった、けれど、トロマ製バカ映画にしては、なかなかハードボイルドな作品で、まあ、悪くないんじゃないか、と。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-05-26 23:05:39)
656.  血の祝祭日
ハーシェル・ゴードン・ルイスの映画は価値観が転倒しているので、点数の方もこれに合わせて「点数が低いほど、よい点数」となります。 従って、2点、という高得点とさせていただきました。 オッサンがいきなり人を殺すシーンから始まるもんで、犯人は誰か、などという高尚な楽しみもなく、またさらには、そろそろオッサンが登場してこの人を殺すんだろう、と思うタイミングでオッサンが登場するもんで、いつどこからどうやって襲ってくるんだろう、などという高尚な楽しみも無く。 大量の赤インクと、キモチ悪い何かの塊だけ準備しておけば、何とかなる、ということに、この時代に気付いたというのは、確かにこれは画期的、と言えるのかもしれない。けど、赤インクで何とかなるようなシーンしか出てこないのもまた、確か。 出演者のレベルにもイタイものが多々ありますが、ではもし本作が名優揃い踏みで撮影されてたら、もう少しはピリッとした雰囲気になってたんだろうか、と考えれば、問題がソコには無いことは明らか。いや、ソコも問題だけど。 そしてこの、投げやりな、あまりに投げやり過ぎる音楽。これはちょっと、スゴイと思いました。1000年くらい未来の映画音楽を先取りしてるような気がいたします。
[インターネット(字幕)] 2点(2021-05-25 22:59:18)
657.  キングコングの逆襲
東宝創立35周年記念が、こんな流用企画でいいのか! という、「せっかくなのでキングコングでついでにもう一本」な映画。 いや、でも、気合は確かに感じられて、南極やら南の島やら、果ては東京までも舞台にして、大がかりなミニチュアセットがふんだんに用いられてます。特に終盤は、「身長20m」のコングと東京タワーとの絡みだもんで、セットも巨大なものに。 しかし、今回の目玉、コング型巨大ロボ・メカニコングの、この造形。何とかならな・・・かったんでしょうねえ、きっと。 ロボットなのに、どうして顔までこんなゴリラ顔に作り込まないといけなかったのか。ロボットなのに、こんなデカい鼻の穴が必要なのか。生みの親のドクターフーまで、「うははは、とてもロボットとは思えん」とか口走ってたのが、少し自虐的に聞こえてしまいました。 メカニコングはさておき、キングコングの方は相変わらず雑な面相してます。が、対ゴジラの時よりは改善も見られます。アレは本当にヒドかった。 顔はマズくとも、ゴロサウルスやウミヘビとしっかり死闘を繰り広げ、大活躍。たけど、そのせいか、終盤の東京上陸後が何だか物足りない。メカニコングがいきなり東京タワーに登るもんだから、キングコングも付き合わざるを得ないけど、「東京タワー登ります」ありきの展開で、何故登るのかも、登ってどんなアクションを見せるのかも、はっきりしないまめ、とりあえず登っちゃいます。ただ単に不自由な場所で、不自由に小競り合いをしているだけ。 東京タワーの上ならではの見せ場が、欲しかった。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-05-24 23:23:29)
658.  プロムナイト(1980)
六年前の忌まわしき事件。子供たちのイジメまがいの遊びから、一人の少女が命を落とし、加害者となった子供たちはそれを内緒にする。そして現在。プロムを前にした彼らの元に、謎めいた電話が掛かってくる・・・。 並行して発生する別の誘拐殺人だとか、ちょっと怪しげな用務員さん(?)だとか、謎めいた雰囲気を出しつつ、ついにプロムの夜がやってきて。 基本は13金タイプのスリラーですが、劇伴は控えめで、音楽でのコケ脅しに頼っていないのがいいですね。賑やかなダンス音楽の陰で行われる凶行。時に静寂が効果をあげています。 ただ凄惨な殺戮ばかりを描くのではなく、ジェイミー・リー・カーチスの見事なダンスがあって、その華やかさの陰で、不気味な兆候が発生したり、殺人が行われたり、という対比。 結局、アレは何だったんだ、コレは何だったんだ、という疑問は残るけど、いや、恐怖映画たるもの、それでいいんです。 そりゃま、大したオチでもないんだけど、余韻はしっかりと残してくれます。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-24 22:53:34)
659.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
いくつものグループが登場して話が錯綜し、ややこしい・・・などと気にする必要は無くって、時間・空間を飛び越え行き来し、映画の方が勝手に物語を繋いでくれる。 物語が「線」として繋がるのではなく、「点」同士がふとした瞬間に出会う、オモシロさ。 いいじゃない、粋で。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-05-23 23:02:37)
660.  四季・奈津子
烏丸せつ子が、別に脱ぐ必要もないだろうによく脱いで(特に前半)、それはそれでありがたいことなんですけど、ただ、これだけ頑張って脱いでるんだから、もう少しキレイに写るように撮ってあげてもいいんじゃないの。というのが素朴な感想。 そういう意味では、素朴な演出、ということなんでしょうかね。 しかし、ボインを見せびらかすことと、「女性の自立」とを、どのように繋いで捉えればよいのやら。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-05-23 22:45:23)
030.08%
1190.48%
2431.08%
3751.88%
41624.06%
53729.33%
665616.46%
7126031.61%
891322.91%
93809.53%
101032.58%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS