641. ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM>
親の愛の必要性を訴える。帰らなきゃいけない母に対する態度が全てを物語っている。それを余すことなく伝えきっているジョリーに拍手。毛が抜けてグチャグチャになったジアがかわいそうで切なくて哀れ。そしてラストの死の演出は見事。美しく死んでいった。これはいい映画っすよ!けれどもこの作品、TSUTAYAに行くと【洋画エロドラマ】の棚においてある。いかがなものか 9点(2004-04-02 00:34:50) |
642. 素晴らしき哉、人生!(1946)
いい映画だと思います。けれども本作からちょっと離れて考えてみます。いまこの世の中で、産まれてこれなかった人はたーくさんいるはず。使い捨てられたコンドームの数+中絶件数+α。この子たちがいればこの世は更に良くなっていたのでしょうか?あるいは天国から今のこの世を見て「もし私が生まれていたら(自分にとって)すばらしい人生になるのに!」と思っているのでしょうか?。身近なところで、両親が避妊失敗して兄弟がもう一人いたとしたら、僕の人生はその兄弟にとってすばらしいものなのでしょうか。兄弟がいた人生と、いなかった人生、はたしてどちらが優れているかなんて採点できるでしょうか?。また、その兄弟の兄弟、その友人、そのいとこ、……と、無限連鎖するパラドックスになります。更に、「自分が生まれていなければあの時モノゴトは良いほうに運んだに違いない」ということが少なからず必ずあるはず。劇中、ジョージがそんな自分にとってのネガティブな面を見なかったのはあの天使のおかげなのでしょう。もし悪魔だったら・・・ 6点(2004-03-29 22:56:20)(良:1票) |
643. モンティ・パイソン/人生狂騒曲
モンティパイソン初体験!。汚い!えろい!いたい!ぐろい!そんな感じ 7点(2004-03-19 01:39:35) |
644. 二十日鼠と人間(1992)
命の質量。単位は[kg] 9点(2004-03-14 01:25:42) |
645. 火垂るの墓(1988)
この戦争映画に限っては戦争(戦闘機や軍服)を直接描かずに、理不尽にもぼろぼろになってゆく兄弟の様子のみを淡々と追いかけてゆくというスタイルがふさわしいと思った。「戦争はよくない!絶対にしてはいけない!」というメッセージは火垂るの墓では不要である。「どうしてこんなんになったんやろ?」という兄の疑問のみで十分。その答えを求めようとしなくてよい。ましてや現代日本の夜景を俯瞰しなくてよい。たとえば、妹の悲惨さを表す為に、栄養失調でやせ細った哀れな体をみせるよりも、下痢便を直接みせる方がこの映画には似合うと思う。母を包帯でくるまず、ただれた母を見て呆然とする兄の姿。観客はそれらソドムの市を観て、そこから自由に戦争の悲惨さをイメージしてくれればよい。そして結論、「戦争は絶対にしてはならない!(マイク水野byシベ超)」 8点(2004-03-13 03:21:30)(良:1票) |
646. えびボクサー
《ネタバレ》 B級映画の定義をよく知らないが、(タランティーノの「パルプフィクション」もB級映画の一員?)でもえびボクサーは純粋なB級映画である。えびの質感、肌触り、動き、・・・特撮じゃないからいいか、とおもったら、ラストの走り回りはCGっぽいね。あの姿には本当に笑わせてもらった。この笑い方はBならではだと思う、そしてそれはとても面白い。しかしその反面、えびの切ない瞳に感情移入してしまった。月を想うかぐや姫のよう。だんだんとそれに気づきはじめる主人公のおっさんの変化っぷりもけっこう丁寧に描かれている。グローブをつけられたえびが男と抱き合う時、(あそこで抱き合うからしょせんB級なんだな)えびは確かに男を愛していた。男もしかり。こう書くと嫌な感じだから、お互い分かりあえた、と書いておく。それは「くだらねぇー」では片付けられない感動を与えてくれる。その時の人間の衣装が間抜けなのもこの感動には必要である。「えび」という“キャスティング”は『体の不自由性からくる感動』(サイモンバーチ、五体不満足など)をとてもよく、可笑しくあらわすことができた。えびが出てくるからB級でなきゃいけない。逆にいえばこの映画をそれこそハリウッド最新技術で飾ったりダイナミックなシナリオで盛上げるとこの映画の良さが失われるだろう。B級は21世紀も必要だ!(「21世紀だから何でもあり」という台詞があった)大きなお世話だが、ハリポタもBにすればひょっとすると・・・・? 9点(2004-03-12 01:23:27)(良:1票) |
647. アメリカン・ビューティー
人は皆、どこかで病んでいる。でも、意外と普通の人に見える。一瞬一瞬の微量な人生の輝き、それがビューティー。 8点(2004-03-07 23:43:29) |
648. 菊次郎の夏
しっかりと切なさがある。それは夏。 9点(2004-03-05 00:33:56) |
649. 戦場のピアニスト
「戦場のピアニスト」という邦題がダサすぎ。だれ?つけた人 9点(2004-02-27 23:25:50) |
650. 人狼 JIN-ROH
暗闇に光る赤い目の光が印象的な作品。人物描写が非常に良く創りこまれているのがよくわかり好印象。ハイクオリティ。でも、もっと分かりやすくてスカッとできるアニメもこれからはひつようであろう。 8点(2004-02-27 23:11:43) |
651. メトロポリス(2001)
手塚をあまり知らないが、手塚が観たらどう思っただろう。音楽good 5点(2004-02-27 22:59:59) |
652. ジョー・ブラックをよろしく
字幕だと早送りしてもあるていど内容が理解できるということにきずかせてくれたさくひん 6点(2004-02-27 22:56:30) |
653. スチュアート・リトル
こうみえてスチュアートリトルがすきなんです。ちっちゃい体にでっかいハート。僕はスチュアートみたいにちっちゃくないけど、心は彼くらい大きくありたい。夜景に向かって「僕は!スチュアートリトルだー!」と叫ぶシーンは、正直泣いた。エバンゲリオンなどの「アイデンティティー確立系ストーリー」は、このスチュアートリトルを参考にしたことはいうまでもない。 10点(2004-02-27 02:24:40) |
654. スチュアート・リトル2
《ネタバレ》 1を観てすっかりスチュアートのファンになり、2を観て僕はリトル家の一員になりました。スチュアートの、小鳥彼女への誠実さは本当に拍手を送りたい。鷲(鷹かな?)に向けて手作り弓矢でコチンと攻撃する姿が本当に涙をさそう。体が小さいから勝てっこないよ、でも、自分の出来ること全てを注いで戦う彼の勇気。全ては初恋の小鳥彼女のため。スチュアートは本当に僕の兄貴です。飛行機に二人で乗り最後特攻する時小鳥にいう、「君は飛んで逃げるんだ!」答えて「いいえ!私はあなたといっしょにいるわ!」・・・涙 10点(2004-02-27 02:24:04)(良:2票) |
655. キス★キス★バン★バン
知的障害の男の言動が面白おかしかった。雨の中の別れのシーンはやっぱり泣いた。一期一会 7点(2004-02-27 02:07:29) |
656. わすれな歌
チャンイーモウの「至福のとき」くらい面白くやってくれたら見ごたえがあったと思う。愛しあう二人の別れ系ストーリーには弱い。最後の最後、何にもなくなった二人を取り囲むタイの熱帯林になんだか優しさを感じた。 8点(2004-02-27 02:01:09) |
657. 敦煌
敦煌の本質的なロマン。それがよく描かれている。教科書には載っていない歴史ってやつ?ロマンだなあ 8点(2004-02-26 02:22:57) |
658. 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
戦争はこんなひさんなことを引き起こしてしまう。戦争は絶対にやってはならない。(by マイク水野) 7点(2004-02-26 02:19:10) |
659. 鉄道員(ぽっぽや)(1999)
広末がどうしても浮いている。しかたない。雪国に突然現代っ子が落ちてくる。でも、異界の存在としての雰囲気は出ている。しかしぽっぽやにはずれる。ファンタジー過ぎるからアニメだといいんじゃないかなぁ 6点(2004-02-26 02:12:02) |
660. 愛しのローズマリー
小児病棟のやりとりはなかなかよかった。ただ、デブだから醜いというのは器がちっちゃいです。性格の良い悪いはちょっと付き合えば分かる。悪い性格なら変えてあげてこそ愛しのローズマリー 4点(2004-02-23 21:13:55) |